しるとは? わかりやすく解説

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識る

読み方:しる

見分ける知識を得る、認識する、などの意味表現現代的な表現としては「知る」とほぼ同義用いられることが多く、単に「知る」と書くことが多い。

しる【×醨】

読み方:しる

薄い酒。もそろ。〈和名抄


シル【sill】

読み方:しる

地層面に平行に貫入した、ほぼ水平な板状火成岩体。→岩床(がんしょう)


しる【汁】

読み方:しる

物からしみ出させ、または絞りとった液体。「レモンの—」

だし・調味料などで味をつけた料理用の液。

すまし汁味噌汁などの汁物。つゆ。

自分独り占めしたり、他人努力犠牲おかげで受けたりする利益。「うまい—を吸う」


し・る【痴る】

読み方:しる

[動ラ下二「し(痴)れる」の文語形


し・る【知る】

読み方:しる

【一】[動ラ五(四)

物事存在発生などを確かにそうだと認める。認識する。「おのれの非を—・る」「ニュースで事件を—・った」

気づく感じとる。「昨夜地震は—・らなかった」「—・らずに通り過ぎる」

物事の状態・内容価値などを理解する把握する。さとる。「物のよしあしを—・っている」「世界の人口どのくらいか—・っていますか」

忘れずに覚えている。記憶するまた、物事通じている。「昔を—・っている人」「内部事情をよく—・っている者の犯行らしい」

経験する体験して身につける。「酒の味を—・る」「世の中苦労を—・らない」

学んでまた、慣れて覚える。「フランス語なら、少し—・っている」

付き合いがある。知り合いである。面識がある。「—・っている人に会う」「—・った顔ばかり」

多く打消し反語伴って用いる)そのことかかわって責任を持つ。関知する。「私の—・ったことではない」

(「領る」「治る」とも書く)

領有する所有する

春日の里に—・るよしして」〈伊勢・一〉

支配する治める。

汝が御子やつひに—・らむと雁は卵(こ)産(む)らし」〈記・下・歌謡

10 世話をする

「また—・る人もなくて漂はむことのあはれに避(さ)りがたうおぼえ侍りしかば」〈源・柏木

[可能] しれる

【二】[動ラ下二「し(知)れる」の文語形

[下接句] 過ちを観(み)て斯(ここ)に仁を知る・井の中の蛙(かわず)大海知らずいざ知らず衣食足りて礼節を知る一を聞いて十を知る一葉落ちて天下の秋を知る一丁字(いっていじ)を識(し)らず・易者身の上知らず燕雀(えんじゃく)安(いずく)んぞ鴻鵠(こうこく)の志を知らんや・男を知る親の心子知らず女を知る嘉肴(かこう)ありと雖(いえど)も食らわずんばその旨(うま)きを知らず歌人は居ながらにして名所を知る臭い物身知らず怖いもの知らず疾風勁草(けいそう)を知る・倉廩(そうりん)実(み)ちて礼節を知る・誰(たれ)か烏(からす)の雌雄(しゆう)を知らんや・手の舞い足の踏む所を知らず天知る、地知る、我知る、子(し)知る・天命を知る・年寒くして松柏(しょうはく)の凋(しぼ)むに後るるを知る・情けを知る・汝(なんじ)自らを知れ恥を知る世に知られる論語読みの論語知らず我が身を抓(つね)って人の痛さ知れ


知る、痴る

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しる

単語 発音 意味、用例 関連語
しる しぇる 自動食べ物悪くなるにおってくる しくせ
かぷける

»仙台弁発音についてこちら

しる

[変]=放る(ひる)=排泄する ・「屁を しる」

しる

甲州弁意味用例
しるする ⇒しろ(命令形こりょおしろば・・・(これをすれば・・・)

しる

  1. 家ノコトヲ云フ。〔第七類 家屋其他建造物之部・福井県

分類 福井県


読み方:しる

  1. 巡査潜伏。〔朝鮮人隠語
  2. 巡査警戒網を張りたる事を云ふ。

分類 朝鮮人

隠語大辞典は、明治以降の隠語解説文献や辞典、関係記事などをオリジナルのまま収録しているため、不適切な項目が含れていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

(しる から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/02 00:21 UTC 版)

(しる)とは、固体中から染み出した成分が混じる液体のことである。液体の成分の主体はであり、水の中に投入された物質から分泌された成分や、物質中から分泌された液体自身を指す言葉として用いられ、食用のものであれば中身がわからないときに呼ばれることが多い。また、兵庫県南西部では、食用のスープや、味噌汁のことをひとくくりにして、汁ということがある。




「汁」の続きの解説一覧

しる

出典:『Wiktionary』 (2021/10/13 13:50 UTC 版)

動詞

しるる】

  1. ある事物についての知識を持つ、得る。
  2. 面識がある。
  3. 記憶している。認識している。
  4. 経験して身につける覚える。わかるうになる
    • 酒の味を知る
  5. 能力がある。本質理解している。
  6. 婉曲性交する。体験する。
  7. 所在する所を把握している。
  8. 否定反語などの形で)関知する

活用

語源

古典日本語しる」 < 日本祖語 *siru

発音

関連語

参照

翻訳

名詞

しる

  1. 物から出てくる液体
  2. 液状料理

発音

関連語

翻訳

語義1
語義2

動詞:知る

しるる】

  1. 現代日本語に同じ)知識を持つ。
  2. 経験する。
  3. う。

活用

し-る 動詞活用日本語活用
ラ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形

しる【知る】

  1. 知られる

活用

し-る 動詞活用日本語活用
ラ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
るる るれ れよ
語源

日本祖語 *siru

発音

二拍動詞一類

↗しる

動詞:領る

しるる、る、る】

  1. 統治する。支配する。知行するおさめる。
  2. 領有する。占有する。

活用

し-る 動詞活用日本語活用
ラ行四段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形

派生語

動詞:痴る

しるる】

  1. ぼうっとするおろかになる
  2. ものきである。

活用

し-る 動詞活用日本語活用
ラ行下二段活用
語幹 未然形 連用形 終止形 連体形 已然形 命令形
るる るれ れよ








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