アマルガム幹部とは? わかりやすく解説

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アマルガム幹部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/16 05:27 UTC 版)

フルメタル・パニック!の登場人物」の記事における「アマルガム幹部」の解説

ガウルン 声 - 田中正彦 コードネームミスタFeアイアンTV版内での描写は無い)」。9つ国籍を持つとされるテロリスト中国語九龍と書くが、祖国日本。 ASの操縦技能優れ、かなめの戦闘記録分析によると、複数存在するコダール搭乗兵の中で、最もその性能引き出していた人物でもある。 宗介カリーニンとはアフガニスタン時代からの因縁少年時代にはポル・ポト政権下カンボジアにおり、当人曰く虐殺した人間死体毎日のように片付けてたらしい性格残忍残虐かつ冷酷非情沈着冷静思考と、直感危機回避能力長けている。その性格から独自の美意識持ち宗介カシム)に執着する。彼曰く冷徹な頃の宗介既存生死観超越した殺人聖者」だったという。 アマルガム幹部であったが、他の幹部との反りは合わなかったようである。彼がアマルガム裏切った後は「ミスタFe」というコードネーム痛烈な皮肉となった水銀とは混ざらないので、アマルガムにはならない)。 傭兵訓練キャンプ教官などをしていたこともあるためか、部下信任は厚い。しかし彼自身腹心であろうと死を前提送り込むことをなんら躊躇しない半ば部下文字通りの意味で「手足」と考えている。 アフガニスタン時代宗介によって頭部銃弾を受けるが、その時には角度浅かったことに加え、既に頭蓋骨チタン埋め込まれていたため難を逃れた本編では『戦うボーイ・ミーツ・ガール』『揺れるイントゥ・ザ・ブルー』2度アニメ版では『故郷に舞う風』が加わり3度)に渡って宗介搭乗機撃破されるが、それでもなおしぶとく生き残り『終わるデイ・バイ・デイ』ではもはや自力では生きられない身体成り果てていた状態で飛兄弟アニメ版では夏姉妹)に指示出しミスリルひいては宗介対峙した。最終的に宗介によって射殺されるが、その際ベッド仕掛けられ爆弾宗介道連れにしようとした。実は膵臓癌患っている身であり、生に対す執着希薄である。そのため、死ぬ事をほとんど恐れていない。病を患う前は逆に自分の命は地球より重い」と考えていた。 ミスタ・Kカリウム) ガウルンが「凄腕のイカレ野郎と言うほどの狂人香港飛鷲粛清した後にミスリル対峙するが、宗介によって乗機撃破され死亡する。 スティーブン・ハリスによると「総合的な実力ではミスタFe(ガウルン)より数段劣る」とのこと。 「ミスタ・K」のコードネームその後アマルガム鞍替えしたカリーニン引き継がれた。 アニメ版には登場せず、代わりに下記の「ゲイツ」が登場するゲイツ 声 - 大塚芳忠 TV版第3作フルメタル・パニック! The Second Raid』に登場原作の「ミスタ・K」にあたるキャラクターであり、原作比べ特徴加えられている。また「ミスタ・K」とは呼ばれていない。 自分言動否定されることを嫌い、ツッコミをいれる部下射殺したり、作戦失敗した際に逆上して報告してきた部下虐待するなど部下扱い極端に悪い。また、験担ぎのためにモミアゲ長さを気にしており、宗介倒された際も「ちょっとモミアゲ短かったかな…」と呟きながら死亡した。 ガウルンとは別の意味残忍な性格であり、衝動的に人を殺し他人の死を楽しむところがある。 驚異的な早撃ち名手であり、兵器代金支払い拒んだマレス大佐をその部下が数秒唖然としてしまうほどの早さで銃を抜き大佐射殺したまた、大佐部下同様に射殺した実行部隊率いて香港現れミスリル交戦していた夏玉芳を殺害するその後ミスリル部隊にも襲いかかるが、援護駆けつけ宗介交戦激闘の末にクルーゾー搭乗したファルケ羽交い絞めにして盾にとるが、アーバレスト発動しラムダ・ドライバによる「ファルケ透過させ、その背後ゲイツ機にのみ衝撃波直撃させる」という超常的な攻撃により死亡する。 レナード・テスタロッサ 声 - 浪川大輔 コードネームミスタAgシルバー)」。テレサ・テスタロッサ双子の兄で、妹同様ウィスパードである。ウィスパードとしての能力はかなり高く、コダールシリーズやアラストルなど、アマルガム兵器大半に関わっているとみられるTAROSを介して限定的ながら未来予知出来るため、その能力利用してアマルガムネットワーク掌握、自らの手中に収める。 その目的は、「ウィスパード」が生まれる前の過去改変する事で「本来の世界」に作り変えようとすることである。 ASの操縦技術優れており、高性能ASであるベリアル苦もなく使いこなしている。また、線の細い優男然とした外見反して生身戦闘力高く格闘戦ではレイス軽々取り押さえ宗介銃撃戦展開した事もある。 宗介最後まで諦めない強さ腹を立ててはいるが、互いに障害物という認識しかなく、宿敵ライバルといった認識はない。 物事少々斜に構えて見るその性格は、幼年時代母親が他の男性と関係を持っていた事実知っていたことや、その母親によって襲撃者引き渡されたことなど、端的に言えば肉親裏切られたこと」に由来する。なお、この一連の経験『つどうメイク・マイ・デイ』において、かなめに共振利用して見せている。また幼少時は父のカール曰くかなりの人見知りだったらしい。 かなめに好意抱いており、『つづくオン・マイ・オウン』以降、彼女と行動を共にしていたが、ある出来事きっかけでかなめの持った拳銃暴発してしまい瀕死の重傷負ってしまう。『せまるニック・オブ・タイム』では一人称「僕」から「俺」になり、以前比べ言動粗暴になる等の変化表れている。 『ずっと、スタンド・バイ・ミー』では、メリダ島にてTAROS最後守りとしてベリアル駆って宗介レーバテイン対峙依然圧倒的優位誇り一方的に追い詰めるが、宗介から聞かされテッサ言葉、そして『変革』が中断したことに動揺した隙を突かれレーバテインを囮にした宗介の策にかかってベリアル破壊される最後テッサの心の強さ認め宗介自分も普通の人間として生まれたかったことを語り和解しかけたが、自暴自棄になってTAROS自爆装置起動しようとしたため、世界改変計画諦めきれないカリーニンによって射殺された。 アンドレイ・セルゲイヴィッチ・カリーニン 声 - 大塚明夫 コードネームミスタ・K」。元ミスリル作戦部西太平洋戦隊トゥアハー・デ・ダナン陸戦コマンド指揮官短編ではミドルネーム(父姓)がセルゲーイヴィチと表記される発音としてはこちらがより原語に近い)。 『つづくオン・マイ・オウン』においてテッサ達を襲撃部隊から守りその際逃げ遅れて行方不明となるが、『つどうメイク・マイ・デイ』ではアマルガム幹部「ミスタ・K」として現れる。後にクリスマスレナード接触した際に彼から時間災害の話を聞かされ彼のオムニスフィアを使った予言的中したことを受け、「本来の世界」に戻す考え賛同しアマルガムの側についたことが明らかとなり、以後レナード配下として戦闘指揮をとった。 『せまるニック・オブ・タイム』にてレナード謀殺ようとしていたミスタAuらの粛清指揮をとり、自ら武器使わずミスタAu殺害『ずっと、スタンド・バイ・ミー』にてマロリー親子前に現れ世界改変必要なアマルガム幹部の名簿入手以後TAROS防衛としてメリダ島戦闘指揮をとるが、予想遥かに上回る宗介レーバテインテッサTDD-1活躍防衛隊壊滅追い遣られる最後まで計画諦めきれず、自爆装置起動させようとしたレナード射殺。かなめを拉致してそのままヘリ逃走を図るが、宗介によってヘリ墜落させられたため宗介対峙し、格闘戦となり宗介圧倒するも、ヘリ墜落時に受けた傷が致命傷になっていた。