真田氏
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真田氏(さなだし)は、武家・華族だった日本の氏族。信濃国の豪族として興り、戦国時代に武田氏に属して勢力を伸ばし、武田氏滅亡後には真田昌幸が信濃国小県郡と上野国吾妻郡を領有する小戦国大名として自立。関ヶ原の戦いでは昌幸と次男信繁(幸村)が西軍、長男信之が東軍について分裂したが、信之の系統が江戸時代に信濃松代藩主家として続き[1]、幕末の戊辰戦争では官軍として奮戦して倒幕に貢献した[2]。明治維新後華族となり、当初子爵に叙されたが、維新の功により伯爵に陞爵した[3]。
- 1 真田氏とは
- 2 真田氏の概要
真田家
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真田昌幸 信濃上田城主。正室(山手殿)は三成の正室(皎月院)の姉。 真田信幸 真田昌幸の長男。信繁の戦の才を三成に誇らしく話す。正室は家康の重臣・本多忠勝の娘。 真田信繁 真田昌幸の次男。信幸自慢の弟。
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真田家
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真田一男(さなだ かずお)〈18〉 演 - 神木隆之介(幼少期:宮城孔明、乳児期:殿岡祥一郎) 真田家の長男、高校3年生。自分を犠牲にしてでも家族のために尽くすのが長男の役目と考えており、考えすぎて暴走してしまうことも少なくない面倒くさい男(自身でも承知しており、そんな自分が嫌でしょうがないと思っている)。父・実に「長男性背負いこみ症」と名づけられた。 新聞配達、ガソリンスタンドのバイトで家計を支えている。学校の成績は良いが、存在感がなくクラスメイトに名前を覚えてもらえず、卒業写真に載せる写真が一枚もない地味な学校生活を送っている。しかしその自覚はない。 バイト先の先輩、鈴木ソアラと勢いで関係を持ってしまう。父親譲りの繁殖力で一度の関係だけでソアラを妊娠させてしまい、元彼の豊田オサム(サム)らと色々あった後責任を取り婚約。家庭を守るため就職を決意するが自分のやりたいことを諦めないで欲しいというソアラの気持ちに応え、大学進学のため勉強を始める。滑り止めの大学には落ちたが本命の国立大学に合格し晴れて大学生となった。大学デビューによる軽薄化とその反動による五月病に陥り周囲を悩ませるも、はじめの父親となり、家を失った真田家の放浪生活に付き合う中で落ち着いてゆき、実の楽天主義的な言葉を受け入れるまでになった。四郎ほどではないが野球の才能があり、サムの草野球チームに強引に加入させられる。打撃フォーム、スイングが衣笠祥雄に似ているらしい。 真田実(さなだ みのる)〈42〉 演 - 田辺誠一 真田家の父、カメラマン。人物関係の写真撮影を中心に活動しているが、最近は仕事の依頼が全く来ない。しかしあまり悩む様子もない天性の楽天家。そのため自分たち一家が貧乏という意識が全くない。 前妻のメグミと死別した後、仕事で出会った恵とできちゃった再婚した。恵や子どもたちを深く愛しており、メグミのことも今でも大切に想っている。 真田恵(さなだ めぐみ)〈38〉 演 - 光浦靖子 真田家の母、実の再婚相手(後妻)。才悟の実母で、一男たちの継母。旧姓は田所。見た目は地味だが子どもたちを分け隔てなく愛し、実の事を世界一のカメラマンとして尊敬している良妻賢母。家族会議で興奮するとちゃぶ台をひっくり返すクセがある。 かつては川越で「そよ風」というカフェを開いていたが取材に訪れた縁で実と付き合い、子ども(才悟)を妊娠したため結婚。東京の真田家の一階でカフェ「日だまり」を開くも、閑古鳥が鳴いている状態。 料理上手で、実の一目惚れのきっかけも「そよ風」時代に自ら作ったカレーの味であった。恵は才悟同様メグミの姿が見えていた。ただし才悟とは違い、始めは存在は感じていたが見えていたわけではなく、徐々に見え隠れし始めて完全に見えるようになった。 