裕木奈江 裕木奈江の概要

裕木奈江

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/02/17 17:23 UTC 版)

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ゆうき なえ
裕木 奈江
本名 田澤 奈江[1]
別名義 NAE
田沢 奈々(旧芸名)[1]
田辺 奈江(旧芸名)[1]
生年月日 (1970-05-12) 1970年5月12日(50歳)
出生地 日本 神奈川県横浜市瀬谷区
血液型 O型
職業 女優歌手
ジャンル 映画テレビドラマ舞台
活動期間 1988年[2] -
配偶者 一般男性(1999年 - 2009年
事務所 テックスエージェンシー
公式サイト 公式プロフィール - ウェイバックマシン(2018年1月18日アーカイブ分)(PDF)
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裕木奈江
YouTube
チャンネル
活動期間 2018年3月12日 -
登録者数 3,250人
総再生回数 72,911 回
チャンネル登録者数、総再生回数は2021年2月18日時点。
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神奈川県横浜市瀬谷区出身[3]。テックスエージェンシー所属。海外ではNAE名義で活動する[2]

略歴

1987年9月から1988年5月まで伊藤正次演劇研究所にて研究生として学んだ後、東京アクターズスタジオの第1期生となる[1][4]

1988年公開の映画『ソウル・ミュージック ラバーズ・オンリー』に本名の田沢 奈江名義で出演しデビュー[2]1980年代末に映画女優として活動を開始。1990年公開の『曖・昧・Me』に主演し、本格映画デビューを果たす[1]裕木 奈江の芸名は作家の五木寛之が名付けた[3][5]

その後1990年代になってテレビドラマCM・歌番組などテレビ番組での芸能活動にも進出し、JRAのCMで高倉健と共演[1]フジテレビ系連続ドラマ『ウーマンドリーム』(1992年)の挿入歌「泣いてないってば」で歌手として本格的に活動を開始し8枚のアルバムをリリース[3][6]、ラジオ深夜番組の『オールナイトニッポン』のパーソナリティもを務めるなど、アイドル的な人気を博す[5][7]

1992年放送のフジテレビ系スペシャルドラマ『北の国から'92巣立ち』では黒板純(吉岡秀隆)の恋人・松田タマコ役を演じて、純の子を妊娠し中絶するという衝撃的な内容で脚光を浴びる。さらに、翌1993年放送の日本テレビ系連続ドラマ『ポケベルが鳴らなくて』では友人の父(緒形拳)と不倫に陥り家庭を壊してしまう役を演じて社会現象を巻き起こし、確かな演技力に定評を得る[5]。一方で、女性から共感を得られない役柄を自然体に演じたことにより、ドラマ制作をめぐるトラブルを契機に演じた裕木自身が「ぶりっ子」「嫌いな女優No.1」などとして女性誌から“女性の敵”であるかのような激しいバッシングを受けることとなる[3][8][9]。この騒動のことを、後に「忙しかったので、バッシングを気にしている暇がなかった」「3-4時間ほどしか毎日寝る時間がなく、後から騒動を知ったほどだった」と語っている[7]

1997年、所属事務所「IMADOKI」[注 1]倒産の煽りを受け「コムスシフト」に移籍、これに伴いアイドル業から退き、女優業へとシフト。20代半ばからは、テレビ・ラジオ進出以前からの古巣であった映画界や舞台を中心に活動する。

1999年の写真集『UNRELEASED FILMS』で初めてオールヌードを披露した。2001年公開の映画『光の雨』では、永田洋子をモデルとする冷酷非情な新左翼幹部を演じ(厳密には「劇中劇」という扱い)、イメージチェンジを図る。

2018年3月12日、YouTubeチャンネルを開設。開設理由として「飛行機待ちの時間が6時間あるのでYouTubeチャンネルを作りました。TwitterやInstagramにたまにあげているビデオをまずは移植しようかと思っております。ふふふ。」とあげている。

2018年10月24日、目黒BLUES ALLEY JAPANで「裕木奈江30周年記念ONE NIGHT LIVE with 吉川忠英斎藤ネコ」開催。「たなばた」(詞/曲 村下孝蔵、アルバム『森の時間』収録)などを披露した[10]。同ライブの告知ポスター[11]には「from L.A.」とクレジットされており、ロサンゼルス在住。

海外進出

2004年9月から1年間、文化庁の新進芸術家海外研修制度を利用し在外研修生としてギリシャに国費留学し、英語と演劇を学ぶ。当時の海外留学ブームを背景に、芸能界しか知らない人生の世界を広げたいと同制度に応募。演劇の起源であるギリシャ劇に興味があったことから留学先にギリシャを選び、英語での授業や米国からの留学生たちと同じドミトリーで生活することにより語学力も身につける[12][13]

2006年4月 クリント・イーストウッド監督の映画『硫黄島からの手紙』にNAE名義で出演。以降ハリウッド映画出演時はこの名を使用。同年7月 日本において舞台『無頼の女房』に出演。作家坂口安吾の妻役。

2007年 デヴィッド・リンチ監督の映画『インランド・エンパイア』に出演。同年、アイスランド映画『レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー』に日本人メイドの役で出演。

2017年 デヴィッド・リンチ脚本・監督の海外ドラマ、新作『ツイン・ピークス The Return』に出演。アジア人で唯一、デヴィッド・リンチ監督から直接キャスティングされる。アメリカSHOWTIMEにて、5月21日から9月3日まで放送された。日本では、WOWOWにて7月22日より放送。

私生活

1999年、11歳年上のヘアメイクアーティストと結婚し、米国ロサンゼルス移住[8]。結婚11年目となる2009年1月に離婚した[14][15]

人物・エピソード

横浜市立三ツ境小学校 → 横浜市立原中学校 → 神奈川県立都岡高等学校卒業[要出典]

『インランド・エンパイア』では始めはライブハウスでのエキストラ役としての出演予定だったが、リンチ監督が気に入り台詞の有るストリートパーソン2の役ででることとなった。

大のラジオ好き。

かつて『ファイアーエムブレム 紋章の謎』のCMイメージキャラクターとして起用された。裕木を起用した経緯は本人が大のゲーム好きで、彼女の最も好きなゲームが『ファイアーエムブレム』であることを雑誌で語っていたことから[16]。後日、小学館の『任天堂公式ガイドブック ファイアーエムブレム紋章の謎』のインタビューで「オグマ」が好きであることを語っていた。

2019年2月、Twitterで、

"60歳になった時に環境が整っていたら、どっかで余っちゃった子供を引き取って面倒をみたいと思う。私がそうしてもらったので、そういう育ち方のポジティブ面をあげられる。私を育てた祖母も養女だった。余ったもの同士が助け合えばいい。"
裕木奈江[17]

と、自身が養女として育ったことを告白している。




注釈

  1. ^ 元・ニューサウンド - サウンドポート - サウンドシップ
  2. ^ a b オリコンチャートによる最高順位
  3. ^ 東宝映画「曖・昧・Me」主題歌。
  4. ^ 関西テレビフジテレビ系ドラマ「ウーマンドリーム」挿入歌。
  5. ^ 日本テレビ系ドラマ「ポケベルが鳴らなくて」エンディングテーマ。
  6. ^ 高倉健とのデュエット。
  7. ^ 高倉健のソロ。
  8. ^ テレビ朝日系ドラマ「うちの母ですが…」挿入歌。

