規格など
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/07 04:30 UTC 版)
日本工業規格(JIS)には縞鋼板そのものの規格は存在せず、鋼板の表面性状の単なる違いとしてみなされている。このため、一般には突起部を除いた寸法許容差としてJIS G 3193(熱間圧延鋼板及び鋼帯の形状,寸法,質量及びその許容差)が用いられる。また、成分・強度に関しては基本的に保証がないが、特に求められる場合はJIS G 3101(一般構造用圧延鋼材)を保証値とするのが一般的である。製造メーカーによってはこの他の素材規格を用意しているところもある。 なお、ステンレス鋼製の縞板も、少量ではあるが一般に流通している。こちらは(用途が特殊なこともあり=次項参照)SUS304としての成分値・強度が保証されている。寸法許容差はJIS G 4304(熱間圧延ステンレス鋼板及び鋼帯)を保証値とするのが一般的である。これ以外の規格のステンレス縞板も存在するが、ごく少量であり、ここでは省略する。
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