真田二子(さなだ にこ)〈16〉 演 - 有村架純(幼少期:千葉ほのか) 真田家の長女、高校2年生。勤勉家でまじめな性格、家事も率先して手伝う。一男の同級生の宇野と付き合っているが、未だ肉体関係はない清い交際をしている。 真田三子(さなだ みつこ)〈15〉 演 - 金井美樹(幼少期:畠山紬) 真田家の次女、中学3年生。芸能界に入る夢を抱いている。無くし癖があり、いつも何かを探している。EXILEが好き。 真田四郎(さなだ しろう)〈13〉 演 - 平岡拓真(幼少期:中村晋) 真田家の次男、中学2年生。野球部に所属、日ハムのファン。空気が読めない性格で学校でいじめられているが本人に自覚がない。Mの傾向がある。 真田五月(さなだ さつき)〈12〉 演 - 赤石那奈(幼少期:武居涼奈、乳児期:光田小春) 真田家の三女、小学6年生。肥満児。一家きっての大食漢で、食べ物の話題になると異様に食いつく。マキシマムザホルモンが好き。年齢に似合わない渋い熟年俳優が好き。 真田六助(さなだ ろくすけ)〈10〉 演 - 福島北斗(乳児期:谷口英太郎) 真田家の三男、七男と双子で小学5年生。七男との区別は家族でも付かない。少女時代が好き。 真田七男(さなだ ななお)〈10〉 演 - 福島海斗(乳児期:谷口雄太郎) 真田家の四男、六助と双子で小学5年生。六助とハモって喋ることが多い。男が好きか女が好きかという話題で「男が好き」と答えた。 真田才悟(さなだ さいご)〈7〉 演 - 加藤清史郎 真田家の五男、小学2年生。実と恵の間に生まれた子供。母とお揃いの赤い縁取りの眼鏡をかけている(才悟役の加藤は元々遠視であり、劇中でかけている眼鏡には実際に度が入っている)。一男の事を尊敬している。なぜか幽霊のメグミの姿が見えて会話が出来る。そのため図らずもメグミの言葉を代弁してしまうことになる。 同名の母親との差別化のため、メグミの事を呼び捨てにする。家族会議の出席者の数を数え、驚くのが毎回恒例となっている。 年の割にマセているところがあり、メグミのおっぱいを「並」と評すも触りたくて常に狙っていた。ようやくメグミのおっぱいを触ったものの、その後彼女がしばらく姿を消したことで自責の念にかられていた。おっぱいを触った自分はもう童貞ではないと思っている。物語の終盤ではメグミにプロポーズした。 真田メグミ(さなだ メグミ)〈享年30〉 演 - 広末涼子(特別出演) 実の前妻(幽霊)。才悟を除く子供たちの実母、元ストリッパー。ストリッパー時代の芸名は「二代目ビクトリア蘭子」。舞台写真を撮影したのが縁で実と知り合い結婚、7人の子供をもうける。 生きていれば恵とは同い年。なぜか幽霊として真田家の前に現れるが、才悟以外は目に見えない。幽霊ではあるが、物体に触れることはできる。酒豪で口も態度も悪いくせに人一倍繊細な面倒くさい女。戒名は慈恩舞照信女。
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真田家
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真田信幸 声 - 岸尾だいすけ(ドラマCD、アニメ) 昌幸の長男。関ヶ原合戦以後は真田家当主。史実同様、作品途中で「信之(読みは同じ)」に改名している。若いころは少し髪が短い。ツッコミ役で常識人。 父と弟の破天荒ぶりに手を焼いており、関ヶ原の戦いの後は、反省の色を全く見せない本人達の代わりに、平謝りに謝って家康に同情され、死罪を許してもらった。実際はあまりしていないにもかかわらず、父と弟からはいつも土下座しているイメージを持たれており、「ドゲザムライ」「地面より低い頭」などと呼ばれたこともある。 恐妻家で妻の小松に頭が上がらないが、それでも小松のことを大切に思っており、危険な目に遭わせたくないからと強く意見することもある。また生き残り編で妻帯していない時期であることを述べられた際には、盛大に動揺していた。