戦闘服
迷彩服
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陸上自衛隊では迷彩模様は威圧感や戦争色をイメージさせるためかオリーブドラブ(OD)が用いられることが多かったが、昭和後期には戦闘服にも迷彩が用いられるようになった。しかしながら、北海道の笹藪を元にデザインされたといわれる迷彩パターンは一部地域を除き、近距離では逆に非常に目立つものであった。特にベース色の薄緑色部分は洗濯をするうちに水色のような発色をするようになり、敵に察知されやすいと不評であった。 そのため平成期になり、新型の迷彩パターンが研究されるようになり、1992年には迷彩2型(通称、新型迷彩)の戦闘服(後に作業服も迷彩化した)の支給が開始された。新型迷彩は、日本の様々な山野の風景をコンピュータ処理し、日本の気候風土に合った迷彩パターンをドット化してデザインしたもので旧迷彩よりも大幅に性能が向上していた。現在は戦闘服と作業服がこの新型迷彩へ移行し、旧迷彩やODを見かけることはほとんどなくなった。 2004年からのイラクのサマーワへの自衛隊派遣では各国が砂漠地帯用の迷彩パターンを採用した被服を用いる中、自衛隊は"日本の平和復興部隊の駐留"であることを強調するため、あえてこの緑色の迷彩パターンの被服(防暑服4型という特注品)を採用した。イラクなどのイスラム圏では緑は高貴な色とされておりそれを踏まえ戦闘部隊ではないという意味をこめたとも言われている。 このように砂漠用の迷彩を使用してこなかった陸上自衛隊も、被狙撃防止の観点から現在は砂漠用迷彩を採用している。この迷彩は2型迷彩のパターンを踏襲し、色合いを砂漠用に変化させたもので、海上自衛隊の哨戒機を護衛するためジブチに展開している部隊が2010年から使用している。 航空自衛隊では、高射部隊(防空部隊)や基地警備隊において、陸上自衛隊のものとは異なる迷彩服(陸自の旧型迷彩の色違い)を採用している。近接戦闘を重視した細かいドットの集合である陸自の新型迷彩に対し、空自の迷彩は遠距離からの視認性低下を重視した大柄で茶色がかったパターンである。2009年からはその後継としてグレーを基本色としたデジタル迷彩が採用されている。また、空自は湾岸戦争時に自衛隊として初めて6Cデザート(チョコチップパターン)の砂漠用迷彩服を採用し、邦人救出作戦に備えた。実際に出動はしなかったためこの迷彩服が使用されることは無かったが、後のイラク派遣の際には陸上自衛隊と異なり3Cデザート(コーヒーステインパターン)の砂漠用迷彩服を使用している。 飛行服は濃緑色のものを使用しているが、派遣海賊対処行動航空隊にはタンカラーの飛行服が支給されている。
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迷彩服
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「制服 (ナチス親衛隊)」の記事における「迷彩服」の解説
武装SS(SS特務部隊)は迷彩服の先駆者である。世界で初めて迷彩服を正式採用して大量に支給した。現在でこそ世界中の軍隊で当たり前のように使われている迷彩服であるが、当時の繊維・染織技術で迷彩服のような複雑なプリント生地を大量に製造するなどということは前例のない試みであった。 SS特務部隊の迷彩服の研究は1935年から始められた。まず迷彩ヘルメットカバーとツェルトバーン(迷彩柄ポンチョ)、顔面偽装具といった迷彩装備が開発された。これらが1936年末にSS特務部隊ドイッチュラント連隊の演習に実験的に使用された結果、迷彩装備を使用した場合には兵の消耗を15%抑えることができるという結論が出されたことによって採用が決定した。 迷彩柄のツェルトバーンはすでに陸軍でも開発されていたのだが、SS特務部隊ではこの後迷彩服だけを目的とした迷彩スモックの開発がすすめられ、1937年末に世界初の規格型迷彩スモックを誕生させた。このスモックは通常の野戦服の上にかぶって着用するもので、胸元には切れ込みが入っており、紐で留めるようになっていた。