『新・巨人の星』にのみ登場する人物とは? わかりやすく解説

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『新・巨人の星』にのみ登場する人物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/12 16:24 UTC 版)

巨人の星の登場人物一覧」の記事における「『新・巨人の星』にのみ登場する人物」の解説

"ビッグ"・ビル・サンダー 声:内海賢二メジャーリーガーで、投手から打者転向した経歴を持つ。1975年に伴の招き来日するサンダーは、外木場義郎松岡弘星野仙一江本孟紀平松政次ら(原作で名前が挙がったのは外木場松岡星野古沢憲司の4名)、セ・リーグ球団主力投手変化球球筋忠実に再現して打撃投手務め飛雄馬現役復帰手伝った平松については下記参照)。飛雄馬バット素振り実演して見せるときは飛雄馬と同じ左打ち投手努めるときはもっぱら左で投げていたが、飛雄馬に右投げ投球フォーム教えるときは右投げ真似をしており、飛雄馬グラブを渡す場面で反対の手にもう1つグラブ持っていたことがある飛雄馬現役復帰阻止したい一徹花形らの思惑で、阪神からコーチ就任要請され一時左腕返球できない飛雄馬より阪神田淵幸一の方を評価しアニメ版では明子から直接に弟をプロ野球に引き戻さない欲しいと懇願されたためもあり)、阪神入りOKしかけた。しかし、寸前飛雄馬の「生来右利き」に気づいたサンダー個人コーチ継続することを決めたサンダー飛雄馬に「スクリュー・スピン・スライディング」を教え飛雄馬巨人入団。 しかし、飛雄馬打撃走塁での活躍予想以上に続き伴宙太本来の目的である「飛雄馬右腕投手としての復帰」が遠のくことを恐れ、心を鬼にして「スクリュー・スピン・スライディング」を潰そうと決意。伴の会社阪神親会社事業面協力した時期重なり、伴はサンダー阪神送り込んだ。伴は後にこの本心銭湯一徹打ち明けている。 原作ではサンダー一徹直接的な接点はなかったが、アニメ版では花形夫妻招きでともに歌舞伎鑑賞している。奇しくもこの時の演目獅子我が子を谷に突き落とす姿を描いた連獅子」で、この後サンダーはかつての一徹同様に自ら育てた飛雄馬の敵にまわる道を選択することになる。 楠木くすのき)声:神山卓三 アニメ新巨人の星』のオリジナルキャラクター原作では未登場)。 巨人ブルペン捕手。右投手として再起した星の面倒をみた。前作における伴宙太の様な役処。怪我により野球生命断たれた弟がおり、一度引退決意したが、長嶋監督飛雄馬要請もあり現役続行する事を決心した。 しかし『新巨人の星II』では、その役割丸目太奪われ次第消えて行ったマイケル・ブラウン 声:小林清志 アニメ新巨人の星』のオリジナルキャラクター原作では未登場)。 ギプス右投手用登場からロメオ・南条来日までの繋ぎ時期登場したサンダー帰国寸前来日させた大柄な黒人選手で、伴宙太によると通称大リーガー喧嘩屋マック」、別名「ジプシー・マック」。十数年間経歴中、平均打率三割近く気性激しいので喧嘩絶えず、顔に傷があり、球団何度も移り画面出たユニフォームではカージナルスNYヤンキースなどがあった。アームストロング・オズマがさらに(筋肉で)太く大柄になったような人物。声までA・オズマと同じでサンダーを「ボス」と呼んでいた。一度だけ飛雄馬対戦ロメオ・南条ロメオ なんじょう)声:堀勝之祐 サンダー帰国引き換え打倒飛雄馬のため、阪神送り込んだ南米リーグ出身選手背番号42外野手南米リーグでは盗塁王獲得するほどの瞬足の持ち主であり、ビル・サンダー指導打撃開眼する。左投げスイッチヒッターで4割近い打率加え左右ホームラン打て強打者であり、荒々しい性格ガッツ溢れプレーから“真の虎(リアル・タイガー)”の異名を持つ。 メキシコ系アメリカ人の父と日本人の母の間の混血児であり、母から「大リーガー日本好成績残せないのは言葉の不自由のせいだ。」