犠牲とは? わかりやすく解説

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ぎ‐せい【犠牲】

読み方:ぎせい

神、精霊などをまつるときに供える生き物いけにえ

ある目的のために損失となることをいとわず大切なものささげること。また、そのもの。「道義のために地位財産も—にする」「—を払う」

災難などで、死んだ負傷したりすること。「戦争の—となる」


サクリファイス


いけ‐にえ〔‐にへ〕【生け×贄/犠牲】

読み方:いけにえ

人や動物生きたまま神に供えること。また、その供え物。「—をささげる

ほかの人やある物事のために生命や名誉・利益投げ捨てること。また、その人。犠牲(ぎせい)。「企業戦争の—になる」

「生け贄」に似た言葉

犠牲

読み方:ギセイ(gisei)

目的のために身命なげうって尽くすこと


ぎせい 【犠牲】

生贄

犠牲

作者徳田秋声

収載図書秋声全集 第2巻復刻版
出版社臨川書店
刊行年月1990.1

収載図書徳田秋声全集 第6巻 奈落凋落
出版社八木書店
刊行年月2000.1

収載図書徳田秋声
出版社筑摩書房
刊行年月2002.3
シリーズ名明治文学


犠牲

作者広坂光則

収載図書閑話百題―ショートショート集
出版社新風舎
刊行年月2007.3


犠牲

作者太宰治

収載図書太宰治全集 12
出版社筑摩書房
刊行年月1991.6

収載図書太宰治全集 1 初期作品
出版社筑摩書房
刊行年月1999.2


犠牲

作者井伏鱒二

収載図書かきつばた無心
出版社新潮社
刊行年月1994.7
シリーズ名新潮文庫


犠牲

作者岩野泡鳴

収載図書岩野泡鳴全集 第6巻
出版社臨川書店
刊行年月1995.10


犠牲

作者L.L.スラッシャー

収載図書アメリカミステリ傑作選 2001
出版社DHC
刊行年月2001.6
シリーズ名アメリカ文芸年間傑作選


犠牲

作者ヴィクトル・ユゴー

収載図書皚峰・佐藤紅緑
出版社大空社
刊行年月2003.7
シリーズ名明治翻訳文学全集


犠牲

作者バリー・ユアグロー

収載図書憑かれた旅人
出版社新潮社
刊行年月2004.3


犠牲

作者洪永

収載図書近代朝鮮文学日本語作品集19011938 創作篇 3
出版社緑蔭書房
刊行年月2004.6


犠牲

作者アレクセイ・レミゾフ

収載図書怪奇小説傑作集 5 ドイツ・ロシア編
出版社東京創元社
刊行年月2006.8
シリーズ名創元推理文庫


生贄

(犠牲 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/17 07:06 UTC 版)

生贄(犧、いけにえ、生け贄とも[1])は、への供物として生きた動物を供えること、またその動物のことである。供えた後に殺すもの、殺してすぐに供えるもののほか、そもそも殺さずに神域(神社)内で飼う場合もある。


  1. ^ 「神への生け贄」が階層化社会を生み出していた:研究結果WIRED
  2. ^ ただし、生贄を出しても効き目がなかった(雨が降らなかった)ため、仏教儀礼の「悔過(けか)」を行ったと記され、仏教儀礼に移行する過渡期の記述である。
  3. ^ 牛馬の渡来自体が古墳期からであり、殺牛馬のまじない文化は渡来系の人々の信仰とされる。参考・『AERA Mook 考古学がわかる。』内の金子裕之の説明。 朝日新聞社 1997年 p.50.
  4. ^ 岡田米夫 『日本史小百科 神社』 東京堂出版 (新装4版)1997年(初版1977年) ISBN 4-490-20208-3 p.183
  5. ^ 柳田國男「日本の伝説」三国書房 昭和15年(1940年)12月20日 95頁-96頁
  6. ^ 田代道弥「風神のつのとり 考」祭風洞書屋 昭和43年(1968年)8月1日 27頁-30頁
  7. ^ 高木敏雄「日本神話伝説の研究」岡書院 1925年5月20日発行 487頁-538頁
  8. ^ a b c d 向井佑介(2009), p. 134.
  9. ^ 中村大介「漢代における遼東郡と交易」『埼玉大学紀要. 教養学部』第55巻第2号、埼玉大学教養学部、2020年、140頁、doi:10.24561/00018939ISSN 1349-824XNAID 120006847640 
  10. ^ 向井佑介(2009), p. 133.
  11. ^ 子ども137人とラマ200頭、心臓抜かれ生贄に ペルー古代文明の遺跡で発掘”. CNN (2019年3月7日). 2019年6月12日閲覧。
  12. ^ 子供140人生贄 550年前のペルーで何があった?”. 日経スタイル (2018年5月14日). 2019年6月11日閲覧。
  13. ^ ヒンズー教の祭り、規制でいけにえ10万頭減 ネパール”. AFP (2014年12月3日). 2019年12月4日閲覧。
  14. ^ 世界最大のいけにえ祭り、ネパールで開幕 前回は動物20万頭が犠牲に”. AFP (2019年12月4日). 2019年12月4日閲覧。
  15. ^ 小笠好恵「東海道の伝説」関西通信社 1964年10月1日発行 40頁-46頁
  16. ^ 松村武雄「日本神話の研究 第三巻」培風館 昭和30年(1955年)11月10日発行 126頁、197頁、207頁
  17. ^ 松村武雄「日本神話の実相」培風館 昭和22年(1947年)6月10日発行 155頁-156頁、158頁
  18. ^ 中山太郎「日本巫女史」大岡山書店 1930年3月20日発行 247頁-251頁、333頁-338頁、347頁
  19. ^ 「広報ふじ 1967」富士市役所 昭和42年(1967年)5月15日発行 3頁
  20. ^ 松尾四郎「史話と伝説」松尾書店 1958年9月5日発行 221頁-224頁
  21. ^ 小長谷宗芳「伝説富士物語」木内印刷合資会社 1952年8月発行 168頁-179頁
  22. ^ 小川有言「遠江の伝説」安川書店 昭和17年(1942年)11月1日発行 166頁-167頁
  23. ^ 藤澤衛彦「日本伝説の研究 第一巻」大鐙閣 大正15年(1926年)7月5日発行 序2頁-3頁
  24. ^ 青木純二「アイヌの伝説」第百書房 大正15年(1926年)5月14日発行 33頁-36頁、52頁-56頁、80頁-81頁、82頁-84頁
  25. ^ 南方熊楠「南方閑話」坂本書店出版部 1926年3月20日発行 61頁-96頁
  26. ^ 布施千造「東京人類学会雑誌第194号(人柱に関する研究)」明治35年5月20日発行 303頁-307頁


