住宅 住宅の概要

住宅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/04/03 02:49 UTC 版)

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日本の一般的な住宅
有機的なデザインのThe Turtle House

ひとつの敷地に一世帯が居住する「一戸建(て)」(戸建(て)、個人住宅とも言う。建築基準法においては専用住宅)と、複数世帯が居住する「集合住宅」(建築基準法においては共同住宅)とに大別される。また、自己が所有し居住する持ち家と、他人が所有する住宅を借りて居住する貸家貸間)・賃貸住宅に分けることもできる。

その形には、社会の変化に応じて流行もあり、和風住宅、洋風、欧風住宅といった呼び名があり、また、高齢者在宅ケアなどのための同居する人が増えるようになり、二世帯、三世帯住宅や、高齢者住宅、バリアフリー住宅といった呼称も出てきた。

歴史

遙かな古代には人類は採集のために移動生活を行ってきたが、ごく初期には洞窟など居住に適した地形を見つけ暮らしていたものが、やがてキャンプ地で手に入るものを寄せ集めて風雨をしのぐための仮の建築物をつくるようになった。これが住宅の起こりである。この時期の住居は移動をする関係上テントや掘立小屋程度のものだったが、やがて定住を行うようになるとともに、固定し容易に移動できない形でのを営むようになった。

人類は定住するに当たり、まずはその近辺に豊富にある材料を寄せ集めて住宅を作った。こうして近隣で豊富に取れる材料を使って住宅を建設することは近代までは一般的であり、このため世界各地でその風土に合わせた様々な材料の住宅が存在するようになった。中東などの乾燥地においては、水に弱いものの簡単につくれ断熱性に優れる日干し煉瓦が古代より主要な建築材料となっていた。一方高温多湿な熱帯モンスーン地帯においては、軽量で風通しがよく雨に強い木材を使用することが一般的だった。石材はどの文明でも使用されたものの、煉瓦や木材が使用できる地域においてはそちらが主となることが多かった。また、移動の多い遊牧民などは動物の毛や皮などを使ったテントを宿営地に建てたが、これも住居の一種である。また地上に家屋を構えるのではなく、乾燥地においては地面を掘り下げ、地下に穴を掘って住居を建設することも近代までは行われていた。黄土高原における窯洞カッパドキアカイマクルの地下都市、チュニジアの旧マトマタなどがよく知られた例である。

住宅建設の技術が進むにつれて、その形状もその土地に合うように変化を遂げていった。寒冷な地域においては囲炉裏などといった暖を取るための設備が重視され、多湿地域においては湿気を避けるためにしばしば建物は高床式となった。

こうしたさまざまな素材・様式の住居は居住者の行動を規定し、生活様式に大きな影響を与えた。近代以降になると、コンクリートなどの新しい建築材料が登場するようになった。

住宅の分類

国勢調査における「住宅」

国勢調査では、完全に区画された建物の一部で、一つの世帯が独立して家庭生活を営む事が出来るように建築又は改造されたものを住宅としている。住宅の建て方には、「一戸建」、「長屋」、「共同住宅」および「その他」に分かれる。「その他」には、工場や事務所などの一部に住宅がある場合や住宅以外の建物の場合を指す。住宅ではないものとして会社や学校の寮・寄宿舎、病院・療養所、ホテル、下宿屋、旅館・宿泊所、臨時応急的に建てられた建物などが挙げられる。学校の寄宿舎病院・療養所、社会施設、自衛隊営舎、矯正施設などは施設として扱われる。

伝統的住宅

一戸建

集合住宅

付加された機能による分類




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