ケースレス(無薬莢)弾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/01/01 07:55 UTC 版)
薬莢を廃したもの。広義のケースレス弾にあたるいくつかの紙製薬莢では、素材に燃焼しやすいよう処理した紙を用いて発射時に薬莢が燃え尽きるようになっていた。現代のケースレス弾は成形された発射薬に弾頭と雷管が装着されている。軽量化や金属資源の節約、銃器の排莢機構の削除が望めるが、薬莢の持っていた機能が失われ問題が多い上にコストが高く(量産に至っていないためでもあるが)、実用化に至った例はない。 詳細は「ケースレス弾薬」を参照
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ケースレス弾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/07 22:55 UTC 版)
ソビエト連邦のBG-15において採用された規格である。薬莢を持たず、発射薬もグレネード弾本体に内蔵されているなど、迫撃砲弾に近い構造を採用しており、装填方式も前装式となっている。砲身には右回り12条のライフリングが彫りこまれており、グレネード弾の側に付いた突起にかみ合わせながら装填する。 引き金を引くと撃針がグレネード弾底部の雷管を叩いて発射薬に点火し、発射薬の燃焼によって生じたガスは後部のノズルから噴出してグレネード弾が発射される。グレネード弾はライフリングによって与えられた回転運動によって弾道を安定させるとともに、弾頭信管の安全装置を解除する。
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