採用を取り消した国
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/27 04:35 UTC 版)
「ミラージュ2000 (戦闘機)」の記事における「採用を取り消した国」の解説
リビア 1983年、チャドからの撤退と引き換えに最大100機の導入を打診したが、撤退を反故にしたため実現せず。 ヨルダン 1988年に単座型のEJを10機、複座型のDJを2機発注したが、湾岸危機の際にイラクを支持したことで購入資金を出すサウジアラビアが援助を停止したため、取り消された。 イラク 1990年にミラージュ2000-5を最大50機導入することを検討し契約寸前だったが、湾岸危機により実現せず。 クウェート イラクとほぼ同時期に、保有するミラージュF1を下取りしてもらい20機以上を導入する計画だったが、湾岸危機により実現せず。 パキスタン 登場時から何度も売却交渉を行っているが、実現していない。ちなみにアラブ首長国連邦のミラージュ2000のパイロットや整備士のほとんどはパキスタン人であるという。 スペイン 1978年のFACA計画(Programa Futuro Avión de Caza y Ataque:将来戦闘攻撃機計画)の採用候補機の一つに挙げられたが、第一次選定で脱落。最終的にはF/A-18ホーネットが採用された。 ポーランド それまで保有していたソ連製戦闘機の後継機候補としてF-16、JAS39 グリペンと共に検討されたが、2002年にF-16の採用を決定。
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