家庭用ゲーム版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/27 15:39 UTC 版)
2011年3月24日に、ネクソンがXbox 360で配信することを発表した。Xbox Live Arcadeを介して2012年7月13日よりサービスを開始した。家庭用版のタイトルは『Dungeon Fighter LIVE: Fall Of Hendon Myre』(ダンジョンファイターライブ:フォール オブ ヘンドン マイアー)となる。 開発は当作品を開発したネオプルとソフトマックスが行い、マイクロソフトが全世界への流通とマーケティングを行う。ローカライズはネクソンコリアが英語・中国語・韓国語を担当し、マイクロソフトが日本語・ドイツ語・スペイン語・イタリア語・フランス語を担当する。なお、ジャンルはPC版と同じ2DアクションRPGで、ネクソンが家庭用ゲーム機を出すのは初めてになる。
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家庭用ゲーム (CS) 版
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/04/13 23:49 UTC 版)
「pop'n music」の記事における「家庭用ゲーム (CS) 版」の解説
AC版の同名タイトルの移植であるが、収録曲やシステムなどは一部異なっている。シリーズとしては、『14』までのナンバリング作品と、ベスト盤などが発売されている。 CEROのレーティングは、『Best Hits!』『8』以降から『12』までの全ての作品(ベスト版『7』も含む)が「全年齢対象」、『13』以降も全ての作品が「A(全年齢対象)」となっている。 pop'n music - ポップンミュージック(PS/DC・1999年2月25日発売) プレイステーションとドリームキャストに移植された家庭用作品。CS版オリジナルの新曲も隠し曲として収録。隠し要素としてHYPER譜面やHIDDEN、RANDOMなどのオプションがAC版に先駆けて初搭載された。初心者向けの配慮として、オプション設定により9ボタン譜面の両端のポップくんを自動演奏にした5ボタン・7ボタンプレイも可能。家庭用オリジナルモードとしてFREEとTRAININGも追加された。開発は、かつて存在したコナミグループの1つ、KCEY(コナミコンピュータエンタテインメント横浜)が担当。この作品で高難易度のクラシックシリーズが初登場。以降、クラシックシリーズはCS11まで続く。 次作のCS2が今作の収録曲を全て収録していたことで、CS2発売後に早々と販売を終了している。 コナミのドリームキャスト参入第1弾ソフトとなった。 pop'n music 2 - ポップンミュージック2(PS/DC・1999年9月14日発売、2000年5月25日PSのみベスト版発売) 後に発売されるアペンドディスクを起動させるためのキーディスクとなっている(CS5、CS6も同様)。CS1に収録されている全ての楽曲が再録されているうえ、家庭用新曲の数も増量。曲・譜面別のハイスコアとプレイ回数も記録できるようになった。前作からゲームオプションの設定項目が整理され、CS1で8段階だった難易度は4段階に減少した。また、前作やAC2とは異なり、NORMALとTRAININGではオジャマが一切出現しないようになった。隠しモードとしてMARATHON、SURVIVALが収録されている。このうちSURVIVALモードでは、AC版に先駆けセレクトボタンでHi-SPEED(×2、×4)が使用可能となっていた。PS版はポケットステーション、DC版はビジュアルメモリに対応しており、後のGB版のような5ラインプレイの携帯用ミニゲーム「どこでもポップンミュージック」をダウンロード可能だった。このミニゲームはCS4の「Vol.3」まで続いた。 2000年にはPS版が廉価版「コナミ ザ ベスト」としてオープン価格で再登場した。 pop'n music 3 APPEND DISC - ポップンミュージック3 アペンドディスク(PS/DC・2000年2月10日発売) このCS3と次作CS4は単体では遊べないアペンドディスクであり、キーディスク(CS2、CS5、CS6)がないと起動出来ない仕様となっているが、その代わり価格は低く抑えられている。