天保暦とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 生活 > 時間 > 太陰太陽暦 > 天保暦の意味・解説 

てんぽう‐れき【天保暦】

読み方:てんぽうれき

日本最後太陰太陽暦天保13年(1842)改暦決まり弘化元年(1844)から明治5年1872)の太陽暦採用までの約30年用いられた。天保壬寅元暦(てんぽうじんいんげんれき)。


天保暦

読み方:テンポウレキ(tenpoureki)

江戸時代明治初年の暦。


天保暦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/19 05:09 UTC 版)

天保暦(てんぽうれき)は、かつて日本において使用された太陰太陽暦暦法である。過去に中国に同名の「天保暦」が存在するため、「天保壬寅元暦(てんぽうじんいんげんれき)」と呼ぶこともある。太陰太陽暦は、日本において改暦を繰り返しながら何度か採用されたが、天保暦はそれらの中で最後に使用された暦法である。


注釈

  1. ^ なお明治維新の際、陰陽頭土御門晴雄が太陽暦導入に反対して太陰太陽暦に基づく改暦を企図したが、晴雄の急逝により計画が中止されたため、天保暦に代わる太陰太陽暦への改暦は実施されなかった。
  2. ^ 改暦の年月日を、「弘化元年1月1日」としている場合もあるが、天保15年は、12月1日(1845年1月8日)までで、弘化元年は、12月2日(1845年1月9日)に改元される。しかし、改元が布告された時点でその年の元日にさかのぼって新元号の元年と見なす場合(改元#種類を参照)があり、改暦を「天保15年」とする文献と、さかのぼって「弘化元年」とする文献があるので注意が必要である。
  3. ^ 2015年の場合、2月2日に発行された「官報」第6463号の25ページ〜26ページに「平成28年(2016)暦要項」が「告示」(=掲載)されている。
  4. ^ 「暦要項」は、「国民の祝日」、「日曜表」、「二十四節気および雑節」、「朔弦望」、「東京の日出入」、「日食・月食など」などの各節から構成されている。
  5. ^ 中国では現在も公的に太陰太陽暦である時憲暦がメンテナンスされており、これを基準として春節が祝われる。

出典

  1. ^ 岡田芳朗 著『暦に見る日本人の知恵』
  2. ^ 理科年表 2014年版「旧暦2033年問題について」暦75(75p) - 同76(76p)など。詳細については「旧暦2033年問題」を参照のこと。
  3. ^ 日本カレンダー暦文化振興協会



天保暦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/19 20:40 UTC 版)

入梅」の記事における「天保暦」の解説

1844年の天保暦では入梅は「太陽黄経80°の日」とされた。以前の(貞享暦以来の)入梅の定義には十干使われていたため10日幅の変動があったが、それを均した日にほぼ一致する

※この「天保暦」の解説は、「入梅」の解説の一部です。
「天保暦」を含む「入梅」の記事については、「入梅」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「天保暦」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



天保暦と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「天保暦」の関連用語

天保暦のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



天保暦のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの天保暦 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの入梅 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS