メリダ島
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/26 03:50 UTC 版)
「ミスリル (フルメタル・パニック!)」の記事における「メリダ島」の解説
メリダ島の座標は北緯20度50分、東経140度31分にあり、この位置は、作者が参加した蓬萊学園シリーズのネットゲーム90 蓬萊学園の冒険!の舞台、宇津帆島とまったく同じである(その他、この作品には蓬萊学園シリーズへのオマージュと思しき人物・表現が多数登場する)。他の3部隊の基地の所在は不明だが、地中海戦隊に関してはエーゲ海に存在することが本編に記述されている。 いずれの国家にも属しない対テロ傭兵部隊である、"ミスリル"の作戦部西太平洋戦隊「トゥアハー・デ・ダナン」の拠点となる島。両翼10km程度の半円形をした絶海の孤島であり、面積は東京都心部のそれに近い。 地理的には、ヘリを使用すれば容易にグアムやサイパンに向かうことが可能な距離にある。そのため、西太平洋戦隊の隊員の中には、休暇をそちらで過ごす者や、妻子を住まわせている者もいる。 熱帯性気候の島であり、スコールにさらされることも珍しくない。地上は密林のごとき状況になっており、SRTのマオですら、コンパス無しではまともな針路をとることができない。森の中ではかつてヨーロッパ人が持ち込んだ豚が野生化している。この豚は演習場の保全のため、発見次第駆除することが隊の規定で定められている。また、宗介の愛猫(ベンガルトラ)のシロが放し飼いにされていたが、最終巻で何者かが捕らえて檻ごと輸送機に乗せており、テッサたちと共にメリダ島から脱出し、潜水艦《パサデナ》に収容されて、ハワイの動物園に引き取られた。 かつて海賊"キャプテン・アミーゴ"(後に付けられたあだ名であり、本当の名は不明)が財宝を隠しており、その評価額は1031万5500ドルである。ちなみにこの額は、宗介とクルツが壊してしまった中古のM6A2と同額。 『つづくオン・マイ・オウン』でトゥアハー・デ・ダナンが撤退した後はレナードが率いるアマルガムの支配下にあったが、最終作である長編12作目の『ずっと、スタンド・バイ・ミー -下-』において、アフガンのソ連核基地より発射された核出力5.5MtのMIRVタイプICBMにより、「ラムダ・ドライバ」によって被害を避けたレーバテインを残し、クレーターだらけの岩塊と化した。
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