『GENESIS』から登場
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「神撃のバハムート」の記事における「『GENESIS』から登場」の解説
ファバロ・レオーネ 声 - 吉野裕行 『GENESIS』の主人公的存在。犯罪者やモンスターを狩る賞金稼ぎで、主に短剣やクロスボウを使う。陽気なお調子者だが抜け目がなく、数々の策を練って賞金首を捕らえる。 酒場でヘルヘイムへの近道を知っているとホラを吹いていた所をアーミラに偶然聴かれてしまったことから「悪魔の契約」で尻尾を生やされ、渋々アーミラをヘルヘイムへ案内することになる。 元々は盗賊ギルドの頭領・バロッサの一人息子で将来を期待されていたが、ある事件で父を失ったことをきっかけに一匹狼の賞金稼ぎになることを決意した過去がある。 『VIRGIN SOUL』にも登場。ニーナに賞金稼ぎの心得を叩き込んだ師であり、『りゅうのさと』を去った直後、かつてバハムートを封じた存在として目をつけたシャリオスに捕縛されて実験や拷問を加えられた後投獄されていた。ニーナたちの脱獄に手を貸す際に共に脱する。 基本的な性格は変わっていないろくでなしだが落ち着きと風格が出ており、ニーナとシャリオスが思いを通わせていることにもいち早く気づき、揺れ惑うニーナを諭し導いている。10年前に世界を守るためにアーミラごとバハムートを封印した選択が正しかったのか自問し続けており、最終決戦時には「世界と愛する者どっちを選ぶか」とニーナに問いかけ、彼女の選択を肯定し見送った。バハムート消滅後はふたたび風来坊に戻る。 カイザル・リドファルド 声 - 井上剛 ファバロを執拗に追う賞金稼ぎ。かつては貴族だったが、とある事件により騎士の父は死罪となり家は没落。母にも先立たれ賞金稼ぎへと身をやつす。後に幼馴染のファバロが事件に関与していたと思い込んでおり、ファバロへの復讐に燃えている。 身分を失ってなお家に伝わる長剣を武器とし、騎士の誇りに拘る堅物だが情に篤くお人好しな性格。 『VIRGIN SOUL』では幽閉されたジャンヌに代わりオルレアン騎士団の長となり、シャリオスに仕える。 日に日に強硬さを増していくシャリオスに苦言を呈するようになり、人・魔・神の共存を訴えかけた。度重なる失敗やアザゼルと通じていたことが露見し反逆者の汚名を着せられた後も行動原理は一貫して「シャリオスが何をしようとしているのか見定める」ことに終始。最終決戦時も、ジャンヌとアザゼルとの間に割って入りシャリオスを守り、決定的な三種族の不和を命を賭して回避した直後、彼に世界の真の安寧を託して絶命した。 その亡骸は後日、リタによってゾンビ化されているが、元の人格がどれほど残っているのかは不明。 アーミラ 声 - 清水理沙 高位悪魔「片翼の悪魔」で、とある目的のために天界で「神の鍵」を奪って自身に取り込み、ヘルヘイムを目指す。しかし途中で事故に遭って道しるべとなる羅針盤が壊れてしまい、あてもなく町をうろついていた所をファバロがヘルヘイムへの近道を知っているというホラ話を信じてファバロに「悪魔の契約」を施し、ヘルヘイムへの案内役をさせる。ファバロのことを「ファバ」という愛称で呼ぶ。 見た目はファバロやカイザルと変わらない年頃の美女だが、中身は世間知らずでやや幼く、マイペースな性格。食べることには並外れて貪欲で、酒に酔うとかなり陽気になる。 『VIRGIN SOUL』時では死亡しているため基本的には登場しないものの、バハムート消滅時の光の中でニーナの前に現れ、「ファバへよろしく」と言伝を残した。 『グランブルーファンタジー』にも登場する。 リタ 声 - 沢城みゆき 霧の森で行き倒れていたカイザルを助けた少女。 町医者の娘で両親と共にネブルビルで暮らしている。