規格の一覧とは? わかりやすく解説

規格の一覧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 01:14 UTC 版)

20mm口径弾」の記事における「規格の一覧」の解説

20×70mmRB 第一次世界大戦においてドイツ航空機関砲として採用したベッカー 20mm 機関砲使用され弾薬で、APIブローバック方式機関砲弾薬嚆矢となった戦後パテント設計業務スイスのSEMAG社に移され、SEMAG社が倒産した後は同じくスイスエリコン社が引き継いだベッカー 20mm 機関砲 エリコン F 20×72mmRB スイスエリコン社が、エリコン FF用として1935年開発した規格であり、エリコン FFのほか、大日本帝国海軍がこれをライセンス生産した九九式二十一号機銃でも使用されている。エリコン FF 九九式二十一号機銃 エリコン SSG 対戦車ライフル 20×80mmRB 第二次世界大戦においてドイツイカリア社がエリコン FF改良型として開発したMG FF 機関砲用の弾薬。後により強力な薄殻弾頭用いた弾薬使用できるようMG FF/M 機関砲開発された。MG FF 機関砲 MG FF/M 機関砲 20×82mm 第二次世界大戦においてドイツモーゼル社が開発した航空機関砲用の弾薬であり、MG 151/20 機関砲などで採用された。大戦後フランスのマニューリン社が生産継続しており、南アフリカダネル NTW-20 対物ライフルでも採用されている。MG 151/20 機関砲 ダネル NTW-20 対物ライフル 20×94mm 大日本帝国陸軍が12.7×81mmSR弾を使用するホ一〇三」の口径拡大版として開発した航空機関砲である「ホ五」用の弾薬二式軽量二十固定機関砲(「ホ五」) 20×98mm 大日本帝国海軍九九式二十二号機銃よりも初速速く発射速度が高い航空機関砲作る目的で砲と共に本弾研究していたが、九九式二十二号固定機銃五型の登場により開発中止された。十八試二十粍固定機銃 20×99mmRB スイスのSEMAG社が、SEMAG L用として1920年代開発した規格で、SEMAG社が倒産した後はエリコン社が引き継いだ。SEMAG L エリコン L 九四式旋回機関砲 20×99mmR 1930年代後半に、ソ連赤軍向けに開発され規格である。ShVAKにおいて採用されたのち、後継ベレージン B-20でも踏襲されたが、より強力な23×115mm弾を使用するNR-23などによって代替された。ShVAK ベレージン B-20 20×101mmRB スイスエリコン社が、エリコン FFL用として1935年開発した規格であり、エリコン FFLのほか、大日本帝国海軍がこれをライセンス生産した九九式二十二号機銃でも使用されている。エリコン FFL 九九式二十二号機20×102mm 第二次世界大戦直後に、アメリカ空軍向けに開発され規格である。ポンティアック M39 リヴォルヴァーカノン採用されたのち、M61 バルカンでも踏襲された。ポンティアック M39 M61 バルカンM197(3銃身軽量化型) 20×105mmB ゾロターン S-18/100 20×110mmRB スイスエリコン社が、エリコン S用として1920年代開発した規格であり、エリコン FFシリーズでもっとも大型FFS採用されたほか、イスパノ・スイザ社がFFS改良してモーターカノンとしたイスパノ・スイザ HS.7およびHS.9でも採用された。ただし、エリコン社は、新世代エリコン KAシリーズにおいては新開発20×128mm移行している。エリコン S エリコン FFS エリコン SS イスパノ・スイザ HS.7, HS.9 ポールステン 20mm 機関砲 エリコン SSG 36 対戦車ライフル 20×110mm イスパノ・スイザ HS.7およびHS.9を改良したイスパノ・スイザ HS.404採用され世界中で幅広く使用された。イスパノ・スイザ HS.404 イスパノ Mk.II, Mk.V RT-20 対物ライフル 20×110mm USN Mk.11およびMk.12 20mm 機関砲イスパノ・スイザ HS.404改良型)の弾薬として、20mm Mk.100シリーズの名称をもってアメリカ海軍で採用された。この弾薬20×102mm薬莢延長したものであり、イスパノ・スイザ HS.404系の20×110mm弾とは寸法異なるため互換性はない。 アメリカ空軍20×102mm弾を使用するM39リボルバーカノン転換したのちも、アメリカ海軍では、M61バルカン採用までは、この弾薬使用するMk.12 20mm 機関砲使用し続けていた。Mk.11, Mk.12 20mm 機関砲 20×120mm マドセン 20mm 機関砲 20×125mm 大日本帝国陸軍対戦車ライフルとして開発した九七式自動砲使用した弾薬本弾九七式自動砲発展型である「ホ一」、「ホ三」を始め各種航空機関砲でも使用された。九七式自動砲 試製二十粍旋回機関砲(「ホ一」) 試製二十粍固定機関砲二型(「ホ三」) 20×128mm 戦後エリコン社によって開発され新し規格である。ただし、のちにイスパノ・スイザ社の銃砲部門吸収するのに伴って同社開発していた、より強力な20×139mmによってとってかわられた。エリコン KAA エリコン KAB メロカ CIWS 20×135mm マウザー MG 213C 20×138mmB スイスゾロトゥルン社において開発され弾薬である。スイスでは対戦車ライフル採用されたほか、ドイツでは陸軍機関砲にも採用された。 スイスゾロターン S-18/1000, S-18/1100 対戦車ライフル ドイツ2 cm Flak 30, FlaK 38 高射機関砲 2 cm KwK 30, KwK 38 車載機関砲 MG C/30L 航空機搭載機関砲 イタリアブレダ M35 20mm 機関砲 スコッティ 20mm 機関砲 フィンランドラハティ L-39 対戦車銃 VKT L-40 20mm 高射機関砲 ポーランドFK wz.38 重機関銃 20×139mm 戦後イスパノ・スイザ社によって開発され新し規格である。のちに同社銃砲部門エリコン社の傘下に入るのに伴って同社規格となった両社のほか、ラインメタル社やGIAT社もこの弾薬使用する機関砲開発しており、欧州においてはデファクトスタンダードとなっている。イスパノ・スイザ HS.820(のちにエリコン KADに改名ラインメタル Rh202 F2 20mm 機関砲 20×142mm 大日本帝国陸軍九八式高射機関砲用として開発し各種高射機関砲用として使用した標準的な弾薬九八式高射機関砲 20×145mmR ボフォース m/40 20mm 機関砲 20×158mm 大日本帝国陸軍フランスオチキス社製機関砲参考試作した試製九四式野二十機関砲用の弾薬。後に九八式高射機関砲とその弾薬20×142mm)に発展した試製九四式野二十機関砲 20×180mmR スウェーデンカール・グスタフ社によって開発され弾薬本弾発射時に底部破砕することによって後方発射ガス一部噴出し反動軽減するという機構をもっているため、m/42 対戦車ライフル一種無反動砲見做すことができる。カール・グスタフ m/42 対戦車ライフル

