一番星号
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一番星号はシリーズが終了後売却されるが、売却される前の1980年(昭和55年)に放送された特撮テレビドラマ『電子戦隊デンジマン』第8話「白骨都市の大魔王」ではロケ地でもある東映大泉撮影所の資材置き場に放置されている姿が映し出された。売却後、1980年代前半はパチンコ店の看板車両として展示されていたが、車両へのいたずらや部品の盗難・破壊等によって1980年代中盤に廃車状態で中古車販売店に置かれていたことが確認されている。暫く経った1988~89年ごろに大阪でリサイクル業を営む個人オーナーが購入して修復し1991年頃に復活させた。ただしこの時の修復は映画で使われた当時の姿とは異なる部分が多数あり、電飾等は完全に修復できず、サイドウインカーや後部反射板など、時代々々の法改正に合わせたパーツが装着されていた。修復時のエピソードとして、9作目『熱風5000キロ』でクレーン車によってフロントのガラスが破壊された時のガラス片がダッシュボードに残っていたという逸話もあった。修復後は主に仕事車両として使われていたが、2000年代後半あたりから排ガス規制等の事情で走らせることが困難となる。それでも思い入れが強かったため手放すことはしなかったが、2014年に全国哥麿会の会長である田島順市との出会いを機に考えを変え、一番星号を哥麿会へ譲渡することとなった。 譲渡後は哥麿会を代表する看板車両として公道走行できるよう整備後に車検を通し、Vシネマ『爆走トラッカー軍団』(主演・ジョニー大倉)、映画『爆走!ムーンエンジェル-北へ』(主演・工藤静香)など数々の作品に登場した「竜神丸」と共に全国各地のイベントに参加する傍ら、映画登場当時の姿に近づけるべく段階的にレストアが行われる。前オーナーの修復時の再塗装で色味の変わったキャビンを改めて塗装し直すことをはじめとして、当時修復できなかった電飾関係や劣化したり欠品となった装飾物、風雨に晒されて痛みが激しくなっていた箱絵ペイント等を長期にわたる年月をかけて修復、2020年にはドアの交換に伴う、サイドバンパーを含めた絵柄の再塗装及びエンジンの載せ替えを経て修復が完了、哥麿会のyoutubeチャンネルにて公式に復活を宣言している。補足ではあるが、哥麿会で毎年製作されているカレンダーは、譲渡翌年の2015年以降はすべて一番星号が表紙を飾っている。 修復にあたって、電飾は滋賀県のDKオリジナルが、箱絵・アンドン・キャブの絵柄等々は福島県のネモト功芸社の手によって行われ、箱絵ペイントの修復には映画公開時に本車両の箱絵デザインを手がけた美術監督の桑名忠之も参加した。そのほか、2020年に行われたドアとサイドバンパーの絵柄再塗装は岐阜県のアドデザイン栄宣により施された。 オリジナルの一番星号とは別に、2007年には個人オーナーの手によって中期型の車両をベースに第9作『熱風5000キロ』仕様のレプリカ車が製作され、『カミオン』2007年12月号ではその制作記と共に一番星号(オリジナル)との初対面を果たしている。 第1作の御意見無用の一番星号は、1975年の映画「爆発!暴走族」35分辺りにアンドンが外された状態で渋滞シーンに登場している。別シーンでジョナサン号も44分辺りに登場している。
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一番星号
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「最強銀河 究極ゼロ 〜バトルスピリッツ〜」の記事における「一番星号」の解説
一番星のレイが乗る船。黄色い星型が特徴でモチーフは銀河系。船の出力はセットしたデッキによって左右され、アルティメットが減ると出力が下がる。 一番星のレイ 声 - 中村悠一 所有アルティメット:アルティメット・ジークフリード、アルティメット・オーディーン(一度キリガへ譲渡するも返還される)、アルティメット・ジークフリーデン、アルティメット・キングタウロス、アルティメット・ベルゼビート、アルティメット・アレクサンダー(後にキリガへ譲渡)、アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ、アルティメット・リーン、アルティメット・ムゲンドラゴン 本作品の主人公。「究極のバトルスピリッツ」を求め、ムゲン達とともに流星型宇宙船「一番星号」に乗って宇宙を駆け巡る。バトルの際は様々な色のデッキを使い、属性の色に即したフォームへと変身し性格も変化する。本人の性格はさわやかで、悔しさや悲しさがあるとコーラをボトルごとラッパ飲みし気持ちを切り替える他、自分が死ぬと分かったらそれを潔く受け入れる器の広さを持つ。一人称は「俺」。仲間や自分のカードのことを「マジダチ」と呼び大事にしている(この点はいずれのゼロでも変わらない)。