その他の装備品
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「メタルギアシリーズの装備一覧」の記事における「その他の装備品」の解説
ガスマスク(MG、MG2、MGS) その名の通り、毒ガス用のマスク。『MG』では体力の、『MG2』以降は酸素ゲージの減少を停止、または減少させることができる。 カード(MG、MG2、MGS、MGS2PL、MGSPW) セキュリティレベルに応じた扉を開けることができるカード。『MG』『MG2』では扉ごとに対応したカードを使わなければならないが、『MG2』では複数のレベルに対応したカードが入手でき、MGSシリーズでは高レベルのカードで低レベルの扉を開けられるようになった。 『MGS2』以降では人体通信技術を使っているため、装備せずに扉に近づくだけで扉が勝手に開く。 『MGSPW』では、登場人物であるヒューイ、ストレンジラブ、セシールが敵兵士から奪ったものの3種類が存在するが、実際にミッションで使用できるのはストレンジラブのもののみで、残りはムービーで使用される。 サプレッサー(MG、MG2、MGS、MGS3、MGS4、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP) 銃器へ装着する減音機。これを銃に装着する事で発射音を抑え、銃声を敵に聞かれる事がなくなる。敵に見付かってはならない隠密作戦には欠かせない装備である。 『MG』では入手すると同時に、ハンドガン、サブマシンガンの発砲音が消える。『MGS』『MGS2』では対応する武器と一緒に装備することで装着。装着後の取り外しは出来ない。 『MGS3』では任意の武器をウィンドウで選択した状態で○ボタンを押すことで着脱が可能で、耐久力が存在し、0になると消音効果が無くなる。「デザートタイガー」の迷彩服を着ることで耐久力が減らなくなる。 『MGSPW』では元々サプレッサー付きの武器は全てサプレッサーが装着済みで、耐久力が無くなるとそのミッション中では使用不可能となる使い切りの装備である。開発を進めるとサプレッサーが装着される武器もあり、耐久力が強化されるものもある。無限バンダナを装備すると耐久力が減らなくなる。 『MGSV: GZ』では初期装備のWU SILENT PISTOL等に装着されている。使用する事で消耗するがマップ上にも落ちており補給する事が可能。 『MGSV: TPP』では初期から装着されている装備や後からカスタマイズで装着できる装備がある。装備によっては耐久度を無限にまでする事も可能。そうでない物も無限バンダナを装備する事で耐久度が減らなくなる。マップ上に落ちている事もありそれを拾う事で補給する事が可能。 『MGS4』に登場するサプレッサーについては、オプションパーツの項を参照。 パラシュート(MG) 屋上から中庭へと安全に降下するのに必要なアイテム。これを使用せずに飛び降りれば命はない。また、『MGS3』ではHALO降下時に使用された。 フラッシュライト(MG) 光源のない暗室を通常と同じ明るさにすることができるアイテム。地下道で使用する必要がある。 酸素ボンベ(MG、MG2) 水中においてガスマスクと同じ効果をあらわす。 無限バンダナ(MG、MG2、MGS、MGS2TK、MGSPW、MGS4、MGSV: TPP) ソリッド・スネーク愛用のバンダナ。布地に無限大(∞)のマークが縫い込まれている。ある特定の条件を満たしてゲームをクリアすることで入手できるスペシャルアイテムで、装備すると武器の弾数制限がなくなるという効果がある。『MGSPW』以外では使用するとプレイ評価に影響が出てしまう。 『MGS2』タンカー編でスネークに無限バンダナを装備させると、グラフィックでバンダナが異様に長くなっている。また、プラント編では使用していることをスネークが話すシーンがある。 『MGS4』ではノーキルでゲームをクリアするか、2周目以降、ドレビンズショップで500万DPで入手可能。 『MGSPW』ではある特定のミッションをクリアして設計図を入手し、開発すれば入手できる。装備するとサプレッサーの耐久力も減らなくなる。 『MGSV: TPP』では、アイテム扱いではないため、『MGS3』と同様にステルス迷彩との併用が可能。 発信機(MG、MGS3) 敵によって仕掛けられた発信機。これを所持したままだと敵のいるフロアでは常時戦闘状態になる。メニュー画面で使用すると捨てることができる。 『MGS3』では体に埋め込まれており、摘出する必要がある。また、あえて摘出せずにストーリーを進めると、特別なムービーを見ることが出来る。 ライター(MG2) どこにでも売っている100円ライター。スプレーと組み合わせることによって火炎放射器の代用となり、ビッグ・ボスを倒すために利用された。 MSX2の『MG2』ではアイテムの説明に「JR TOUKAI」と書いてある。 ハングライダー(MG2) ザンジバーランドにあったハングライダー。高所から風に乗って飛び降りれば長時間滑空することができる。 カセットテープ(MG2、MGSV: GZ、MGSV: TPP) 『MG2』ではザンジバーランドの国歌が収録されたテープ。使用すると敵兵がその場で敬礼し、移動しなくなる。何度も使うとテープが伸びて使えなくなる。 『MGSV: GZ』ではキューバ米軍基地内にあるカセットテープを入手後、iDROIDを使用して聴くことができる。 『MGSV: TPP』では音楽データはマップで入手する事になるが、会話テープは主にイベントで入手できる。iDROIDを通して聴く。 タマゴ(MG2) 研究所で二つ入手できるタマゴ。食用不可。一方はヘビ(ボアの一種)、もう一方はフクロウ。温めれば孵化する。フクロウは収容所ゲート前で使用すると、敵兵がゲートのレーザーを解除する。ヘビは、スネークの装備の中で動き回り、レーションを食べられてしまう。 ブローチ(MG2) ザンジバーランドのロゴをかたどったブローチ。形状記憶合金でできており、高温時と低温時で別の形の鍵に変化する。ナターシャ(グスタヴァ)の形見。 スプレー(MG2、MGS2PL) 『MG2』においてはジメチルエーテル、LPガスを使った強燃性のラッカー用スプレーで色はメタリックグレー。火気厳禁と書かれている。ライターと組み合わせることによって火炎放射器の代用となり、ビッグ・ボスを倒すために利用された。『MGS2』では冷却スプレーが登場した。こちらは、フナムシの退治やC4爆弾の凍結、敵への目くらましに使用された。 PALキー(MGS) 核弾頭の発射スイッチを起動および解除するための安全装置。形状記憶合金で作られており、常温、高温、低温でそれぞれ三種類の鍵に変化する。 スカーフ(MGS) スナイパー・ウルフが所持していたハンカチ。オタコンがウルフから受け取ったものを、スネークが彼から受け取った。これを装備すると、ウルフドッグがスネークを攻撃してこなくなる(ハンカチにウルフの匂いが残っているため)。 時限爆弾(MGS) オセロットの拷問に屈していない場合、回収した装備品の中に仕込まれている。カウント240からカウントダウンが開始され、カウント0まで所持していると爆発する(カウントが60になるとディープ・スロート(グレイ・フォックス)が時限爆弾の存在を無線でスネークに直接教える)。その威力は非常に高く、投げ捨て爆発した後の爆風に当たっただけでもスネークは即死し、体力の高い敵兵をも一撃で倒すことができる(通常のグレネードなら、スネークは爆風はおろか、爆心地にいても即死しない)他、PALキーを落とした際に探しに訪れる排水溝にも、普通のアイテムやPALキーに混じって無数の時限爆弾が落ちている。 ロープ(MGS) 通信塔A棟から通信塔渡り廊下へとラペリングする際に使用する。ナイロン繊維が織り込まれている。使用する場所は屋上、入手場所が1階のため、取り逃がすと長い階段を戻る羽目になる。 光ディスク(MGS、MGS2PL) 重要なデータが収められたディスク(『MGS』ではメタルギアREXの演習データ、『MGS2』プラント編ではアーセナルギアのAI「G.W.」を破壊するワームクラスターが入っている)。ストーリーの進行に従って入手できるイベントアイテムだが、装備しても特に効果は無い。 マガジン(MGSTTS、MGS2、MGS3、MGS4、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP) 使用済みの空弾倉。□ボタンでグレネードと同じように構え、離すと投げる。壁や地面に当たったマガジンは音を立てるので、敵の注意を引くことができる。弾を撃ち切って、弾倉を空にしてからリロードすると入手。『MGS3』以降では飛距離が伸び、『MGS4』以降では着地点の目安が表示されるようになった。『MGSPW』ではハンドガンやアサルトライフルなど、弾倉を用いる銃器でリロードを行うたびに増える。『MGSV: GZ』と『MGSV: TPP』では所持数が無限になっており、音を立てて敵をおびき寄せるだけでなく、リフレックスモード中に敵兵士の頭にぶつけると気絶させることができる他、監視カメラにぶつけることで破壊ができる。 ドッグタグ(MGSTTS、MGS2) 敵兵が首から下げている認識票。敵兵をホールドアップして脅すと入手できる。装備品としては何も効果はないが、『MGS2』では一定数以上を集めてクリアすると次周からスペシャルアイテムが使えるようになる。『サブスタンス』では、ドッグタグの名前が一新されている。なお、『MGSTTS』のドッグタグは集めても何も起こらない。 『MGS2』のタンカー編の通路で音楽を聴いている兵士のドッグタグには「Gackt」と記されている(隙だらけの兵士なのですぐ手に入る)他、『MGS2』発売前にドッグタグに書かれる名前を募集するという企画があった。増援兵はドッグタグを持っていない。 無限ウィッグ(MGS2PL) 茶髪のカツラ。つむじが無限大(∞)の形になっている。雷電専用のアイテムで効果は無限バンダナと同じ。ウィッグ系のアイテムは着用すると雷電の髪の色が変わり、デモシーンにも反映される。 ウィッグB(MGS2PL) オレンジ色のカツラ。着用するとグリップゲージが減らなくなる効果がある。 ウィッグA(MGS2PL) ブルーのカツラ。着用するとO2ゲージが減らなくなる効果がある。 バッテリー(MGS3、MGS4、MGSPW) 『MGS3』以降の作品に登場する、電子機器の装備品の電力源。敵や科学者から新たに奪えばバッテリーの寿命が長くなる。充電にはスネークの生体電流を利用している為、スネークのスタミナが高ければ高いほど、動きが激しければ激しいほど早く蓄電される。 オロシャヒカリダケを食べることによって充電することもできるが、これはそういう設計という訳ではなく、スネークが「光るキノコを食べれば電力が回復する」と思い込んでいることによるプラシーボ効果とされている。MGS3の無線によると、全電子機器に共通して用いるバッテリーであるとのこと。 マンティス人形・ソロー人形(MGS4) BB部隊の最後のボスであるスクリーミング・マンティスが持っているものを撃ち落とすと手に入れることが出来る、サイコ・マンティスとザ・ソローを象った人形。 L1ボタンを押して構え、R1ボタンでオーラを発射。そのオーラを体内にナノマシンが注入されている相手に当てると、マリオネットのように吊り下げられてしまい、コントローラーを傾けるとアイテムを落としながら振り回され、最終的には糸が切れて地面に落下し死亡するという呪いの魔人形である。マンティス人形は生人のみ、ソロー人形は死人のみに使用可。人形を構えるとマンティス人形は赤いオーラ、ソロー人形は青いオーラが出ている。マンティス以外のBB部隊と月光などには効かない。カメラを装備しながらソロー人形を構えると写真にしか写らないはずの幽霊を見ることができる。 アナライザー(MGSPW、MGSV: TPP) 敵のスキルを計測する装置。開発していくと遠い距離から計測が可能になったり、アイテムや1番高いランクの能力が表示される。また、Lv5まで開発すると、ミッションに持ち込まなくてもポーズメニューから敵兵器の詳細なステータスがわかるようになる。AI兵器にいたっては各種部位や搭載兵器のパーツごとの詳細なダメージ量が見える。 『MGSV: TPP』では双眼鏡の開発を進める事でアナライザー機能が追加される。 iPod(MGS4) Appleの携帯音楽プレーヤー。装備品ウィンドウでiPodを選択状態にするとiPod本体が表示。表示している状態で聴きたい音楽を選択してから装備すると、音楽が流れる。