芸能人・音楽家
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フランツ・ヨーゼフ・ハイドン - 1805年1月、新聞に死亡記事が掲載された(実際にハイドンが死去する4年前)。たまたまハイドン自身がその新聞を当日の朝に読んでおり、すぐに抗議したため修正された。 森光子 - 1949年秋に肺結核を患い、3年間京都山科での療養生活を余儀なくされた。この頃に死亡説が流れ、親友の赤木春恵を始め、「葬儀に出た」など誰もが信じて疑わなかったという(但し、死亡説を打ち消したのも赤木であり、大阪のラジオ局で「まぁよく生きていたねぇ」と再会を喜び、自分が出演していたラジオ番組へ森を出演させた)。 ポール・マッカートニー - 1969年に流れた説で、本人が『ライフ』のインタビューに登場してやっと沈静化した。詳細は「ポール死亡説」を参照 吉田拓郎 - 1981年3月13日、パーソナリティを務めていたニッポン放送の『オールナイトニッポン』を病気のためこの日の放送を休演。その穴埋めにスタッフが「吉田拓郎さんをしのんで」と追悼番組の形式で放送したところ、番組では「(吉田が)死亡した」などと言わなかったものの、相次ぐリスナーから問い合わせや各マスコミが事実確認のためニッポン放送に駆けつけるほどの騒ぎになった。余りに反響が大きくなったため、放送30分後に番組から「これ(吉田死亡)は冗談です」と説明し、吉田本人も自宅から電話を通じて番組に出て健在であることを証明した。今度は一転、リスナーから抗議の電話がニッポン放送に殺到した。詳細は「吉田拓郎のオールナイトニッポン#吉田拓郎死亡放送事件」を参照 新井薫子 - デビューから約1年活動しただけで1983年に療養のため休業し、突如メディアから姿を消したため、『夕やけニャンニャン』に本人が出演して健在を証明した。 ミッキー岡野 - 『やめてクレ…ROCK'N'ROLL!』などで知られる歌手。新井薫子に続き『夕やけニャンニャン』のネタにされ流布、本人が電話出演して打ち消した。 堀江淳 - 1983年に死亡説が流れ、『“生きてますよ”コンサートツアー』と銘打ったツアーを開催した。しかし、生きているのを知ったのは会場に来たファンのみで世間で死亡説は消えず、さらにはアジア移住説までもが流れた。 小宮悦子 - 1985年8月12日に発生した日本航空123便墜落事故で同姓同名で年齢もほぼ同じの人物が死亡したため、テレビ朝日に多数の問い合わせが発生した。 高倉健 - 1987年5月頃、フランスのパリに滞在中に失踪したと一部マスコミが報じ、更に「現地の病院でエイズの治療を受けていたが病状が悪化、死亡した」という怪情報が流れた。実際は高倉は長期休暇を取り旅行をしていただけで、都内の自宅に戻ると玄関先に張り込んでいた報道陣から質問攻めを受けた。さすがにこれには高倉も憤慨し、テレビカメラの前で「帰ってきたら変な記事(死亡説)書かれててさ、迷惑してるのはこっちなんだ」「パリになんか行ってない。(では何処へ行っていたのかと問われ)プライベートはどうでもいいじゃないか。おかしな話に仕立てたのはあなたたちでしょう」と強い口調で噂を否定。高倉はその場で「後日にきちんとしたことを話す場所を設ける」と告知し、後に記者会見を開き公式発言を行う異例の事態に発展した。会見では高倉は打って変わって穏やかな様子で、「一度殺されて(死亡説を流されて)考えてみれば、命には限りがあるものなんだなと思いました」と笑顔でジョークを飛ばし記者たちの笑いを誘った。 テレサ・テン - 1990年5〜6月と1991年4〜5月に、病死説・暗殺説が流れた。1995年の他界後は逆に、終焉地タイのチェンマイを中心に生存説が流れた。詳細は「テレサ・テン#テレサ・テン死亡説」を参照 木梨憲武 - 1991年10月31日、虫垂炎から復帰後の『とんねるずのみなさんのおかげです』で『緊急放送!盲腸で倒れる 木梨憲武さんを偲んで…』と題し、木梨が死亡したという設定で、スタジオに多数の菊の花や遺影を模した木梨の写真を飾り、放送中に木梨本人が突然現れるというドッキリだったが、視聴者から問い合わせや抗議の電話がフジテレビに殺到した。この企画は前述の吉田拓郎死亡事件をヒントにして作られたという。詳細は「とんねるずのみなさんのおかげです#おかげです事件史」を参照 ジェームス・ブラウン - L.A.スタイルの楽曲「ジェームス・ブラウン・イズ・デッド(英語版)」(1991年発売)のヒット直後に発生した。 長島雄一(現・チョー) - 『たんけんぼくのまち』終了直後の1992年頃に発生。「収録時、崖の上を自転車で走行中、運転を誤って海に転落しそのまま死亡した」というもの。