この作品から「CS版はアーケード・家庭用の新曲と前作の隠し曲が収録」という慣例になり、さらに初めてAC版に収録されていた一部の新曲が諸事情で家庭用には収録されなかった。このような事例は以降のシリーズでもたびたび見られる。前作ではSURVIVALモードでしか使えなかったHi-SPEED(QUICK(×2)、TURBO(×4))が標準で使用可能になり、曲別のハイスコアにMAXコンボ数も同時に記録されるようになった。ただし、ハイスコアの高い記録が優先されるため、以前よりも低いMAXコンボ数のものが前の記録を上書きしてしまうケースもある。サンプラザ中野・パッパラー河合によるユニット「スーパースランプ」がゲスト出演。 pop'n music 4 APPEND DISC - ポップンミュージック4 アペンドディスク(PS/DC・2000年10月12日発売) 前作CS3と同様にアペンドディスク。この作品の発売前にKCEYがKCES(コナミコンピュータエンタテインメント札幌)と合併したため、社名がコナミコンピュータエンタテインメントスタジオ(コナミ本体に開発会社を集中させる直前にあった同名会社とは別会社)に変更になっている。なお、開発は旧KCEYにあたる横浜事業所で行われ、主要な開発スタッフの入れ替わりはない。AC4にあった通信対戦モードは収録されていないが、アーケードでは削除されてしまったBEGINNERモードが仕様を変更して復活し、収録曲をより簡単な譜面でプレイする事が可能となっていた。前作まで存在していたサウンドテストモードは廃止された。DCで発売されたポップンシリーズはこの作品で最後となった。 pop'n music 5 - ポップンミュージック5(PS・2001年11月22日発売) 家庭用ポップンミュージックシリーズのリリースはCS4以来しばらく止まっていたが、ユーザーからのシリーズ復活を求める声に応え、ついに発売となる。しかしPSのみで、DCではリリースされなかった。その間にAC6が稼動していたため、版権曲を含むAC6の曲が10曲先行収録される(ただし、先行収録された版権曲2曲はCS6には収録されていない)。PS版の過去アペンドディスク(CS3、CS4)へのキーディスクとしても使用可能。CS版では既に導入されていたHi-SPEED×2、×4に加えAC6からHi-SPEED×3が先行収録となり、固定オプションとして設定できるようにもなった。AC5で5ライン譜面が正式登場した事により、両端がオート演奏になるオプションは廃止され、FREEやTRAININGのメニューで7ラインプレイ(両端オート)が選択できるのみとなった。また、CS版では本作のみハイスコアを更新してもスコア部分にHi-SCOREの表示が出ず、5ライン譜面と9ラインNORMAL譜面のハイスコアが同一に扱われる。この作品のみ携帯電話接続ケーブルを使ったパズルCGのダウンロード企画が行われていたが、現在は既に配信サービスは終了となっている。 pop'n music 6 - ポップンミュージック6(PS・2002年6月27日発売) PSながら100曲以上の収録曲数を誇り、キャラクターなどのアニメも滑らかになったが、ハードのメモリ容量、性能の都合で、前作よりもディスクの読み込み時間が長くなり音質も低下、AC6にはあった「ステップアップチャレンジ」(いわゆる「色譜面」)とBATTLEモードは収録されなかった。また、AC6に収録されていた版権曲は2曲しか収録されず、残りはCS5(先行収録)・CS7・ベストヒッツ! などに収録となる。代わりとして『pop'n stage』シリーズに収録されていた楽曲とキャラクターが、旧曲も含め一部を除いて収録されることになった。AC8と連動して、オリジナルコースを使った「風林火山コース」というインターネットランキングも行われたが、CS6ではバグにより楽曲ごとの得点が満点である10万点を越えてしまう現象が発覚し、それを利用した不正行為があったため、成績上位者への認定証発行は見送られることとなった。PS版の過去アペンドディスク(CS3、CS4)へのキーディスクとして使用可能。 pop'n music 7 - ポップンミュージック7(PS2・2002年11月21日発売、2005年11月3日ベスト版発売) プラットフォームをPS2に変更し、ディスク媒体もDVD-ROMとなった。このため、画質や音質が格段に向上した。PS2にて発売されたCS7以降のシリーズは、PS版の過去アペンドディスク(CS3、CS4)へのキーディスクとしては使用できない。初心者向けの「スタディモード」が初登場。BATTLEモードも家庭用では初収録となる。店舗対抗イベントだった「BINGO de 7」は未収録で、それらの隠し曲は代わりに通常隠しとして出現するようになった。この作品のみ、実験的な試みとしてモード選択画面がアーケードモードの「SIDE A」と家庭用オリジナルモードの「SIDE B」に分割されている。前作までのFREEとTRAININGが合体し「FREE TRAINING」に変更。CS版ではこの作品から曲のクリア状況が記録されるようになったものの、この時点ではまだRECORDS画面でしか確認が出来なかった。CS7から搭載されたこのクリアマークはAC版のものとは少し異なり、EXPERTモードでの完奏も曲をクリアした扱いとなっていた。 2005年には「コナミ ザ ベスト」として廉価版が11月にCS8と共に、翌月にはCS9とCS10もそれぞれ価格2,940円(税込)で再発売されている。パッケージがリバーシブル仕様になっていたり、一部のタイトルで隠し曲の出現方法などが少し異なる、取扱説明書に多少の変更が見られる、などの細かい違いはあるが、ゲームの内容は通常版とほぼ同じである。 pop'n music 8 - ポップンミュージック8(PS2・2003年7月3日発売、2005年11月3日ベスト版発売) 店舗対抗イベントだった「すごろく de 8」がCS版向けにアレンジされて収録。新曲としてプレイステーション2用ソフト『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』のテーマソングのアレンジ曲(ヨーロッパ版『ANUBIS』テーマソング)を収録。スタディモードはパワーアップし、1ボタンから9ボタンまでプレイ可能な「スタディチャンネル」として登場。RECORDS画面だけでなく曲選択画面でも譜面難度ごとにクリアマークが表示されるようになり、クリアした曲の確認がしやすくなった。このクリアマークはAC9・CS9のものとは異なり、上位譜面をクリアしても下位譜面のクリアマークが選択画面で表示されなくなることはない。 pop'n music 9 - ポップンミュージック9(PS2・2004年2月19日発売、2005年12月1日ベスト版発売) CS5の時と同様に、AC10より3曲が先行収録された。また、本作よりAC版で『ee'MALL』にて配信されていた楽曲も収録されるようになる。スタディモードは収録されていないが、隠しモードとして全曲を通してプレイする「マラソンモード」が復活。FREEとTRAININGは再び分割となった。店舗対抗イベントだった「戦え! ギャンブラーZ」は、CS版向けにアレンジされ新たにボスキャラクターを変更して収録された。AC9と同様に、CS版オリジナル曲のロングバージョンも収録。 pop'n music 10 - ポップンミュージック10(PS2・2004年11月18日発売、2005年12月1日ベスト版発売) 店舗対抗イベントだった「お星様にお願い!」の内容が大幅に変更され、スロットを回して文章を揃え、完成した文章により隠し要素が解禁される形式となった。初心者用モードは「スタディランド」としてさらにパワーアップ。また、デフォルトのプレイヤーキャラクターをオプションで設定できるようになった。EXTRA STAGEの仕様が変更され、CS10からは曲終了時に通常モードでクリアできるゲージ量(約3分の2以上)がなければクリアメダルを獲得できないように変更された。なお、AC10以降のようにNO BADでクリアする必要はない。本作から、家庭用オリジナルの新曲には全曲EX譜面が用意されている。AC12との共同企画で、PS2の内蔵時計が発売当時2004年のクリスマスを過ぎると解禁される隠し曲「クリスマスプレゼント」が登場、AC12でも同時期に同ジャンル名でクリスマス曲メドレーが期間限定で解禁されたが、曲の構成はAC12版とCS10版でそれぞれ全く異なっていた。AC12版はCS12に移植されているが、CS10版はAC未収録となっている。 pop'n music 11 - ポップンミュージック11(PS2・2005年7月21日発売) 店舗対抗イベントだった「ポップンツーリスト」が大幅に様変わりし、マイレージを消費してミミとニャミが世界各地を旅行し、プレイ中に届くメールによって隠し要素が解禁という形式に変化した。