全通前とは? わかりやすく解説

全通前

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 22:00 UTC 版)

北陸本線」の記事における「全通前」の解説

1882年明治15年3月10日長浜駅 - 柳ヶ瀬駅間(15M5C50L≒24.25 km)、洞道口駅 - 金ヶ崎駅間(8M76C16L≒14.4 km)が開業柳ヶ瀬駅 - 洞道口駅間は徒歩連絡長浜駅大寺駅河毛駅初代)高月駅木ノ本駅中ノ郷駅柳ヶ瀬駅洞道口駅(後の洞道西口駅)・刀根駅初代)麻生口駅・疋田駅敦賀駅金ヶ崎駅(後の敦賀港駅)が開業1883年明治16年10月21日洞道口駅洞道西口駅改称1884年明治17年4月16日柳ヶ瀬トンネル開通に伴い柳ヶ瀬 - 洞道西口間(2M29C54L≒3.81 km)が延伸開業洞道西口駅麻生口駅が廃止1885年明治18年3月16日高月駅 - 木ノ本駅間に井ノ口駅が開業刀根駅初代)廃止1886年明治19年5月1日大寺駅河毛駅初代)廃止1889年明治22年7月1日米原駅 - 長浜駅間(4M50C≒7.44 km)が延伸開業7月6日:マイル・チェーン・リンク表記からマイル・チェーン表記簡略化米原駅 - 金ヶ崎駅間 31M1C21L→31M1C)。 1892年明治25年6月21日明治25年法律第4号鉄道敷設法」が公布され、「北陸線」として「福井県敦賀ヨリ石川県下金沢ヲ経テ富山県下富山ニ至ル鉄道本線ヨリ分岐シテ石川県七尾ニ至ル鉄道」及び「北陸線北越線ノ連絡線」として「富山県下富ヨリ新潟県下直江津ニ至ル鉄道」の敷設予定し、また同法第7条において「福井県敦賀ヨリ石川県下金沢ヲ経テ富山県下富山ニ至ル鉄道」を第一期鉄道とする。 7月6日鉄道敷設法により線路取調委員設置し同年8月より北陸線調査開始する12月18日線路取調委員実地調査終える。 1893年明治26年2月10日帝国議会第一回鉄道会議に「敦賀ヨリ福井金沢ヲ経テ富山ニ至ル百二十三哩五十七鎖余」に係る線路形勢設計概況」が提出され同月16日これをもとに工事着手順序及び年度別予算決定される4月8日鉄道庁敦賀出張所及び鉄道庁第三部敦賀派出所設置して敦賀 - 森田間の線路実測着手し同年8月これを終えて着工する。 8月12日福井出張所派出所設置し今庄 - 森田間及び敦賀 - 今庄間を担当する1894年明治27年8月9日森田 - 金沢間の線路実測着手する1895年明治28年2月23日明治28年2月23日366号(局長達)によって官有鉄道各線の名称を定め明治28年度よりこれを実施するものとするこのうち東海道線は「旧東京神戸間、大船横須賀間、大府武豊間及ヒ米原敦賀間(但シ敦賀ステーシヨン迄)ヲ合併シテ本線ト称」し、北陸線は「敦賀富山間ヲ本線ト称ス(但し敦賀ステーシヨンヲ除ク」ものとされた。 3月森田 - 金沢間の線路実測終える。 6月森田 - 金沢間の建設着工する。 1896年明治29年5月28日出張所福井移転し福井鉄道出張所改称する6月1日富山 - 金沢間の線路実測着手する7月15日北陸線 敦賀駅 - 福井駅間(38M40C≒61.96 km)が開業杉津駅今庄駅鯖波駅現在の南条駅)・武生駅鯖江駅大土呂駅福井駅開業7月日本鉄道甲武鉄道両毛鉄道大阪鉄道、関西鉄道山陽鉄道参宮鉄道川越鉄道及び播但鉄道との貨物連絡運輸開始する。但し、両毛鉄道日本鉄道経由参宮鉄道関西鉄道経由川越鉄道日本鉄道及び甲武鉄道経由であった9月奈良鉄道との貨物連絡運輸開始する10月8日富山 - 金沢間の線路実測終え同年11月より着工する。 11月1日小松出張所派出所設置し大聖寺 - 美川間を担当する11月2日倶利伽羅出張所派出所設置し金沢 - 石動間を担当する1897年明治30年2月26日倶利伽羅出張所派出所金沢移転し美川 - 石動間を担当する5月17日高岡出張所派出所設置し石動 - 富山間を担当する7月豊川鉄道との間に貨物連絡運輸開始する8月18日鉄道作業局設置に伴い福井鉄道出張所福井鉄道作業出張所改称する9月20日福井駅 - 小松駅間(30M3C≒48.34 km延伸開業森田駅新庄駅現在の丸岡駅)・金津駅現在の芦原温泉駅)・細呂木駅大聖寺駅動橋駅小松駅開業敦賀駅 - 金ヶ崎駅間の旅客営業廃止金ヶ崎駅金ヶ崎貨物取扱所に変更井ノ口駅が廃止11月4日出張所金沢移転し金沢鉄道作業局出張所称する1898年明治31年1月京都鉄道との間に旅客及び貨物連絡運輸開始する4月1日小松駅 - 金沢駅間(17M48C≒28.32 km)が延伸開業美川駅松任駅金沢駅開業4月5日小松出張所派出所廃止する4月西成鉄道との間に貨物連絡運輸開始する6月近江鉄道との間に貨物連絡運輸開始する9月阪鶴鉄道との間に貨物連絡運輸開始する10月石動 - 福岡間の小矢部川橋梁竣工する11月1日金沢駅 - 高岡駅間(25M29C≒40.82 km)が延伸開業津幡駅石動駅福岡駅開業高岡駅中越鉄道の駅として既に同年1月21日開業)。 