登場馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/11 07:46 UTC 版)
スピードハナジロー 通称はなじろー。 父ノーザンテースト、母ミスマンゲツ、母父マンマルスキー、母母ミスハンゲツ、母母父シンゲツ、母母母ミスミカズキ、母母母父カメ、母母母母ツキコ。栗毛。満月牧場生産。 美浦・ナメタケ厩舎所属。命名の由来は父に似た大流星(正確には流星鼻梁鼻大白)と名馬スピードシンボリから。 自分では「ぎゃろっぷていおー」と名乗ったこともある。低血圧。母の血統の影響で超短距離血統ですぐ疲れ、雨が苦手。重賞最多出場記録を樹立。「うに」としゃべれる。 レース内容のほとんどが、シンガリが1着か、はたまた競走中止という極端な馬。脚質は追込が多い。 うにが絡むとレースに強くなり、天皇賞でハナ差2着、有馬記念で1着を取ったことがある。 メグロカメン 美浦・ナメタケ厩舎所属。よもぎが騎手デビューの際に騎乗する馬。性格が悪く、ケンダマが好き。『美味しんぼ』にも同名の馬が登場する。 カキノナマズ よもぎが初勝利をあげた馬。 キタザーワ 北澤豪(Jリーグ)みたいなヘアスタイルの馬。逃げ馬。アルシンドオーという馬も1回だけ出てくる。 競馬場内でお茶汲みのバイトをしているときもある。 エーブイギャル 父シンガリ。栗毛の牝馬。性的魅力で牡馬を狂わせ、牡馬に勝つのが得意。 ミスマンゲツ スピードハナジローの母。ティモシー入りのバーボンが好物。どういうわけかこの馬の産駒は天運がなく「不運の血統ミスマンゲツ」と呼ばれる。 ただし、続編『走れハナジロウ』のハナジロウは、父と対称的に天運だけで突き進む(父:スピードハナジロー、母:ムーンライトダンゴ)。 ウシノライデン よもぎが騎乗して勝利をあげた、牛にしか見えない馬。 ヤケクソカオジロー スピードハナジロー以上に顔が白い。 マンゲツボーイ スピードハナジローの半弟。父サッカーボーイ。尾花栗毛、ただし顔つきはハナジロー。朝日杯のゴール前で、ファンの声援を受けてしまい…
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登場馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/30 21:55 UTC 版)
マルス 凪野馬守と並ぶ本作の主人公。才谷がヘルメスの仔に、ローマ神話最強とされ軍神を意味する「マルス」と命名するよう存命中に泰輔に頼んでおり、名付けられた。馬主は日崎静。 母はフェイユン。父はディングル血統馬ヘルメス。ヘルメスは近親配合で産まれた故に4歳の間熱発で苦しんだ。そのため母馬はディングル血統にはまったく関係のない血統のフェイユンが選ばれた。特別な配合でディングルの血を濃く受け継いでおり、生まれた時は普通だったが同い年の馬と比較すると小柄である。 フェイユンの溺愛により乳離れせず人間を信用していなかったが、馬守が苦労の末にそれを克服させる。育成当初はGTFという牧場に入っていたが、途中で白の一族に出会い意識し過ぎたためマルスは社長から育成を断られてしまう。馬守は追い出される形となったマルスを、育成名人天荒に預けようとするが門前払いに。しかし、マルスの素質を認めてもらい何とか預かってもらう。そして谷村厩舎に入厩し、重心の問題をいかに克服するか悩んでいた馬守を助ける。 デビューしてからは連勝を続けるが、函館3歳ステークスで白の双子との激戦を制した直後倒れた。何とか回復し数々の戦いで勝利するも、共同通信杯4歳ステークスでハヤタに敗れる。 次走スプリングステークスでは大学側が牧場を廃止にしようとしていたが、マルスがエルアルコンに勝利し廃止の危機を救う。皐月賞ではエルアルコンに敗れたが、引退戦となった日本ダービーで勝利した後に、ディングルの血を残すため4歳という若さで種牡馬となる。 一年後、白の一族を撃破したエアリアルが出現しマルスに戦いを挑み、舞台はジャパンカップへ。本来中央競馬では引退し、登録抹消した馬は二度と復帰できないが、マルスは地方競馬である岩手で復帰し、ジャパンカップ指定交流競走で優勝して地方(岩手)所属による地方招待馬として出走。