夜行普通列車「ながさき」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 22:32 UTC 版)
「かもめ (列車)」の記事における「夜行普通列車「ながさき」」の解説
1976年(昭和51年)3月1日、従来無名であった門司港駅 - 長崎駅・佐世保駅間を佐世保線・大村線経由で運行する寝台車連結の夜行普通列車に「ながさき」の愛称が与えられた。 これは、座席指定席・寝台車を連結した普通列車を旧国鉄の座席指定オンラインシステム「マルス」へ収容するための、全国的な措置である。 この経路の夜行普通列車の歴史は古く、長崎本線のルートがそれまでの早岐駅・大村駅ルートから現在の肥前鹿島駅ルートになった1934年(昭和9年)12月の段階で、既に門司駅 - 長崎港駅(長崎 - 上海間航路接続のための駅で、船の入港しない日は長崎駅止まりとなった)と同じ経路を通る列車として設定されていた。 「ながさき」は1984年(昭和59年)2月1日をもって廃止されたが、36年後の2020年(令和2年)にYouTuberのスーツの申し入れにより、同年9月12日から13日にかけて門司港駅 - 長崎駅間を1往復、団体臨時列車として復活運行した。車両はキハ66系気動車2両編成が充当され、長崎→門司港の復路は夜行「ながさき」のダイヤに沿って運行された。
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