板神タイガンス
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「かっとばせ!キヨハラくんの登場人物」の記事における「板神タイガンス」の解説
ヨシダ監督(吉田義男) 板神の監督。チームを21年ぶりにリーグ優勝へ導いた名将だが、1987年はチームが最下位に沈んだため、パ・リーグ入りを熱望し、「セ・リーグに帰りたくない」と言い出すなど、すっかり弱気に性格が変わってしまっている。身長が低いせいでよく子供扱いをされ、近くにいても誰にも気づかれない。同年解任される。次回作の『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』では、10年ぶりに再登場している。 背番号は81。 ムラヤマ監督(村山実) 1988年就任。元は熱血だったが、パース退団やチームの不調から泣いている場面が定着した。怒る時も泣く。一旦泣くと桶一杯以上の涙を流す。クワタに「連敗のショックでとうとうあの世に」とからかわれ激怒した(実際の村山は1998年に直腸がんで死去)。1989年解任。 退任時は、最後だからとやたらニコニコしながらたびたび登場していたが、クワタに煽られて結局号泣。彼を打者としたささやかな退団セレモニーで投球するが、意外といいボールを投げた結果、クワタにおだてられてカイアンツのバッティングピッチャーにされてしまった。 背番号は11。 ナカムラ監督(中村勝広) 1990年就任。1992年、久々に優勝戦線に加わるが敗退。作中で出番は少ないが、『ベロベロベースボール』など、多くの漫画に出演している。ミスター・スポックのような髪型と作中でいじられている。初登場は13巻でクワタが三振ならぬ板神の山を作った時。 背番号は71。 カケフ(掛布雅之) 板神の内野手。通称「ミスタータイガース」。愛称カッちゃん。猿顔扱いされたことがある。太鼓の音に弱い。往年の主砲だったが、作中では全盛期が過ぎ腰痛に悩まされるみじめな扱いが多かった。1988年現役引退。次回作の『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』では、パースと共にハラの引退試合にゲストで6年ぶりに登場した。 なお一度、キヨハラが見た夢の中で、タツナミになって中日のユニフォームを着ていたことがある。 背番号は31。 オカダ(岡田彰布) 板神の内野手。ひょっとこ顔。当初は女装したマユミにツッコミを入れていた。パースが一時帰国した際には相手チームに威圧感を与えるためにパースそっくりの着ぐるみを着ていたこともあるほか、新球団誕生記念12球団東西対抗戦ではクワタの絶好球に対して西軍監督のホシノから「よーし絶好球だ!オカダ打てー」と言われたのに反応してしまい剣道の格好をして竹刀で「おめーん」とボールを打つ大ボケをかまし、怒ってハンマーを持ち出したホシノに追いかけ回された(自軍監督のムラヤマは「やっとウチの選手が目立ったで」と、涙を流して喜んでいた)。1993年解雇。オリッグスに移籍。 背番号は16(登場時)→10(オリッグス移籍後)。 マユミ(真弓明信) 板神の外野手。名字が「マユミ」なため、オカマや女装ネタが多い。キヨハラに「マユミちゃーん」と言われ、本人も「ハーイ!」と答え、セーラー服姿で女装する。当初は乗せられている感じだったが、後に自らノリノリでやるようになりブリッ子口調を取る。ムラヤマ監督から女装の件で「こんな恥ずかしいことをしたらトレードに出すで!」と言われ、木槌で叩かれていた。5巻では本当の女性にコンバートされた(むろん、クワタの冗談に乗っただけで、チームメイトのオカダに「マユミさん、えーかげんにしなさいよ」と言われていた)。2009年-2011年にかけて阪神の監督をしていた。 背番号は7。 タオ(田尾安志) 板神の外野手。1987年、西部から移籍。1991年現役引退。1巻の西部との試合で2番打者として1回だけ登場した。その後全く出ていないが、『モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん』では楽ちん(東北楽天ゴールデンイーグルスがモデル)の監督として18年ぶりに登場し、『ベロベロベースボール』では2回程登場。 背番号は8。 イノマタ(猪俣隆) 板神の投手。正面から見ると口が顔の横に付いた、特徴的な顔をしている。