カイマクル【Kaymaklı】
読み方:かいまくる
トルコ中央部、カッパドキア地方にある町。深さ約20メートル、地下8階の地下都市跡がある。内部には教会、学校、厨房、食料貯蔵庫などがつくられ、アラブ人の迫害から逃れた約5000人のキリスト教徒が暮らしていたと考えられている。
かい‐まく・る【×掻い×捲る】
カイマクル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/21 05:43 UTC 版)
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カイマクルはトルコのカッパドキア地方にある町。地下8層に及ぶ地下都市跡がある。
地下都市

内部には教会、学校、ワイナリー、食料貯蔵庫などが作られ、約2万人が暮らしたと考えられている。 各階層は階段や傾斜した通路でつながれている。 カイマクル地下都市と隣りの「デリンクユ地下都市」の間には地下通路が確認されている。 ローマ帝国の迫害を逃れてこの地に辿り着いた初期キリスト教徒たちが隠れ住み[1]、何世紀もかかって掘り進められて拡張されてきたが、作られた年代は謎に包まれている。紀元前から存在し、ヒッタイトによって作られたと考えられている。
脚注
- ^ 新建築社『NHK 夢の美術館 世界の名建築100選』新建築社、2008年、20頁。ISBN 978-4-7869-0219-2。
外部リンク
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