ながさき号とは? わかりやすく解説

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ながさき号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/11 06:23 UTC 版)

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広島バスセンターに到着した広島~長崎線(長崎県交通局担当便)

ながさき号(ながさきごう)は、かつて京都府京都市/大阪府枚方市及び広島県広島市長崎県長崎市まで運行した高速バスで、2系統が運行された。

現在はいずれも廃止されている。当項目では廃止時点の概要を一括して表記する。

運行系統

京都~長崎線
長崎県交通局京阪バスの共同運行。長崎発京都行きの便を「きょうと号」、京都発長崎行きの便を「ながさき号」として運行。
京都駅八条口 - 京阪枚方市駅 - 長崎駅前交通会館
夜行便のみ運行
広島~長崎線
長崎県交通局と広島バス防長交通の共同運行。広島行きは「ひろしま号」の愛称で運行。
広島バスセンター - 岩国駅 - 徳山駅 - 防府駅 - 山口 - 大村 - 諫早 - 長崎駅前交通会館
昼行便と夜行便を運行

沿革

  • 1989年10月3日 - 京阪バスとの共同運行により京都線運行開始。
  • 1990年11月30日 - 広島バスとの共同運行により広島線運行開始[1]。昼行便・夜行便を各1往復で、所要時間は昼行便が6時間20分・夜行便が7時間30分[1]
  • 1991年7月9日 - 京都線の経路を京阪枚方市駅経由に変更
  • 1994年頃 - 広島線から広島バスが撤退。長崎県交通局の単独運行となる。
  • 1997年頃 - 広島線に防長交通参入。2社による共同運行体制復活。
  • 1999年3月1日 - 京都線から京阪バスが撤退。長崎県交通局の単独運行となる。
  • 2001年3月 - 京都線廃止。
  • 2002年3月31日 - 広島線廃止。
尚、京都線においては2002年5月9日より近鉄バス長崎自動車運行の大阪 - 長崎線「オランダ号」が京都まで延伸される事になり、異なった陣営において本路線の運行エリアをカバーしている(但し枚方には停車しない)。

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b “広島-長崎など4路線 高速バス開設を免許”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (1990年11月16日) 

関連項目

  • きょうと号 - 京阪バス運行の夜行バス統一名称。現行路線等についても記載。
  • オランダ号 - 現在も運行中の京都・大阪あべの橋~長崎間を結ぶ系統。
  • ユタカライナー - ツアーバスから乗合移行した路線で、京都・大阪・兵庫~福岡・佐賀・長崎間を運行。
  • ロマン長崎号 - かつて大阪梅田~長崎間を結んでいた系統。(2013年5月末を以て廃止。これにより長崎県交通局が運行していた本州向け夜行便は消滅)
  • あかつき(列車) - かつて当高速バスと競合した寝台特急。(2008年廃止)
  • ハウステンボスエクスプレス - 中国JRバスが平成29年9月までの予定で広島〜ハウステンボス間を臨時運行する系統。ハウステンボスへの直行バスという性格ではあるものの、15年ぶりに広島〜長崎間を結ぶ路線が復活する形となった。



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