丹生谷貴志とは? わかりやすく解説

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丹生谷貴志

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/06 05:11 UTC 版)

丹生谷 貴志(にぶや たかし、1954年 - )は、日本の文芸評論家神戸市外国語大学教授。美学表象論などを専攻。

来歴

東京都出身。東京芸術大学美術学部芸術学科卒業。同大大学院美術研究科西洋美術史修了。神戸市外国語大学外国語学部助教授をへて教授。比較文化論を教えている。

「…」を多用した独特の文体を特徴とし、分析とも感想ともつかない繊細な書き方をする。 ジル・ドゥルーズフーコーバルトに大いに親しみ、映画もクリント・イーストウッドをはじめ、大いに愛好する。その愛好ぶりは『ドゥルーズ・映画・フーコー』に詳しい。

栗本慎一郎自由大学に参加したことがある。

著作

  • 『光の国 あるいはvoyage en vain』(朝日出版社) 1984
  • 『天使と増殖 Ding an sich』(朝日出版社、週刊本) 1985
  • 『砂漠の小舟』(筑摩書房、水星文庫) 1987
  • 『死体は窓から投げ捨てよ』(河出書房新社) 1996
  • 『ドゥルーズ・映画・フーコー』(青土社) 1996
  • 『死者の挨拶で夜がはじまる』(河出書房新社) 1999
  • 『天皇と倒錯 現代文学と共同体』(青土社) 1999
  • 『女と男と帝国 グローバリゼーション下の哲学・芸術』(青土社) 2000
  • 『家事と城砦』(河出書房新社) 2001
  • 三島由紀夫とフーコー〈不在〉の思考』(青土社) 2004
  • 『〈真理〉への勇気 現代作家たちの闘いの轟き』(青土社) 2011

共著

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