出典

  1. ^ a b c d e f 裕木奈江 のアーティスト詳細”. TSUTAYA. 2018年1月17日閲覧。
  2. ^ a b c 裕木奈江”. 俳優・監督. 映画.com. 2018年1月17日閲覧。
  3. ^ a b c d 裕木奈江のプロフィール”. ORICON NEWS. oriconME (2008年1月23日). 2018年1月17日閲覧。
  4. ^ 伊藤正次演劇研究所とは”. 伊藤正次演劇研究所. 2018年1月17日閲覧。
  5. ^ a b c 酒井政利 (2017年7月19日). “【時代のサカイ目】裕木奈江「ツインピークス」新作に出演決定!”. zakzak by 夕刊フジ (産経デジタル): p. 1. https://www.zakzak.co.jp/ent/news/170719/ent1707191982-n1.html 2018年1月17日閲覧。 
  6. ^ 斉藤貴志 (2016年6月18日). “『ラブソング』光る演技を見せたヒロイン・藤原さくらは今後女優業を続けるのか!?シンガーが映画やドラマから注目を浴びる手法”. AOLニュース (Oath Japan). https://news.aol.jp/2016/06/17/fujiwarasakura/ 2018年1月17日閲覧。 
  7. ^ a b “裕木奈江が激動の女優半生を語る「あの当時のわたし・・・本当に幸せでした」”. ライブドアニュース (ガジェット通信). (2011年9月9日). http://news.livedoor.com/article/detail/5849976/ 2018年1月17日閲覧。 
  8. ^ a b 酒井政利 (2017年7月19日). “【時代のサカイ目】裕木奈江「ツインピークス」新作に出演決定!”. zakzak by 夕刊フジ (産経デジタル): p. 2. https://www.zakzak.co.jp/ent/news/170719/ent1707191982-n2.html 2018年1月17日閲覧。 
  9. ^ 酒井政利 (2012年3月2日). “【時代のサカイ目】“不倫役”裕木奈江からにじみ出るエロティシズム”. zakzak by 夕刊フジ (産経デジタル). http://www.zakzak.co.jp/entertainment/ent-news/news/20120302/enn1203020837003-n1.htm 2018年1月17日閲覧。 
  10. ^ 裕木奈江 NAE YUUKI [@nae_auth] (21 November 2018). "10/25 2018「奈江 忠 ネコライブ」 曲「たなばた」 詞/曲 村下孝蔵" (ツイート). Twitterより2020年5月19日閲覧
  11. ^ 吉川忠英 Facebook(2018年8月4日)
  12. ^ “裕木奈江はいかにして国際女優になったのか”. ORICON NEWS (oricon ME). (2017年10月28日). https://www.oricon.co.jp/news/2097470/full/ 2018年1月17日閲覧。 
  13. ^ 石井百合子 (2017年10月22日). “裕木奈江、渡米12年後の現在”. シネマトゥデイ. https://www.cinematoday.jp/news/N0095449 2018年1月17日閲覧。 
  14. ^ “裕木奈江が11年目の離婚をブログで告白”. nikkansports.com (日刊スポーツ新聞社). (2010年1月5日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20100105-582672.html 2020年5月19日閲覧。 
  15. ^ “海外生活中の女優・裕木奈江がブログで離婚を告白”. eltha (oricon ME). (2010年1月4日). http://beauty.oricon.co.jp/trend-culture/trend/news/72147/full/ 2018年1月17日閲覧。 
  16. ^ 『ファイアーエムブレム・ザ・コンプリート』1996年5月20日発行 NTT出版(株)
  17. ^ 裕木奈江 NAE YUUKI [@nae_auth] (21 February 2019). "60歳になった時に環境が整っていたら、どっかで余っちゃった子供を引き取って面倒をみたいと思う。私がそうしてもらったので、そういう育ち方のポジティブ面をあげられる。私を育てた祖母も養女だった。余ったもの同士が助け合えばいい。" (ツイート). Twitterより2020年5月19日閲覧
  18. ^ “裕木奈江が23年ぶりドラマ出演、主演亀梨の母親役”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2017年12月28日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201712270000796.html 2017年12月29日閲覧。 
  19. ^ POPS”. マッドハウス. 2016年6月17日閲覧。


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