本番ではスタートからハイペースで逃げ、最後までスピードは衰えず、ゴール寸前に心臓が停止しながらもエアリアルを抑え、そのまま先頭でゴールし戦場に散った。5歳だった。 紅堂サキが「マキシマムの生まれ変わり」と評するように、マキシマム並みの闘志がマルスには宿っている。ディングルの象徴である蒼い瞳を持ち、気性は荒い。また、マキシマムとは異なるが額に稲妻のような星(模様)が入っているのも特徴である。 「闘志に火がつく」と表現されているように基本的にはラストスパートで勝負しているが、スプリングステークスでは最初ハイペースでエルアルコンから逃げ、後半は余力を持たせスパートをかけて勝利した事と、最終戦となったジャパンカップでは初めからハイペースでエアリアルから逃げている点が例外である。しかし、それ故に一度闘志に火がついてしまうと、馬守ですら止められないという弱点があり、元々の体質の弱さと合わせて非常に扱いの難しい馬である。また、「火がつく」と眼が前作のヒヌマボークのように充血して蒼から紅に変色する。 マルスの死から4年後に、白の一族とマルスの仔である雷神トールが登場する。 ヘルメス 近親配合で誕生したディングル血統馬。父馬はディングル、母馬は不明。 父ディングルは日本で次々と活躍馬を輩出したが、特徴的な蒼い瞳は仔に遺伝していなかった。それを不満とした才谷が遺伝学者である凪野泰輔に依頼し、青い瞳を受け継いだヘルメスが誕生、才谷が舞子にプロポーズするきっかけを作った。現役時代は「音速の旅人」と呼ばれた。 近親配合の影響で、虚弱体質と言われる原因の熱発を4歳の時に体験している。その間全くレースに出なかったため、ディングル血統の人気は急落する。5歳になり天皇賞で優勝するが、レース後に倒れそのまま引退。以後は種牡馬となったが、仔にも体質の弱さが強く遺伝してしまい、マルス以前の仔は死産ばかりであった。 マルスの荒療治を馬守が行った際、フェイユンを馬運車に乗るよう仕向けたのはヘルメスである。また、馬群の特訓の際は天荒牧場でレッドドラゴンと共にマルスに睨みを利かせている。源流ディングルが父馬だが、ディングルとは異なり気性は穏やかである。 種牡馬生活中、人間では癌に相当する不治の病にかかりマルスが日本ダービーに出る2日前に病死した。 シルフィードの一歳下の世代であり、天皇賞(秋)ではそのライバルだったシャオツァンロン(小蒼竜)やカザマゴールドを破っている。また、主戦騎手は駿の同期で親友の島村圭吾である。 フェイユン マルスの母馬。 結が指定するディングル血統ではない頑丈な馬という条件に一致していたので、母馬として白羽の矢を立てられた。元馬主後藤に酷使されたせいで足が曲がっている。 フェイユンにとってマルスは初めての仔だったために溺愛してしまった。マルスの弟も受胎したが、死産している。 ディングル ディングル血統の源流。 アメリカで種牡馬生活を送っていたところで才谷僚平が日本輸入を発案し、紅堂財閥がスポンサーとなり13歳で日本に輸入された。小さな才谷牧場ではとても管理しきれないため、紅堂財団関連の牧場へと預けられた。 日本での種牡馬成績は目覚しいものであり、ディングル血統と表現されるほどの繁栄を見せた。だが、紅堂財団の権力争いの最中にディングルは別の牧場へ売却される。後にその牧場は破産し、しばし野良馬生活を送る。それを才谷が発見し才谷牧場へ連れて行くが、野良馬生活で身体機能が著しく低下し、種牡馬生命は既に絶たれていた。 本作に登場するサラブレッドでは、最年長の34歳(人間で言うと100歳超)である。才谷の死後は舞子が世話をしている。 一流の競走馬の気性の荒さは闘争心の表れであると泰輔が語っているように、種牡馬となっても闘争心は衰えることを知らなかった。人呼んで「パーフェクトブルー」。 マキシマム 通称「闘神」。ディングル血統最高傑作。 前作『風のシルフィード』にも登場しており、シルフィードと死闘の末にダービーを制覇した。しかし同年末の有馬記念でシルフィードと2着同着で完走(優勝はヒヌマボーク)するも、予後不良と診断されるほどの骨折に見舞われ、命は取りとめたものの競走能力喪失で引退し馬主の世界戦略のため海外で種牡馬生活を送っている。 仔はマックスハート。マックスハートもまたマキシマム同様ダービーを制覇している。