前田軍
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天下御免の傾奇者前田慶次や、山路将監、荒木村重、村上水軍などの軍。遠呂智の強さと孤独に共感を覚え、善悪を問わない考えで「遠呂智の友」を自称し自ら進んで付き従い戦う。前田慶次自身は挑戦状を受け取り一定の条件を満たすことで、前田利常も甘粕景継も朽木元綱もこれを境に孫呉・徳川軍に参加する。本人の強さは呂布に匹敵する。
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前田軍
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「戦国BASARAの登場人物」の記事における「前田軍」の解説
快活な野生児達の軍勢。織田軍の配下であるが、基本的に織田軍との関連性や絡みは希薄で、残虐行為とはほぼ無縁である。本拠は加賀。シンボルカラーは雄黄色。『1』『2』の利家とまつのストーリーのOP・EDムービーには台詞が存在せず、サイレントムービーやコマ撮りのようなものとなっている。『4』では慶次が総大将となっており、織田勢力からは独立している。 前田慶次(まえだ けいじ) 声 - 森田成一 / 初登場:『2』(『1』でも前田軍の一般武将として登場) 肩書:「絢麗豪壮」(けんれいごうそう) / 登場時の書き文字:「罷通」 属性:風 / 武器:超刀・朱槍 / 防具:面 / 一人称:「俺」 「皇」でのキャッチコピー:ザ・お祭り傾奇オトコ 祭と喧嘩が好きな傾奇者。18〜22歳。利家とまつの甥っ子だが前田軍配下ではなく、家出して勢力としては独立している。過去の経験とおしどり夫婦である利家とまつの影響からか、天下統一よりも恋した相手を幸せにすることを何より大切に思い、出会う人々に恋とは何か問いかけながら各国を渡り歩く風来坊で、夢吉という小さな猿をペットとして連れている。 道中に人助けもしており、時には上杉軍の兵士を助けたり、戦で町を追われた人々の誘導をするなど、良い意味でお人良し。喧嘩は好きだが戦は好まず、設定上では唯一敵武将を誰一人殺さないプレイヤーキャラクターとなっている。 利家とまつからの束縛を嫌い、普段は前田軍に属しておらず、京都で自由に暮らす遊び人として扱われている。しかし、まつには頭が上がらず、利家とも内心では認め合っている。京の町人からは老若男女問わず人気があり、京の遊び人達を仲間として連れている。家康とも遊び友達で、謙信とも仲が良く「けいじ」「謙信」と呼び合う仲である。『2』『英雄外伝』での賤ヶ岳ステージで沢庵という食べ物が出てくる台詞を言っているが、沢庵は江戸時代で誕生した食べ物であり、実際の戦国時代にはまだ無い。 昔は秀吉と親友だったが、秀吉の妻であり自身の初恋相手であるねねを「愛が弱さを生む」と悟った秀吉が彼女を殺害したことが原因で彼の怒りを買ってしまい、決別するに至っている。そのため、秀吉を陥れてねねが殺害される要因となった全ての元凶である松永久秀と対峙した際には、激しい憎悪を露にする。また、『3』において真の魔王として蘇った信長に対しても「あんたの帰る場所はここじゃない」と家康や利家同様、信長の存在を強く否定している。 デザインは漫画『花の慶次』のものに近く、『2』『英雄外伝』では慶次が乗る馬も同名漫画に登場する愛馬「松風」がモデルとなっていて他とデザインが異なっている。 巨大な刀剣である「超刀」を豪快かつトリッキーに扱い多彩な攻撃を繰り出す。『3』以降は固有技の一つである「恋のかけひき」を駆使することで、あらゆるモーションから様々な派生攻撃につなげることが可能。また、討死した際にも「恋のかけひき」を出すことで一度だけ復活することができる(ただし、体力は回復しない)。バサラ技は超刀の柄に鞘を取り付け、長巻のような形状の「朱槍」状態にし、回転しながら周囲を薙ぎ払うというもの。