銀河第一階層では謎のアルティメット使いとして名を馳せているが積極的に公言はしていない。二つ名の通り「一番」であることにこだわりを持ち、その言葉を聞くと黙っていられない。好物はアイス大盛りのスターダストコーラとピザ(製作段階ではファストフードなど様々な料理が検討されたが、タイアップが取れそうだったなどの理由でピザとなった)。お化けが大の苦手で、本人曰く「形がない」から。体内にはアルティメットの象徴である「究極シンボル」があるが詳細は不明。 かつてトレジャー号でキリガとミロクと共に冒険し、冒険の中で「アルティメット・ジークフリード」「アルティメット・オーディーン」を入手した。しかし、何かに憑依されたミロクに記憶を奪われてネイクスの毒に侵されたため、血清のある宇宙保健機関にキリガによって預けられ、以後単独で行動していた。そしてソルト、ムゲンと出会い、今に至る。 異次元からの裏12宮ブレイヴの使い手の出現に伴い、究極三龍神の一柱「アルティメット・ジークヴルム・ノヴァ」に選ばれた。そして同じく三龍神の使い手となったキリガ・エリスとトレジャー号で合流。トレジャー号にて過去の記憶を持つ自身とのバトルに勝利し、記憶を取り戻した。 ネイクスとの最終決戦では、キリガ・エリスから託されたカードを使い、勝利。究極のバトスピを使って死したキリガを蘇らせた後。後に「究極のバトスピ・ネオ」の出現を聞き、ライラ・リクト達と共に冒険の旅に出た。 髪の色合いは戦部ワタルがモチーフ。 バトルの際は性格が変化するが、これは変身にカードの力を用い、レイはその影響を受けやすいため。性格こそ変わるが、本質的な人格は変わらない。灼熱のゼロ 赤デッキを使う時のレイの姿。熱血で口調も荒く、バトルを「祭り」と表現する。「宇宙で一番熱い男」を自称する。切り札は「アルティメット・ジークフリード」(以降「アルティメット」の表記をUとする)と「U・ジークフリーデン」、「U・ジークヴルム・ノヴァ」「U・ムゲンドラゴン」。髪と衣装の色は赤系。 勝利時の台詞は「真っ赤に燃えろ一番星! 俺より強い奴はいねえ!」。 白銀のゼロ 白デッキを使う時のレイの姿。軍人のような冷静沈着かつ格式ばった口調で、自分のスピリットやアルティメット達を「我が軍」と呼び敬愛している。一人称は「我(われ)」。「宇宙で一番気高き男」を自称する。本編では本来のレイに先行して、最初に登場した形態でもある。切り札は「U・オーディーン」と「U・ジークフリーデン」。髪と衣装の色は銀系。 勝利時の台詞は「白く輝け一番星! 轟け勝利の凱歌!」。 疾風のゼロ 緑デッキを使う時のレイの姿。第10話より登場。さわやかかつ軽快な性格で、風に関する言葉や「ビューン!」といった擬音語を多用し、元々のレイの性格に比較的近い。虫を基調としたデザインで、飛行が可能。切り札は「U・キングタウロス」髪と衣装の色は緑系。 勝利時の台詞は「順風満帆、追い風だ!」。 紫電のゼロ 紫デッキを使う時のレイの姿。第17話より登場。イメージは「探偵執事」で、紳士的な性格で優雅にふるまうが、言葉の端々からどことなくドSっぽい雰囲気が漂う。一人称は「私(わたくし)」。切り札は「U・ベルゼビート」。変身の際は眼鏡をつけるがバトルの際は外す(当初の設定の名残)。この眼鏡のシーンは作画監督の希望により後期OPのワンシーンに採用されたり、48話で登場した際は眼鏡をかけていた。紅茶を嗜む。髪と衣装の色は紫系。 勝利時の台詞は「ではまた、ステキな地獄でお会いしましょう」。 紺碧のゼロ 青デッキを使う時のレイの姿。第22話より登場。重々しくも荒々しい武人のような性格。レイや他形態のゼロと異なるドスの効いた低い声で話す。尊大な態度をとることが多く、一人称は「俺様」。切り札は「U・アレクサンダー」であったが、記憶を取り戻したキリガへ譲渡する。髪と衣装の色は青系。 勝利時の台詞は「前途洋々、我が行く手に敵はなし!」。 閃光のゼロ 黄デッキを使う時のレイの姿。第30話より登場。軽いテンションのアイドル系でよく脱ぎ、常にカメラ目線。一人称は「ボク」。切り札は「U・リーン」。浮遊台はUFOで、「1カメ君」「2カメ君」「3カメ君」という3体のカメラ型ロボットがベストアングルを探して周囲を飛び回っている。肌色は褐色で、髪と衣装の色は金系。 バトルスピリッツ 少年激覇ダンに登場したクラッキー・レイのイメージが取り入れられている。 勝利時の台詞は「閃光のゼロでーす!」。 過去のレイ ミロクによって記憶を失う前のレイ。切り札は「アルティメット・ジークフリード」「アルティメット・オーディーン」。デザインのモチーフは「ハーロック」がモチーフ。バトルの際は現在のレイの様に性格は変化せず、「一番星」を名乗る(バトルフォームのデザインはシリーズの主人公のものを元にしている。性格は少々粗野で荒々しいが、「一番」にこだわる所は今のレイと同じである。 トレジャー号にレイのデッキをセットした際現れたレイの記憶結晶から出現。過去の記憶を取り戻すことに興味を持たない現在のレイに怒り、お互いの存在をかけてバトルを行う。