2009年に放映された復刻番組『たんけんぼくのまち2009』の冒頭に「やあ!チョーさんは生きてるよ」と言いながら登場した。 マーク=ポール・ゴスラー(英語版) - 1993年、バイク事故で死亡したとの説が流れた。 志村けん - 死亡説で最も著名な事例の一つ。低迷期の1996年に同姓同名の別人の訃報が新聞に載り、それが誤って広まった。詳細は「志村けん#死亡説」を参照 槇原敬之 - 1996年に死亡説が流れる。その後生存をアピールするためにシングル「まだ生きてるよ」を発表した。 福山雅治 - 1996年から1997年まで音楽活動を休止していたが、本人によれば激ヤセ説や死亡説が出たという。 久保田利伸 - 1998年にインターネット上で死亡説が流れた。 ボブ・ホープ - 1998年、AP通信のウェブサイトに死亡の見出しがある記事が掲載された。また2003年4月、CNNのウェブサイトに死亡記事が掲載された。予定稿の誤掲載。同じく2003年4月、ウェブサイト『ザ・スモーキング・ガン』にも死亡記事が掲載された。同年7月に死去。 アーノルド坊や(ゲーリー・コールマン) - 義姉役の女優ダナ・プラトーの死去(1999年)が誤って広まったものとされる。 つぶやきシロー - メディア露出が激減していた1999年12月頃にインターネット上で死亡説が流れた。その後は死亡説をセルフパロディにしている。 エミネム - 2000年12月、飲酒運転で事故死したとの噂が流れた。その後2010年1月時点でも同様の噂が流れ続けている。 ジェフリー・コムズ - 2000年頃に死亡説が流れた。 井上真央 - 2001年、『キッズ・ウォー3』にて中高生の知名度が上昇した時期に発生。 ブリトニー・スピアーズ、ジャスティン・ティンバーレイク - 2001年6月12日、ダラスのラジオ局KEGL-FMの番組内で、2人のDJが「ロサンゼルスで交通事故死した」との冗談を流し、それが本当のことだと誤解されて広まった。米時間2016年12月26日にもSony Music Globalの公式Twitterアカウントがハッキングされ「ブリトニー・スピアーズが事故死した」と報じた(直後に削除される)。 ホイットニー・ヒューストン - 2001年9月、麻薬の過剰摂取で死亡したとの噂が流れた。 桂歌丸 - 2001年頃、レギュラー出演していた日本テレビの『笑点』スタッフのもとに「歌丸師匠がお亡くなりになった」という電話が入り、スタッフは事実確認のため歌丸の自宅に電話した。電話に出た冨士子夫人は「(歌丸本人は)平塚市で独演会中」と語ったため、デマであることが判明した。なお本件に限らず歌丸は、『笑点』の「大喜利」で死亡ネタが頻繁に登場していた(主に六代目三遊亭円楽が使用)。 村田英雄 - 入院中だった2002年6月8日、『スポーツ報知』が死亡したと報道し、所属事務所・新栄プロダクションの山田太郎社長は「法的措置も考えている」と発言した。同月13日に死去した。 アンディ・フレイザー(元フリー) - 2005年3月、エイズで死亡したとの説が流れた。 トム・ハンクス - 2006年、ニュージーランドで崖から転落死したとの説が流れた。 ウィル・フェレル - 2006年、パラグライダーで飛行中に事故死したとの報道が流れた。 サモ・ハン・キンポー - 2007年12月10日、中国の一部のメディアで死亡報道がなされる。自らマスコミの前に姿を現し怒りを顕にしながら「休暇を取って、のんびりプーアル茶を飲んでいただけだよ」と否定。詳細は「サモ・ハン・キンポー#死亡説」を参照 マイリー・サイラス - 2008年、公式Youtubeチャンネルがハッキングされ、「飲酒運転の車にはねられて死亡した」との訃報を伝えるメッセージビデオが流された。また2009年11月にも死亡説が流れたほか、2014年7月19日には「ロサンゼルスの自宅でオーバードーズにより死亡した」というスパムメッセージがフェイスブックで流れた。 トム・クルーズ - 2008年10月、ニュージーランドで崖から転落死したとの説が流れた。 ナタリー・ポートマン - 2009年、映画の撮影現場で事故死との説が流れた。 マット・デイモン - 2009年、カリフォルニア州のパロ・ヴェルデ山脈(英語版)で遭難死との説が流れた。 ジャスティン・ビーバー - 2009年、死亡説が流れた。 リル・ウェイン - 2009年、死亡説が流れた。 ジェフ・ゴールドブラム - 2009年、ニュージーランドで映画撮影中に崖から転落死したとの説が流れた。 ウィル・スミス - 2009年、ハリウッドでポルシェを運転中に事故死したとの説が流れた。