カロライナ・パンサーズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/27 08:25 UTC 版)
カロライナ・パンサーズ(英語: Carolina Panthers、略称: CAR)は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州シャーロットに本拠地をおくNFLチーム。NFC南地区に所属している。ホームスタジアムならびにチーム本部はバンク・オブ・アメリカ・スタジアムである。
NFC 2023 | ||||||||||
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順 位 | チーム | 地 区 | 勝 | 敗 | 分 | 勝率 | DIV | CON | SOS | SOV |
地区優勝 | ||||||||||
1[a] | サンフランシスコ・49ers | 西 | 12 | 5 | 0 | .706 | 5-1 | 10-2 | .509 | .475 |
2[a] | ダラス・カウボーイズ | 東 | 12 | 5 | 0 | .706 | 5-1 | 9-3 | .446 | .392 |
3[a] | デトロイト・ライオンズ | 北 | 12 | 5 | 0 | .706 | 4-2 | 8-4 | .481 | .436 |
4[b] | タンパベイ・バッカニアーズ | 南 | 9 | 8 | 0 | .529 | 4-2 | 7-5 | .481 | .379 |
ワイルドカード | ||||||||||
5 | フィラデルフィア・イーグルス | 東 | 11 | 6 | 0 | .647 | 4-2 | 7-5 | .481 | .476 |
6 | ロサンゼルス・ラムズ | 西 | 10 | 7 | 0 | .588 | 5-1 | 8-4 | .529 | .453 |
7[c][d] | グリーンベイ・パッカーズ | 北 | 9 | 8 | 0 | .529 | 4-2 | 7-5 | .474 | .458 |
レギュラーシーズン敗退 | ||||||||||
8[c][d] | シアトル・シーホークス | 西 | 9 | 8 | 0 | .529 | 2-4 | 7-5 | .512 | .392 |
9[b][c] | ニューオーリンズ・セインツ | 南 | 9 | 8 | 0 | .529 | 4-2 | 6-6 | .433 | .340 |
10 | ミネソタ・バイキングス | 北 | 7 | 10 | 0 | .412 | 2-4 | 6-6 | .509 | .454 |
11 | シカゴ・ベアーズ | 北 | 7 | 10 | 0 | .412 | 2-4 | 6-6 | .464 | .370 |
12 | アトランタ・ファルコンズ | 南 | 7 | 10 | 0 | .412 | 3-3 | 4-8 | .429 | .462 |
13 | ニューヨーク・ジャイアンツ | 東 | 6 | 11 | 0 | .353 | 3-3 | 5-7 | .512 | .353 |
14 | ワシントン・コマンダース | 東 | 4 | 13 | 0 | .235 | 0-6 | 2-10 | .512 | .338 |
15 | アリゾナ・カージナルス | 西 | 4 | 13 | 0 | .235 | 0-6 | 3-9 | .561 | .588 |
16 | カロライナ・パンサーズ | 南 | 2 | 15 | 0 | .118 | 1-5 | 1-11 | .522 | .500 |
タイブレーク | ||||||||||
注釈
- ^ ペイトリオッツはマサチューセッツ州を中心としたニューイングランド6州をフランチャイズとしている
- ^ NFLエクスパンションチームの初年度としては史上最高
- ^ AFCはヒューストン・テキサンズ
- ^ スーパーボウルチャンピオンをエキスパンションチームが破ったのは史上初
- ^ エキスパンションチームの初年度の成績としては過去最高であり、タンパベイ・バッカニアーズの0勝14敗とは大きく異なる数字を挙げた。
- ^ レーンはその年の7月6日に妻に銃で撃たれて亡くなった。
- ^ 2005年に45歳の若さで亡くなった。
- ^ 過去2年はチャンピオンシップゲームで敗退している。
出典
- ^ “Sports Money: 2021 NFL Valuations #24 Carolina Panthers”. フォーブス (2021年8月). 2021年11月18日閲覧。
- ^ “NFL29番目のチーム、パンサーズ誕生”. NFL JAPAN (2010年10月26日). 2011年1月9日閲覧。
- ^ “ベテランK、ジョン・ケイシー誕生”. NFL JAPAN (2010年10月27日). 2011年1月9日閲覧。
- ^ “NFL29番目のチーム、パンサーズ初勝利!”. NFL JAPAN (2010年10月15日). 2011年1月9日閲覧。
