1945-1955年
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「在日韓国・朝鮮人の事件年表」の記事における「1945-1955年」の解説
1945年(昭和20年)8月30日 名古屋少年匕首殺害事件、路上で少年3人が脅迫されて金銭を奪われ、匕首で切り付けられて1人死亡、1人負傷、犯人は拘置所から脱獄、韓国に逃亡 10月22日 大阿仁村事件、秋田県の栗林に侵入し村人と乱闘 12月24日 生田警察署襲撃事件(第1回)拳銃強盗事件にからんで50名を超える朝鮮人の暴徒が襲撃、連合国軍が暴動を鎮圧 29日 直江津駅リンチ殺人事件、朝鮮人3人組が列車の窓ガラスを叩き割り無理やり乗車しようとし、それを阻んだ乗客にパイプやスコップ等で集団暴行し殺害、朝鮮人3人組は逮捕されたが程なく逃走 1946年(昭和21年)1月3日 - 富坂警察署襲撃事件、トラック2台に乗った朝鮮人約80人が署内に乱入、警官に暴行し、連続拳銃強盗事件の容疑者を連れ出し逃走 9日 - 生田警察署襲撃事件(第2回)30-40人の朝鮮人が、検挙された賭博団の奪還を目的に署内に侵入、進駐軍の協力を得て鎮圧 24日 - 七条警察署襲撃事件、ヤミ米捜査を巡って警察に押しかけ、さらに京都駅前で朝鮮人約700人が的屋・博徒と大乱闘 5月4日 - 日光中宮祠事件、旅館の帳場に盗みに入ったところを旅館経営者の家族に発見され、包丁で一家6人を刺殺、現金と小切手などを奪い放火 13日 - 長崎警察署襲撃事件、闇市を取り締まった警察に対し朝鮮人や中国人など約200人が包囲・襲撃、警官1人死亡、10人重軽傷 6月9日 - 七条警察署巡査殺害事件、京都で職務質問をしようとした巡査を射殺、朝鮮人5人逮捕 7月23日 - 東条村強盗事件、長野県で4人組強盗団が捜査中の警官を拳銃で射殺 8月中京私設警察事件、在日本朝鮮人連盟中京支部の「座敷牢」に男性を監禁、拷問した 5日 - 富山駅前派出所襲撃事件、闇米の取り締まりで朝鮮人と警察が大乱闘 29日 - 一勝地村農家6人殺害事件、熊本県で発生した強盗殺人放火事件 9月22日 - 坂町事件、ヤミ米の取締を行っていた警官に集団暴行 29日 - 新潟日報社襲撃事件、坂町事件を報じたことに対し新聞社を襲撃 12月20日 首相官邸デモ事件、デモ隊が首相官邸に侵入、アメリカ軍憲兵隊が出動して解散させた 1947年(昭和22年)3月15日 - 百田駐在所巡査殉職事件、山梨県で刑事を名乗る男が拳銃で巡査を射殺 6月23日 - 神奈川税務署員殉職事件、密造酒を取り締っていた税務署員を集団暴行殺人 9月10日 - 津別事件、北海道で朝鮮人が祭の露店を荒らし、的屋と対立、乱闘 10月20日 - 尾花沢派出所襲撃事件、山形県でヤミ米摘発に反発し派出所襲撃 11月4日 - 池袋診療所強盗殺人事件 1948年(昭和23年)春 - 会津破蔵事件、朝鮮人窃盗団による連続窃盗事件 4月浜松事件 (抗争事件)、闇市をめぐって朝鮮人、的屋、浜松市警が抗争、銃撃戦となりMPが出動 23-26日 - 阪神教育事件(朝鮮人学校事件)、朝鮮学校閉鎖令に反対して大阪府庁や兵庫県庁を暴力で占拠、アメリカ軍も出動、非常事態宣言 6月23日 - 五所川原抗争事件、小学校の運動会での喧嘩がもとになって、香具師と朝鮮人が乱闘 10月12日 - 評定河原事件、仙台で北朝鮮国旗を持った一団がデモ行進し、米軍憲兵隊が6人検挙 12月9日 - 宇部事件、逮捕された朝鮮人を奪還しようとして警察と衝突 末頃より - ワ号事件 (連続窃盗事件)、朝鮮人窃盗団約60人による連続窃盗事件 1949年(昭和24年)1月25日 - 益田事件、密輸の摘発を巡って約200名が警察署に押しかけ、警察官と乱闘、48名検挙 4月6-13日 - 枝川事件、窃盗犯を逮捕しようとした警察と衝突 7-11日 - 高田ドブロク事件、新潟県で密造酒の取締りで朝鮮人が警察と対立、12人検挙 6月2日 - 本郷事件、福井県で朝鮮人地区の地図作成に抗議し朝鮮人70人が派出所を占拠し警官に暴行 30日 - 平事件、福島県平市の警察署に乱入し占拠、警官に暴行、231人を騒擾罪で検挙 7月 塩釜事件、朝連と民団の構想を巡って警察とも紛争 8月19-20日 - 下関事件 (騒乱)、朝連と民団が乱闘、構成員の自宅を襲撃、略奪 9月13日 - 関東朝鮮人強盗団事件、強盗殺人1件、強盗45件、窃盗861件、260人検挙 20日 - 武生事件、福井県で裁判所と検察庁の支部が放火され全焼 1950年(昭和25年)3月20日 - 台東会館事件、在日本朝鮮人連盟が「暴力主義的団体」として解散を命じられ、台東支部があった台東会館を接収しようとしたが、妨害を受け朝鮮人119人検挙 8月15日 - 連島町事件、岡山県で約700名の朝鮮人が集会を強行し警察と乱闘、警官15名負傷、8名検挙 9月9日 - 第一次朝鮮スパイ事件の工作員および国内の朝鮮人活動家が逮捕。