『戦国無双2 猛将伝』追加PC
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「戦国無双シリーズ」の記事における「『戦国無双2 猛将伝』追加PC」の解説
『戦国無双2 猛将伝』より使用可能なキャラクター。 前田利家 声:小西克幸 / 通り名:槍の又左 武器:刀+二本槍 →大身槍(5)壮 侠 / アクションタイプ:通常攻撃 身長:190cm 織田家家臣。仁義を何より大切にする熱血漢で、「槍の又左」の異名を持つ。仁侠を思わせる台詞が多く、発言の際に「ん」が「ン」で表示されるのが特徴。その義理堅さから戦いの中で思い悩むことも多い。癖のある人間の多い織田家において愚直なまでに真っ直ぐに生きる若者であり、その生き様は秀吉や慶次から「たまらなくまぶしい」と評価されている。信長や勝家の死後は人間として成長し、豊臣政権の重鎮として秀吉を支える。 戦闘では通常攻撃は太刀による攻撃、チャージ攻撃や騎乗攻撃では背中に背負った二本槍での広範囲攻撃を行う。『OROCHI魔王再臨』では、目の下に戦化粧を施した派手な衣装の新コスチュームで使用可能。『OROCHI魔王再臨 設定資料集』によると、このコスチュームは彼の傾奇者時代バージョンとのこと。 『2猛将伝』では主人公、メインキャラクターとして扱われている。『2猛将伝』では柴田勝家を「叔父貴」と呼び慕い、自らの成長を見せるべく戦う。しかし時代の流れの中で勝家と親友である秀吉との間で板挟みとなり苦悩するシナリオとなっている。『3』では無双演武が無くなり、模擬演武のみ使用可能となったが、義理の甥である前田慶次のシナリオは利家との関係を中心に描かれている。『3猛将伝』では勝家の死後も描かれ、かつて信長や勝家、慶次の背中を追いかけていたように、利家自身も清正ら若者たちに自らの背中(生き様を意味する)を見せるべく進んでいく。『3Empires』の織田家シナリオでは実質的な主役であり、信長を盲信し感情を表さない蘭丸を気にかける一方、その真正直な性格ゆえか周囲の人々からよく気にかけられている。『4』では家臣団から慶次の方が主君として相応しいと罵られるなど信頼されておらず、人望篤い慶次を羨ましくも思いながらも戦い抜くことで家臣からの信頼を勝ち取っていく。信長の死後は、秀吉の幕下に加わり彼の天下統一を助けながら、清正や正則といった若き後進の武将達を教え諭す。また、『アニメ』では登場はするが台詞は無く、秀吉の死後この世を去ったと語られている。『真田丸』では中盤に昌幸や幸村と出会う。小田原攻略の際は上杉や真田を従えて支城攻略を引き受け、八王子城では秀吉のために過酷な戦に臨むこととなる。『5』 人間関係が大幅に見直され、信長・信行兄弟の幼馴染となり、二人の気心の知れた友人としての立場で振舞う。これまで親子に近しい描かれ方をした柴田勝家とは「権六殿」と呼ぶ(勝家が少し目上の)同僚関係となった。秀吉とは史実通りの友人・推挙関係が描かれる。一方で珍しく出奔の場面も描かれているが、史実とは違い信行を自害させてしまった信長に対する憤慨が原因になっている。 長宗我部元親 声:置鮎龍太郎 / 通り名:凄絶なる反骨魂 武器:三味線 奏 響 / アクションタイプ:チャージ攻撃 身長:180cm 土佐の戦国大名長宗我部家の当主。言動や仕草、容姿などにロックアーティスト然とした雰囲気を持つ反骨精神の持ち主。自らを自嘲的に「鳥無き島の蝙蝠」(無鳥島の蝙蝠)と呼ぶ。口癖は「抗う」「凄絶に」「上等」「時代を意志する」など。理髪が得意。 アクションはトリッキーで、三味線を弾きながら音波や水弾を放つほかに、三味線を使った打撃も行う。『OROCHI魔王再臨』では、髪の毛を下ろしオレンジ色の服を着た新コスチュームで使用可能。 『2猛将伝』では天下の大勢が決まって行く中、敢えてそれに抗い秀吉との出会いや徳川家康との友誼などを通して、時代を見据えようとするシナリオとなっている。『3』では明智光秀との友情を中心に描かれ、織田軍の合戦に参加している。