- ^ a b “2年目で苦戦のQBニュートン、求められるリーダーシップ【前編】”. NFL JAPAN (2012年10月27日). 2013年12月1日閲覧。
- ^ “パンサーズ、チーム初のロゴ変更”. NFL JAPAN (2012年1月30日). 2012年2月6日閲覧。
- ^ “守備新人王はLBクエクリー、リーグ最多の164タックル”. NFL JAPAN (2013年2月3日). 2014年1月26日閲覧。
- ^ “パンサーズ球団記録の8連勝、ニュートンが3TDでけん引”. NFL JAPAN (2013年12月2日). 2014年1月26日閲覧。
- ^ “パンサーズ、セインツ下して5年ぶりプレイオフ出場”. NFL JAPAN (2013年12月23日). 2014年1月26日閲覧。
- ^ “パンサーズ地区制覇、9サック浴びせてファルコンズ下す”. NFL JAPAN (2013年12月30日). 2014年1月26日閲覧。
- ^ “49ersがパンサーズに雪辱、シーホークスと同地区対決へ”. NFL JAPAN (2014年1月13日). 2014年1月26日閲覧。
- ^ “パンサーズが次期HCにベイラー大学のマット・ルールを起用へ”. NFL Japan (2020年1月8日). 2021年11月18日閲覧。
- ^ “パンサーズがQBニュートンをリリース”. NFL Japan (2020年3月25日). 2021年11月18日閲覧。
- ^ “パンサーズとペイトリオッツそれぞれにあいさつするQBニュートン”. NFL Japan (2020年7月1日). 2021年11月18日閲覧。
- ^ “パンサーズが先発QBとしてブリッジウォーターと契約へ”. NFL Japan (2020年3月18日). 2021年11月18日閲覧。
- ^ “ジェッツがQBダーノルドをパンサーズにトレード、見返りに3つのドラフト指名権”. NFL Japan (2021年4月6日). 2021年11月18日閲覧。
- ^ “ブロンコスがパンサーズとのトレードでQBブリッジウォーターを獲得”. NFL Japan (2021年4月29日). 2021年11月18日閲覧。
- ^ “パンサーズとQBキャム・ニュートンが再タッグ、最大11億円の1年契約でサイン”. NFL Japan (2021年11月12日). 2021年11月12日閲覧。
- ^ “【NFL】「キャム バック!」 QBニュートンがパンサーズに復帰 最大11億円の1年契約”. BBM Sports (2021年11月12日). 2021年11月18日閲覧。
- ^ “Browns trading Baker Mayfield to Panthers for 2024 conditional fifth-round draft pick”. NFL.com. 2022年7月7日閲覧。
- ^ Gantt, Darin. “Panthers release Baker Mayfield”. Panthers.com. 2022年12月7日閲覧。
- ^ “1勝10敗のパンサーズが就任1年目のフランク・ライクHCを解雇”. NFL Japan. 2023年11月28日閲覧。
- ^ “2024 NFL Draft order: 18 of 32 first-round picks locked in”. NFL. 2024年1月9日閲覧。
- ^ “パンサーズがダン・モーガンをGM兼フットボール運営部門社長に採用”. NFL Japan. 2024年1月23日閲覧。
- ^ “パンサーズ、バッカニアーズOCカナルスを次期HCとして起用”. NFL. 2024年1月27日閲覧。
- 1 カロライナ・パンサーズとは
- 2 カロライナ・パンサーズの概要
- 3 概要
- 4 歴史
- 5 ライバル
- 6 成績
- 7 主な選手
- 8 歴代ヘッドコーチ
カロライナ・パンサーズ(第1期)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/05 00:13 UTC 版)
「キャム・ニュートン」の記事における「カロライナ・パンサーズ(第1期)」の解説
2011年のNFLドラフトで、全体1位でカロライナ・パンサーズが指名。大学最終年に上記のリクルート不正疑惑が取り沙汰されたことや、さらに過去の窃盗容疑や自身の軽はずみな発言なども重なり、ニュートンの素行の悪さなどが取り上げられ、ブライアン・ビリックなど過小評価する専門家が多かった。 2011年ルーキーイヤー、プレシーズンで今一つ活躍できなかったことで、前述の専門家らの評価を上げることはできなかったが、2011年シーズンが始まると、いきなりデビュー戦で422ヤード、3TDというチームの全得点を叩き出す内容を残した。開幕戦で新人のパス400ヤード越えはリーグ史上初の記録となった。13週のタンパベイ・バッカニアーズ戦でTDランを3つ決め、QBとしてのシーズン最多TDラン記録を樹立。16週のバッカニアーズ戦ではペイトン・マニングが持っていた新人シーズン最多パス獲得ヤード記録を更新。