11月河陽鉄道鉄道との間に大阪鉄道経由により旅客及び貨物連絡運輸開始する1899年明治32年1月中越鉄道との間に旅客及び貨物連絡運輸開始する2月尾西鉄道との間に関西鉄道経由により貨物連絡運輸開始する3月20日高岡駅 - 富山駅間(11M5C≒17.8 km)が延伸開業小杉駅富山駅開業高岡駅 - 小杉駅間の庄川橋梁仮橋であった同時に富山駅 - 米原駅間に1往復直通列車運行開始する。 1900年明治33年8月七尾鉄道との間に旅客及び貨物連絡運輸開始する10月七尾鉄道との間に速達貨物連絡運輸開始する12月高岡 - 小杉間の庄川橋梁竣工する1902年明治35年2月15日新庄駅丸岡駅改称6月1日虎姫駅開業11月1日米原駅 - 敦賀駅 - 金ヶ崎駅間が北陸線編入される全線で改マイル米原駅 - 富山駅間 +19C≒0.38 km敦賀駅 - 金ヶ崎駅間 +27C≒0.54 km)。 11月12日:マイル・チェーン表記からマイル表記簡略化米原駅 - 富山駅間 153M7C→153.1M、敦賀駅 - 金ヶ崎駅間 1M5C→1.1M)。 1903年明治36年1月1日長浜駅移転旧駅舎は現在の長浜鉄道記念館である。 6月20日小舞子仮停車場開業1905年明治38年4月七尾鉄道列車津幡駅 - 金沢駅間への直通運転開始する12月20日鉄道局調査に基き、第17回鉄道会議において富山 - 直江津間の建設及び同線の第一期鉄道への追加諮問諒承される。 1906年明治39年3月20日明治39年法律第14号鉄道敷設法改正により、同法第7条第1項に「北陸線北越線ノ連絡線富山県下富ヨリ新潟県下直江津ニ至ル鉄道」を追加する4月16日米原駅 - 富山駅間の列車を4往復とし、うち1往復神戸から直通運転とする。 4月富山直江津鉄道実地測量開始する1907年明治40年3月富山より鉄道敷設工事着手する4月1日帝国鉄道庁富山建設事務所設置する。また同日総武鉄道との間に大貨物及び小貨物連絡運輸開始する7月1日統監府鉄道との間に旅客手荷物及び通常速達便扱貨物連絡運輸開始する8月1日大阪商船株式会社台湾航路との間に神戸経由によって通常貸切速達便扱貨物等の連絡運輸開始する11月16日粟津駅開業1908年明治41年2月16日津幡駅 - 石動駅間に倶利伽羅信号所開設3月21日杉津駅 - 今庄駅間に大桐信号所開設3月25日金ヶ崎貨物取扱所を金ヶ崎駅変更貨物のみの取り扱い変更なし)。 4月21日敦賀駅 - 杉津駅間に東郷信号所開設4月直江津より富山直江津鉄道敷設工事着手する5月1日新橋 - 富山間において直通列車の運行開始する6月1日大桐信号所大桐駅として開業11月3日呉羽駅開業11月5日大阪商船株式会社浦塩航路との間に敦賀接続地点として各官有鉄道主要駅対し旅客及び手荷物連絡運輸開始する11月16日呉羽駅 - 富山駅間の経路変更され富山駅移転(+0.4M≒0.64 km)。富山線 富山駅 - 魚津駅間(15.8M≒25.43 km)が開業東岩瀬駅現在の東富山駅)・水橋駅滑川駅魚津駅開業。また同日より新橋駅 - 米原駅 - 魚津駅間第537及び538列車新設する1909年明治42年6月1日敦賀駅移転し米原方面 - 福井方面スイッチバック運転を解消代り米原方面 - 金ヶ崎駅スイッチバックとなる)。 6月15日倶利伽羅信号所倶利伽羅駅として開業10月12日国有鉄道線路名称制定により、米原駅 - 魚津駅間、敦賀駅 - 金ヶ崎駅間を北陸本線とする。 12月10日風波隧道建設中落盤事故あり、坑夫12人が生埋めとなるものち救助される1910年明治43年4月16日魚津駅 - 泊駅間(14.7M≒23.66 km)が延伸開業三日市駅現在の黒部駅)・生地駅入善駅泊駅開業1911年明治44年7月1日信越線 直江津駅 - 名立駅間(9.2M≒14.81 km)が開業郷津駅谷浜駅名立駅開業11月1日森本駅開業1912年明治45年 / 大正元年3月2日敦賀駅構内線路付け替え米原方面から金ヶ崎へのスイッチバック解消7月水害により姫川堤防決潰し建設中であった避溢及びレール7鎖が流出する8月1日野々市駅初代現在の西金沢駅)が開業10月15日泊駅 - 青海駅間(14.5M≒23.34 km)が延伸開業市振駅親不知駅青海駅開業12月16日信越線 名立駅 - 糸魚川駅間(16.5M≒26.55 km)が延伸開業筒石駅能生駅梶屋敷駅糸魚川駅開業12月20日寺井駅現在の能美根上駅)が開業

※この「全通前」の解説は、「北陸本線」の解説の一部です。
「全通前」を含む「北陸本線」の記事については、「北陸本線」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「全通前」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「全通前」の関連用語

全通前のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



全通前のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの北陸本線 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS