ケースレス弾薬
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ケースレス弾薬(ケースレスだんやく)とは、薬莢を廃した小火器の弾薬の一種である。典型的なものは雷管、発射薬、発射体をユニットとしてまとめている。ケースレス弾薬は、通常真鍮や鉄で作られる薬莢を廃することで重量軽減および弾薬コストの軽減を試みている。またそれだけではなく、発射した後の空薬莢を抽筒し、排莢する必要性を省くことで連発形式の火器の作動を単純化している[1]。
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- ^ Fjestad, S. P.. Blue Book of Gun Values, 13th Ed.. Blue Book Publications
- 1 ケースレス弾薬とは
- 2 ケースレス弾薬の概要
- 3 参考文献
ケースレス弾薬
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ケースレス弾薬は金属製の薬莢をなくした弾薬である。金属製の薬莢は、通常は雷管や起爆薬と、弾丸を発射するための発射薬を保持する。金属製の薬莢は、発射の排熱の大部分を吸収する。この、熱い空薬莢を排出すると、熱を武器の外に捨てることができる。ケースレス弾薬では、特に自動小銃の場合、別の方法で排熱を捨てる必要がある。
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