AC11に合わせ、本作のみのCS版オリジナル曲のウラ譜面も収録された。キャラクターのアクションのみを見る事が出来る「キャラクターガイド」が初登場。CS版ではこの作品から、選曲画面で譜面の種類を変更すると、カテゴリ内の曲がそれぞれの譜面の難易度順に自動でソートされる。また、通常判定とCOOL判定(EXPERTモード)のハイスコアが別々に保存されるようになり、これらのハイスコアデータを一括消去することも可能になった。AC13のハイスコアとは異なり、通常判定とCOOL判定のクリア状況が別々に扱われるため、前作までのようにEXPERTモードを利用して通常のクリアメダルを簡単に付けることはできない。AC11のようにオプション画面での逆送りが搭載されたが、CS11ではAC11とは設定が逆で、左側が順送り、右側が逆送りとなっていた。コンティニュー時にセレクトボタンを押す事で前回選択した楽曲とノルマのまま再開できるクイックコンティニューを初搭載。開発会社がこの作品でコナミ株式会社に統合されている。 pop'n music 12 いろは - ポップンミュージック12 いろは(PS2・2006年3月2日発売) 同時期に発売となった家庭用ソフト『Dance Dance Revolution STR!KE』や『GuitarFreaksV & DrumManiaV』のセーブデータと相互連動して出現する隠し曲が目玉となった(ただし、隠しコマンドやプレイ条件での解禁も可能ではある)。ユーザーからの人気投票による旧曲のリクエスト楽曲も収録され、AC12では特殊状況でしか実行できないランダムキャラクター選択も任意に可能となっている。GAME LEVELの設定が前作までの4段階からCS1以来の8段階(AC基準)に戻り、オプション画面での逆送りボタンもAC版と同じ仕様に変更された。また、AC版と同じくEXPERTモードではクリアメダルを獲得できなくなった。店舗対抗イベントだった「ポップン秘伝忍法帖」はほぼそのままCS版向けにアレンジされた。AC12のNET対戦モードに代わり、ほぼ同じルールでCOMキャラと擬似対戦を行う「対戦モード」が登場し、2種類のミニゲームも収録された。 pop'n music 13 カーニバル - ポップンミュージック13 カーニバル(PS2・2006年9月28日発売) AC版スタッフの参加や家庭用新曲としての版権曲収録など新しい試みが見られる作品。同時期に開発されたAC14同様、コナミデジタルエンタテインメントへ移管となり、事実上AC版・CS版の開発チームの垣根がなくなった。タイアップ楽曲として週刊少年マガジンで連載されているルポ漫画『もう、しませんから。』から「セイント★セイジのうた」、東芝EMI『姫トランス』から「butterfly」のリミックスが登場。AC版と同じく他ゲームとのコラボレーションとして『アラビアンクリスタル』と『幻想水滸伝V』の楽曲とキャラクターが収録されている。「スタディランド」やビートシンク(曲に連動した振動)がなくなり、AC13同様スタッフロールも廃止された。引き続き収録となったミニゲームの内容は運動会風のものになり、更にミニゲームのインターネットランキングも開催。AC版の店舗対抗イベント「わくわくポップンランド」「わくわくポップンワールド」はほぼそのままCS版向けにアレンジしての収録となった。またこの作品は「東京ゲームショウ2006」に出展された。 pop'n music 14 FEVER! - ポップンミュージック14 フィーバー!(PS2・2007年7月12日発売) AC15から搭載の0.5刻みのHi-SPEEDオプションを先行収録。アニメ『天元突破グレンラガン』とのコラボレーションなど、CS14独自の版権楽曲も新たに4曲が追加収録された。また、初代『ee'MALL』の楽曲のうち「Jack and Mark Get Busy!」を除く46曲が、過去のCS版に収録された曲も含めてまとめて収録。これらの楽曲は当時の『ee'MALL』のようにポイントを溜めて購入する形式となっている。その代わり、前作の隠し曲の収録はされず、『ee'MALL』曲を除いた再収録曲も僅か4曲である。本作のミニゲームは「ポップン14」が主役で、プレイすると前述のポイントを溜めることができる。ゲーム中の楽曲を聴ける「ぽぷっとプレイヤー」が新たに搭載されたが、インターネットランキングとマラソンモードは廃止された。 AC版からの移植作品は『14』までとなっているが、後にAC15の要素が多く反映されたPSP版『pop'n music portable』が発売されている(#本編関連作品の節を参照)。