という理由日本語教わっており、オズマ違って日本語台詞」を話す理由はっきりしている。日本語に英語を混ぜるが、スペイン語を使う場面はなかった。 「オープン戦給料ペイ)に響かない」という理由監督交代申し出たり、「こんな手品相手にはならん」と大リーグボール右1号打倒には興味示さないなど、ある種ビジネス徹したライバルだった。一方でノ羽圭子をめぐる鞘あても描かれたり、花形たちの様な「野球人・飛雄馬」のでなく、「人間飛雄馬」のライバル呼べ人物でもあった。 阪神が彼を獲得したことから事実上入団が困難となった為、花形古巣への復帰断念しヤクルトに入団する。 右投手として復帰した飛雄馬との対戦では、ロメオ・南条勝手な本盗飛雄馬見抜かれ本塁アウトになり、打つチャンス失った掛布ロメオに対して激怒していた。 女好きノ羽圭子遊び半分近づき試合中に伴を侮辱するよな発言したため飛雄馬怒りを買い、殴られてしまう(ロメオ・南条ポカリ事件)。事件後、イメージダウンし不本意な成績に終わるが、シーズンオフ復讐のためアメリカで特訓をする。その特訓とは、強烈な百発百中ピッチャー返しであり、一度目の対戦では大外れのボール投げられ威力半減したが、恐怖植えつけるほどであった。しかし、二度目対戦では、一徹打球は必ず投手向かって飛ぶという弱点見抜かれ巨人守備陣のチームプレーアウトになる。 アニメ版では出番減っており、『新II』では飛雄馬との対戦後に一度本塁打を打つが、二度目打ち取られ以降登場せず、原作違って魔球とは対戦していない。また、上記乱闘事件もない。 丸目太(まるめ ふとし)声:田中亮一 アニメ新巨人の星II』のオリジナルキャラクター原作では未登場)。 元は青雲高校レスリング部ワンマン部長で、弱体化していた野球部飛雄馬後輩)に何かと難癖をつけていた。この経緯から、当初OBとして学校講演にやってきた飛雄馬反発挑戦的な態度を取るが、右投手として復活した飛雄馬投げボール捕球するという勝負挑む難儀極め最終的に捕球を果たすも気絶至ったこと、伴に誘われその夜対中日戦を観戦した事から野球飛雄馬認めるようになり、野球部キャッチャー転向このようなエピソード分かるとおり、第一作に於ける伴の役回りリメークキャラクターである上、外観伴に類似した肥満気味の巨漢現役引退した伴の事実上後継である。やがて巨人入団飛雄馬の「蜃気楼ボール」を捕球できる唯一のキャッチャーとして、バッテリー務めた彼の打率は、テレビでは「率.186 本5本」と出ていた。 難波爽(なんば あきら)声:安原義人 アニメ新巨人の星II』のオリジナルキャラクター原作では未登場)。 元々は高校球界における天才的スラッガーだった。かつて柔道をしていた丸目ともめ、「お互い自分競技大会で優勝しよう」と賭け難波優勝した丸目優勝できなかったことから丸目柔道辞め難波ライバル視していた。不治の病侵され病名不明状況からは白血病骨肉腫といったガン系の難病もしくは喀血描写もあることから、肺結核等のようにも描かれている)、余命いくばくもないことが判明。それを知り突如高校中退阪神タイガース入団2軍落ちしていた丸目との再対決制した上で飛雄馬蜃気楼ボール打ち込むことに血道を上げるノ羽圭子たかのは けいこ) アニメには登場せず 漫画版のみキャラクター復活後 押しも押されもせぬ投手成長した飛雄馬前に突如現れた、第2の女性日映女優というくらいで かつての日高美奈大人風格貫禄付け足したような美人キャラクター同様にタレントだった橘ルミとはタイプ異なる。美奈死後 もう女性愛さぬ誓った飛雄馬であったが その決心も少しずつ揺らいでいった。またノ羽圭子出演していたTV番組スポンサーが伴重工業でもあり、伴もノ羽圭子惚れていたが、一方的な片思い牧場から伴はノ羽圭子惚れている事を聞かされ飛雄馬であるが、一徹からノ羽圭子がお前に惚れていると聞かされる。