「生贄」の続きの解説一覧

犠牲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/17 05:32 UTC 版)

バングラデシュ・ライフル隊反乱事件」の記事における「犠牲」の解説

この反乱で計74名が死亡したこのうち57名がBDR出向していた陸軍将校であり、BDR長官副長官16名の管区本部長全員含まれていた。

※この「犠牲」の解説は、「バングラデシュ・ライフル隊反乱事件」の解説の一部です。
「犠牲」を含む「バングラデシュ・ライフル隊反乱事件」の記事については、「バングラデシュ・ライフル隊反乱事件」の概要を参照ください。


犠牲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/05 07:25 UTC 版)

ボートピープル」の記事における「犠牲」の解説

古い小型船舶多数難民乗船するなどして、船内環境劣悪だった。水・食糧の奪い合い死体食べたり海賊による略奪襲撃にあったり、サメシャチなどの肉食性の海棲大型動物襲われたりもした。 船に公海上で方向指示機能が無いことも多く海難により多数犠牲者が出ることもある。 南シナ海上では、タイ海賊不良漁民によって金品狙った強盗が行われ、時には強姦殺人起こったタイ海賊は、ボートピープル財産として持ち出した宝石貴金属などをターゲットとした。1981年ベトナム離れた避難民のうち、7割以上がタイ海賊一度遭遇したともいわれる

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犠牲

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 06:11 UTC 版)

プルコボ航空612便墜落事故」の記事における「犠牲」の解説

当初プルコボ航空は、612便の乗客は、2歳未満乳児6名と12歳未満の子39名を含む159名と発表した後ほど同社自社ウェブサイトにおいて短い声明述べ 、160名の乗客10名の乗員全員名簿公表した上で、612便に搭乗していた人数合計170であったことを発表した乗客の160名のうち、45名は12歳未満の子であった。ただし、乗組員管制官側に対し搭乗者数は乗員11名と子供40名を含む乗客160名の、合計171名であると報告していたことを報道しているメディアもある。事故調査委員は人数食い違い現段階では説明付かず正確な調査完了するまでは時間がかかるとの見通し示した。プルコボ航空ウェブサイトは、この事故関連し全面改変された。 ロシア連邦非常事態省も、同省のウェブサイトにおいて612便の搭乗者名簿公表している。なお、同省はテロ可能性否定している。発表によると、乗客のうち20名はサンクトペテルブルク経由して同国ムルマンスク旅行する途中であった。その他の乗客のほとんどは、夏の休暇終えて自宅へと戻る途中家族たちであったロシアウェブサイトStrana.ru は、乗客のうち2名はドイツ出身、1名はオランダ出身、1名はフランス出身、1名はフィンランド出身であった伝えている。プルコボ航空は、これら5名の乗客はいずれロシアとの二重国籍有していたことを明らかにしている。 ウクライナ事故犠牲者追悼するため、8月23日国家服喪の日とし、さらに同国15回目独立記念日式典8月24日から8月26日変更し式典規模大幅に縮小された。ロシア8月24日国家服喪の日と定めた

※この「犠牲」の解説は、「プルコボ航空612便墜落事故」の解説の一部です。
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犠牲

出典:『Wiktionary』 (2021/09/24 13:46 UTC 版)

名詞

(ぎせい)

  1. 神事あたり家畜などを殺し、神に捧げること、または、その捧げた物。
  2. ある目的のために、それと引き換え自分生命大切なものを手放すこと。また、その手放したもの。
  3. 災難などによって死んだ負傷したりすること。

発音(?)

ぎ↗せー

類義語

語義1

語義3

複合語

翻訳


「犠牲」の例文・使い方・用例・文例

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