尾花沢派出所襲撃事件とは? わかりやすく解説

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尾花沢派出所襲撃事件

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/21 01:24 UTC 版)

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尾花沢派出所襲撃事件(おばなざわはしゅつじょしゅうげきじけん)とは、1947年(昭和22年)10月20日に、山形県北村山郡尾花沢町(現尾花沢市)で発生した事件。

事件の発端

山形県警察部では、ヤミ米の断固取り締まりを実施していたが、在日朝鮮人たちは捜査の網をかいくぐり、ヤミ米を出荷していた。

事件の概要

1947年10月20日、朝鮮人7人は警察によるヤミ米摘発の鬱憤を晴らすべく、派出所の襲撃を計画し、午後3時頃に楯岡警察署(現在の村山警察署)の尾花沢派出所に乗り込んだ。警察官が不在だったため、派出所内の器物を破壊し、門標を取り外した後引き揚げた。

その後、外出から戻った警察官が、派出所内の惨状を見て驚き、直ちに署に連絡した。その直後、前述の朝鮮人7人と他の朝鮮人30人が派出所を取り囲み、火鉢を投げつけるなどの暴行を働いた。楯岡警察署は隣接の新庄警察署進駐軍の応援も得て、29人を逮捕した。

その後の顛末

これらの逮捕者は、暴力行為等処罰ニ関スル法律違反容疑で10月23日に送検された。

参考文献

  • 山形県警察史 下巻』(山形県警察史編さん委員会編 1971年)

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