『戦国無双 〜真田丸〜』追加PC
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「戦国無双シリーズ」の記事における「『戦国無双 〜真田丸〜』追加PC」の解説
『戦国無双 〜真田丸〜』より使用可能なキャラクター。今作から年代毎に容姿や衣装が変わっていく仕様になっており、特に真田幸村と真田信之の二人は、少年期から壮年期まで描かれ、中でも主人公の幸村はそれぞれが別キャラクター扱いとなっている。詳しくは真田幸村、真田信之を参照。 真田昌幸 声:三宅健太 / 通り名:表裏比興の策略家 武器:旗槍 真 興 / アクションタイプ:通常攻撃 身長:179cm 武田家に仕える真田幸隆の三男で、信之・幸村の父。長篠の戦いで当主で兄の信綱・昌輝が討死したため真田の当主となる。幼い頃からその聡明さを信玄に愛され、小姓として信玄のそば近くで薫陶を受けた。信玄の子・勝頼ともその縁で早くから親交があり、君臣の間ながら親友に等しい絆を築く。信玄・勝頼の二代に渡り家臣として仕えた。 旗の付いた槍を用いて戦い、突くや払う以外にも旗投げのように槍を放り投げるといったアクションも見せる。 いかなる時も冷静冷徹で、感情を表に出さないものの、戦で人が死ぬことを嫌い、策略によって相手を貶め、最小限の被害で勝利する事を心掛けており、そのため如何に卑劣と罵られようとも戸惑わない。そして、その心底には親友ともいえる勝頼から受けた言葉があり、このときの勝頼の一言は昌幸にとって生涯の指針となった。信玄亡き後も、勝頼を支えて武田家のために奮戦するが、長篠の戦いより二人の関係に微妙な変化が現れ、やがて取り返しのつかない悲劇へと繋がっていく。その後悔から武田滅亡後は冷徹な策略家へと変貌し、仇敵たる織田家に従う道を選ぶ。その信長も間もなく本能寺の変で倒れると、真田家生き残りのためにあらゆる手を尽くし、北条・上杉・徳川の三大国を利用して真田家を大名としてのし上げた。裏切りや謀略を躊躇わない様から「表裏比興の者」と怖れられるようになるが、その生き様は実直な幸村を惑わせることもある。徳川家康とは根本的に相性が悪く、互いの信条に決して相容れないのを認め合う。 茶々 声:高野麻里佳 / 通り名:誇り高き姫君 武器:簪 玲 彩 / アクションタイプ:チャージ攻撃 身長:120cm(幼年期)→167cm(青年期) 長政とお市の娘。後に秀吉の側室となり、豊臣秀頼を授かるが『真田丸』ではそういった部分は省略されており、秀吉が保護している浅井の姫が後に豊臣の象徴的存在となってしまうと扱いで登場する。 髪に付けた巨大な簪を武器に刃物のように使ったり、投げつけたりして攻撃する他、友人のガラシャのような魔法攻撃も使う。 名家の姫君にふさわしい気品にあふれている。幼少期に父・長政、少女期に母・お市と継父・勝家を失った半生から何人も寄せ付けない雰囲気を持つ。本来は人を見捨てられない優しい心の持ち主なのだが、自分の立場が周囲に迷惑をかけることを恐れるあまりに本音を伝えることが苦手。しかし、それが他者を遠ざける態度に拍車をかけてしまって事態が深刻になりがちである。 初登場時は幼少期で、安土で真田幸村と運命的な出会いを果たす。青年期に再会してからは秀吉に世話役を任せられた幸村と親交を深める。その過程で茶々の態度も柔らぎ、徐々に周囲の人々にも心を開いていく。秀吉の没後は豊臣の象徴的存在となったことで難しい立場となっていく。家中が割れる中でガラシャとは別離、幸村が九度山に蟄居となるなど孤独を深めていく。ゲーム終盤には立場に縛られて以前以上に人を遠ざけており、再会した幸村にも冷淡に接する。 織田家にいた頃から自分に気を配ってくれたガラシャとは友人同士であり、難しい立場にいる彼女のために奔走することも。北条滅亡後の甲斐姫の保護もしている。物語の中で幸村は大切な存在になっていくが、茶々の素直になれない性格もあって男女の進展のようなものほとんど見られない。 佐助 声:阿座上洋平 / 通り名:闇を駆ける疾風 武器:手甲刀 影 飛 / アクションタイプ:神速攻撃 身長:165cm 服部半蔵の弟子として育てられた忍の少年。常に気怠げで、父のように慕う師匠の半蔵以外、誰に対しても冷めた物言いをする。戦で親を失ったことから、野心のもとに戦を繰り返す武士や大名の在り方を嫌っている。半蔵の命で安土の様子を探っていたところ、幼い幸村に巡り会う。それを機に間者として真田に潜り込むことを自ら発案し、幸村に仕えることになる。しかし、幸村の人柄に影響を受けていく中で佐助の心に変化が生じていく。最終的には真田幸村の忍となることを決め、半蔵とは刃を交えることとなる。 両腕に装着された刃付きの手甲を武器に師匠譲りの素早い攻撃で敵を翻弄する。 くだけた言動で敬語はほとんど使わず、家康への態度も悪いことで直政からは不興を買っている。半蔵の仕える家康には「家康サマ」と呼び、しばしば敬称を付け忘れることもあるのに対して、真田家では特にそういうこともなく「幸村様」、「昌幸様」と台詞に表記されている。幸村の忍となってからはくのいちと行動を共にすることが多く、彼女を「センパイ」と呼び、憎まれ口を叩きながらも次第に家族のような絆を結んでいく。 基本的に無機質な性格だが、ねねに子供扱いされたことに怒りをあらわにしたり、大好物であるホタルを贈り物として渡すと喜ぶなど、少年らしい一面も垣間見えた。 武田勝頼 声:岡本寛志 / 通り名:心優しき武田の御曹司 武器:槍 直 貫 / アクションタイプ:チャージ攻撃 身長:182cm 武田信玄の四男で、兄・義信の死後に跡取りとなる。昌幸とは君臣を超えた間柄で、互いに深い信頼を寄せている。繊細で心優しい貴公子だが、戦では鬼神のごとき働きを見せる。信玄の急死により家督を継いだことで、武田の名誉を守らんと思い詰めるようになる。 武器モーションは一般武将のものと同じ。 『5』では固有武将(特殊NPC)という扱いであるもののプレイアブルであり、他無双武将のモデルが一新される中で唯一ほぼ同一のモデル(『5』向けに調整はされている)での続投が決まった。 徳川秀忠 声:半田裕典 / 通り名:尊大なる二代将軍 武器:刀 尖 継 / アクションタイプ:チャージ攻撃 身長:190cm 徳川家康の三男で、後の徳川幕府二代将軍。跡取りの立場にあるが、家康に対する反発心とおそれから尊大な皮肉屋となってしまい家中でも持て余されている。初陣となる関ヶ原の戦いでは、信之と共に別働隊を率いる。この初陣での経験から心境に大きな変化が生まれ、信之との関係も良好になっていく。終盤は大坂の陣で幸村の覚悟と対峙することとなる。 武器モーションは一般武将のものと同じ。
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