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曹操

(魏武から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/16 13:04 UTC 版)

曹操（そうそう、拼音：Cáo Cāo、永寿元年（155年） - 建安25年1月23日（220年 3月15日））は、後漢末期の軍人・政治家・詩人で、実質的な魏の創始者。字は孟徳（もうとく）、幼名は阿瞞、または吉利。豫州沛国譙県（現：安徽省亳州市譙城区）の出身。廟号は太祖、諡号は武皇帝。

脚注

注釈

^ 当時の宦官は養子を迎えて家を構えることが認められていた^[10]。
^ この時の皇帝霊帝は蓄財に非常に熱心であり、曹嵩以外にも官僚としての地位を金で売ることが常態化していた^[13]。
^ 『後漢書』「許劭伝」では「清平の姦賊・乱世の英雄である」としている。また『世説新語』においてはこの評価は橋玄自身の言葉とされている^[21]。
^ 堀は曹操の隠棲について、当時の漢政府に対する曹操の深い絶望があり、大乱を起こすことなく天下を救うことは出来ないという曹操の展望があったとする^[37]。
^ 当時は戦果を十倍に報告するという慣例があり、実数はもっと少ないと思われる^[66]。
^ 曹嵩殺害の経緯については諸説ある（陶謙#脚注）
^ 石井仁はこの徐州大虐殺ともいうべき蛮行が士大夫層からの不信感を産み、曹操が最終的に統一を果たせなかった最大の原因であろうとしている^[76]。
^ この袁紹軍11万、曹操軍1万未満という数字については『三国志』に注釈をつけた裴松之を始めとして「粉飾である」との見解が多数派である^[108]。
^ 臣下は皇帝の前では小走りに走らなければならず、諱で臣操と名乗らなければならず、帯刀は許されなかった。これらを免除するという特典がこれで、漢建国最大の功臣である蕭何に与えられたのを始めとし、王莽・梁冀・董卓に与えられた^[151]。
^ この屯田制が後の占田・課田制に繋がるとの宮崎市定の見解があるが、繋がらないと考える見解も多数ある。詳しくは占田・課田制#A説・占田・課田制#占田・課田制の歴史的位置付け、占田・課田制研究の歴史学的位置付けを参照。
^ ただし司馬光は曹魏を正統としたのはやむを得ずとしている^[200]
^ 人民共和国のイデオロギーでは農民反乱を「起義軍」として高く評価する^[210]。
^ 『後漢書』曹騰伝は「曹疾」と作る。また夏侯衡は曹操の弟である海陽哀侯の娘を娶っているが、海陽哀侯が誰を指しているかは不明。
^ 『文選』陸機「弔魏武文」の李善注が引く『魏略』に見られる。
^ 『三国志』では、彼女の姓氏には触れない。『三国志演義』では鄒氏と呼ばれる