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家庭用ゲーム (CS) 版
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AC版の同名タイトルの移植であるが、収録曲やシステムなどは一部異なっている。シリーズとしては、『14』までのナンバリング作品と、ベスト盤などが発売されている。 CEROのレーティングは、『Best Hits!』『8』以降から『12』までの全ての作品(ベスト版『7』も含む)が「全年齢対象」、『13』以降も全ての作品が「A(全年齢対象)」となっている。 pop'n music - ポップンミュージック(PS/DC・1999年2月25日発売) PlayStationとドリームキャストに移植された家庭用作品。CS版オリジナルの新曲5曲を隠し曲として収録。隠し要素としてHYPER譜面やHIDDEN、RANDOMなどのオプションがAC版に先駆けて初搭載された。初心者向けの配慮として、オプション設定により9ボタン譜面の両端のポップくんを自動演奏にした5ボタン・7ボタンプレイも可能。家庭用オリジナルモードとしてFREEとTRAININGも追加された。開発は、コナミグループの1つ、KCEY(コナミコンピュータエンタテインメント横浜 2005年4月1日コナミへ吸収合併)が担当した。この作品で、高難易度のクラシックシリーズが初登場。以降、クラシックシリーズはCS11まで続く。 コナミのドリームキャスト参入第1弾ソフトとなった。 pop'n music 2 - ポップンミュージック2(PS/DC・1999年9月14日発売、2000年5月25日PSのみベスト版発売) 後に発売されるアペンドディスクを起動させるためのキーディスクとなっている(CS5、CS6も同様)。CS1に収録されている全ての楽曲が再録されている(但し、CS1の多くの楽曲はAC2と同様に、代理のキャラクターが担当している)うえ、家庭用新曲の数も増量。曲・譜面別のハイスコアとプレイ回数も記録できるようになった。前作からゲームオプションの設定項目が整理され、CS1で8段階だった難易度は4段階に減少した。また、前作やAC2とは異なり、NORMALとTRAININGではオジャマが一切出現しないようになった。隠しモードとしてMARATHON、SURVIVALが収録されている。このうちSURVIVALモードでは、AC版に先駆けセレクトボタンでHi-SPEED(×2、×4)が使用可能となっていた。PS版はPocketStation、DC版はビジュアルメモリに対応しており、後のGB版のような5ラインプレイの携帯用ミニゲーム「どこでもポップンミュージック」をダウンロード可能だった。このミニゲームはCS4の「Vol.3」まで続いた。 2000年にはPS版が廉価版「コナミ ザ ベスト」として再登場した。 pop'n music 3 APPEND DISC - ポップンミュージック3 アペンドディスク(PS/DC・2000年2月10日発売) このCS3と次作CS4は単体では起動できないアペンドディスクであり、キーディスク(CS2、CS5、CS6)がないと起動出来ない仕様となっているが、その代わり価格は低く抑えられている。この作品以降は基本的に「CS版はアーケード・家庭用の新曲と前作の隠し曲が収録」という慣例になった。AC版に収録されていた新曲のうち3曲が諸事情で家庭用には収録されなかった(以降のシリーズでもたびたび見られる)。前作ではSURVIVALモードでしか使えなかったHi-SPEED(QUICK(×2)、TURBO(×4))が標準で使用可能になり、曲別のハイスコアにMAXコンボ数も同時に記録されるようになった。ただし、ハイスコアの高い時の記録が優先されるため、以前よりも低いMAXコンボ数のものが前の記録を上書きしてしまうケースもある。サンプラザ中野・パッパラー河合によるユニット「スーパースランプ」の楽曲「僕たちの計画」が収録されている。 