第4Q
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「第4回スーパーボウル」の記事における「第4Q」の解説
決定的な追加点をチーフスがあげた後、バイキングスの攻撃はチーフスディフェンスの前に沈黙、バイキングスの3回のドライブはいずれもインターセプトに終わり、23-7で試合は終わった。タフガイであったバイキングスQBカップは、残り5分44秒に、チーフスのアーロン・ブラウンにサックされた際、肩を負傷して途中退場、ゲイリー・コゾーが交代で出場した。前年のスーパーボウルの番狂わせを演じたニューヨーク・ジェッツのウィーブ・ユーバンクヘッドコーチは、試合の1週間前に、カップは不必要なランで怪我をするおそれがあると予言していたが、そのとおりとなった。バイキングスの最後のプレーは、CBエミット・トーマスのインターセプトとなった。 試合終了後、バイキングスのバド・グラントヘッドコーチは、「我々は素晴らしいチームと戦い負けたのだ。」と語った。 ドーソンはパス17回中12回成功、142ヤード、1タッチダウン、1インターセプトの成績でMVPに選ばれた。レギュラーシーズン中ひざの負傷に悩まされ、わずか1回しか走っていなかった彼は3回走り、第4Qには11ヤードを走りファーストダウンを獲得した。ギャレットが11回のランで39ヤードを走り、1タッチダウン、この試合のリーディングラッシャーとなった。彼はまた2回のレシーブで25ヤード、キックオフも1回リターンした。テイラーが6回のレシーブで81ヤード、1タッチダウン、リーディングレシーバーとなった。カップは、パス25回中16回成功、183ヤードを獲得したが、2インターセプトを喫した。ヘンダーソンが7回のレシーブで111ヤードを獲得した。NFLチャンピオンシップゲームでは、108ヤードを走ったオズボーンは7回のランで15ヤード、57ヤードを走ったカップは2回のランで9ヤードと、2人合計で24ヤードの獲得に封じられた。またオールプロに選ばれたジーン・ワシントンも1回のレシーブで9ヤードに終わった。チーフスのディフェンスライン、ジェリー・メイズ、バック・ブキャナン、カーリー・カルプ、アーロン・ブラウンの4人は、ロサンゼルス・ラムズのフィアサム・フォーサム(恐ろしい4人組)のように活躍、バイキングスのオフェンスラインをずたずたにした。試合出場が危ぶまれていた右セイフティのジョニー・ロビンソンとミドルラインバッカーのウィリー・レニエルがカップからインターセプト、エミット・トーマスがコゾーからインターセプトをあげた。 バイキングスはインターセプト3回、ファンブル3回、反則6回を喫した。カップは、この試合を最後にバイキングスを離れ、1970年は、ボストン・ペイトリオッツでプレーした。 この年のチーフスの勝利でAFLとNFLの統合を前にしてAFLがスーパーボウルで2連勝となった。 勝者のチーフスの選手には15,000ドルが、敗者のバイキングスの選手には7,500ドルが支払われた。 チーフスは、プレーオフ全ての試合で失点を1桁に抑えた唯一のチームとなっている。 バイキングスのドライブ#ドライブTOP結果プレーヤード1 7 41 4:02 パント 2 6 30 3:34 パント 3 2 0 1:32 ファンブルロスト 4 3 -2 1:04 パント 5 4 19 2:14 56ydフィールドゴール失敗 6 2 2 0:23 前半終了 前半終了7 10 69 4:34 タッチダウン(ラン) 8 5 17 2:34 インターセプト 9 3 18 1:07 インターセプト 10 8 29 3:52 インターセプト チーフスのドライブ#ドライブTOP結果プレーヤード1 8 42 4:06 フィールドゴール成功 2 8 55 4:58 フィールドゴール成功 3 2 -1 0:39 インターセプト 4 4 27 2:13 フィールドゴール成功 5 6 19 1:47 タッチダウン(ラン) 6 7 22 2:57 パント 前半終了7 8 10 5:54 パント 8 6 82 3:10 タッチダウン(パス) 9 3 -2 2:19 パント 10 3 3 2:30 パント 11 7 29 4:00 試合終了
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第4Q
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「第39回スーパーボウル」の記事における「第4Q」の解説
