Wi-Fi Wi-Fiの概要

Wi-Fi

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/15 06:40 UTC 版)

TCP/IP群
アプリケーション層

BGP / DHCP / DNS / FTP / HTTP / IMAP / IRC / LDAP / MGCP / NNTP / NTP / POP / RIP / RPC / RTP / SIP / SMTP / SNMP / SSH / Telnet / TFTP / TLS/SSL / XMPP

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トランスポート層

TCP / UDP / DCCP / SCTP / RSVP

カテゴリ
ネットワーク層

IP (IPv4IPv6) / ICMP / ICMPv6 / NDP / IGMP / IPsec

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リンク層

ARP / OSPF / SPB / トンネリング (L2TP) / PPP / MAC (イーサネットIEEE 802.11DSLISDN

カテゴリ

概要

Wi-Fiロゴ

無線LANが商品化された当初は、同一メーカーであってもラインナップの異なる製品間では相互接続は保証されていなかった。このため、購入検討にあたり実際に接続可能かどうかユーザーにわかりづらく、無線LANの一般への普及に問題があった。

Wi-Fi Allianceは、ユーザーのニーズを汲んで技術が成熟できるように、この問題を解決するための団体として1999年にWireless Ethernet Compatibility Alliance (WECA) という団体名でスタートし、2000年3月から認定業務を開始した。その後Wi-Fiの認知度が高まってきた2002年10月にWi-Fi Allianceに改名した。

ある製品が同じブランドを表示する他の製品と組み合わせて利用できるということをユーザーが確認できるようにするため、Wi-Fi AllianceはWi-Fi CERTIFIEDブランドを作った。認定された機器には、Wi-Fi Allianceの登録商標であるWi-Fiロゴの使用が許可される。

Wi-Fiの名称は、(たとえばIEEE 802.11などの無味乾燥な規格名称よりも)キャッチーな名前を求めてHi-Fi(ハイファイ、: High Fidelity)の韻を踏んで命名された。「Wireless Fidelity の略である」という由来解釈は、「意味を持たないのはまずい」との理由から命名ののちに後付けされたものである[5]

「Wi-Fi」と「無線LAN」の定義の差

狭義の「無線LAN」[6](IEEE 802.11規格の無線LAN)と「Wi-Fi」との差違は、製品にWi-Fi CERTIFIEDロゴが表示されているかどうかである。Wi-Fi CERTIFIEDロゴを製品に表示するためには認証を受ける必要があり、認証されていないものは機能が同じでもWi-Fiとは名乗ってはいけない。

たとえば、FON端末がWi-Fi認証を受けたのは2008年11月であり、それ以前のFONはWi-Fiとは名乗れなかった。逆にWi-Fi Allienceが定めたWPA version 1仕様はIEEE 802.11のドラフトをもとにした仕様であり、古いWPA version 1はIEEE 802.11を満たしていない(WPA version 2はIEEE 802.11を満たしている)。

誤用

外出先などでパソコンやスマホをインターネットに接続する「モバイルWi-Fiルータ」のことを「Wi-Fi」と呼んでいる事例は多いが、これは明確に誤用。広告や携帯ショップ店頭などでこの誤用が広まっているが、言葉の概念を誤認している。

また、店舗などで「無線LANが使える」ことを「Wi-Fiが使える」と掲示している事例も多く見られるが、厳密には誤用である。(例:当店は店内でWi-Fiが使用できます)

Wi-Fi規格の種類

  • IEEE 802.11a
    • 5GHz帯を使用し、最大リンク速度54Mbps
  • IEEE 802.11b
    • 2.4GHz帯を使用し、最大リンク速度11Mbps
  • IEEE 802.11c
    • IEEE 802.1d規格の改訂版
  • IEEE 802.11d
    • データリンク層での、コンテンツサービスの品質を向上するための規格
  • IEEE 802.11e
  • IEEE 802.11f
    • ローミング用規格
  • IEEE 802.11g
    • 2.4GHz帯を使用し、最大リンク速度54Mbps
  • IEEE 802.11h
  • IEEE 802.11i
  • IEEE 802.11Ir
  • IEEE 802.11j
    • IEEE 802.11a規格の周波数帯域を日本向けに修正した規格
  • IEEE 802.11n
    • IEEE 802.11aおよびIEEE 802.11gを高速化した規格。2.4GHz帯および5GHz帯を使用し、最大リンク速度600Mbps
  • IEEE 802.11ac
    • IEEE 802.11nを高速化した規格。5GHz帯を使用し、最大リンク速度6.9Gbps
  • IEEE 802.11ad
    • 60GHz帯を使用し、最大リンク速度6.8Gbps



  1. ^ 情報通信用語集:アルファベット”. 情報通信白書 for Kids. 総務省. 2016年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月10日閲覧。
  2. ^ Wi-Fi(ワイファイ)ってなに?”. 今日からはじめるWi-Fiガイド. バッファロー. 2016年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月10日閲覧。
  3. ^ スマホを自宅でWi-Fi接続する方法”. So-net. 2016年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月10日閲覧。
  4. ^ ワイファイ【Wi-Fi】[Wireless Fidelity]の意味”. goo辞書. 2016年12月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2016年12月10日閲覧。
  5. ^ WiFi isn't short for "Wireless Fidelity" - Boing Boing 2014年6月28日閲覧
  6. ^ 広義の「無線LAN」としては、IEEE802.15シリーズ等によるものを含む。


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