カロライナ・パンサーズ所属のNFL選手スティーブ・スミスが起こした事故(死亡事故ではない)が歪曲されて広まったものとされる。また、2016年に同姓同名のNFL選手が射殺された際、それが誤って広まった。 ザック・ブラフ - 2009年、薬物の過剰摂取で死亡したとの説が流れたが、本人が否定。その後、虚報を流した犯人が判明し、本人に謝罪した。 古谷徹 - 2009年、実母の訃報が本人の死と誤解されて死亡説が流れた。 ジョニー大倉 - 「2009年6月6日、肝臓癌で死亡し新疆ウイグル自治区に埋葬された」との説が流れた。芸能関係者にFAXで回されたものだが、情報の出所は不明。 リック・アストリー - 2009年7月、「ベルリンのホテルで意識不明となり、救急隊員により蘇生処置が行われたものの死亡した」との説が流れた。 エマ・ワトソン - 2009年7月24日に交通事故死との噂が流れた。 カニエ・ウェスト - 2009年10月20日に自動車事故で死亡したとの説が流れた。 テイラー・スウィフト - 2009年11月に死亡説が流れる。 ジョージ・クルーニー - プライベートジェット機での墜落死との説が流れた。 ハリソン・フォード - サントロペでクルージング中に事故死との説が流れた。 レディー・ガガ テイラー・ロートナー - 2010年、薬物の過剰摂取で死亡したとの説がネット上で流れた。 ラッセル・クロウ - 2010年6月10日、オーストリアの山で映画撮影中に転落死したとの説が流れる。説の出所は英語版WikipediaのRussell Croweの記事の悪戯編集であった(当該の版は既に削除されている)。 モーガン・フリーマン - 2010年12月18日、「CNNがモーガン・フリーマンの訃報を伝えた」という説がTwitter上に広まった。CNNはその情報の発信自体を否定し、出所を調査している旨を表明した。 オーウェン・ウィルソン、チャーリー・シーン、エディ・マーフィ、アダム・サンドラー、アヴリル・ラヴィーン、クリスチャン・スレイター - 2010年12月から2011年1月、スイスのツェルマット(あるいはカナダのバンクーバー)にてスノーボード中に事故死したとの説が流れた。情報元のサイトは動画紹介サイトであり、サイトの宣伝目的で偽ニュースを作るジェネレーターを利用して偽の訃報を作り、アクセスを集めようとしていたものとされる。 ローワン・アトキンソン - 2012年2月26日、Twitterで死亡説が流れた。753人のフォロワーを持つフィリピン在住の男性がアトキンソン死亡という偽情報を発信したのがきっかけ。 ジョージ・マイケル - 2013年3月、休暇で滞在していたタークス・カイコス諸島で、ジェットスキー事故により死亡したとの説がtwitter上に流れるが、そもそもの発端が偽ニュースサイトの記事によるものであった。 田代まさし - 2013年4月下旬に獄中死説が流れた。 ジャッキー・チェン - 2013年4月に心臓発作で死亡説が、同年6月に転落死説が流れた。その他にも幾度となく死亡説が流れている。 田村正和 - 2013年11月12日に死亡説が流れた。 ホレス・シルヴァー - 2013年12月17日、イギリスのen:Jazzwise誌により死去したと報道されたが、誤報であり直後に訂正と謝罪がなされた。半年後の2014年6月18日に死去している。 小島よしお - 2014年1月、ツイッター上に小島が自殺したとのツイートがあった。 エド・はるみ - 2014年2月、ツイッターで訃報画像(1月28日に永井一郎が死去した時の記事の改変)が拡散。2月24日に本人がフォロワーから報告を受けた。 ホセ・フェリシアーノ - 2014年4月17日、チェオ・フェリシアーノが交通事故死した際に、取り違えられて死亡記事がロイターなどで配信された。 マコーレー・カルキン - 2014年11月8日、アメリカ合衆国のニュース専門放送局MSNBCの公式サイト記事に見せかけた、「金曜日(11月7日)に亡くなった」という内容のスクリーンショットを載せたフェイスブックによりデマが拡散した。 アヴリル・ラヴィーン - 2017年5月、「2003年に死亡し、そっくりさんと入れ替わった」という説が流れた。しかし、説の出所とされるブラジルのファンサイトには、噂が流布した後に死亡説が事実と異なる趣旨が記載された。詳細は「アヴリル・ラヴィーン入れ替わり説」を参照 アレサ・フランクリン - 2017年11月21日、Twitterで死亡説が流れた。
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