ネブルビルは200年前に魔獣に襲われて滅んでおり、一人生き残ったリタだけがどこかで魔導書を手に入れ、年を取らぬネクロマンサーとなり両親と町の住人たちをゾンビとして蘇らせていたが、母親のゾンビに噛まれて自身がゾンビになってしまう。 魔導書はファバロに処分されたが、魔力は残り自我を持つゾンビとして目覚めた後はカイザルと行動を共にするようになる。 幼い見た目に反し冷めた性格の年長者。頭が回るため、作戦参謀のようなことをすることもある。基本的にはお人好しで、なんだかんだ言いつつ仲間のことをサポートし、身を挺して救出に向かうこともある。 『VIRGIN SOUL』では王都で闇医者をしており、カイザルの腕から作ったゾンビの「ロッキー君」を助手にしている。 カイザルに食事に誘われたときにおめかしして出かけたり、恥じらいの表情をみせるなど、カイザルに好意を抱いていることが示唆されていた。 『グランブルーファンタジー』にも登場。 ラヴァレイ 声 - 平田広明 オルレアン騎士団副隊長。ジャンヌの右腕として王や騎士たちに信頼されている。 アーミラの母・ニコールとは旧知の仲で、長年アーミラの行方を捜索していた。再会したアーミラに出生を語った後に新たな羅針盤を渡し、協力をしていた。 その正体は第一作目の全ての黒幕にして元凶であり「マルチネ」(声 - 津田健次郎)という悪魔でベルゼビュートの側近を務めている。本来の性格も、陰湿な性格で、甘言で弄して他者を欺くことを好み様々な場所で姿を使い分け暗躍をしていた、そのため賞金首として手配されている。 その望みはバハムートを復活させ世界を滅ぼすことであり、最終的にその野望は成就するがファバロとカイザルの機転により賞金首として封印された。 ジャンヌ・ダルク 声 - 潘めぐみ 王都直属のオルレアン騎士団を率いる聖女騎士。神の天啓を受け聖女となり、神々が予言する聖なる騎士を目指している。天界は彼女を神の鍵の憑代とする予定だった。アーミラに奪われた神の鍵を取り返すため、アーミラとファバロを追う。 アザゼルに王都を襲われた際に迎撃、見事退けるが、その働きに対する国王からの「領地を与える」という褒美を断り、代わりにファバロとカイザルの騎士団への入団を推挙する。 『VIRGIN SOUL』では、神と対立するシャリオス17世への臣従を拒否して、騎士団長を解任され、王都郊外で農業に従事していた。このとき、エル(ムガロ)を授かる。 漆黒の騎士団に追われるソフィエルを匿った際に、エルが能力を発動したことで、シャリオス17世に目を付けられ、親子共々追われる身となる。その際、エルの天使の羽根を切り取って、奴隷の悪魔にまぎれこませ、自らは捕縛され、牢獄島に送られた。牢獄島では他の囚人の手助けをしながら静かに暮らしていたが、ニーナからムガロの話を聞かされ、脱獄を決意し、リタの助けで脱獄する。その後、竜族族長の力を借りて天界に赴き、エル(ムガロ)と再会を果たす。エルが人間界に逃亡した後は、ソフィエルを巻き込む形でエルを追って人間界に舞い戻る。 ニーナたちがシャリオス17世の腕輪を奪うために王宮の舞踏会に潜入した際に、偶然、エルに再会。バッカスらの説得もあり、エルが天界に帰還するのを承諾した矢先、エルを殺される。エルの殺害をシャリオス17世の命令によるものだと考え、ソフィエルと共に天界に戻ると、ソフィエルの力を受け継ぎ、人間界に対してシャリオス17世の討伐を宣言し、虐げられている者たちに彼に反旗を翻せと呼びかける。呼びかけに応じた天使・悪魔・人間の連合軍を率い、王都アナティに侵攻し、自らはシャリオス17世との決闘に臨んだ。バハムート消滅後、天界に戻る。 ゴラン 声 - 青山穣 オルレアン騎士団の副官。ジャンヌ・ダルクとラヴァレイに付き従う。賞金稼ぎの存在を快く思っていない。 バッカス 声 - 岩崎ひろし 賞金稼ぎギルドの頭領。