このバサラ技は事前に挑発モーションを行うと、行った回数分攻撃数が増えるという特徴がある。攻撃増加数には上限が無いため、やろうと思えば合戦開始から総大将撃破までずっと回転し続けたままということも可能である(ただし、挑発の回数が膨大且つ前準備の時間も相応にかかるため、効率は非常に悪い)。 『3』ではかつての友であった秀吉の死をきっかけに、前田家から離れ上杉軍に仕官した。戦から離れた生活を送っている謙信と共に何気ない日々を過ごしている。謙信の頼みで雑賀衆へ書状を届けに行った際に孫市に一目惚れしてしまい、以後は「惚れた女は守る」という信念の元、雑賀衆につき従う。表にはほとんど出さないが、袂を別ったとはいえ、かつての親友である秀吉の死に深く傷ついている。また、秀吉を討った張本人の家康にも複雑な思いを抱いており、家康と会うことを拒んでいる。また、前田家との関係で東軍に参加するもの、史実通り西軍に参加するもの、どちらにも属さない第三勢力として関ヶ原の戦いに進軍するもの、秀吉のかつての友として家康に対峙するもの、最終的に雑賀衆の一員となるものなど、最も多彩な立場でのルートがあるキャラとなっている。 『4』では前田家に戻っており、「新生・前田軍」の総大将となっている。ドラマルートでは、秀吉を憎むばかりで秀吉に向き合わなかった過去の己を悔やみ、秀吉と話すべく大阪城へ向かう。秀吉からは拒絶され決別の言葉を投げかけられてしまうが、同時に「我らは互いに正しかった」という言葉も受け、哀しみを抱えながらも秀吉との過去に一つの区切りを付ける。その後、謙信の依頼を受けて将軍・足利義輝との謁見に臨む。 夢吉(ゆめきち) 声 - 細野雅世/桑谷夏子(アニメ版) / 初登場:『2』 慶次がペットとして連れている小猿で、常に慶次の肩に乗っている。慶次の固有技では、慶次の代わりに夢吉を操作したり、おつかいとしてアイテムを持って来たりすることも出来る。 前田利家(まえだ としいえ) 声 - 坪井智浩 / 初登場:『1』(『3』『4』では操作不可) 肩書:「豪放磊落」(ごうほうらいらく)、『1』では「槍の又左」(やりのまたざ) / 登場時の書き文字:「出陣」 属性:炎 / 武器:三又槍 / 防具:兜 / 一人称:「それがし」、信長に対してのみ「又左」 「皇」でのキャッチコピー:豪快、アニキ、裸な大将 前田家当主。自宅では褌一丁で生活していることが多く、戦場でもほぼ裸で全身傷だらけという野生児スタイル。『2』では慶次をはじめ多くの武将からそのことを揶揄され、味方武将や他軍兵士からも「服を着てくれ」と心配されている。 人好きのする人物で、実直かつ純粋。いつも天然で三枚目だが、半兵衛の心情を見抜いたりするなど人を見る目はかなり鋭く、他武将に対しても的を射た発言をすることが多い。いつも空腹状態であり、合戦中にも空腹を訴える。妻のまつを熱愛しており、まつの作る食事が何より好きで、時には仲が良すぎて二人だけの世界に入ることもある。 三又槍を豪快に振るって戦うほか、油を口に含んで火炎攻撃をしたり、口笛で鷹を呼び寄せることもできる。また、まつの料理が好物という設定はゲーム上にも反映されており、『2』『英雄外伝』の専用装備は一定時間おきにまつからの差し入れである回復アイテムのおにぎり(1ステージにつき最大25個まで)が入るというものである。『宴』ではおにぎりを連続でとると一定時間パワーアップする特性や、固有技をタイミング良く発動することでより強力になる特性が追加された。 織田家家臣でありながら、信長および他の織田家家臣とストーリー中で共演する描写は少なく、織田軍内の独立勢力として扱われている(アニメでは後に離反)が、信長の命令に忠実であったり、謀反を起こした光秀に対して憤っていたりと、織田家に対する敬意は忘れていない。『BH』のストーリーモードでは、まつと共に織田軍の一員として登場することも多い。『2』では慶次の悪戯に悩まされる一方で、まつからは慶次ともども説教を受けるなど板挟みとなることもあった。