最終的にパス4,051ヤード、21TDパス(14TDラン)、17INTの大活躍。この年の最優秀新人攻撃選手を受賞した。ニューヨーク・ジャイアンツのQBイーライ・マニングの代役としてだが、プロボウルにも選出された。 2012年、地区優勝最有力に挙げられるほど評価の高かったパンサーズだったが、序盤5連敗を含めチームは大きく負け越す結果となり、その責任をニュートンのリーダーシップの欠如が原因だと酷評を受けていた。しかし、後半に入るとパンサーズらしい爆発的なオフェンス力を見事に復活させ、チームを建て直し地区2位でシーズンを終了した。ニュートン自身も去年同様ランで活躍する一方、INTを減らしパス成績も安定した数字を残した。 2013年、第11週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦では残り約1分に、テッド・ギン・ジュニアへ逆転TDパスを決めるなど3TDパスをあげて、24-20で勝利した。第16週のニューオーリンズ・セインツ戦で残り23秒にドメニク・ヒクソンへの14ヤードの逆転TDパスを成功し勝利、パンサーズは2008年以来となるプレーオフ進出を決めた。 2015年、シーズンを通して好調で、チームも順調に勝ち星を積み重ねる。結果、ニュートン個人はシーズンMVPに選ばれ、チームは開幕14連勝などによりNFC第1シードを獲得し、プレーオフも勝ち、2003年以来2度目のスーパーボウル出場を果たした。第50回スーパーボウルではデンバー・ブロンコスのペイトン・マニングと初のドラフト1位指名QB対決であったり、ボン・ミラーとの2011年ドラフト1位・2位対決など試合前から注目されていたものの10-24で敗退。このシーズンは、2015年3月から2016年2月の間で、ニュートンのグッズはNFLで7番目に売れた。 2016年、デンバー・ブロンコスとの開幕戦でスティーブ・ヤングが持っていたQBのTDラン記録を更新する44回目のTDランをあげた。同じ試合でのTDラン、TDパスを記録した32試合目となり、こちらもヤングの記録を更新、NFL新記録となった。これにより、オットー・グレアムが持つプロフットボール記録にも並んだ。10月2日のアトランタ・ファルコンズ戦で2ポイントコンバージョンを狙った際、脳震盪を起こし、その試合中は試合に戻ることができず、翌週のタンパベイ・バッカニアーズ戦も欠場した。12月4日のシアトル・シーホークス戦はドレスコード違反のため、最初の攻撃シリーズをベンチで過ごした。ニュートンが途中出場したのは、2011年の入団以来初めてのことであった。この年19TDパス、14INT、パス成功率は自己最低の52.9%に終わった。チームも6勝10敗に終わったが、NFLトップ100の44位に評価された。 2017年3月30日、右肩の手術を受けた。10月4日の記者会見で女性を蔑視する発言を行い、その影響でダノンとのスポンサー契約が打ち切られた。第10週のマイアミ・ドルフィンズとのマンデーナイトゲームでパス254ヤード、ラン95ヤード、合計4タッチダウンをあげて、その週のNFC最優秀攻撃選手に選ばれた。この年パス3302ヤード、22TD、16INT、ランでは自己最高の754ヤードを走った。チームはプレーオフに第5シードで進出、ニューオーリンズ・セインツとの@プレーオフではパス40回中24回成功、349ヤード、2TDをあげたがチームは26-31で敗れた。シーズン終了後、NFLトップ100の25位に評価された。 2018年、第7週のフィラデルフィア・イーグルス戦では0-17とリードされて第4Qを迎えたが、第4Qにパス22回中16回成功、201ヤード、2TDパスの活躍で21-17と逆転勝利、この週のNFC最優秀攻撃選手に選ばれた。チームは開幕から8試合で6勝2敗の成績をあげたが、その後ニュートンの肩の怪我もあり6連敗、シーズン終盤は、テイラー・ハイニケ、カイル・アレンが先発QBを務めた。 2019年、プレシーズン第3週のニューイングランド・ペイトリオッツ戦で左足を負傷した。この怪我の影響によりレギュラーシーズンは開幕戦と第2週の2試合のみの出場に留まった。この年はパス成功率56%、タッチダウン0回に終わった。2020年3月、チームからリリースされた。
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カロライナ・パンサーズ(第2期)
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「キャム・ニュートン」の記事における「カロライナ・パンサーズ(第2期)」の解説
2021年11月11日、古巣カロライナ・パンサーズへの復帰が発表された。3日後の11月14日、アリゾナ・カーディナルズ戦に出場して2つのタッチダウンを挙げ、チームを勝利に導いた。
※この「カロライナ・パンサーズ(第2期)」の解説は、「キャム・ニュートン」の解説の一部です。
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