常に酒を飲んでいる神様。馬車で移動し、ファバロやカイザルなどの賞金稼ぎに報酬を払っている。 かつて人間と恋に落ちて天界から追放された身だが、自身は「追放されたんじゃねぇ!自分から出ていってやったんだバカヤロー!」と否定している。 『VIRGIN SOUL』ではすっかり商売あがったりの暇人になっており、自分を頼ってきたニーナの保護者のような立ち位置になっている。ソフィエルからムガロの居所を探して報告するよう命令されていたにもかかわらず、ムガロを匿ったため、ムガロが天界に連れ去られたときに、一緒に天界に連行され、懲罰として軟禁された。その後、エルの世話係を命じられていたが、寝ている隙にエルに逃げられ、エルを追ううちに人間界に舞い戻る羽目になってしまう。エピローグではソフィエルとなんだかんだでいい雰囲気になっていた。 ハンサ 声 - 森久保祥太郎 バッカスに付き従う、人の言葉を話すアヒル。周囲からはバッカスのペットに見られがちだが、これでも神様。「か」を「くゎ」と発音するのが特徴。 アーミラから捕食対象にされ、会う毎に追われている。ムガロが発見されたときに、バッカスとともに天界に連行され、彼と共に軟禁された。その後、バッカスと共にエルの世話係を命じられていたが、エルに逃げられ、エルを追ううちにバッカスとともに人間界に舞い戻る羽目になってしまう。 アザゼル 声 - 森田成一 四本の角と、黒い翼を持つ堕天使。黒い蛇のような形をした魔力を操り攻撃する。ルシフェルの命に従い、神の鍵を奪ったアーミラを捜索している。カイザルの父ラウルス処刑の黒幕で、ファバロの父バロッサの盗賊団を全滅させた。 『VIRGIN SOUL』では表向きは王都で悪魔の葬儀屋をしつつ、裏では「包帯悪魔」として人間に捕らえられた同胞を解放したり、悪魔を虐待する人間を殺害したりして、賞金首となっていた。ニーナが赤い竜に変身することを期待して、悪魔たちとともにシャリオス17世に対する反乱を企てたが、ニーナが竜に変身しなかったために、反乱は失敗。仲間は皆殺しにされ、自らも捕縛された。その後、見世物として、他の悪魔との戦闘を強要され、さらにカイザルとも戦わされたが、ファバロに救出される。魔族が王都アナティに侵攻した後は積極的に戦闘に参加し、ジャンヌと共にシャリオス17世との決闘に臨んだ。バハムート消滅後、エルの墓に詣で、その後の行方は不明。 経緯は不明だが、ゲーム版・『GENESIS』と姿が異なる(角が2本になっており片側が折れている)。 『グランブルーファンタジー』にも登場。頭部に種族の特徴である角があるドラフ族の男性を「魔族」と信じて疑わず、人間に支配されているという思い込みからトラブルを起こしかける最中で団長たちに出会う。自身を「魔族」であるといい、いつのころからか魔物たちが跋扈する島「パンデモニウム」にいたが何者かの手によって空の世界に放たれたと語るも、それ以前の記憶がないため誰がアザゼルを解放したか分かっていない。「魔族」の復権のため団長たちに自身の手伝いをするよう言い放つ。その後、戦いのさなかで記憶を取り戻し、自身の正体が「魔族」ではないことを思い出す。しかし、団長には「一度は記憶を取り戻したがまた消えてしまった」とウソをつきかつての仲間を見つけ出し、全ての元凶と決着をつける事をひそかに決意している。 容姿は『VIRGIN SOUL』に近く、世界観の都合上から種族は星晶獣扱いとなっている。 ケルベロス(オス犬・メス犬) 声 - 喜多村英梨 両手に犬のぬいぐるみを持った、女の悪魔。アザゼルと共にアーミラを捜索している。両手の犬を各地に転送し、情報収集にあたる。 『VIRGIN SOUL』では悪魔が地位を失ったため、アレサンドらが立ち寄る飲み屋でホステス「ケル子」として働く人気者。 