リバーシブルになっており、グリーンを基調とする夏面とブラウンを基調とする秋面がある。 1937年から1941年頃まで支給された迷彩スモックは1型と呼ばれ、前合わせ部分に防風フラップが付いており、脇の下に通気スリットが設けられていなかった。しかし1941年から1942年にかけて支給された2型の迷彩スモックでは実戦経験や生産性の問題から防風フラップは廃止され、脇の下に通気スリットが設けられるといった改良が施された。さらに1942年から斜めにカットされたリバーシブルで使える雨蓋つきの腰ポケットが付けられた3型が登場した。3型の後期型では生産性の問題からこの腰ポケットがまっすぐになっている。 当初、手作業で作成していたため、数は限定的でポーランド戦争の頃には一般的ではなかったが、1940年6月頃に生産がローラープリントで機械化できるようになったため、1941年の独ソ戦の頃からほぼすべての武装SS部隊に迷彩スモックが行き届いたという。 さらに1944年3月には迷彩スモックに代わって迷彩柄の上衣とズボンが揃った杉綾織(ヘリンボーン)デニム製の迷彩スーツが登場した。形状はM43野戦服に準じており、5個の前ボタンと4個のプリーツ無しポケットだった。規定では徽章類は左腕に鷲章を付けるのみとされ、従来の肩章は使用しないことになっていたが、この規則はあまり守られなかったようである。迷彩スーツは単体で着用してもよかったが、従来のスモックと同様に通常の野戦服の上から着用してもかまわなかった。 武装SSが使用した迷彩柄は多種多様であるが、欧米のコレクターたちは武装SSの迷彩柄を次のような分類をすることが多い。斑点模様の「すずかけの樹(Plane tree)」、柏葉の切れ込み模様のような「柏葉(Oak Leaf)」、すずかけの樹の迷彩柄をぼやかしたような「ぼやけた縁(Blurred Edge)」、竹の葉のような模様と小さな花柄のある「シュロの樹(Palm tree)」、M44迷彩スーツに使用された細かい斑点の5色刷りの「エンドウ豆(Pea)」などである。ただしこうした分類はあくまでコレクターの間の便宜上の物であり、武装SSがこうした分類をしていたわけではない。これらの迷彩柄の多くは迷彩服だけでなくツェルトバーンやシュタールヘルムカバー、迷彩帽、顔面偽装具などにも幅広く使用された。 迷彩スモック(2007年、ポーランド。第28SS義勇擲弾兵師団の再現イベント) 迷彩スモック(左同) 迷彩スモック(左同) 迷彩スーツの上衣を着る武装SS下士官(1944年9月オランダ・アーネム) 迷彩柄「すずかけの樹」の夏面 迷彩柄「すずかけの樹」の秋面 M44迷彩スーツに使用された迷彩柄「エンドウ豆」 M44迷彩スーツを着用した武装SS隊員とヴァルター・モーデル(右)
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迷彩服(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP)
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「メタルギアシリーズの装備一覧」の記事における「迷彩服(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP)」の解説
ネイキッド(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP) 迷彩服の上半身を脱いだ状態。『MGS3』ではスネークがシギントに「下半身は脱げないのか」と質問して「脱げるわけないだろう!」と怒鳴られる。下半身にはタイガーストライプの迷彩を纏っている。カモフラージュ率が上がらない上、この状態でいるとスタミナの減りが早くなりまったくいい事がない(シギントがそう解説しており、ザ・ボスも馬鹿な真似はやめろと二人とも同じ見解)。また、この状態でCUREを行って包帯を巻くと、包帯がプレイ中のスネークの格好にも影響される。 『MGSPW』ではタイガーストライプ迷彩以外の迷彩も増えた。防御力・カムフラ率・弾薬携行数が低下するが移動速度は速くなる。また、ネイキッドでミッションをクリアした回数によって得られる勲章がある。実際に裸になるのはスネークだけでMSFの兵士は男女ともに黒のタンクトップを着用。 『MGSV: TPP』ではスーツの選択画面で「NAKED」を選ぶ事で上半身を脱ぐ事ができる。見た目が変化するのみでその他の性能が低下する事はない。 オリーブドラブ(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP) 略称「OD」。迷彩の施されていない緑色の野戦服。バーチャスミッションの際にはザ・ボスも着用していた。 タイガーストライプ(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP) 虎の毛皮を思わせる縞模様が特徴の迷彩服。草木の生い茂る森林地帯で有効だが、土や泥の上でも高いカムフラージュ率を発揮するので、序盤では重宝する。 『MGSV: TPP』では岩場でのカムフラージュ効果に変更された。ダンロードコンテンツで『MGS3』に登場した迷彩服をモデルとしたスーツも登場。こちらは砂地と緑地でのカムフラージュ効果となっている。 リーフ(MGS3、MGSPW) 草木の葉を模した模様を施した迷彩服。草むらで高い迷彩効果を発揮する。 ツリーバック(MGS3、MGSPW) 樹皮を模した模様を施した迷彩服。元来は狩猟用に考案された迷彩パターンである。木に張り付いた場合に高い迷彩効果を発揮する。 『MGSPW』ではダウンロードコンテンツとして配信されているが、ツリーバークという名前になっている(TREE BARK=樹皮であるためこちらの方が正しい)。 チョコチップ(MGS3、MGSPW) クッキーを散りばめたような柄の迷彩。砂漠・岩場地帯で高い迷彩効果を発揮する。着た後、シギントに通信すると、一風変わった名前の由来を聞くことが出来る。 スプリッター(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP) 屋内用の迷彩。屋外でもコンクリートの多い場所で高い迷彩効果を発揮する。 『MGSV: TPP』では車両や固定兵器を使用している際にカムフラージュ効果を発揮するという効果になっている。 レインドロップ(MGS3) 雨の柄が施された迷彩。雨の中で効果を発揮するのだが、一部のマップでしか降らないため、使用頻度は低い。 スクウェアズ(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP) 赤い四角を散りばめた迷彩。配色上目立ちそうだが、実際は着用者の輪郭をあやふやにする効果がある。その色からレンガ等、赤い背景のマップで役立つ。 『MGSPW』ではスクエアという名前になっている。 『MGSV: TPP』でもスクエアという名前で登場。今作では青い四角に変更された。鉄やコンクリートの上でカムフラージュ効果を発揮する。 ウォーター(MGS3、MGSPW) 水色の戦闘服。その名の通り、水中で最も効果を発揮する。なお、実際は水中用の戦闘服ではない。 『MGSPW』ではダウンロードコンテンツで配信されている。 ブラック(MGS3、MGSPW、MGSV: TPP) その名の通り、真っ黒な戦闘服。夜間でブラックのフェイスペイントと併用すればかなりのカムフラージュ率を誇る。ただし、蜂の巣を攻撃した後、着用していると死亡するまで刺される。 『MGSPW』ではダウンロードコンテンツで配信されている。 『MGSV: TPP』では購入特典でブラックオセロットという名前で類似したスーツが登場している。効果に変わりはなく、夜間や暗闇でカムフラージュ効果を発揮する。オセロットの私兵部隊である「山猫部隊」が着用していたという設定が追加されており、SCARFにする事で赤いスカーフを巻く。 スノウ(MGS3) 白地に若干の植生迷彩が取り入れられた冬季迷彩。ロコヴォイ・ビエレッグの花畑など白色系の場所の他、屋内や山岳地帯でも有効。蜂に攻撃されにくくなる。 スニーキングスーツ(MGS、MGS3、MGSPW、MGSV: GZ、MGSV: TPP) 『MGS3』では「スネークイーター作戦」でザ・ボスが着用していた物と同種のもので、ソ連で開発されていた最新式の戦闘服。着用すると、あらゆるダメージを半減でき、スタミナの消耗も抑えられ、カムフラージュ率も高く保たれる(立ち状態ではどの場所でも15%)という至れり尽くせりな迷彩服。スネークは「FOXの制式戦闘服にしたいくらいだ」と評した。 『MGSPW』でも登場。それぞれの場に特化した野戦服には劣るものの、どんな場所でも安定したカムフラージュ率を得られる上、他の迷彩服に比べ、移動時のカムフラージュ率の低下が少ない、ライフの自然回復速度が早まる、走っても足音に気付かれないなど多くの特殊効果を持つ。ただし、弾薬の携行量が野戦服に比べて少なくなる。『MGS3』のものとは違い、防御力は低い。 『MGSV: GZ』では『MGSPW』と同じデザインのスニーキングスーツが登場。今作ではこれ以外のスーツに変更する事はできない。 『MGSV: TPP』ではヴェノム用の新しいスニーキングスーツが登場する。他にも引き継ぎ特典で『MGSPW』、『MGSV: GZ』と同様のスニーキングスーツが登場する他、『MGS3』でネイキッド・スネークが着用したスニーキングスーツとザ・ボスが着用したスニーキングスーツがダウンロードコンテンツで登場している。ライフの回復速度をアップさせる事に加え、歩行時の足音を抑え、しゃがみ歩き時の足音は完全に消す事が可能。開発を進める事で防御力を上げる事もできる他、戦闘班スタッフやFOBの警備兵が防弾化ヘッドギアを装備するようになる。但しグレード6以上のものはミッションクリアランクがA以下に制限される。FOBミッションでは暗視ゴーグルの熱源感知から身を守ることができる。また、FOBの警備設定が非殺傷に設定されていると警備兵も装備する。また、グレード9以上だと侵入者を発見した際、一定時間ステルス迷彩が発動する。 タキシード(MGS、MGS2、MGS3、MGSPW、MGSV: TPP) 『MGS』『MGS2』では特定のVR訓練で着用可能。MGSPWでは対ピースウォーカー戦3をクリア時に自動で入手できる。『MGS3』ではゲームを一度クリアすると、2周目以降で初期装備に加わっている。黒い色のため、暗闇ではそれなりにカムフラージュ率が上がる。ただし、『MGS3』ではCQCと○ボタンによる蹴りでの動植物捕獲も出来なくなる。 『MGSPW』ではCQCが可能で行動に制限はない。また、見た目に反して移動速度が速くなるという効果があり、ネイキッドとは違い、弾薬携行量は野戦服と同じである。ただし、防御力は低い。 『MGSV: TPP』ではダンロードコンテンツで追加された。『MGS3』でネイキッド・スネークが着用していたという設定で登場。見た目が変化するのみで、その他の能力値には影響しないが、カムフラージュ効果はない。 ホーネットストライプ(MGS3) 蜂のような黄色と黒の柄のザ・ペインの力が宿った迷彩服。ザ・ペインをスタミナキルすると入手できる。着用すると、蜂やクモ、ヒルなどに襲われなくなる。蜂に限っては纏って相手を攻撃することができるようになる。 スパイダー(MGS3) クモの巣のような柄のザ・フィアーの力が宿った迷彩服。ザ・フィアー程ではないが高いステルス迷彩機能を持つ。ザ・フィアーをスタミナキルすると入手できる。着用すると、スタミナの消費が激しくなる代わりにスタミナが続く限り、常時カムフラージュ率が80%以上に保たれる。 モス(MGS3、MGSPW) ジ・エンドの力が宿った迷彩服でジ・エンドをホールドアップして3回急所に銃口を向けると入手できる。 着用すると、明るい場所では光合成によりスタミナが回復する。また、森や草むらなどでの迷彩効果が高く、ジ・エンドの根城付近では匍匐状態なら、カモフラージュ率が100%になる。 この迷彩のみ、ボスが持っている迷彩の入手方法が異なっている。 ファイアー(MGS3) ザ・フューリーが持っている迷彩服で迷彩というより耐火服。ザ・フューリーをスタミナキルすると入手できる。着用すると、炎や爆発によるダメージを半減させ、火傷も負わなくなる。 スピリット(MGS3) ザ・ソローの力が宿った迷彩服でザ・ソロー戦において川上にあるザ・ソローの遺体に触れてから蘇生すると、装備回収後に装備品に追加されている。スネーク曰く「ザ・ソローからの贈り物」。 着用すると、CQCの首絞めで敵兵からスタミナを吸収することができる。また、走っても足音に気付かれなくなる。 コールドウォー(MGS3) 正面にソ連国旗、背面にアメリカの星条旗のデザインをあしらった派手な迷彩服。ヴォルギンをスタミナキルすると入手できる。着用すると、正面にいるソ連兵が攻撃してこなくなるという効果がある(自国の国旗を傷つけると罰せられるため)ただし、後ろはアメリカ国旗なので背後の敵からは容赦ない攻撃を受ける。また、ナイフでの近接攻撃は行なってくる。非常に目立つ配色ゆえにカムフラージュ率は最低クラス。 スネーク(MGS3、MGSPW) ヘビの鱗模様のような柄の迷彩服。ザ・ボスをスタミナキルすると入手できる(ザ・ボスはラスボスであるため、使用は2週目から)。着用中は、場所を問わず高いカムフラージュ率(立ち状態ではどの場所でも25%)を維持することができる。また、屋内ではトップクラスの迷彩効果を誇る。 『MGSPW』では同様の効果を持つ迷彩服はネオMOSS迷彩に変更され、遺跡でのカムフラージュ率が高い迷彩となった。 ガーコ(MGS3) ガーコ柄の迷彩服。着用中は、エリア内にまだ撃っていないケロタン人形があると鳴き声を上げるという効果がある。着用した状態で無線連絡を入れるとシギントとパラメディックの面白い会話が聴ける。 フルーツ(MGS3D) フルーツ模様の迷彩服。ガーコがヨッシーに変更されたことにより、迷彩服も合わせて変更。効果はガーコ迷彩と同様。 DPM(MGS3、MGSPW) 緑、茶、白等ジャングルを構成する色で作られた迷彩。故に山岳でもジャングルでも高い偽装効果を誇る。また、特殊効果としてライフの回復速度が2倍になる。無印版では予約特典CDから入手できる。『サブシスタンス』ではBOSS DUELスペシャルで1位を記録することで入手。HDエディション・MGS3DではBOSS DUEL削除に伴い、ゲーム開始時に「MGS3が好きだ」を選ぶと初期装備に加わっているが、選択しなかった場合でもゲームを1周クリアすることで初期装備になる(他の迷彩服やフェイスペイントも同様)。 『MGSPW』ではダウンロードコンテンツで配信されている。 デザートタイガー(MGS3、、MGSV: TPP) タイガーストライプの別色バージョンで、砂漠を想定して作られた迷彩。着用するとサプレッサーの耐久度が減らなくなるという特殊効果がある。無印版ではマキシシングルから入手できる。『サブシスタンス』及びHDエディションではゲーム開始時に「MGS3が好きだ」を選ぶと初期装備に加わっている。 『MGSV: TPP』ではデザートフォックスという名前で登場している。デザインは違うがデザートタイガーと同じく砂や土の上でカムフラージュ効果を発揮する。しかしサプレッサーの耐久度が減らなくなるという効果はオミットされた。 フレクター(MGS3SUB) ドイツで開発された森林迷彩。性能はDPMとほぼ同じ。着用するとバッテリーを消費しなくなる。『サブシスタンス』で追加された迷彩服で、ゲーム開始時に「MGS3が好きだ」を選ぶと初期装備に加わっている。 AUSCAMデザート(MGS3、MGSPW) オーストラリアで開発された砂漠迷彩だが、砂漠よりも白い背景で有効。着用すると受けるダメージが2/3になるため、スニーキングスーツを手に入れるまでボス戦で重宝する。無印版ではサウンドトラックCDから入手できる。『サブシスタンス』およびHDエディションではゲーム開始時に「MGS3が好きだ」を選ぶと初期装備に加わっている。 アニマル(MGS3、、MGSV: TPP) 毛皮模様の迷彩服。オセロットをスタミナキルすると入手できる。着用すると、銃器使用時の手ブレを抑えられる。