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/23 23:20 UTC 版)

30mm口径弾」の記事における「規格の一覧」の解説

30×86mmB ADEN機関砲向けに開発され規格である。比較軽量な機関砲運用するために低初速とされているが、このために空対空射撃には不適とされ、のちに弾頭重量小型化するかわりに初速増大させた30×113mmB弾によって更新された。なお、弾薬全長は200mmで、30×113mmB弾と同じであったADEN 30×90mmRB 1940年ラインメタル社において開発され規格である。従来使用されていた30×184mmB弾よりも低初速とされた代わりに、より軽量機関砲運用可能となったMK 108 機関砲 30×92mmRB 大日本帝国海軍第二次世界大戦中開発した規格である。二式三十粍固定機銃 30×113mmB ADEN Mk.4とDEFA 550向けの統一規格として開発されたもので、北大西洋条約機構デファクトスタンダード一つとなっている。もう一方30×173mm弾よりも低初速である分、より軽量機関砲運用可能となったヒューズ・ヘリコプターズ M230機関砲 ADEN Mk.4 DEFA 550 GIAT 3030 M 78130×115mm 大日本帝国陸軍第二次世界大戦中開発した規格である。ホ155-I ホ155-II 30×122mm 大日本帝国海軍第二次世界大戦中開発した規格である。五式三十粍固定機銃 30×150mm GIAT 3030 M 79130×165mm ソビエト連邦において開発され規格であり、西側30×173mmにほぼ相当するものとなっている。GSh-30-1 GSh-30-2 GSh-6-30 2A42 2A72(ロシア語版) 2A38(ロシア語版30×170mm L21A1 ラーデン砲(英語版エリコン KCB英語版30×173mm 北大西洋条約機構デファクトスタンダード一つとなっている。もう一方30×113mm弾よりも高初速・大弾頭重量である分、機関砲大型化している。エリコン KCA英語版GAU-8 アヴェンジャー Mk 44 ブッシュマスター II マウザーMK 30 30mm機関砲 デネル EMAK 30 30×184mmB 1930年代ラインメタル・ボルジッヒ社において開発され規格である。いずれも攻撃機搭載航空機関砲において使用された。MK 101 機関砲 MK 103 機関砲 30×250mmケースレス 無反動機関砲用のケースレス弾薬である。ラインメタル RMK30(英語版

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