理想と現実のギャップに苦悩する光秀を「甘い」と称しながらも、そんな光秀の人柄に好感を持ち、天下人として信長への叛逆を決意させ、自身も本能寺の変に加担する。光秀やガラシャの章では山崎の戦いで死亡してしまうという史実とは異なった展開になっている。その一方、他の武将のシナリオでは光秀の死後、彼の意志を受け継ごうとする姿が描かれている。『3Empires』のシナリオでは流れ着いてきたガラシャの面倒をみている。『4』の無双演武においては四国の章の実質的主人公を務め、一条や河野、毛利といった強敵達を退けつつ四国統一へと邁進。その途上で出逢う女性達、ガラシャと小少将を諭し、反骨魂を目覚めさせる(また『3』と同様に、本能寺の変ステージにも参戦している)。『真田丸』でも山崎の戦いで明智軍の増援に来る他、小田原攻めにおける上陸戦で小早川隆景や小少将と共に活躍する。 ガラシャ 声:鹿野潤 / 通り名:天真爛漫な箱入り娘 武器:腕輪(合気道・魔法) 煌 輝 / アクションタイプ:特殊技 身長:165cm 明智光秀の娘。天真爛漫で好奇心旺盛な少女。人懐っこく屈託のない性格で誰にでも分け隔てなく接する。外見は幼いが、古めかしい姫様言葉で喋る。父・明智光秀を何よりも尊敬し誇りに思っている。好奇心旺盛で「教えよ!」と「ほむ!」(『3』以降)が口癖。史実では幽閉状態になったり、人質にされていたのに反して、すぐ家出して放蕩したり戦場に出たりしている。箱入り娘という言葉そのままに箱から登場するという場面もあり、箱にそれなりにこだわりを持っている様子。ガラシャのシナリオは史実の流れから離れたオリジナル要素が多くみられるが、その死因となった事件自体は実装されることが多い。 ゲーム内では「ガラシャ」という名も本名の「玉」も呼ばれず、自らも名前を名乗らない。父親である明智光秀からも「私の娘」「貴女」としか呼ばれず、他の人物からも「お嬢ちゃん」「光秀の娘」と呼ばれ、小少将には「わらわちゃん」という愛称で呼ばれる。服装はキリシタンであったことから西洋のドレスをベースにしている。赤髪と青い瞳は外国人のイメージから取り入れられている。『OROCHI魔王再臨』では、ゴシック調のメイド服の新コスチュームで使用可能。『4』では縦ロールのツインテールになっている。 戦い方は特殊技の魔法がメイン。通常攻撃は合気道をモチーフとした体術、一部チャージ攻撃では衝撃波を発するが、『3』シリーズでは、チャージ攻撃が大幅強化されている。 オリジナル展開のストーリーが与えられることが多いものの、関ヶ原の頃には西軍に人質にとられ絶望に捕らわれてしまうという展開は共通している。『2猛将伝』では、見聞を広めるべく家出し諸国を旅していたところ野武士に襲われ、それを雑賀孫市に助けられた事から行動を共にし、孫市との友情を深めていくオリジナル要素の強いシナリオ。親子仲が悪い訳ではないが、成り行き上光秀ら織田軍とは敵対関係になってしまう。後に細川忠興に嫁ぐが、西軍に囚われそうになった際には孫市や臣下たちと共に脱出を図る。『3』には登場しないが『3猛将伝』では復活する。光秀にくっついて戦場に出ることで乱世の現実を知るが、優しい父が優しき世をつくると信じてガラシャなりに戦うこととなる。ほぼオリジナルストーリーだった以前のシナリオと比べて、夫・細川忠興の出番や光秀との関係が中心になるなどガラシャのシナリオとしては比較的史実の流れに寄せた内容。蘭丸のシナリオに登場し、彼と友人となる。『3Empires』では四国に流れ着いて元親と共に光秀と再会するために奮闘する。『4』では光秀の名代(自称)として、元親と共に四国の地方勢力や毛利軍と戦い、光秀の死後もその志を受け継ぐために豊臣軍と対峙する。『4-II』の百花繚乱の章では、隠居して「普通の女の子」としての生活を楽しみたいという直虎の願いを叶えるため、諸国の女性を強引に引き抜き、最強美女軍団を結成しようとする。『真田丸』では茶々の友人として登場。