最終的に敗北するも現在のレイと一体化した。 究極のゼロ レイがキリガとエリスから託された究極シンボルを取り込んで変身した姿。性格は普段のレイと同じ。 ムゲン 声 - 井口裕香 レイの相棒である赤いちびドラゴン。首に白い布を巻いている。レイの行動についついツッコミを入れずにはいられない。長い耳(本物の耳は頭にある)のようなものを羽ばたかせて浮遊している。オナラをすることがあり、三羽がらすを吹き飛ばす威力を持つオナラ攻撃をしたり、臭いが変わっていたり、バトル中でもオナラをしたりしている。タバスコは苦手。マジカルスター咲の大ファンであり、「マジカルたん」と呼んでいる。 彼の故郷は「ドラゴンの星」という惑星。この惑星に住むドラゴンたちはカードに変身することが出来、人間に仕えることが夢としていたが、幼少時に引っ込み思案な自分を引っ張ってくれた☆ドラが人間に引き取られたことにショックを受けたムゲンはそれを気にいらず、グレてしまった(これらの経緯は第3エンディングで映像化されている)。ある夜に暴走していた時に落とし穴に落ちてしまうが、レイとソルトに助けられる。レイから「宇宙で一番赤いドラゴン」と称賛され、ムゲンはレイのことが忘れられず、レイについていくことになった。 バトルでは「ムゲンドラ」というカードに変身し共に戦っているが、レイが「U・キングタウロス」を入手してからは「ムゲンドラゴン」、更に「U・ジークブルム・ノヴァ」の入手後は「ムゲンドラゴン・ノヴァ」へ進化するようになった。レイからアルティメットのパワーを注ぎ込まれたことで究極シンボルを宿し、ジャスティスカップの最中に「アルティメット・ムゲンドラゴン」へと進化した。 ライラ・エイプリル 声 - 伊瀬茉莉也 リクトの姉。ペンタン好きのペンタンデッキの使い手であるカードクエスター。子供体型。実力は銀河三羽がらすには劣り、その後のバトルでも効果については弟に説明してもらうことが多い。デッキの構築度に関してはゲートステーションでの審査で「問題外」だったが、レイとの特訓の末、自分の好きな「ペンタン」を軸としたデッキを作ることで実力も上がった。 「ライラのルール」なる彼女独自の行動規範を持つ。綺麗好きであり、汚物部屋と化していた一番星号のキャビンを綺麗に清掃。料理も得意であり、ピザに辟易してソルトにピザ以外の料理を教えようとするも、上手くいかず諦めた。ただし本人が料理をする場合、時折こだわりが強すぎて作るのに時間がかかってしまうこともあるのが難点。 初期設定では謎の女宇宙海賊であり、レイの行く先々で彼を邪魔するキャラクターだった。しかし、宇宙海賊はエリスとなり、邪魔する役は三羽烏役となり、更にライラがアルティメットを手に入れる話も三龍神登場により無くなるという大きな変遷があった。 バトルフォームは1話時点では正面しかデザインされていなかった。また、露出度があがった新衣装案もあったが没になった。 リクト・エイプリル 声 - 釘宮理恵 所有Xレア:獅機龍神ストライクヴルム・レオ、騎士の覇王ソーディアス・アーサー、光輝龍皇シャイニング・ドラゴン・アーク、太陽神龍ライジング・アポロドラゴン 新米カードバトラーの少年でライラの実弟。栗色の髪とアホ毛、かぶれない宇宙絆創膏を右頬につけているのが特徴。祖父のデイビットは偉大なカードクエスターであり、彼が遺した「宇宙コンパス」が宝物。「究極のバトルスピリッツ」を求めるレイと出会い、姉と共に彼と行動を共にすることとなる。カードコレクターでもあり様々なXレアカードを所持する。 バトル中にライラに対して「リクト先生のバトスピ講座」と題して解説することもある。デッキの構築度に関してはゲートステーションでの審査によると「そこそこ」だったが、ライラとのバトルではXレアだらけのシナジー皆無なデッキを使用する。 初期案では長髪だった。 ソルト 声 - 福山潤 所有Xレア:鉄の覇王サイゴード・ゴレム レイが所有する(ピザ専用)クッキングロボ。普段は一番星号でピザをつくるが、それしか作れず(背中にはピザ焼き機がついている)、ライラがどんな簡単な料理を教えても次の瞬間にはそれをピザにしてしまう。親父ギャグが多い。バラバラになっても胸のボタンを押すことで元の姿に戻る。 元々はCOWCOW号の料理ロボットだったがピザを極めるべく料理修行に出た。豪華客船に乗るほどとなるが、セレブ達に彼のピザは相手にされず自ら下船。落ちぶれてスクラップになりかけた所を、行き倒れていたレイのためにピザをつくったことがきっかけとなり彼と行動を共にするようになった。ムゲンと同様にマジカルのファン。 デザインモチーフは東映不思議コメディーシリーズに登場した着ぐるみのロボット。
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一番星号(いちばんぼしごう)
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