1992年、甲四園のラッキーゾーン撤去からホームランが減り、気分的に楽に投げられるようになって活躍した。元は気が弱い性格でノーコン。ラッキーゾーンに化けたキヨハラに動揺して、打ち崩された。 背番号は25。 ナカダコージ(仲田幸司) 板神の投手。通称マイク・ナカダ。沖縄県コーナン高校出身。キヨハラとクワタが高校一年で出場した甲四園にて、コーナン高校代表のエースとして出場していた。イノマタ同様、ノーコン。気弱な性格。 背番号は48(登場時)→34(1988年以降)。 ナカニシ(中西清起) 板神の投手。細目のリリーフエース。ウシジマ、ナカヤマの3人で火消し(リリーフ)トリオを結成している。 背番号は19。 イケダ(池田親興) 板神の投手。自分の先発試合に乱入して、大ボケをかますキヨハラを前に戸惑い、いきなりオチアイにホームランを打たれた。1991年タイエー、1995年ヤグルトに移籍。同年引退。 背番号は18(登場時)→21(タイエー)→28(ヤグルト)。 ナカゴミ(中込伸) 板神の投手。1989年ドラフト1位。クワタに潰された一人。足を移動式クレーンで引っ張られ、股裂きにされてしまった。その際「ナマゴミ」と言われ、ムラヤマ監督がクワタに激怒した。 背番号は99(登場時)→1(1995年以降)。 ユフネ(湯舟敏郎) 板神の投手。1993年オールスターゲームに出場。マウンド上で「湯船につかるユフネ」というギャグを見せる。湯上り状態から投球した。 背番号は15。 トーヤマ(遠山奬志) 板神の投手。初めてクワタの呪いをかけられた第1号。怪我で低迷して1990年ロッデにトレードされた。1998年板神に復帰。その後『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』で13年ぶりに登場した。当初は名前だけの登場だったが、『マツイくん』でははっきり似顔絵が描かれていた。キヨハラ、クワタの同期。 背番号は21(登場時)→16(ロッデ移籍後)。 ヒラタ(平田勝男) 板神の遊撃手。帰国したパースの代わりに、パースの着ぐるみ役の交代シーンで1回登場(オカダと交代した)。普段から地味で非常に目立たない。1994年現役引退。 背番号は30。 ヤギ(八木裕) 板神の内野手(その後外野へ転向)。群衆シーンに多く登場しているが、台詞がない。次回作以降も存在はモブだったが、『モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん』で新球団「バンチョーズ」の一員に抜擢され、初めてスポットが当たる。 背番号は3。 キド(木戸克彦) 板神の正捕手。LP学園出身。LPの合同練習に参加している一人だが、出番は少ない。『ベロベロベースボール』に登場した際は髪が抜け、額が広いことをネタにしていた。 背番号は22。 カメヤマ(亀山努) 板神の外野手。通称「カメちゃん」。1992年に頭角を現す。ヘッドスライディングなどのオーバーアクションが得意。しかし回りがボケすぎているためか、イマイチ目立てない。 背番号は67(登場時)→00(1992年以降)。 シンジョー(新庄剛志) 板神の外野手。15巻の表紙に登場しているキャラだが、群衆シーンに登場したのみでセリフはない。次回作の『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』から多少出番が増える。 背番号は63(登場時)→5(1993年以降)。 パース(ランディ・バース) 板神の外国人内野手。三冠王2回の史上最強の助っ人。実家は牧場。牛の乳搾りを球場内でやった程、帰国後は牧場経営をしたがっていた。1988年、シーズン途中で退団。その後自分にそっくりの着ぐるみでオカダ、ヒラタ、ミズノ(カイアンツ)が彼に変装している。カガワやアホーナーと同様にデブキャラとしても扱われ、運動会では彼らと共に「デブころがし」という意味で大玉代わりに使われた。次回作の『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』では、カケフと共に、ハラの引退試合にゲストで6年ぶりに登場した。 背番号は44。 ジョーズ(ルパート・ジョーンズ) 板神の外国人外野手。1988年に緊急帰国したパースのかわりに入団した外国人選手。スキンヘッドだったため、クワタはお坊さんと間違えた。