最後自分にとどめをさせなかった宗介対し宗介自身本質説き、かつて宗介の母親が遺した言葉である「イキナサイ」を伝え絶えた宗介にとって最も恩義のある親と呼べ人物だが、同時に本作における最後の敵であり、ゲーム版フルメタル・パニック! 戦うフー・デアーズ・ウィンズ』では彼と宗介最後の闘いイメージした親子』という専用楽曲用意されている。 ヴィルヘルム・カスパー 声 - てらそままさき コードネームミスタSnテイン)」。レナード部下で、彼によるアマルガム掌握の際に殺害した幹部からコードネーム継いだ東ドイツ出身狙撃兵かつてはカスパー部隊」と呼ばれる狙撃者集団率いていた。クルツ師匠とも呼べ存在で、狙撃対象動き弾道を完全に予測しきった時に幽霊が来る」という独自の感覚持っている。その腕前クルツから「魔人」と呼ばれる程の狙撃センスを持つ。弟子であるクルツ並外れた狙撃才能認めつつも、「幽霊」を呼べなかった出来損ない狙撃兵として侮っている節もあった。 『つどうメイク・マイ・デイ』 ではレナード邸宅襲撃仕掛けたクルツマオクルーゾーのM9を赤のエリゴール迎撃クルツ機の狙撃砲破壊し追い詰めた『せまるニック・オブ・タイム』序盤では、アラモ砦レーバテイン狙撃試みるもクルツ見抜かれ失敗する終盤ではヤムスク11クルツ対峙。AS同士狙撃戦に勝利しクルツのM9を撃破して彼自身にも重傷与えるが、宗介挑発乗ってASから降りた隙に瀕死クルツ心臓狙撃され死亡した機体カスパー射殺後にレーバテイン搭乗した宗介によって破壊された。 ミスタHgマーキュリー水銀合金アマルガム」の媒介になる水銀の名を持つ幹部。その名が示す通り、他の幹部達の前には姿を見せず政策決定関与するともなく、ただ構成員に場を提供し調整を行うのみの存在普段会議傍聴しているだけだが、『せまるニック・オブ・タイム』にて一部幹部粛清された事を「異常事態」とみなし、声のみではあるが幹部集会現れた。 『ずっと、スタンド・バイ・ミー』において、“ミスリル創設者マロリー伯爵が「ミスタHgマーキュリー)」であると判明した。「人類未来」という当初アマルガム目的が、次第各自既得権益を守ることが主体組織になっていき、組織拡大して内部からでは壊滅不能となっていたため、対抗組織としてミスリル創設したミスタAuゴールド) 声 - 仗桐安 アマルガム幹部の一人日本人国会議員のカネヤマ・タケシをダミーとして操っていた(カネヤマ『戦うボーイ・ミーツ・ガール』で名前だけ登場している)。レナードとは折り合い悪く『つどうメイク・マイ・デイ』ではついにASを中心とした戦闘部隊差し向けて抹殺図った。しかし、この作戦失敗終わり共謀したアマルガム幹部「ミスタCuカッパー)(声 - 新井良平)」、「ミスタSn」、「ミスタNaナトリウム)(声 - 斧アツシ)」がレナード部下同時に抹殺されたのと時を同じく、彼自身カリーニンによって粛清された。 ミスタZn(ズインク) ミスリル送り込まれスパイ。その正体ミスリル作戦部所属のボーダ提督秘書官ジャクソンである。 『踊るベリー・メリー・クリスマス』でその正体発覚しカリーニンによって拘束された。 ヨナタン・クルピンスキー 本編には登場しないがアマルガム幹部「ミスタNiニッケル)」で、レナード・テスタロッサの部下だった。十数後の世界を描いた『フルメタル・パニック!アナザー』ではジオトロン・エレクトロニクス社技術者として登場しており、ステファン・ミハイロフが社長に就任した後のD.O.M.S.出向して、レナード・テスタロッサへの劣等感払拭不可思議な力場発生させる技術復活目論んで新生D.O.M.S.市之瀬達哉たちと敵対する詳細は「フルメタル・パニック!アナザー#ヨナタン・クルピンスキー」を参照

※この「アマルガム幹部」の解説は、「フルメタル・パニック!の登場人物」の解説の一部です。
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