人参が苦手。 自由合戦や天下統一で豊臣軍と対峙する際には「慶次と秀吉を仲裁する」ということなり、秀吉・半兵衛は倒しても撤退扱いとなる。また、家康とは古くからの友人で、彼を幼名である竹千代と呼ぶ。そのため、家康・忠勝を倒しても撤退扱いとなる。 『3』では織田軍滅亡後、中立的立場を保ってきたが、天下を二分する戦を前に周辺国から幾度も圧力を受け、家と民を守るため苦渋の決断を迫られていた。その後、東軍の一員を名乗った最上義光にまつを人質に取られたことで、東軍として戦うことを余儀なくされたため、家康に対して疑惑を感じるようになる。『宴』でも、家康のことをかつての信長や秀吉に重ねて見ている節があり、彼の掲げる大きな夢について良く思っていない描写が見られ、秀吉に妄信的な姿勢を見せる三成にも「秀吉の背中を追うな」と忠告している。また、真の魔王として甦った信長を見て激しく動揺するが、直後に「あれは信長様ではない」「もう過ぎたことだ」と強く拒絶している。 また、最上義光にまつを人質にとられる様子を義光のストーリーで確認できる。 『4』では前田軍の総大将を慶次に譲り、まつと共に慶次を支える。かつて織田軍に所属していた当時の周囲の人間を気にかけており、『皇』では特に親しかった勝家を織田軍に残して離反してしまったことを強く後悔している。 『烈伝幸村』のストーリーでは織田軍所属になっており、天目山の戦いで柴田勝家と供に真田昌幸と対峙する。 まつ 声 - 甲斐田裕子 / 初登場:『1』(『3』『4』では操作不可) 肩書:「賢才瞬麗」(けんさいしゅんれい) / 登場時の書き文字:「登場」 属性:氷→風 / 武器:長剣→薙刀 / 防具:草摺 / 一人称:「わたくし」「まつ」 「皇」でのキャッチコピー:戦国の母なる、ど天然調理師 前田利家の妻。良妻賢母を体現したしっかり者。 武家の嫁として常に利家を盛り立て、前田家の為に尽くしている。前田家内ではかかあ天下状態。利家のことは「犬千代様」と呼んでいる。ラリアットが得意。前田家内では紫の着物を着ているが、出陣時にはセーラームーンを彷彿とさせる変身バンクを挟んで戦闘装束に着替える。料理の腕は一級品。利家や前田軍の将兵たちも、戦の後のまつの料理を楽しみにしている。 『1』では大半の攻撃モーションが上杉謙信と共通していたが、『2』では固有モーションが用意され、武器が刀から薙刀に、属性が氷から風に変更され、前田領に住む動物(鷹の太郎丸、猪の次郎丸、モグラの三郎丸、狼の四郎丸、熊の五郎丸の5種類)を呼び出して戦うようになった。『宴』では太郎丸に掴まっての滑空や五郎丸に乗っての移動も出来るようになり、『皇』ではバサラ技がそれ以前の四郎丸のみをけしかける技から、動物たち全てを呼び出して襲わせる技へと変更された。 『2』ストーリーモードは、お腹を空かせた利家と慶次のために食材を探す旅に出るというもので、濃姫のストーリーモードでは挫けそうになった濃姫を叱咤するなど、前田家が織田家と盟友関係にある事実を窺わせていた。利家と同じく、秀吉・半兵衛・家康・忠勝は倒しても撤退扱いとなる。 『3』では利家と同じく中立的な立場を守ってきたが、東軍への参加を目論んだ最上義光に人質に取られる(公式サイトでの解説では前田軍が中立を守ろうとする事を良しとしない東軍がそうしたと説明されている)。慶次の戦国ドラマ絵巻では、分岐次第でこの事件の真相に辿り着くルートがある。『宴』では実際に義光に誘拐される様子を義光自身のストーリーで確認できる。 『4』では前田軍の総大将となった慶次を利家と共に支える。こちらでは同じく食に強いこだわりを持つ小早川秀秋との因縁が描かれる場面もあり、『皇』では本格的に料理対決を繰り広げることとなる。 『烈伝幸村』のストーリーでは直接登場しないものの天目山の戦いに行く利家と勝家に料理を作っている。
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