また、砂地の上では非常に高いカムフラージュ率を得られる。 『MGSV: TPP』では砂地と緑地でのカムフラージュ効果にとどまり、手ブレを抑える効果はオミットされた。 フライ(MGS3、MGSPW) ある所のトイレでゲットできる、非常に強い悪臭を放つ迷彩服。着用中は周囲にハエが飛び回る。あまりの臭さに敵が近接戦闘をためらう。 『MGSPW』では、悪臭迷彩という名前で登場。デザインこそは違うが、敵を拘束すると一発で気絶する効果がある。リクルートで大いに役に立つ。 バナナ(MGS3) バナナの模様が施された迷彩服。猿蛇合戦の全ステージで最高タイムをだすと本編で使えるようになる。着用するとどんな食べ物でも食べ慣れた状態になりスタミナの回復量が上がる。HDエディションでは猿蛇合戦自体が未収録のため、使用不可能。MGS3Dでは最初の質問で「MGS PEACE WALKERが好きだ!」を選択するかクリア特典で使用可能になる。 ダウンロード(MGS3、MGSPW) 『MGS3』の公式ホームページに接続すると入手できる迷彩服。『サブシスタンス』では最初からゲームディスクに内蔵されており、種類も増えている。PS2版ではメモリーカードに書き込む必要があった。HDエディションではクリアデータにてカムフラージュ選択画面で左右を押すことで選択可能になるが、PS2版とは異なり一部の迷彩服が使用できなくなっている。種類は複数あり、一部のものは特殊能力を持つ。特殊効果のない迷彩のカムフラージュ率はタイガーストライプと同じ。 『MGSPW』ではPlayStation Networkを通じて服装をダウンロードする事が出来る。特殊効果を持つものとして、CO-OPリングの直径が大きくなり友情度の上昇量が上がる「戦友迷彩」と、銃の威力が若干上昇する「ガンズ・アンド・ジャングル迷彩」がある。HDエディションでは初期装備に加わっている。 マミー(MGS3) 包帯模様の迷彩服。ダウンロード迷彩の一つ。着用すると治療に包帯を使用する重傷を負わなくなる(ダメージは通常通り受ける)効果がある。『MGS3D』では最初の質問で「MGSシリーズは初めてだ!」を選択するかクリア特典で使用可能になる。 グレネード(MGS3) グレネード模様の迷彩服。ダウンロード迷彩の一つ。着用するとグレネード系の武器の弾数が無限になる。使用してもクリア後の評価には影響しない。『MGS3D』では最初の質問で「MGSシリーズならなんでも好きだ!」を選択するかクリア特典で使用可能になる。 フォトカムフラージュ(MGS3D) 写真から作成できる迷彩服。迷彩は12パターンまで作成でき、作成の際は3DS本体ではなくSDカードから画像を読み取る。縦128ドットから480ドット、横128ドットから640ドットの画像でないと作成できない。迷彩パターンは模様であるため、画像をそのまま反映することは不可能である。また、画像によってはホフク時にカムフラージュ率が100%の迷彩が作成可能。 ミラー(MGSPW) 『MGSPW』の登場人物カズヒラ・ミラーが着用している男性用の野戦服。カムフラージュ率や基本性能は野戦服(オリーブドラブ)と同じだが、移動速度と回復速度が若干速くなる。 アマンダ(MGSPW) 『MGSPW』の登場人物アマンダ・バレンシアノ・リブレが着用している女性用の野戦服。カムフラージュ率や基本性能は野戦服(オリーブドラブ)と同じだが、移動速度と回復速度が若干速くなる。 バトルドレス(MGSPW、MGSV: TPP) 重装備のスーツ。防御力が高く銃器を3つ装備でき、弾薬の携行量が増える。しかし、重装備ゆえ、カムフラージュ率が非常に低くなる上に、移動速度も遅くなる。そのため、潜入ミッションよりも戦闘ミッション向け。防御力の増したヘルメット付きのタイプも存在する。ヘルメットのデザインは、スネーク・男性兵・女性兵でそれぞれ異なる。 『MGSV: TPP』ではヴェノム用の他に、D-HorseやD.D用のバトルドレスも登場する。また、本作ではヘルメット付きのものは存在しない。開発を進める事でさらに防御力を増す事ができる他、戦闘班スタッフやFOBの警備兵が防弾化ヘッドギアを装備するようになる。