第4Qはペイトリオッツの敵陣28ヤード2ndダウン2ヤードからはじまった。なおこの試合は両チームのスコアが同点で第4Qに突入したスーパーボウル史上初の試合なった。ペイトリオッツはケビン・フォークのランとスクリーン・パスからのゲインで敵陣2ヤードまで攻め込むと、最後はコーリー・ディロンの2ヤードのTDランが決まり21-14と再びリードを奪うことに成功した。イーグルスは続く攻撃を3ダウンアウトでのパントで終え、ペイトリオッツは敵陣からドライブを開始した。1stダウンでのランプレーは3ヤードのロスに終わるが、2ndダウンでブレイディからディオン・ブランチへの19ヤードのパスが通りFG圏内に進入するとラフティング・ザ・パサーの反則もあって一気に敵陣16ヤードまで進入した。このキャッチはブランチのこの日11回目のパスレシーブとなり、スーパーボウル史上最多パスレシーブ記録に並んだ。その後エンドゾーン前4ヤードまで攻め込むがTDは奪えずFGに終わった。しかしKアダム・ビナティエリが22ヤードのFGをしっかりと決め、24-14とペイトリオッツがリードをこの試合最大の10点に広げることに成功した。 これ以上離されたくないイーグルスは2ndダウンでオーエンスに36ヤードのパスが通り敵陣36ヤードまで前進する。オーエンスはパスキャッチ後の見事なスピンムーブでCBを振り切りビッグゲインを生んだ。しかし次のプレーでQBマクナブがこの日2つ目のINTをLBテディ・ブルースキに喫してしまい、痛恨のターンオーバーで得点チャンスをつぶしてしまった。攻撃権を得たペイトリオッツだったがこのドライブは3ダウンアウトに終わり、3シリーズぶりのパントとなった。試合時間残り5分40秒、自陣26ヤードからのイーグルスのドライブは3度3rdダウンに追い込まれるがオーエンスのスーパーキャッチなどで乗り切り敵陣30ヤードまで前進していく。そして2ndダウン10ヤードからマクナブがグレッグ・ルイスに30ヤードのTDパスを決めイーグルスが24-21とその差を3点にまで縮めた。ルイスについていたのはユージン・ウィルソンの負傷で代わりに入ったデクスター・リードであったが、ルイスのスピードについていけずTDを許してしまった。 試合時間は残り1分48秒となり、イーグルスは再び攻撃権を得るためキックオフでのオンサイドキックを狙った。しかしボールはペイトリオッツのTEクリスチャン・フォーリエがキャッチしオンサイドキックは失敗に終わった。ペイトリオッツはフォーリエを除いてほぼ全員がイーグルスのカバーチームをしっかりとブロックし、キックもほぼ正面に来たためフォーリエが危なげなくキャッチした。リードしているペイトリオッツはランプレーを2回続け、イーグルスは2度タイムアウトをコールし3つのタイムアウトを全て使い切った。3rdダウン5ヤードからのランはノーゲインに終わったが、ペイトリオッツは時間を十分に使ってからタイムアウトをコールしパントを蹴った。Pジョシュ・ミラーのパントは素晴らしいキックとなり、イーグルスは自陣4ヤードからの攻撃となった。 試合時間残り46秒、タイムアウトなしという追い込まれた状況でのイーグルスのドライブは3rdダウン9ヤード、ペイトリオッツのSロドニー・ハリソンのこの日2つ目のインターセプトで幕を閉じた。最後はペイトリオッツのQBトム・ブレイディのニーダウンで試合が終了した。 ペイトリオッツが2年連続、チーム史上3度目のスーパーボウル制覇を成し遂げた。 ペイトリオッツのドライブ#ドライブTOP結果プレーヤード1 4 17 2:25 パント 2 3 8 2:24 パント 3 3 7 1:31 パント 4 3 -5 1:11 パント 5 8 74 4:27 ファンブルロスト 6 7 37 3:15 タッチダウン(パス) 前半終了7 9 69 3:56 タッチダウン(パス) 8 3 6 0:57 パント 9 9 66 4:51 タッチダウン(ラン) 10 8 43 3:49 フィールドゴール成功 11 3 5 1:40 パント 12 3 5 1:02 パント 13 1 -1 0:09 試合終了 イーグルスのドライブ#ドライブTOP結果プレーヤード1 3 -3 1:04 パント 2 3 9 1:36 パント 3 10 55 4:25 インターセプト 4 3 7 0:53 ファンブルロスト 5 9 81 4:36 タッチダウン(パス) 6 3 -1 1:03 パント 7 5 44 1:10 前半終了 前半終了8 4 5 2:15 パント 9 10 74 4:17 タッチダウン(パス) 10 3 -6 1:15 パント 11 3 38 1:20 インターセプト 12 13 79 3:52 タッチダウン(パス) 13 3 1 0:37 インターセプト
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第4Q
