サルトル【Jean-Paul Sartre】
サルトル【サルトル】(草花類)
登録番号 | 第6178号 | |
登録年月日 | 1998年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | ゆり | |
登録品種の名称及びその読み | サルトル よみ:サルトル | |
品種登録の有効期限 | 15 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | ヘブルデルス・フレッター・エン・ジェー・エー・デン・ハーン | |
品種登録者の住所 | オランダ王国 ウフストヘースタアベッハ 202 A,2231BD レインスブルフ | |
登録品種の育成をした者の氏名 | フローア フレッター | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は,出願者所有の無名実生種どうしを交配して育成されたものであり,花は大輪の鮮紫ピンク色で中肋部が浅緑黄色,紫ピンクの斑点が入る切り花向きのやや晩生種である。 草丈は75~99㎝,茎の直径は5.0~9.9㎜,上部,中部及び下部の色は褐,毛じは無,節間長は茎の中央部は10~19㎜,止葉下は10~19㎜である。葉序は5/13,葉の全体の形は長楕円形,先端部のそりは外反転,ねじれは無,葉幅は30~39㎜,葉長は12~15㎝,光沢は有,数は中,着生角度は60~89゚である。つぼみの形はⅦ型,花の向きは 30~59゚,花房の形状は総状花序,全体の形はヤマユリ型である。花径は180~209㎜,内花被の幅は60~79㎜,長さは9~12㎝,外花被の幅は40~49㎜,長さは12~15㎝である。花色は花弁の基部はピンク白(JHS カラーチャート9201),地色は鮮紫ピンク(同9505),中肋部は浅緑黄(同2703),縁部及び裏面は鮮紫ピンク(同9505)である。内花被1枚の斑点の数は60~69,外花被は20~29,花弁斑点及びつぼみの色は紫ピンク(同9211),内花被の形はⅤ型,外花被の形はⅣ型,内花被の先端の形状はⅠ型,反転の程度はⅦ型,外花被の先端の形状はⅤ型,反転の程度はⅣ型,花被のねじれは1/8未満,花被上の乳状突起は有である。花糸の色はその他(淡緑),花粉の色は赤褐,第1花梗の長さは60~89㎜,花梗の太さは中,色は褐,花梗への葉の着生は有,第1花梗の向きは30~59゚,1花茎の花数は中,花の香りは強,開花期はやや晩である。 「ブラッシング ピンク」と比較して,茎の色が褐であること,葉の先端部のそりが外反転であること,花弁の地色が鮮紫ピンクであること,花弁斑点の色が紫ピンクであること等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は,1983年に出願者のほ場(オランダ王国)において,出願者所有の無名実生種どうしを交配し,1986年にその実生の開花株の中から選抜,以後,増殖を行いながら特性の調査を継続し,1991年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
サルトル
ジャン=ポール・サルトル
(サルトル から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/18 07:27 UTC 版)
ジャン=ポール・シャルル・エマール・サルトル(仏: Jean-Paul Charles Aymard Sartre [ʒɑ̃pɔl ʃaʁl ɛmaːʁ saʁtʁ]、1905年6月21日 - 1980年4月15日)は、フランスの哲学者、小説家、劇作家。内縁の妻はシモーヌ・ド・ボーヴォワール。右目に強度の斜視があり、1973年にはそれまで読み書きに使っていた左目を失明した。自らの意志でノーベル賞を辞退した最初の人物である。
注釈
- ^ ノーベル賞受賞者であるアルベルト・シュヴァイツァーの伯父。エコール・ポリテクニックを卒業している。
- ^ つまり、母アン・マリ-・シュヴァイツァー(旧姓)とアルベルト・シュヴァイツァーはいとこであった。
- ^ その再婚相手は、エコール・ポリテクニック出身で当時工場長であったジョゼフ・マンシー。
- ^ サルトルは書簡の中で、「ノーベル財団を否定するつもりはないが、信条として個人と個人の間に差別を生じ得る事態を一切拒否している」と説明している[6]。
出典
- ^ トリル・モイ『ボーヴォワール 女性知識人の誕生』p110 大橋洋一 片山亜紀、近藤弘幸訳 平凡社 2003
- ^ フェミニズムの旗手ボーボワール生誕100周年、浮かび上がる「光と影」 AFP 2008年01月11日 2016年1月21日閲覧
- ^ https://www.afpbb.com/articles/-/3032789 「カミュからサルトルへの手紙発見、暖炉の上で50年」AFPBB 2014年11月27日 2015年2月21日閲覧