但しグレード6以上のものはミッションクリアランクがA以下に制限される。FOBの警備設定で殺傷に設定していると警備兵が装備する。また、グレード9以上だと侵入者を発見した際、一定時間ステルス迷彩が発動する。 ティガレックス(MGSPW) モンスターハンター ポータブル2nd Gのモンスター「ティガレックス」の討伐ミッションをSランクでクリアすることで手に入る迷彩服。ティガレックスの強力な突進力が発揮できるようになっており、ローリングでの攻撃力が上がり、かつ敵兵士を吹き飛ばす効果が追加される。 リオレウス(MGSPW) モンスターハンター ポータブル2nd Gのモンスター「リオレウス」の討伐ミッションをSランクでクリアすることで手に入る迷彩服。リオレウスのバインドボイスの効果が宿っており、ある特定の言霊を発すると敵兵士が怯えて動けなくなる。 ギアレックス(MGSPW) とある核歩行戦車に似た『MGSPW』オリジナルのモンスター「ギアレックス」の討伐ミッションをSランクでクリアすることで手に入る迷彩服。ギアレックスの咆哮に共鳴して割れた鱗の効果が宿っており、CQCで拘束した敵兵の気力を吸収することが出来る。 Tシャツ(MGSPW) ただのTシャツで、基本特性は野戦服と同じだが、上着を着ていないため、カムフラージュ性能は劣る。ある特定のミッションで手に入る白地とコンテンツダウンロード(一部コラボ商品に付属のコード入力が必要)で手に入るダウンロードがある。これらダウンロードコンテンツはHDエディションでは一部を除いて初期装備に加わっている。 海パン(MGSPW、MGSV: TPP) 特定のミッションで手に入る男性用水着。ネイキッド同様、カムフラ率・防御力が低く、弾薬携行数も少ない上に銃器が1つしか装備できなくなるが、移動速度がネイキッド以上に速くなる。スネークはトランクスタイプ、MSF兵はビキニタイプを着用。 『MGSV: TPP』では名称を水着に改め、戦闘班スタッフのみが装備できる。その為デザインはビキニのみとなった。カムフラージュ効果はないが、移動速度が速くなる。イベントFOBでイベントポイントと交換する事で入手できる。幾つか柄が存在するが性能はどれも同じ。FOBの警備設定で警備兵に装備させることも可能。 ビキニトップ(MGSPW、MGSV: TPP) 特定のミッションで手に入る女性用水着。カムフラ率などの特性は海パンと同じ。 『MGSV: TPP』では女性戦闘班スタッフが水着を着用する事でビキニトップのような上下の組み合わせの水着になる。FOBの警備設定で警備兵に装備させることも可能。 ゴールデンタイガー(MGSV: TPP) 赤土の上でカムフラージュ効果を発揮する。タイガーストライプから開発を進める事で入手できる。 ウッドランド(MGSV: TPP) 緑地でカムフラージュ効果を発揮する。デザートフォックスから開発を進める事で入手できる。 ウェットワーク(MGSV: TPP) 沼や川の中でカムフラージュ効果を発揮する。『MGS3』に登場したウォーターのような効果だが、デザインは泥水のような茶色を基調としたものになっている。 グレイアーバン(MGSV: TPP) 購入特典で入手できる。鉄やコンクリートの上でカムフラージュ効果を発揮する。 ブルーアーバン(MGSV: TPP) 購入特典で入手できる。湿地でカムフラージュ効果を発揮する。 ピクセルサンド(MGSV: TPP) 購入特典で入手できる。砂地と緑地でカムフラージュ効率を発揮する。 パラサイトスーツ(MGSV: TPP) 寄生虫充填カートリッジを使用する事で様々な特殊効果を発揮する事ができるスーツ。寄生虫充填カートリッジには霧を発生させる「MIST」型、透明化する事ができる「CAMO」型、硬化する事でダメージを抑制する「ARMOR」型が存在する。 なお、FOBに寄生虫充填カートリッジを持ち込めないため、FOBでは実質使用不可となっている。 [先頭へ戻る]
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