孫乾とは? わかりやすく解説

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孫乾Sun Qian

ソンケン

(?~214?)
蜀秉忠将軍

字は公祐北海郡の人。

大学者鄭玄推挙により徐州刺史劉備招かれ従事となる。劉備曹操に叛いたとき、袁紹のもとへ使者として赴き、劉備庇護するよう説得した

のち麋竺とともに荊州劉表のもとに赴き、劉備受け入れ請う袁紹の子袁尚袁譚兄弟互いに争ったとき、劉表袁尚手紙送って「ご兄弟不仲について劉備殿・孫乾殿と議論するたび心を痛めている」と述べたこれほど一目置かれていたのである麋竺簡雍とともに左将軍劉備)の従事中郎に任命される

劉備益州平定すると秉忠将軍昇進し席次簡雍並んで麋竺の次であった。それから少しして亡くなった

参照袁尚 / 袁紹 / 袁譚 / 簡雍 / 曹操 / 鄭玄 / 麋竺 / 劉備 / 劉表 / 益州 / 荊州 / 徐州 / 北海国 / 左将軍 / 左将軍従事中郎 / 刺史 / 従事 / 秉忠将軍 / 牧


孫乾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/30 05:45 UTC 版)

孫乾
後漢
秉忠将軍
出生 生年不詳
青州北海郡
死去 没年不詳
拼音 Sūn Qián
公祐
主君 劉備
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孫 乾(そん けん)は、中国後漢末期の政治家。公祐青州北海郡の人。『三国志志に伝がある。

略歴

劉備陶謙の跡を継いで徐州刺史となったとき、招聘を受けて従事となった。裴松之の注が引用する『鄭玄伝』によると、同郷の鄭玄が州に推挙したため、招聘されたとある。

呂布が徐州を奪い取ると、劉備につき従って曹操の元に身を寄せた。後に劉備が曹操から離反したとき、冀州袁紹への使者として派遣された。劉備が袁紹の元を離れて荊州劉表を頼ったときは、糜竺と共に劉表への使者として赴いている。

劉表は袁尚に対し、袁尚と袁譚の抗争について「劉備や孫乾らと話し合うたびに心を痛めている」という内容の手紙を送ったという。

建安19年(214年)、劉備が益州を領有すると、従事中郎から秉忠将軍に昇進し、糜竺に次ぐ簡雍と同等の待遇を受けたが、間もなく死去した。

『三国志演義』での孫乾

小説『三国志演義』では、陶謙が臨終時に徐州を劉備に譲ることを決めたとき、劉備を輔佐する人材として孫乾を推挙したことになっている。劉備の文官・外交官として正史以上の活躍を見せるとともに、関羽趙雲張飛の助言役として活躍することもあったように描かれている。

『三国志演義』よりも古い『三国志平話』では、簡雍に次ぐ古参の1人として劉備の黄巾軍討伐に従っている描写もある。


孫乾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/09 04:48 UTC 版)

龍狼伝」の記事における「孫乾」の解説

劉備参謀務め文官。主に他国との交渉事などを担当する

※この「孫乾」の解説は、「龍狼伝」の解説の一部です。
「孫乾」を含む「龍狼伝」の記事については、「龍狼伝」の概要を参照ください。

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