4巻「がんばれ! クワタくん③」最後のページにも1コマ登場。大した成績を残せず同年退団。 背番号は00。 プィルダー(セシル・フィルダー) 板神の外国人内野手。1989年入団。バットを叩きつけた反動で小指を骨折。その怪我が元で本塁打王を逃してしまい、悔し涙で号泣した。その年限りで退団。帰国後は大リーグで二冠王に輝き、『ベロベロベースボール』で再登場している。 初登場は上記の号泣するシーンではなく、7巻でカイアンツのサイトーに三振に打ち取られる1コマ。ただ、骨折の元になった試合かどうかは不明。 背番号は44。 キャーオ(マット・キーオ) 板神の外国人投手。元大リーガーの通称「モジャモジャ外人」。キヨハラの大ボケにリズムを崩し、ホームラン級の大飛球を打たれた。1990年退団。 1巻の「完全版!オールスター名鑑」では「キャーオ」だったが、2巻で実際に登場した時は、誤植なのか「キャーオー」になっていた。 背番号は4。 オマルー(トーマス・オマリー) 板神の外国人内野手。1991年入団。14巻の表紙に登場しているキャラクターの一人だが、作中ではほとんど出番がなかった。初登場は13巻でクワタが三振ならぬ板神の山を作った時。その際、背中の名前のアルファベットが「ARY」(前半部分は見えない)のため、ここでは「オマリー」だった様子。『ゴーゴー!ゴジラッ!!マツイくん』では多少出番が増えた。 背番号は1。
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板神タイガンス
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フジタ監督(藤田平) 1996年就任。マツイのウンコで糞まみれになったカイアンツベンチを、汚らしいモノを見る目でのぞいていた。同年退団。 背番号は80。 ヨシダ監督(吉田義男) 前々板神の監督。1997年復帰(本編では9年ぶりに登場)。板神を以前日本一に導いた実績を持つ。 背番号は83。 ノムラ監督(野村克也) 前板神の監督。1999年就任。2001年辞任。 ホシノ監督(星野仙一) 板神の監督。2002年就任。 詳細は主要人物を参照。 イチエダコーチ(一枝修平) 板神のヘッドコーチ。ヨシダ監督の側近。ヨシダ監督同様、1997年 - 1998年の2年間在籍した。 背番号は88。 タブチコーチ(田淵幸一) 前作の主要人物の一人。元タイエーの監督。2002年、ホシノの監督就任と共に現場復帰を果たす(本編で9年ぶりに登場)。 前作での大ボケっぷりはなくなり、ホシノの側近としてホシノをなだめる役割が多い。 背番号は88。 シンジョー(新庄剛志)→ シンショー 外野手。板神のスーパースター。本人と違い、本作中では地味な存在だった。2001年、FAでニューヨーク・マッツに移籍。 板神時代はよく悲惨な目に遭わされていた。「サインを出す」という意味を勘違いしたマツイにマジックペンで顔に「マツイ」と書かれたり、宇宙に行ってモンスター化したマツイに襲われたり、キヨハラがチームを乗っ取った際は三振の罰で素っ裸にされたことがある。 ノムラ就任以降は何かとノムラにつき合わされて、ツボイ、タイホーとともにろくでもないことをやらされていた。試合の中止を願い、カエルの着ぐるみを着ながら雨乞いのために踊っていたことがある。またキヨハラの結婚披露宴に乱入して、ナガシマに嫌がらせをした。その際、「キッショー!優勝しやがって。憎いよカイアンツーー!」と大声で叫んでいた。 クワタに誘われて、クワタが勝手に作った新球団「プリティーズ」のメンバーに加わったことがある(その後、チームに加わった選手の監督が選手を連れ戻しに来たが、藤田平監督は、シンジョーを迎えに来なかった)。 『コロコロアニキ』版では、2019年の冬号でクワタのスマホのアプリから1998年の姿で登場した。2019年のオールスターでは、現在の姿で登場し、板神時代のユニフォームでクワタのドッキリに協力した。『キヨハラくん』では過去のオールスターで登場している。名前はシンショーに変更されている。 背番号は一貫して5。 ツボイ(坪井智哉) 外野手。1998年入団。当初はモブだった。ノムラ就任以降、スポットが当たるようになる。試合の中止を願い雨乞いに参加するなど、よくノムラに付き合わされてろくでもないことをやらされていた。2003年、日ハムに移籍。 