採用まで
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 02:59 UTC 版)
従来より九七式飛行艇などを輸送任務にも使用し、陸上輸送機についても九六式陸上攻撃機の輸送機型などを開発した日本海軍であるが、日中戦争の戦線拡大や落下傘部隊の輸送のため、陸上基地より運用される本格的な輸送機を必要としていた。そこで、1936年(昭和11年)の就航以来、輸送力が大きく、高性能かつ頑丈な旅客機として多くの航空会社が採用を決定していたアメリカのダグラスDC-3に着目し、1937年(昭和12年)2月28日、三井物産を経由して製造権を獲得。当時、主要各社とも各種軍用機製造で多忙を極めたため、同年6月に設立されたばかりの三井系新興企業である昭和飛行機工業に委ねた。[要出典]
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