後述の通り、見合いの際に稲姫(後の小松)を「忠勝の息子になる」という理由ではなく、一人の女性として意識し、彼女の心を動かした。また、彼の特徴は「嫁が怖い」ということで周囲に認識されており、彼のことを調べていたお江は彼自身の情報が一切出てこないことにすっかり困惑してしまった。 名を「信之」に改めたころから関ヶ原遅参の恨みから秀忠に目の敵にされるなど、基本的に損な役回りになることが多い不幸なキャラクターではあるが、その我慢ぶりから家康には気に入られている。その家康が独自に算出する天下人の条件である我慢値は、家康の100に対して98、なお底を見せていないらしく、家康から一方的に次の天下人に最も近いのではと思われている(史実での晩年の信之は、武将たちが世の中を去っていく中で、数少ない戦国時代を良く知る貴重な人間として幕府から一目置かれて優遇されていた)。 真田昌幸 声 - 伊藤健太郎(ドラマCD、アニメ) 真田家当主。信幸、幸村兄弟の父。口がいつも描かれておらず、いつも目を細めている(たまに真顔になったとき、目を開けて瞳を覗かせることがある)。8巻において、ニックネームが「ユッキー」であることが判明した(ただし、作中では誰にも呼ばれず、北条家へ臣従するまえに幸村に受け継がせている)。幸村と気が合い、信幸をからかうことに生きがいを感じている。そのため信幸が困ると生き生きとし、信幸を弱らせるためとあらば多少の危険も辞さない。彼のみならず、様々な人物の弱みを握ることを得意とする。飄々として掴みどころのない人物で、Vサインを出すのが癖。 変装(特に女装)の名人と自負するが(幸村も同様)、信幸にはアッサリ見破れるような変装である。しかし、どういうわけか彼以外の人間にはほぼ100%気付かれない。そのため、蟄居を命ぜられた後も家康や秀忠に臆面もなく接近する。 史実通り九度山に滞在していたのはわずかの間で、長い間信之の居城に居座っていたが、やがて暇つぶしのために旅に出る(幸村は彼と行動を共にしている)。しかし、家康を散々からかった後で涼しい顔をして帰ってきた。 真田家初登場の前に武田親子の回想で後姿だけで先に登場しており、また晴信時代(幼少期)は源五郎名義で登場。人質として晴信の手元に預けられたものの、図々しい言動(晴信をして「勘介や幸隆を上まわるうっとうしさを感じる」「この時代であばれさせてはいけない」と言わしめている)や女装癖はこのころからである。 作中では幸村と並びトラブルメーカーとしての性質が強く、史実での権謀術数に長けた名将としての性質は、要領がよく信幸を始めとする周囲を手玉に取るという形で表現されている。あらゆる方法で真田一族を生き残らせようとするが、その発想は常に信之をはじめとする常人たちの理解の範疇を超えており、生き残り戦に関しては真田氏を美少女「サナ」として擬人化し乙女ゲームのような寸劇を挟むことで表現している。 真田幸村 声 - 前野智昭(ドラマCD、アニメ) 昌幸の次男。存命中の名前は、史実では信繁だが、本作では幼名の時期をのぞき、幸村で統一されている。作中で一二を争う無表情だがかなりの悪戯好きで、父のボケに便乗し、兄の家庭を掻き回す。父には「ユッキー」と呼ばれる。兄のことは「兄さん」と呼んでいるが、あまり兄として敬っている描写はない。目がいつも描かれていない。また、若いころは髪形が若干異なる。「楽勝」「口八丁」など、何か書かれた旗を持っていることがある。前回のあらすじをプレートにして掲げているなど口数が少ないが、時折吐く辛辣な台詞で兄を困らせることもある。 人生の大半を人質として送っており、相手をおちょくり、わがままを貫き通す術に長けている。上杉家へ人質へ送られた際には、直江兼続と意気投合し、景勝や家臣らを盛大に困らせていた。 10巻では大河ブームに乗って大坂の陣直前の動向が描かれた。ひげが生え、帽子を被り髪型が見えなくなっているものの、「面影ありまくりだよ!」と突っ込まれるほど、言動には変化がない。 作中では「壺を渡すのでお小遣いを入れて返却してください」という手紙を兄に送っているが、史実でも幽閉時に近くの寺に「焼酎を送って下さい」と同様の手紙を出しているという逸話が残っている。 