が、伴の事が気になり迷う。しかし一徹は『わしなら友情を取る』と断言される。なお、伴が惚れていると知ったノ羽圭子は伴重工業とのスポンサー契約更新放棄酔っ払いながら契約最後番組見た伴は、放映終了後テレビ破壊飛雄馬酔って荒れている伴の所に行き友情愛情のどちらを取るかを確認友情取った飛雄馬ノ羽圭子一方的に振ってしまう。 河崎実によると、飛雄馬ノ羽圭子惚れた展開になった当時梶原一騎のもとに「飛雄馬日高美奈生涯愛すると誓ったはず」という読者からの抗議の手紙殺到したらしい(『「巨人の星」の謎』)。 咲坂洋子(さきさか ようこ)声:池田昌子 アニメ新巨人の星II』のオリジナルキャラクター原作では未登場)。原作におけるノ羽圭子代わるキャラクターラジオ人気DJで、丸目大ファンだったが、飛雄馬は彼女の存在を全く知らなかった番組リスナーからのリクエストで、彼女が飛雄馬インタビューに来るも、彼女の野球について勉強不足不快感示し飛雄馬インタビュー拒否その後彼女の番組スポンサーが伴重工業であると言う縁で、再度インタビューの場を設定するも、リスナー少年自殺予告でまたもキャンセルその際飛雄馬少年探し協力し、無事見つけた。この時の彼女の態度飛雄馬好意を抱く。しかしヤクルト戦花形打った打球飛雄馬直撃し飛雄馬意識失い病院担ぎ込まれる。病室には咲坂洋子見舞い来ていたが、飛雄馬日高美奈との思い出亡くなった悲しさとの夢にうなされ無意識に美奈さん」と何度も口走ってしまう。それを聞いた咲坂洋子は「飛雄馬さんの心の中には日高美奈さんが生きている」と、飛雄馬別れの手紙と日高美奈のお添えた花(白ユリ)を渡す様、伴に託し海外研修旅立つ死神ゴスマン 声:小林清志 アニメ新巨人の星II』のオリジナルキャラクター原作では未登場)。 大リーガー野球に関して天才的、かつ豪快なプレイ売りにしてきたが、極度に短気暴力振るうことから球界から追放される。その悔しさから修行し、額に第三の目を会得その後大リーガー投手ことごとく潰して来た。日本魔球投げ無敵ピッチャーがいる情報得て来日飛雄馬前に突如現れ挑戦する魔球に対してバット投げつける方法対戦するが、はじかれた玉が第三の目に当たり、負け認める。左投げ時代登場したオズマ田所混ぜた様な役回り登場である。 なお、アニメでは演じた小林清志初代オズマ『新』ブラウン、『新II』でこのゴズマンとレギュラーキャラ声優陣除いて唯一全作に、それも全て外人ライバルとして登場している。 サチコ 声:井上瑤 アニメ新巨人の星II』のオリジナルキャラクター原作では未登場)。飛雄馬行き付けの店「巨人寿司」の娘。 女の子だが少年野球チームピッチャー務め背番号は「3」で自分巨人の星だと自称している。緑色ワンピース普段着。伴を利用して球場飛雄馬応援し飛雄馬くん」と呼び自分ボーイフレンドとか、お嫁さんになったらおいしい家庭料理毎日作ってあげる等、完全に飛雄馬恋人気取り実際に飛雄馬元気付けたり、ロメオ・南条ホームラン打たれた後、バレーボールに連れて行って攻略ヒント与えるなど、丸目とは別の意味女房役一作目に出てきたター坊存在感似ているが、『新巨人の星II』の2話目から最終回まで登場しラストシーン船出見送りの際、セリフ言ったのは彼女だけである。 サチコの父 声:雨森雅司 アニメ新巨人の星II』のオリジナルキャラクター原作では未登場)。「巨人寿司店主陰ながら飛雄馬応援しており、寿司ご馳走する時もある。 設定上は妻(サチコ母親)はいるが、作中では特に登場しないミノル 声:つかせのりこ北川知絵 アニメ新巨人の星II』のオリジナルキャラクター原作では未登場)。眼鏡掛けた少年少年野球チームセンター守備エラーばかりでチーム足を引っ張る。 常にサチコ行動を共にし、時々サチコ知恵授ける。

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