また、マキシマムとシルフィーナの仔であるエアリアルは海外で活躍し、ジャパンカップでマルスと戦ったが僅差で敗れた。 本作では、マルスがマキシマムの生まれ変わりだと紅堂サキに評されている。 シルフィードジュニア 父シルフィード、母シズカ。双子であり、姉の名はシルフィーナ。 マキシマムの仔マックスハートに日本ダービーで敗れるが、その直後に紅堂サキが買い取り、白の一族の祖とした。 エルアルコン 父シルフィードジュニア、母ツバサ。「アルコン」とは鷹を意味する。 かつて向井牧場で茜が乗っていたツバサの仔であり、希代の逃げ馬。天荒曰く「四天王の中で間違いなく最強」。事実四天王では唯一マルスを降し、皐月賞を制している。 父シルフィードから「奇跡の蹄」を受け継いでいる。この蹄は普通の馬の蹄に比べ幅が広く平たい。まるで飛ぶような大胆な走法は並外れたスピードをエルアルコンにもたらす。しかしその形状故に、雨の馬場では非常に滑りやすいという弱点がある。 ディオス並みの筋力も誇っており、本来は雨の馬場でも問題としないパワー走行も可能だが、あまりにも強すぎて蹄を割ってしまう(蹄鉄すら吹き飛ばす)ため、封印されている。 エルディオス 父シルフィードジュニア、母不明。「ディオス」とは神を意味するが、本作中では破壊神とも言われている。 白の一族では最も大きく、パワーの面では最強。特に小柄なマルスと比較すると体重が100kg重い。基本的にはラストスパートを得意とするが、朝日杯3歳ステークスでマルスに敗れたためラストスパートに自信が持てなくなった。 外見からは到底想像も出来ないが、シルフィードから臆病な性格を受け継いでしまっており、他馬が苦手である。とりわけマルスに敗れて以来、更に臆病になってしまったが、それ以来先行逃げ切り型を中心とした戦い方になった。 エルソル・エルルナ 父シルフィードジュニア、母不明。双子の馬で、「ソル」は太陽、「ルナ」が月という意味。非常に仲が良く育成牧場でも馬運車での移動の際も必ず2頭でいる。 エルルナは府中3歳ステークスで、競馬の神の領域とされる3F33秒台、即ち「白い稲妻」を出したため骨折した。また、エルソルも朝日杯でエルルナと同じ33秒台の走りをしてマルスを追い詰め2着に入った。 現実では、双子はアドマイヤベガのように胎内で栄養の取り合いになり発育が悪くなるので片方は殺す。前作においてもシルフィーナとシルフィードジュニアの誕生の際に、岡恭一郎はそれを口実として、厄介払いの名目でジュニアを主人公森川駿の元に残し、シルフィーナのみを引き取った。 ガンディアン シャオツァンロン産駒。名前は鋼天という意味。騎手は基本的に市松である。 マルスのデビュー戦では敵として戦い、ゴール直前にマルスに気迫負けし2着でゴールした。それ以降は他馬に怯える癖がついてしまい全く勝てなかった。その為馬主である後藤はガンティアンを売り飛ばそうとしたが、河原崎が徹底的に鍛え直し無駄な肉を18kg削ぎ落とし再び強豪馬に仕上げ、府中3歳ステークスでエルルナの追撃を凌いで勝利し、朝日杯でも好走した。 ペルフェクト・テイオーボーイ 谷村厩舎所属。馬守が時折騎乗している。 コズモレンジャー 谷村厩舎所属。府中3歳ステークスで馬守が騎乗している。 コバロン 谷村厩舎所属。前作『風のシルフィード』に登場し谷建が騎乗した経験があるバロンの仔。7歳。 現役であるにもかかわらず2年以上勝っていない。性格はバロン譲りで、臆病で落ち着きがない。谷建は自分が騎乗したバロンへの恩返しという理由で、大事に預かり続けている。内外タイムス杯でヒットードーシンに勝利。 ヒットードーシン 田中厩舎所属。GIIIで勝った5歳馬である。 内外タイムス杯では一番有力視されていたが、騎手の田中一郎のミスによりコバロンに敗れる。 ハヤタ 河原崎厩舎所属。 マルスの戦友でもある。 田辺牧場で初めて産まれた競走馬として期待されていたが、育成牧場でマルスと共に白の一族に勝負を挑み、無理をしたため肺を潰してしまった。それ以来他馬に怯えるようになり、競走馬になることは絶望視された。そこへ河原崎が現れハヤタのポテンシャルを見出したので、田辺夫妻はハヤタに地獄の特訓を行い心肺機能を高め河原崎の手に委ねた。その甲斐あって、共同通信杯4歳ステークスにおいて僅差でマルスに勝利。 