規格と用語
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/09/24 15:16 UTC 版)
切放 元の板ガラスから切放しただけで、端面の処理をしていないもの。角が鋭く取り扱いに注意が必要だが、安価である。 縁磨 切放と対になる概念で、端面を面取り・研磨したもの。角が取れて取り扱いが安全になっているが、その分だけ高価である。 水(または「水ガラス」) 通常のソーダ石灰ガラスなどを使用したもの。含まれている鉄分により、薄緑色に着色している。安価である。 白(または「白ガラス」) ホウケイ酸ガラスなどの無色透明なガラスを使用したもの。やや高価である。 フロスト 長辺一方の端部1cm程度をすりガラスとし、鉛筆などでの書き込みを可能としたもの。 ホール 試料が液体の場合、滴下した試料の保持の便利、あるいは厚みのある試料をカバーガラスでつぶさずにマウントできるように直径1cm程度、深さ0.数mmのクレーター状の穴を設けたもの。かなり高価である。
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