ただし装備した状態でないと聴けないうえに装備ウィンドウでの操作をしないと音楽が聴けない。 ウォークマン(MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP) 『MGSPW』以降に登場するソニーの携帯音楽プレーヤー。『MGSPW』の舞台である1974年ではまだ開発段階のはずだが、ラモン・ガルベス・メナが完成品を所有していた。初期グレードではカセットテープ式初代ウォークマンの「TPS-L2」だが、研究開発によって「WM-2」、「WM-EX88」を経て、最終的にメモリ保存タイプの「Wシリーズ(NW-W253)」に改良される。装着していればモンスターなどの咆哮を無効化できる。ダウンロード配信された楽曲を聴ける点はMGS4のiPodと同じだが、MGS4の時とは異なり操作はスタートメニューで行うので、装備していない状態(装備品に入っている状態)でも音楽を聞くことができる。一部ミッションや対戦に持ち込むことはできない。 『MGSV: GZ』及び『MGSV: TPP』にも登場。スネークの右腰に装着されており、iDROIDで操作することで入手したカセットテープを聴くことが出来る。モデルはソニーの「WM-R55」。 フルトン回収システム(MGSPW、MGSV: TPP) 『MGS3』にも登場した回収システム。対象の腰に装置を装着後ヘリウムの詰まったバルーンを展開し、上空へ打ち上げる。この時、たとえ屋内だろうと天井を貫通して飛んでいく。通常はコンバット・タロンのような大型輸送機のカーゴフックに引っ掛けて回収するのだが、『MGSPW』本編ではコスト面での関係でヘリを利用して回収している。開発が進むと使用できる回数が増え、対象が所持しているアイテムを落とすようになる。 『MGSV: TPP』でも登場。敵兵士や捕虜だけでなく、羊などの動物やハンビーなどの自動車、コンテナも回収することが可能となった。ただし、『MGSPW』とは異なり、使用する場所が屋内であったり、天候の悪い場所で行うとフルトン回収を失敗する場合がある。また、コンテナの上に乗った状態で回収する際は、素早く移動しないとキャラクターが落下して死亡する。開発を進めることでワームホールを用いて回収できるようになり、これを使用すると天井や天気の影響を受けずどこでも回収を成功させることができる。コンテナの上に乗って回収する際、使用してすぐアクションボタンを長押しする事でコンテナと一緒にマップから空中司令室に離脱する事ができる。最初期は大人の敵兵士のみ回収可能だが、開発を進める事で車両、コンテナ、銃座、子供の回収が可能になる。 弾薬(MG、MG2、MGS、MGS2、MGS3、MGS4、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP) 銃の弾薬やロケットランチャーで使用するロケット弾など。シリーズを通して、敵を倒す、奪う、落ちているものを拾うなどで入手できる。それぞれの武器毎に持てる弾の数は決まっていて、それ以上は入手することができない。 『MGSPW』では、今までとは違って最大量まで入手すると残りはマザーベースに移送される。また、DELIVERYで他のプレイヤーに弾薬を送ることができる。 『MGSV: TPP』ではマップ上にいる際iDROIDから弾薬の補給を要請することができる。 iDROID(MGSV: GZ、MGSV: TPP) MGSVシリーズに登場する情報端末。メニュー画面をホログラムで空中に投影する。 『MGSV: GZ』では支援ヘリの要請やマップ表示等が行える。マップを表示した状態で指定の位置にマーキングを行う事もできる。またカセットテープの再生もiDROIDを通して行う。iDROID起動中は時間が止まる訳ではない為敵兵に発見される恐れがある。 『MGSV: TPP』ではMGSV: GZの機能に加え、ミッションの受注や装備の開発等が行える。マップ上で起動した時と空中司令室で起動した時で出来る事に差がある。開発を進める事でマップに表示できるマーキングの数が増加する。 [先頭へ戻る]
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