小松 声 - 小林ゆう(ドラマCD、アニメ) 信幸の正室で鬼嫁、そして本多忠勝の娘。常に薙刀を携帯しており、女子プロレスラーのような剣呑な雰囲気を漂わせている。また、大抵の場合不機嫌そうな表情をしている。真田一家が最も恐れる存在で、信幸を手玉に取る昌幸や幸村も、彼女を敵に回すことは避け、むしろ手なずけようとする。父・忠勝には幼少期から強い対抗心を抱いており、突進してきた際には薙刀で徹底的にたたき伏せている。 信幸を完全に尻に敷いており、昌幸や幸村と結託することも少なくないが、稲姫と呼ばれていたころに出会った際、初めて自分に「忠勝の息子」になるという理由以外で接してくれた人物であることもあってか(気の強い彼女も、そのときは涙ぐんでいた)、本気で自分を心配する夫に「そ…そんなヘマしねーよっ」と照れながら返したり、彼に当たろうとする徳川秀忠を拳で黙らせるなど、稀に夫として大事にしている描写も見受けられる。また女性が想いをよせる方に甘い菓子を贈る日には、真っ赤になりながら握りつぶした菓子箱を投げつけるなど、素直になれない一面もある。なお風邪をひいた際、熱のせいで寝ぼけてプロレス技をかけられた信幸は「熱のせいか、いつもより手加減がない」と発言しており、夫には本気を出していないこともうかがえる。 登場はしないが、1巻の時点で既に子持ちであり、史実にもある「関ヶ原合戦の直前、昌幸が孫の顔を見に訪れた際に追い返した」ことが描かれている。 真田幸隆 昌幸の父親で、先々代真田家当主。武田信虎に領地を追われた過去があるが、山本勘介が放浪時代に知り合った縁で武田家に仕える。勘介には幸村同様、「ユッキー」と呼ばれる。 孫の幸村と容貌性格が酷似(晴信の言葉を借りれば、幸村の髪の「色を塗り忘れた」バージョン)しているほか、「戦国武将のこと知っちゃおう事典」という書籍を駆使することで晴信-勘介時代の時系列からでは未来にあたることまで知っている不思議な人物。なお、初登場時のすぐ後に真田家のエピソードが来た際、実は一人二役(幸隆と幸村は同一人物)ではないかと匂わせるシーンがある。 矢沢頼綱 昌幸の従弟。上杉家の人質に下った幸村の付き人として越後に向かうが、幸村の専横と兼次の悪乗りに心身ともにとことん疲弊する。 真田幸昌 幸村の長男。10巻より登場。容姿は祖父である昌幸にうり二つであり、髪の色は曾祖父の幸隆に似ている。蟄居していた幸村と共に、豊臣家重臣の大野治長と面会するも、父親と一緒にふざけまくっており、治長に長い葛藤を強いた。
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真田家
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パーソナルカラーは緋色、イラストには六文銭の意匠がある。騎馬隊と槍足軽で大半を占め、弓足軽と鉄砲隊、砲兵が少数存在する。寡兵で奮戦した逸話から勢力としては最も少ない。計略は転身や城内からの強襲、城内にいる真田家もしくは勢力不問の人数で効果が変化、城内でのみ発動できる裏計、普請と設置陣形を掛け合わせた真田丸とその内外で効果が上下する計略を持つ。 於菊 小山田茂誠 唐沢玄蕃 河原綱家 小松姫 真田信幸 真田昌親 真田昌幸 真田幸村 竹林院 矢沢頼康 横谷左近 阿梅 穴山小介 海野六郎 筧十蔵 霧隠才蔵 真田大助 真田大八 猿飛佐助 三好清海 三好伊三 根津甚八 三好幸信 望月六郎 由利鎌之介 隆精院 池田綱重 鈴木忠重 堀田興重 山手殿
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真田家
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「変身忍者嵐 (漫画)」の記事における「真田家」の解説
真田信繁 真田信幸 真田昌幸 信繁・信幸の父親。自信家。真田家を存続させるため、息子たちを東西それぞれの陣営に所属させた。 ハヤテを一目見て「オモシロイ男」と評す。猿に操られ、秀忠の軍を城内を誘き寄せてから攻撃した。猿が倒された後に正気に戻り、佐助の死を悼んだ。