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「第38回スーパーボウル」の記事における「第4Q」の解説
第4Qはペイトリオッツの2ndダウン5ヤード、敵陣9ヤード地点からはじまった。この得点チャンスでブレイディはTEクリスチャン・フォーリエへのパスを狙うが、サイドライン際でキャッチしたものの両足をエンドゾーンに残すことができず失敗に終わる。リプレイではフォーリエの両足は外に出る前にエンドゾーンに着いていたようにも見えたが、このプレーでパンサーズがホールディングの反則を犯しペイトリオッツはファーストダウンを更新していたためチャレンジは行わなかった。最後はRBスミスが2ヤードのTDランを決めペイトリオッツがリードを21-10に広げた。この得点を機に硬直していた試合は一気に動き出す。 これ以上離されたくないパンサーズは自陣19ヤードからのオフェンスをノーハドル・オフェンスで進めていく。スティーブ・スミスの2回の好キャッチもあり敵陣33ヤードまで進入すると、RBデショーン・フォスターがドロープレーから抜けだし33ヤードのTDランを決めた。パンサーズは2ポイント・コンバージョンを狙うが失敗し、ペイトリオッツのリードは21-16と5点差になった。続くペイトリオッツの攻撃はテンポよく進み、RBケビン・フォークの23ヤードのランで一気に敵陣10ヤードまで進入する。2ndダウンでのデイビッド・ギブンズへのパスは惜しくも通らず3rdダウン残り9ヤードとなり、ここでペイトリオッツはブレイディのパスを狙うがこれをCBレジー・ハワードがINTし、ペイトリオッツは痛恨のターンオーバーで攻撃を終えた。するとパンサーズは自陣15ヤード、3rdダウン10ヤードからWRムハマドへ一気に85ヤードのTDパスが通り、2ポイント・コンバージョンには失敗したものの試合時間残り6分53秒でついにパンサーズが22-21と逆転に成功した。ムハマドの85ヤードのパスキャッチはスーパーボウル史上最長のスクリメージラインからのゲインとなった。また第4Qでの10点差以上からの逆転はスーパーボウル史上初めてのことであった。 逆転を許したペイトリオッツはパンサーズの激しいパスラッシュに苦しみながらもドライブを進めていくと、ギブンズへの2本のパスなどで敵陣3ヤードまで進入する。最後はブレイディがプレーアクションから本来はLBであるマイク・ブレイベルに1ヤードのTDパスを通し逆転、さらに2ポイント・コンバージョンをケビン・フォークのランで成功させ29-22とペイトリオッツが7点のリードを奪うことに成功した。試合時間は残り2分51秒となったが、パンサーズは自陣20ヤードからの攻撃を再びノーハドル・オフェンスで進めていくと、デロームがリッキー・プロールに31ヤードのパスを通し敵陣14ヤードまで進入する。最後は再びプロールに12ヤードのTDパスを通し、試合時間残り1分8秒でパンサーズが29-29の同点に追いついた。 スーパーボウル史上初のオーバータイム突入が濃厚かと思われたが、第4Qはまだ終わりではなかった。続くパンサーズのキックオフでKジョン・ケイシーがキックをフィールド外に蹴りだしてしまい、この反則でペイトリオッツは自陣40ヤードからの良い位置でオフェンスを開始した。ブレイディは最初のパスに失敗するが、続くプレーでトロイ・ブラウンへ13ヤードのパスを通し敵陣へ進入する。ペイトリオッツは後半一つ目のタイムアウトを使った後、ブレイディが再びブラウンへ20ヤードのパスを通しFG圏内まで進入するが、ブラウンがパス・インターフェアランスの反則を犯していたため取り消され自陣43ヤードまで罰退した。しかし続くプレーでもう一度ブラウンへ13ヤードのパスを通し再び敵陣に進入すると、ノーハドル・オフェンスからTEグレアムに4ヤードのパスを通し2つ目のタイムアウトをコールした。試合時間残り14秒、敵陣40ヤードでタイムアウト残り一つ、ここでQBブレイディは右サイドのディオン・ブランチに17ヤードのパスを通し、ブラウンはハードヒットを受けながらもボールを離さずしっかりとキャッチした。ペイトリオッツは最後のタイムアウトをコールし、Kビナティエリのキックに勝利を託した。 試合時間残り9秒、29-29の同点という場面から最後はアダム・ビナティエリが41ヤードのFGを成功させペイトリオッツが32-29と試合を決定づけた。ペイトリオッツは続くパンサーズのキックオフ・リターンを止め、試合は終了した。 ニューイングランド・ペイトリオッツが2年ぶり2度目のスーパーボウル制覇を達成した。
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