翌年7月11日に全員有罪の判決 11月20-27日 - 長田区役所襲撃事件、朝鮮人が税免除などを要求して区役所を襲撃、20日30人逮捕、24日26人逮捕、27日179人逮捕 12月1日 - 大津地方検察庁襲撃事件、勾留中の同志の釈放を要求し検察庁に突入、暴徒化、43人逮捕 12月1日 - 京都市役所に約100人の朝鮮人(うち学童30人)が押しかける。市長室を占拠し「朝鮮人児童には朝鮮人の教育を与えよ」と要求、京都市警察の警官ともみ合いになり7人が不退去罪、公務執行妨害容疑で逮捕 1951年(昭和26年)1月23日 - 四日市事件、朝連四日市支部接収の妨害、暴動、15名検挙 3月7日 - 王子朝鮮人学校事件、警察の捜査を「不当弾圧」だとして衝突、警官28人が重軽傷 21日 - 浅草米兵暴行事件、アメリカ軍兵士1人死亡、1人重傷、2人軽傷 6月13日 - 神奈川朝鮮人学校事件、朝鮮人学校の運動会をきっかけに横浜駅前で500人が暴動、28人検挙 7月20日 - 町田警察署乱入。容疑者の釈放を求めて約150人が町田署内へ乱入した。警察官7人が負傷。 10月18日 - 日野事件、滋賀県で違法デモ隊が警官隊に襲い掛かり拳銃を奪う、20人検挙 22日 - 下里村役場集団恐喝事件、兵庫県で朝鮮人約200名が村役場に押しかけ暴行脅迫恐喝、15名検挙 12月1日 - 東成警察署襲撃事件、泥酔して保護された在日朝鮮人男性が死亡し、警官のリンチ殺人だとしてデモ行進を行っていた朝鮮人らが署内に突入を図り、3人逮捕 16日 - 親子爆弾事件、大阪で事故死した朝鮮人の慰霊祭をきっかけに、クラスター爆弾の工場を襲撃、集団暴行 1952年(昭和27年)2月21日-23日 - 木造地区警察署襲撃事件、青森県で傷害容疑で朝鮮人2名を逮捕した事に対し即時釈放を要求し警察署襲撃 3月多奈川町事件、大阪で密造酒の取締りで朝鮮人が警察と対立、27名逮捕 5月1日 - 血のメーデー事件、皇居外苑で警察部隊と衝突したデモ隊に一部朝鮮人が参加。 13日 - 広島地裁被疑者奪回事件、閉廷直前に傍聴席の朝鮮人約200人が被疑者と傍聴者を分ける柵を乗り越え、放火の被疑者朝鮮人4人を奪還 25-26日 - 高田事件 (法学)、名古屋各所で同時多発事件、派出所や米軍宿舎などに火炎瓶を投げ込む 25日-30日 - 桜井町事件、奈良県で暴行傷害で逮捕された朝鮮人の即時釈放を要求して警察と衝突 30日 - 大梶南事件、仙台で民団系と民戦系が抗争 31日 - 奈良警察官宅襲撃事件、巡査の自宅に約10名の朝鮮人が覆面姿で押しかけ、父親を暴行し意識不明の重体にして窓ガラスや障子を破壊して逃走 6月5日 - 万来町事件、山口県で、派出所を襲撃、工場に乱入 10日 - 島津三条工場事件、京都で祖国防衛隊 (在日朝鮮人団体)約50人が工場に押しかけアジ演説、警察が逮捕して護送中にパトカーに火炎瓶を投げ込む 13日 - 醒井事件、滋賀県で民団系と民戦系の対立を巡って、被疑者の逮捕を妨害して大乱闘 24-25日 - 吹田事件、デモ隊が火炎瓶や石を投げて暴徒化、111人が騒擾罪で起訴 24-25日 - 枚方事件、工場を時限爆弾で爆破、人違いで火炎瓶で一般家屋に放火、98人検挙 7月7日 - 大須事件、共産党と朝鮮人の祖国防衛隊が火炎瓶攻撃、騒乱罪 相馬ヶ原駐屯地事件、祖国防衛隊 (在日朝鮮人団体)の軍事工作班が警察予備隊駐屯地の爆破を計画 11月11日 - 大村収容所事件、入国管理庁の入国者収容所で、韓国から送り返されてきた逆送還者の即時釈放を要求し暴動 19日 - 五所川原税務署襲撃事件、密造酒摘発に反発して税務署襲撃 21日 - 川辺村強盗殺人事件、長野県で薬用人参を盗もうとしていたところに通りがかった被害者を強盗殺人 1953年(昭和28年)2月19日 - 別府市警察署事件、留置中に死亡した在日朝鮮人男性の死因を警察によるリンチによるものとして、在日朝鮮統一民主戦線の構成員らが抗議活動 1955年(昭和30年)12月19日 - 上十条二丁目交番爆破事件、工事現場から盗んだダイナマイトを交番に投げ込み警官2人が重傷
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