pop'n music 4 APPEND DISC - ポップンミュージック4 アペンドディスク(PS/DC・2000年10月12日発売) 前作CS3と同様にアペンドディスク。この作品の発売前にKCEYがKCES(コナミコンピュータエンタテインメント札幌)と合併したため、社名がコナミコンピュータエンタテインメントスタジオ(コナミ本体に開発会社を集中させる直前にあった同名会社とは別会社)に変更になっている。なお、開発は旧KCEYにあたる横浜事業所で行われ、主要な開発スタッフの入れ替わりはない。AC4にあった通信対戦モードは収録されていないが、アーケードでは廃止されたBEGINNERモードが仕様を変更して復活し、収録曲をより簡単な譜面でプレイする事が可能となっていた。前作まで設定されていたサウンドテストモードは廃止された。CS3に収録されなかったAC3の楽曲2曲がスペシャルトラック扱いで収録されている。DC版は同ハードの『サイレントスコープ』と共にコナミのセガ製ハードの最後のソフトとなった。 pop'n music 5 - ポップンミュージック5(PS・2001年11月22日発売) 家庭用ポップンミュージックシリーズのリリースはCS4以来しばらく停止していたが、ユーザーからのシリーズ復活を求める声に応えて製作が再開された。この作品からPSのみのリリースとなる。この間にAC6が稼動していたため、AC6の新曲8曲と版権曲2曲が隠し曲として先行収録され、AC5の形式でこれらの楽曲をプレイする事が出来る。PS版の過去アペンドディスク(CS3、CS4)へのキーディスクとしても使用可能。CS版では既に導入されていたHi-SPEED×2、×4に加えAC6からHi-SPEED×3が先行収録となり、固定オプションとして設定できるようにもなった。AC5で5ライン譜面が正式登場した事により、両端がオート演奏になるオプションは廃止され、FREEやTRAININGのメニューで7ラインプレイ(両端オート)が選択できるのみとなった。また、CS版では本作のみハイスコアを更新してもスコア部分にHi-SCOREの表示が出ず、5ライン譜面と9ラインNORMAL譜面のハイスコアが同一に扱われる。この作品のみ携帯電話接続ケーブルを使ったパズルCGのダウンロード企画が行われていたが、現在は既に配信サービスは終了となっている。 pop'n music 6 - ポップンミュージック6(PS・2002年6月27日発売) PSながら100曲以上の収録曲数を誇り、キャラクターなどのアニメも滑らかになったが、ハードのメモリ容量、性能の都合で、前作よりもディスクの読み込み時間が長くなり音質も低下、AC6にあった「ステップアップチャレンジ」(いわゆる「色譜面」)とBATTLEモードは収録されなかった。また、AC6に収録されていた版権曲は12曲のうち2曲しか収録されず、残りは2曲を除いて先述のCS5(先行収録・2曲)・CS7(1曲)・ベストヒッツ!(5曲)に収録となる。代わりとして『pop'n stage』シリーズに収録されていた楽曲とキャラクターが、旧曲も含め一部を除いて収録されることになった。AC8と連動して、オリジナルコースを使った「風林火山コース」というインターネットランキングも行われたが、CS6ではバグにより楽曲ごとの得点が満点である10万点を越えてしまう現象が発覚し、それを利用した不正行為があったため、成績上位者への認定証発行の企画は中止となった。PS版の過去アペンドディスク(CS3、CS4)へのキーディスクとして使用可能。 pop'n music 7 - ポップンミュージック7(PS2・2002年11月21日発売、2005年11月3日ベスト版発売) プラットフォームをPS2に変更し、ディスク媒体もDVD-ROMとなった。このため、画質や音質が格段に向上した。PS2にて発売されたCS7以降のシリーズは、PS版の過去アペンドディスク(CS3、CS4)へのキーディスクとしては使用できない。初心者向けの「スタディモード」が初登場。BATTLEモードも家庭用では初収録となる。店舗対抗イベントだった「BINGO de 7」は未収録で、それらの隠し曲は代わりに通常隠しとして出現するようになった。この作品のみ、実験的な試みとしてモード選択画面がアーケードモードの「SIDE A」と家庭用オリジナルモードの「SIDE B」に分割されている。前作までのFREEとTRAININGが合体し「FREE TRAINING」に変更。