本盗とは? わかりやすく解説

ほん‐とう〔‐タウ〕【本盗】

読み方:ほんとう

野球で、ホームスチール


本盗

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/11 09:55 UTC 版)

盗塁」の記事における「本盗」の解説

本塁への盗塁(本盗)が最も仕掛けられやすいのは、二死三塁場合である。本盗はどうしても1点欲しいが、打者期待できないような場合作戦であり、バッテリー一定上の警戒払ってれば確実に失敗する作戦である。そのため、無死や一死の場合はより成功率の高いスクイズプレイ通常用いられる。ただし、スクイズ空振りによって失敗したにもかかわらず三塁走者生還した場合は、結果的に本盗が記録されることになる。 本盗のスタートタイミングは二種類ある。一つ二盗三盗同様のタイミングスタートするのである。特に二死三塁場合など、盗塁の危険がほとんど無いため、投手セットポジションではなくワインドアップポジション投げようとする場合大きなモーションの隙を突いた本盗が敢行されることがあるまた、右の強打者確実に敬遠するために捕手立ち上がってホームベースから一塁側に大きく離れた位置捕球する隙を利用して本盗を敢行するケースもある。もう一つ捕手から投手への返球の隙に走り出すものであり、これはディレイド・スチール一種といえる。 なお、記録上最も多いタイプの本盗は、走者一・三塁の状況からの重盗としてののである。この多くはもともと重盗企図したものではなく一塁走者単独盗塁に対して送球の間に隙を見て三塁走者走ったケースである。記録上重盗とするか失策とするかは微妙なケースも多い。 また、走者一・三塁の状況では本盗を絡めることにより投手ボークを誘うフォースボークというトリック・プレー用いられる場合がある。これは二人走者連携して動くことでボーク誘発し安全進塁権与えられ三塁走者生還するというものである具体的には、一塁走者大きくリードをとることで投手牽制球投げさせ、三塁走者投手牽制動作入ったところで本塁スタートを切る。これにより、慌てた投手プレート外さず一塁への牽制止めて本塁送球してしまうことでボークとなることを狙う。三塁走者背を向ける形になる左ピッチャーマウンドにいるときに用いられる場合が多いが、右投手場合でも一塁走者がわざと一二塁間飛び出して守備側関心惹き、その隙に三塁走者本塁陥れる形で実行される場合がある。

※この「本盗」の解説は、「盗塁」の解説の一部です。
「本盗」を含む「盗塁」の記事については、「盗塁」の概要を参照ください。

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