難しい立場の茶々に織田家にいた頃から気を配っており、山崎の戦いの後にガラシャ自身が難しい立場になってからは茶々がガラシャのために何かと行動していた。人質事件の際には茶々の説得を受けて危機を脱し、表向きには自害したということにされて生き延びている。 佐々木小次郎 声:うえだゆうじ / 通り名:妖かしの人斬り 武器:長刀・異次元巨大刀 剣 燕 / アクションタイプ:通常攻撃 身長:194cm 宮本武蔵のライバルである美形剣士。一人称は「僕」。剣を「人を斬るためだけのもの」としている生粋の人斬り。優しく爽やかな口調とは裏腹に考え方は狂気的で、全ての人間を哀れみ救うためとして斬ろうとする。「可哀想」「綺麗に斬ってあげる」が口癖。 戦闘では長刀を流麗に振るい、異次元から2本の巨大刀を召還する。通常衣装が『2』の頃から変わっていない。『OROCHI魔王再臨』では白塗りの化粧が落ち、黒い衣装にオールバック姿の新コスチュームで参戦可能。 『2』では特殊NPCとして登場、無限城のミッションをこなすことで、護衛武将として雇うこともできる。『2Empires』は操作可能だが、武器モーションは上杉謙信を基本に刀系キャラクターのモーションを組み合わせたものとなっている。『2猛将伝』からは長刀・異次元巨大刀による固有モーションとなり、正式にPCとなる。武蔵に執着し、徳川に雇われながらも彼との戦いを求め続ける姿が描かれる。『3』には登場せず、『Chronicle2nd』では猛将演舞専用NPCとして登場、『4』にて復活し、九州地方で滅びた武家の生き残りである旨を思わせるイベントが用意されている。 柴田勝家 声:竹本英史 / 通り名:古き良きもののふ 武器:二丁斧 →槍(5)猛 割 / アクションタイプ:チャージ攻撃 身長:166cm / 年齢:62歳(『4-II』) 織田家筆頭家老。「鬼柴田」「瓶割り柴田」と恐れられる豪将。お市の再婚相手。硬骨で愚直な昔気質の武士であり、「猪武者」と馬鹿にされることもあるが、後ろを振り返らず、前に集中する姿勢は、好感をもたれており、利家にとっては父親的存在である。口数少なくあまり多くを語らないが、利家やお市のことは普段からとても気にしている。秀吉をサルと呼ぶキャラクターの1人。お市のことは非常に大切に思っているが、立場をわきまえて距離感を保っている。二人称は「わぬし」。口癖は「黙して〇〇(戦え、が多い)」。 戦闘では二つの巨大な斧を振り回し、縦横無尽に戦う。『OROCHI魔王再臨』では、お市と似た狼の被り物を装着した新コスチュームで使用可能。 『2』では特殊NPCとして登場、無限城のミッションをこなすことで、護衛武将として雇うことができる。『2Empires』でも操作可能だが、武器モーションは前田慶次を基本に槍系キャラクターのモーションを組み合わせものとなっている。『2猛将伝』からは二丁斧による固有モーションとなり、正式にPCとなる。厳格な人物という色合いが強くなり、利家を新たな時代の担い手とするべく武士の生き様を伝えた。『3』では無双演武が無くなり、模擬演武のみ使用可能。『3猛将伝』で無双演武が追加され、今まで描写が少なかったお市との婚姻を明言されており、彼女とのやり取りを中心とした構成となっている。『4-II』では「料理・裁縫が得意」ということでガラシャの美女軍団に加入させられた上、彼女の突拍子な提案により「アイドルデビュー」するという珍事を起こした。『5』 外見が若々しく変わり、性格が昔気質から織田家の安定を第一に考える性格になった。一人称は「俺」。織田家重臣かつ織田信行の側近として、無謀な振る舞いをする信長を信行と共に諫める。稲生では蜂起した信行を諫めながらも、付き従った。信行の死後は信長の指示でお市に仕えることになり、浅井家の滅亡までお市の護衛として振舞う。浅井家滅亡後は織田家に戻り、蟄居した後に長篠の戦いに参加。やがてこれまで通り北陸軍の総大将となり、塞ぎ込むお市を気遣いながらも、手取川での一戦に挑む。
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