CS版ではこの作品から曲のクリア状況が記録されるようになったものの、この時点ではまだRECORDS画面でしか確認が出来なかった。CS7から搭載されたこのクリアマークはAC版のものとは少し異なり、EXPERTモードでの完奏も曲をクリアした扱いとなっていた。 2005年には「コナミ ザ ベスト」として廉価版が11月にCS8と共に、翌月にはCS9とCS10もそれぞれ再発売されている。パッケージがリバーシブル仕様になっていたり、一部のタイトルで隠し曲の出現方法などが少し異なる、取扱説明書に多少の変更が見られる、などの細かい違いはあるが、ゲームの内容は通常版とほぼ同じである。 pop'n music 8 - ポップンミュージック8(PS2・2003年7月3日発売、2005年11月3日ベスト版発売) 店舗対抗イベントだった「すごろく de 8」がCS版向けにアレンジされて収録し、家庭用初の解禁イベント収録となった。新曲としてPlayStation 2用ソフト『ANUBIS ZONE OF THE ENDERS』のテーマソングのアレンジ曲(ヨーロッパ版『ANUBIS』テーマソング)を収録。スタディモードはパワーアップし、1ボタンから9ボタンまでプレイ可能な「スタディチャンネル」として登場。RECORDS画面だけでなく曲選択画面でも譜面難度ごとにクリアマークが表示されるようになり、クリアした曲の確認がしやすくなった。このクリアマークはAC9・CS9のものとは異なり、上位譜面をクリアしても下位譜面のクリアマークが選択画面で表示されなくなることはない。 pop'n music 9 - ポップンミュージック9(PS2・2004年2月19日発売、2005年12月1日ベスト版発売) AC10より3曲が先行収録。また、本作よりAC版で『ee'MALL』にて配信されていた楽曲も収録されるようになる。スタディモードは収録されていないが、隠しモードとして全曲を通してプレイする「マラソンモード」が復活。FREEとTRAININGは再びモードが分割された。店舗対抗イベントだった「戦え! ギャンブラーZ」はCS版向けにアレンジされ、新たに一部のボスキャラクターと楽曲を変更して収録された。AC9と同様に、CS版オリジナル曲のロングバージョンも収録。 pop'n music 10 - ポップンミュージック10(PS2・2004年11月18日発売、2005年12月1日ベスト版発売) 店舗対抗イベントだった「お星様にお願い!」の内容が大幅に変更され、スロットを回して文章を揃え、完成した文章により隠し要素が解禁される形式となった。初心者用モードは「スタディランド」としてリニューアル。また、デフォルトのプレイヤーキャラクターをオプションで設定できるようになった。EXTRA STAGEの仕様が変更され、CS10からは曲終了時に通常モードでクリアできるゲージ量(約3分の2以上)がなければクリアメダルを獲得できないように変更された。なお、AC10以降のようにNO BADでクリアする必要はない。本作から、家庭用オリジナルの新曲には全曲EX譜面が用意されている。AC12との共同企画で、PS2の内蔵時計が発売当時2004年のクリスマスを過ぎると解禁される隠し曲「クリスマスプレゼント」が登場、AC12でも同時期に同ジャンル名でクリスマス曲メドレーが期間限定で解禁されたが、曲の構成はAC12版とCS10版でそれぞれ全く異なっている。AC12版はCS12に移植され、CS10版はAC peaceにてACに移植された。 pop'n music 11 - ポップンミュージック11(PS2・2005年7月21日発売) 店舗対抗イベントだった「ポップンツーリスト」が大幅に様変わりし、マイレージを消費してミミとニャミが世界各地を旅行し、プレイ中に届くメールによって隠し要素が解禁という形式に変化した。AC11で登場したウラ譜面は版権曲1曲を除いて全て収録されており、本作のみのCS版オリジナル曲のウラ譜面も収録された。また、これらの楽曲は表譜面として、従来の譜面も再録されている。キャラクターのアクションのみを見る事が出来る「キャラクターガイド」が初登場。CS版ではこの作品から、選曲画面で譜面の種類を変更すると、カテゴリ内の曲がそれぞれの譜面の難易度順に自動でソートされる。また、通常判定とCOOL判定(EXPERTモード)のハイスコアが別々に保存されるようになり、これらのハイスコアデータを一括消去することも可能になった。