そして日本ダービーでは、野々村那智と共に登場している。ダービー後、天皇賞では逃げ馬としての素質を活かし古馬相手に逃げ切り勝ちをしている。 パンドラ 地方岩手競馬所属。 先祖が血統不明でサラブレッドとは認められない サラ系の馬。 そのため軽視・差別され、その恨みで「殺気」を内に秘めていた。 菊池正太の診療所に連れて行った時点では、腰が甘く立つのがやっとで走ることも出来ない状態だったが、真崎は自ら整体を行った。しかしその際に暴れて真崎に怪我を負わせ顔面に傷を作ってしまった。 それでも真崎が徹底して鍛えあげ、3歳牝馬(現2歳)ながら9戦9勝というキャリアで福島競馬場で行われた地方交流オープン「みちのく3歳特別」に出走。牝馬ながらマルスに抜かせず同着に下す。引退後はマルスと交配している。 作者は実際にサラブレッドクラブ・ラフィアンのサラ系牝馬マイネセラヴィ(京成杯の勝ち馬マイネルビンテージの母)の一口馬主だった事もあり、それがモチーフになっていると思われる。 レッドドラゴン 「幻の三冠馬」と呼ばれる天荒の最高傑作。また、マルスの育ての親である。 凪野親子が天荒にマルスを預けに来た際に、天荒にマルスを預かるように促した。馬群の特訓の時には、ヘルメスと共にマルスに睨みを利かせている。3歳のデビューから4歳初めまでは谷建が騎乗していた事もあり、谷建は天荒の実力を認めている。天荒が手がけた馬の中では最高の素質を持っており、皐月賞・日本ダービーの2冠を制する。だが当時新人厩務員だった哲平が河原崎にそそのかされ薬物をレッドドラゴンの飼い葉に入れてしまった為に、菊花賞でドーピングを実行したとして競馬界から追放され天荒と共に北海道に去った。 年齢は12歳で競走からは当然引退しているが、馬守が「どう見ても5、6歳の現役馬」と評するほど若々しい。河原崎厩舎を解雇された哲平が天荒に代わり世話をしている。 エアリアル 最終話となるジャパンカップに登場。シルフィードの孫(マキシマムとシルフィーナの息子)で、前作の主人公森川駿(シルフィードの騎手)と夕貴潤(マキシマムの騎手)が手塩にかけて育て上げた、もう一つの"白の結晶"。 外見は祖父に瓜二つ。海外で鍛え上げたその実力は底知れず、マルスのライバルである白の一族をことごとく撃破し、最終話でマルスと激突。まともにいけば勝利は確実であったが、初めから死を覚悟していたマルスの走りの前に僅差で敗れた。 ユキカゼ シルフィードの父。早川ジンが世話をしている。 父は有馬記念を連覇した内国産馬フウジン。だが、フウジンとその仔が次々と伝染病で死亡したため、ユキカゼもその疑いをかけられた。結局伝染病には感染していなかったのだが、それが証明された頃には既に現役で走れる歳ではなくなっていたため、未出走のまま種牡馬入り。だがそんな馬を種付けしたがる牧場などあるはずもなく、種牡馬成績は皆無だった。ある日早川ジンと繁殖牝馬サザンウインドを管理する森川修一郎が出会った事でシルフィードが誕生する。 シルフィードが日本ダービーに出走する直前、火災から紅堂サキと早川仁を守り死亡。 なお、『風のシルフィード』の時点ではシルフィードの父親は黒鹿毛だったと松造に言及されていたが、サキが白にこだわる為にはシルフィードの父も白でなければいけないという理由から設定変更され、葦毛になった。
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登場馬
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/03 08:55 UTC 版)
「じゃじゃ馬グルーミン★UP!」の記事における「登場馬」の解説
詳細は「じゃじゃ馬グルーミン★UP!の登場馬」を参照 ストライクイーグル(イーグル) 渡会牧場産の競走馬。第1話のスプリングステークスを皮切りに、物語はイーグルのレースを追う様にして進んで行く。 ヒルデガード(ヒルダ) 渡会牧場の繁殖牝馬。駿平によく懐く。双子を受胎してしまう。 ヒコ(アダタラヨイチ) ヒルダの双子の一頭。駿平が育成を担当。ダービーに出走する ヒメ(ドルチェヴィータ) ヒルダの双子の一頭。
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