『グランブルーファンタジー』では闇属性の星晶獣として登場している パズズ 声 - 小山剛志 様々な獣を取り込んだ巨躯の悪魔。アザゼルと共にアーミラを捜索している。嵐や雷など、天候を操る魔術を使う。 マルチネ 声 - 津田健次郎 ベルゼビュートに付き従う悪魔。『GENESIS』における事件の黒幕。目的の達成のためならば言葉巧みに甘言で相手を唆し、手のひらの上で躍らせる。 物語終盤、ファバロやジャンヌ・ダルクに謎の薬を飲ませて悪魔化させ、さらなる混沌を招き歓喜していたが倒され、封印された。 ガブリエル 声 - 藤村歩 言葉を司る四大天使の一人。ゼウスを欠いた後の神族をまとめあげる存在。『GENESIS』の戦いにおいて四大天使で唯一生き残る。 『VIRGIN SOUL』では神への信仰を忘れた人間に対し再び信仰をもたらさんとするため、配下の天使ソフィエルにムガロを捕らえさせ、ムガロに天使エルとしての能力と自覚を取り戻させる。エルの力を頼みとしてシャリオス17世に戦いを挑み、一時は戦いを優位に進めるが、シャリオス17世が切り札として古代兵器を使用したことで壊滅的打撃を受ける。 ミカエル 声 - 蒼井翔太 戦いを司る四大天使の一人。ジャンヌ・ダルクに啓示を与え、彼女がバハムートを封印する聖なる騎士になるように仕向ける。聖域から神の鍵を奪ったアーミラを取り逃したことから責任を感じている。 バハムート復活の危機に3種族が協力して事態の対処を行う最中に、マルチネの暗躍により悪魔化したジャンヌと熾烈な戦いを繰り広げる。満身創痍になりながらも悪魔化の効果を打ち消す薬を口うつしで与え悪魔化を解除に成功する。だが、肉体のダメージがあまりに多大だったため傷の修復ができず、ジャンヌの懺悔を聞き届けながら消滅した。 ラファエル 声 - 辻あゆみ 癒しを司る四大天使の一人。 ウリエル 声 - 大関英里 愛情を司る四大天使の一人。 アモン 声 - 天田益男 ファバロの父の友人であり盗賊ギルドの一員だった男。王の献上品強奪に加わった盗賊の唯一の生き残り。盗賊団壊滅後は貨物船の船長になっている。 バロッサ 声 - 金尾哲夫 ファバロの父親。表向きは大工だが裏では盗賊ギルドの頭領だった。仲間を率いて王の献上品を強奪するが、奪った宝石に宿る魔力が呼び寄せた悪魔に仲間共々殺されてしまう。 悪徳に堕する上流階級や悪魔への嫌悪を義賊としての行動原理にしていたために魔力を学ぶことを固く拒んでいた。 シャリオス13世 声 - 玄田哲章 王都アナティを治める13代国王。神と交信する権限を持つ。権威への依存心が強く、自身の権威が他者に脅かされることを恐れており、何かと天使や母の肖像画に問いかける。 ルシフェル 声 - 櫻井孝宏 六枚の翼を持つ堕天使の長。サタン無き魔族を取りまとめており、比較的には争いを避ける穏健派。『VIRGIN SOUL』では、人間たちは自滅すると見て、同胞の窮状を見ても、救いの手を伸ばさず、高みの見物を決め込んでいたが、アザゼルの談判を受けて、人間界との全面戦争を決意する。 ベルゼビュート 声 - 大友龍三郎 青黒い炎を操る巨躯の魔人。ゼウス無き神族と決戦を先導する過激派の一翼。神族との決着をつけ魔族の頂点に立つべく、自身の魔力を注いだアーミラを「神の鍵」へと仕向けた。 ニコール 声 - 清水理沙 アーミラの母で天使。とある理由で天界から追放され、特別な力を宿したアーミラをアザゼルに狙われていたためオルレアン騎士団に保護されていたがベルゼビュートによりアーミラをさらわれ、彼女を救い出すために旅に出たまま行方不明になる。 エンシェントフォレストドラゴン 声 - 飯塚昭三 次元の狭間に存在する古代の森の主。バハムートを知る数少ない存在。
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