- ^ http://www.lefigaro.fr/histoire/culture/2014/10/22/26003-20141022ARTFIG00081-prix-nobel-de-litterature-les-raisons-du-refus-de-sartre.php サルトルのスウェーデン・アカデミーへの書簡
- ^ https://www.afpbb.com/articles/-/3035638 「サルトルのノーベル賞辞退の背景、書簡間に合わず 新資料で判明」AFPBB 2015年01月05日 2015年2月20日閲覧
- ^ 『20世紀全記録 クロニック』小松左京、堺屋太一、立花隆企画委員。講談社、1987年9月21日、p939
- ^ 「サルトル」p41 アニー・コーエン=ソラル著 石崎晴己訳 白水社文庫クセジュ 2006年6月10日発行
- ^ https://www.afpbb.com/articles/-/3008168 『仏主要紙をSNS化で再建?記者ら激怒 「われわれは新聞だ」』AFPBB 2014年02月10日 2015年2月21日閲覧
- 1 ジャン=ポール・サルトルとは
- 2 ジャン=ポール・サルトルの概要
- 3 主要著作
- 4 邦訳
- 5 関連書籍
サルトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/14 01:54 UTC 版)
フランス実存主義の祖サルトルは、主著『存在と無-現象学的存在論の試み』(1943年)において、今まさに生きている自分自身の存在である実存を中心とする存在論を展開した。 サルトルの思想は、特に無神論的実存主義と呼ばれ、自身の講演「実存主義はヒューマニズムであるか」において、プラトン・アリストテレスに起源を有する「本質存在が事実存在に先立つ」という伝統的形而上学のテーゼを逆転して「実存は本質に先立つ」と主張し、「人間は自由という刑に処せられている」と述べた。もし、すべてが無であり、その無から一切の万物を創造した神が存在するならば、神は神自身が創造するものが何であるかを、あらかじめわきまえているはずである。ならば、あらゆるものは、現実に存在する前に、神によってその本質を決定されているということになる。つまり、この場合、創造主である神が存在することが前提になっているので、「本質が存在に先立つ」ことになる。しかし、サルトルは、そのような一切を創造する神がいないのだとしたらどうなるのか、と問う。創造の神が存在しないというならば、あらゆるものはその本質を(神に)決定されることがないまま、現実に存在してしまうことになる。この場合は、「実存が本質に先立つ」ことになり、これが人間の置かれている根本的な状況なのだとサルトルは主張するのである。サルトルにとって、現象学によって把握される即自存在と対自存在の唐突で無根拠な関係は、即時存在の幻影的な存在の根拠になっている。いずれにせよ、そこでは現象学に還元し得ない存在としての実存が問題にされている。
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サルトル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/12 15:17 UTC 版)
フランス実存主義の祖サルトルは、主著『存在と無―現象学的存在論の試み』(1943年)において、今まさに生きている自分自身の存在である実存を中心とする存在論を展開した。サルトルの思想は、特に無神論的実存主義と呼ばれ、自身の講演「実存主義はヒューマニズムであるか」において、プラトン・アリストテレスに起源を有する「本質存在が事実存在に先立つ」という伝統的形而上学のテーゼを逆転して「実存は本質に先立つ」と主張し、「人間は自由という刑に処せられている」と述べた。もし、すべてが無であり、その無から一切の万物を創造した神が存在するならば、神は神自身が創造するものが何であるかを、あらかじめわきまえている筈である。ならば、あらゆるものは現実に存在する前に、神によって先だって本質を決定されているということになる。この場合は、創造主である神が存在することが前提になっているので、「本質が存在に先立つ」ことになる。しかし、サルトルはそのような一切を創造する神がいないのだとしたらどうなるのか、と問う。創造の神が存在しないというならば、あらゆるものはその本質を(神に)決定されることがないまま、現実に存在してしまうことになる。この場合は、「実存が本質に先立つ」ことになり、これが人間の置かれている根本的な状況なのだとサルトルは主張するのである。サルトルにとって、現象学によって把握される即自存在と対自存在の唐突で無根拠な関係は、即時存在の幻影的な存在の根拠になっている。いずれにせよ、そこでは現象学に還元し得ない存在としての実存が問題にされている。
※この「サルトル」の解説は、「現代思想」の解説の一部です。
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