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真田家
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「プリンセス・トヨトミ」の記事における「真田家」の解説
真田家の男には、大阪国が守ってきたあるものを最も近い場所で見守りつづける役目がある。 真田 幸一(さなだ こういち) 大輔の父。お好み焼き屋「太閤」主人。腕は確かで店の評判も良いが、不器用かつ頑固な性格で、雑誌のインタビューを断り続けている。タテジマの球団ではなく広島東洋カープのファンで、特に前田智徳が好き。茶子の実母とは幼馴染だった。実は彼こそが現在の大阪国総理大臣である。 大坂冬の陣で徳川軍に大打撃を与え、夏の陣では家康本陣に決死の突貫攻撃を仕掛けて「日本一の兵」と賞された豊臣軍主力・真田幸村に由来。 真田 竹子(さなだ たけこ) 大輔の母。大輔の容姿は彼女譲りである。 幸村の正室・竹林院(竹姫)に由来。 真田 昌一(さなだ しょういち) 大輔の祖父で、幸一の父。「太閤」の店番で忙しい父母に代わってよく大輔の面倒を見ていた。大輔が小学1年の時に死去。 幸村の父・真田昌幸に由来。
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真田家
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真田幸村 智将と称される伝説の武将。紀州に蟄居を命じられていたが、ガンリュウ生存の報を聞き付け、彼を召し抱えようとした。文武に秀で、豪放磊落で知的な大物ではあるが、乱花にすら手を出そうとするなどややスケベすぎるところがある。ガンリュウからは「恥将の間違いじゃねーの」とまで言われていた。 猿飛佐助 若き天才忍者。乱花も見惚れるほどの美少年。幸村に心酔しており、類稀な俊敏さと狡猾な戦闘スタイルを活かした接近戦を得意とする。 元は伊賀忍者のエリートとして育てられ、半蔵の命を受けて幸村暗殺に向かっていた。しかし5年前(西暦1607年)、才蔵により捕らえられ、幸村の必死の説得により真田十勇士に加えられることとなった。幸村からは本当の息子のように可愛がられている。千代松 佐助が飼っている猿。母親とはぐれていた所を佐助に拾われた。 霧隠才蔵 幸村の家臣。常識人。佐助が召し抱えられた後は、彼の良き兄貴分として面倒を見てきた(佐助からは「兄上」と呼ばれ慕われている)。佐助と共に幸村の身辺警護を仰せつかっている。 三好清海入道 幸村の家臣。巨漢の僧兵で、幸村の命を受け、柳生忍軍に追われる武蔵を匿った。
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真田家
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「天地人 (NHK大河ドラマ)」の記事における「真田家」の解説
初音(はつね) 演:長澤まさみ 昌幸の娘で幸村の異母姉。母の身分が低かったがために、忍びとして育てられた。小さな鈴を身につけており、鈴の音とともに相手の前に現れることがよくある。 信長に間者として仕え、織田家と付き合いのある京の豪商の娘と名乗り、使者として越後へとやって来た際に兼続と出会う。信長を危険視していた原作と対照的に、本作では信長に好意的で、本能寺の変の際には光秀に非難の言葉をぶつけていた。 信長亡き後、真田家に戻ったが、北条家と好を通じるため人質として小田原城に送られ、逃げだしたために真田家から命を狙われた。しかし、三成が秀吉に助命嘆願したことにより自由の身となり、以後は三成の側にいることを選んだ。関ヶ原で三成が破れると伊吹山に潜伏する手助けをするが、三成は甲斐なく捕らえられ、その最期を見届けた。後に晩年の兼続を訪ね、南蛮船に乗って旅に出ることを伝える。 