AC13のハイスコアとは異なり、通常判定とCOOL判定のクリア状況が別々に扱われるため、前作までのようにEXPERTモードを利用して通常のクリアメダルを簡単に付けることはできない。AC11のようにオプション画面での逆送りが搭載されたが、CS11ではAC11とは設定が逆で、左側が順送り、右側が逆送りとなっていた。コンティニュー時にセレクトボタンを押す事で、前回選択した楽曲とノルマのまま再開できるクイックコンティニューを初搭載。開発会社がこの作品でコナミ株式会社に統合されている。 pop'n music 12 いろは - ポップンミュージック12 いろは(PS2・2006年3月2日発売) 同時期に発売となった家庭用ソフト『Dance Dance Revolution STR!KE』や『GuitarFreaksV & DrumManiaV』のセーブデータと相互連動して出現する隠し曲が目玉となった(ただし、隠しコマンドやプレイ条件での解禁も可能ではある)。ユーザーからの人気投票による旧曲のリクエスト楽曲も収録され、AC12では特殊状況でしか実行できないランダムキャラクター選択も任意に可能となっている。GAME LEVELの設定が前作までの4段階からCS1以来の8段階(AC基準)に戻り、オプション画面での逆送りボタンもAC版と同じ仕様に変更された。また、AC版と同じくEXPERTモードではクリアメダルを獲得できなくなった。店舗対抗イベントだった「ポップン秘伝忍法帖」はほぼそのままCS版向けにアレンジされた。AC12のNET対戦モードに代わり、ほぼ同じルールでCOMキャラと擬似対戦を行う「対戦モード」が登場し、2種類のミニゲームも収録された。 pop'n music 13 カーニバル - ポップンミュージック13 カーニバル(PS2・2006年9月28日発売) AC版スタッフの参加や、家庭用新曲としての版権曲収録など新しい試みが見られる作品。同時期に開発されたAC14同様、コナミデジタルエンタテインメントへ移管となり、事実上AC版・CS版の開発チームの垣根がなくなった。タイアップ楽曲として週刊少年マガジンで連載されているルポ漫画『もう、しませんから。』から「セイント★セイジのうた」、東芝EMI『姫トランス』から「butterfly」のリミックスが登場。AC版と同じく他ゲームとのコラボレーションとして『アラビアンクリスタル』と『幻想水滸伝V』の楽曲とキャラクターが収録されている。「スタディランド」やビートシンク(曲に連動した振動)がなくなり、AC13同様スタッフロールも廃止された。引き続き収録となったミニゲームの内容は運動会風のものになり、更にミニゲームのインターネットランキングも開催。AC版の店舗対抗イベント「わくわくポップンランド」「わくわくポップンワールド」はほぼそのままCS版向けにアレンジしての収録となった。またこの作品は「東京ゲームショウ2006」に出展された。 pop'n music 14 FEVER! - ポップンミュージック14 フィーバー!(PS2・2007年7月12日発売) AC15から搭載の0.5刻みのHi-SPEEDオプションを先行収録。AC版の版権曲である『スーパーマリオブラザーズ』のBGMメドレーは収録されていないが、アニメ『天元突破グレンラガン』とのコラボレーションなど、CS14独自の版権楽曲も新たに4曲が追加収録された。また、初代『ee'MALL』の楽曲のうち「Jack and Mark Get Busy!」を除く46曲が、過去のCS版に収録された曲も含めてまとめて収録。これらの楽曲は当時の『ee'MALL』のようにポイントを溜めて購入する形式となっている。その代わり、前作の隠し曲の収録はされず、『ee'MALL』曲を除いた再収録曲も僅か4曲である。本作のミニゲームは「ポップン14」が主役で、プレイすると前述のポイントを溜めることができる。ゲーム中の楽曲を聴ける「ぽぷっとプレイヤー」が新たに搭載されたが、インターネットランキングとマラソンモードは廃止された。 AC版からの移植作品は『14』をもって事実上終了したが、後にAC15以降の要素が多く反映されたPSP版『pop'n music portable』シリーズが発売されている(#本編関連作品の節を参照)。
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