ダブリュー‐ピー‐エー【WPA】
WPA
WPA
読み方:ダブリューピーエー
WPAとは、2002年10月に無線LANに関する業界団体であるWi-Fi Allianceが提案した、無線LANの暗号化によるセキュリティの規格のことである。
従来の無線LANには暗号化規格としてWEP(Wired Equivalent Privacy)が採用されてきたが、ぜい弱性もすでに多数発見されており、セキュリティを十全に保つことはできなくなっていた。WPAはこれを補完する目的で策定された規格であると言ってよい。
WPAでは、従来のSSIDとWEPキーに加えて、ユーザー認証機能に EAPが備わる。また暗号方式としては、暗号鍵を一定時間おきに自動的に更新する暗号化プロトコルであるTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)が採用されている。
Wi-Fi Allianceが発行するロゴを添付された製品が、WPAに対応する製品となる。しかし既存のWi-Fi対応機器でも、ドライバーやファームウェアを更新すればWPAに対応することができる。Apple社のAirPort(AirMac)では、WPAに対応する端末・対応しない端末とを混在させることができるようになっている。
WPA
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2014/06/01 02:30 UTC 版)
WPA
- 公共事業促進局
- Wi-Fi Protected Accessは、無線LANのセキュリティ規格
- WPA(Win Probability Added)は野球のセイバーメトリクスで用いられる指標のひとつ。チームの勝利にどれだけ寄与したかという勝利寄与率を現す。
- ウーメラ立入制限区域(Woomera Prohibited Area) - オーストラリアのサウスオーストラリア州中央部にある砂漠地帯。兵器実験場として使われている。
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WPA(Wi-Fi Protected Access)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 14:18 UTC 版)
「無線LAN」の記事における「WPA(Wi-Fi Protected Access)」の解説
WEPの脆弱性を改良するためIEEE 802.11iの策定に先立ち、Wi-Fi Allianceによって制定された。暗号化にはTKIP(Temporal Key Integrity Protocol)というストリーム暗号が用いられているが、これはWEPでのRC4方式に、鍵と初期ベクトルをミックスする関数を加えるなどして既知の攻撃を可能な限り避けようとしたものである。しかし実際にはWEPの場合と同様の攻撃の多くが効いてしまう(詳細は英語版のTKIPの記事を参照)。
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