真田幸村(さなだ ゆきむら) 演:城田優 昌幸の次男。上杉家との同盟を望む真田家より人質として春日山城に入る。当初は兼続や越後の人々を信頼していなかったが徳川軍が上田に侵入した際の兼続の義ある上杉のやり方に惚れ込み、戦が終ると越後に戻り兼続に弟子入りする。その後、真田家が豊臣家に臣従したため人質として大坂城に入り、秀吉の近習となった。関ヶ原の戦い後、西軍に属したため高野山に追放される。その後、大坂の陣で豊臣方として活躍するが、敗戦の色が濃くなり落城間際に兼続の意を受けて千姫を逃がし、その後に戦死する。 真田昌幸(さなだ まさゆき) 演:岩松了 信濃の小大名。初音や幸村の父。情勢に応じて様々な勢力を主家とし、また裏切るなど家の繁栄や安泰のためには手段を選ばない。 その一方で北条攻めでの敵に対しても礼節を持って接する上杉のやり方には感服した。関ヶ原の戦い後、敗北した西軍に属したため息子の幸村とともに高野山に追放される。 猿飛佐助(さるとび さすけ) 演:白倉裕二 真田家の忍。北条家の人質となるはずであった初音が脱走すると、その行方を追うために上方に派遣される。
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真田家
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真田幸村 声:- / 石川英郎 真田昌幸の息子。幸村をはじめとした真田家の面々は原作には登場しない。松風を欲して慶次と親しくなり、慶次は彼の初陣の時に秀吉から拝領した名馬・野風を譲った。大道寺との戦いに参戦後、伊達政宗を小田原陣に参戦させるための交渉を任せられた慶次に同行する。秀吉の寵愛を受けているが、小田原の温泉において湯気で顔が見えなかったとはいえ秀吉を爺さん呼ばわりしてしまい、秀吉本人と分かった瞬間は恐れおののいていた。当初の風貌のモデルは長渕剛であるが、ヒゲを剃り正装してからは普通の美男顔になっており、眉毛の生え方などは全く変わっている。遊郭での喧嘩は死に損という登場の際のエピソードは原作における庄司甚内のそれを流用している。 猿飛佐助 声:- / 宮崎寛務 幸村の友で沙霧の兄。筋骨隆々な巨漢として描かれている。幼少の頃から幸村と修行をしていた。真田荘が北条忍軍に襲われ沙霧が失明したので出家していたが、沙霧が幸村への慕情に決着をつけた上で出家したため、伊達との交渉に赴いた幸村に同行する。本作中では幸村と同年代として描かれるが、架空の人物であり他の創作物の描写では幸村より若く書かれることが多い。原作には登場しないが隆慶一郎の各小説にはよく登場し、特に『花と火の帝』では重要な脇役である。 源爺 佐助、沙霧とともに真田忍軍の生き残り。慶次と佐助が座談している際に天井から慶次の杯に毒を垂らしたが、ことごとくかわされた。正確に慶次の実力を見抜いた。 三好清海 幸村の家臣。破壊活動に従事していた忍び。生来髪がないが、そのことに触れられると烈火の如く怒る。小田原の役に従軍する。佐助同様に架空の人物であり、原作では登場しない。 真田昌幸 幸村の父。秀吉に北条氏による名胡桃城奪取を知らせる。老獪で狡猾な人物であり、秀吉との駆け引きは慶次らに「サルとタヌキの化かし合い」と評された。一方で慶次たちにより幸村が美々しく武装させられて登場したのを見た時には嬉しそうに目を潤ませるなど、父親らしい姿を見せる場面もある。景勝、利家とともに小田原の役に出陣する。 真田信幸 真田昌幸の長男で幸村の兄。松井田城攻めの時、幸村が軍にいないことを知った父を落ち着かせた。 沙霧 声:- / 斉藤佑圭 猿飛佐助の妹。幸村が好意を寄せていたが、戦で失明する。その後、兄・佐助の後顧の憂いを絶つため仏門に身を置く。 堀田五兵衛 真田の老臣。清海たちが幸村の帰城、そしてそれに同行する慶次の力を見極めるためあのような行動に出たことを慶次に伝え謝罪する。
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