孫悟空に変身したクワタが投げた「意思を持ったボール」の前に怖がり、小便を漏らしたことがある。 背番号は32(板神) → 7(日ハム)。 アカホシ(赤星憲広) 外野手。2001年入団。入団から5年連続盗塁王を記録したチーム一の俊足(『モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん』でも頻繁に登場)。 ホシノが提案した忍者野球では、爆発と身代り人形を利用して、ランニングホームランを決めた(アカホシいわく、「トラトラ忍法体当たりの術」)。 背番号は53。 ヤブ(藪恵壹) 投手。板神暗黒時代のエース。群衆シーンを含め、板神の選手では出番が多い方だった。 背番号は18(登場時) → 4(2002年以降)。 カワジリ(川尻哲郎) 投手。1995年入団。孫悟空に変身したクワタが先発を務めた試合の先発投手だった。 背番号は41(登場時) → 19(1998年以降)。 ユフネ(湯舟敏郎) 投手。台風ゴローが接近した試合の先発投手だった。初回からカイアンツ打線に捕まり、10点を失う。 2001年近鉄に移籍して、同年引退。翌年板神で1年間コーチを務めた。 背番号は15(板神) → 34(近鉄) → 91(板神コーチ)。 フジタタイヨウ(藤田太陽) 投手。2001年、ドラフト1位で入団。2001年の開幕投手だった(実際はこの年、藤田は開幕戦の先発投手ではなく、リリーフで登板している)が、あまりパッとした成績を残していない。 ノムラの薬で小さくなったマツイを甘く見ていたために、痛い目に遭った。 背番号は15。 イガワ(井川慶) 投手。1998年入団。ホシノ政権から、球界を代表するエースに覚醒(『モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん』でも頻繁に登場)。 背番号は29。 ワダ(和田豊) 内野手。セリフはまったくないが、モブで頻繁に登場していた。2001年現役引退。引退後はコーチに就任。 背番号は6(現役) → 86(コーチ)。 イマオカ(今岡誠) 内野手。1997年入団。板神の1番打者。『モリモリッ!ばんちょー!!キヨハラくん』から大幅に出番が増える。 マツイとクワタのお医者さんごっこに乗せられて、三振をしてしまった。 背番号は7。 カタオカ(片岡篤史) 内野手。2002年、FAで日ハムから移籍した。移籍以降は群衆シーンを含め、大幅に出番が増えるようになった。 ホシノが提案したお好み焼きの刑に参加していた選手(選手の体にキャベツ、紅しょうが、イカ、揚げ玉をまいていた)。 背番号は一貫して8。 サイトーヒデミツ(斉藤秀光) 内野手。2002年、オラックスから移籍。控えの選手で、漫画での登場は1コマのみ。 マツイとクワタのお医者さんごっこでは、バット型の体温計を口の中に突っ込まれていた。 背番号は54(オラックス) → 40(板神)。 くーるぼー(スコット・クールボー) 外国人内野手。1995年入団。乱闘の間に集合した板神代表の暴れん坊。1996年退団。 背番号は32。 じょんそん(マーク・ジョンソン) 外国人外野手(または内野手)。1999年入団。前半大活躍だが、後半は弱点を付かれ、さっぱりだった。同年退団。 背番号は42。 たらすこ(トニー・タラスコ) 外国人外野手。2000年入団。キヨハラがチームを乗っ取った際、三振の罰に同じく三振をしたヒロサワ、ツボイ、シンジョーとともにすっ裸にされていた。同年退団。 背番号は42。 ほわいと(デリック・ホワイト) 外国人外野手。2002年入団。ホシノが提案したお好み焼きの刑に参加していた選手。同年退団。 背番号は6。 ありあす(ジョージ・アリアス) 外国人内野手。2000年オラックスに入団して、2002年板神に移籍した。 マツイとクワタのお医者さんごっこで、ナースマツイにペロペロに顔をなめられて、気が散って三振した。 背番号は5(オラックス) → 14(板神)。 パース(ランディ・バース) 1985年、板神を優勝に導いた史上最強の助っ人。ハラの引退試合にゲストで登場した(本編では6年ぶりに登場)。 背番号は44。 カケフ(掛布雅之) 1985年、板神を優勝に導いた当時の4番打者。ハラの引退試合にゲストで登場した(本編では6年ぶりに登場)。 背番号は31。
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