ず〔づ〕
と【登/頭】
ず【豆/頭】
あたま【頭】
読み方:あたま
1 動物の体の上端または前端の部分で、脳や目・耳・鼻などの重要な感覚器官のある部分。
㋑人間では、頭髪の生えた部分。動物では頭頂のあたり。「—をかく」「犬の—をなでてやる」
2 脳の働き。思考力。考え。「—の回転が速い」「—に入れておく」「—を切り替える」
6 うわまえ。「—をはねる」
7 主だった人。人の上に立つ者。首領。長。かしら。「—に据える」
8 人数。頭かず。「—がそろう」
9 (「ひとり」の下に付き、接尾語的に用いて)人を単位とすることを表す。…あたり。「ひとり—千円を集める」
[下接語] 毬栗(いがぐり)頭・石頭・大頭・金槌(かなづち)頭・金柑(きんか)頭・慈姑(くわい)頭・芥子(けし)頭・外法(げほう)頭・孔子頭・才槌(さいづち)頭・散切(ざんぎ)り頭・白髪頭・擂(す)り粉木頭・茶瓶(ちゃびん)頭・禿(はげ)頭・ビリケン頭・坊主頭・本多頭・薬缶(やかん)頭・野郎頭
つむり【▽頭】
とう【頭】
読み方:とう
[音]トウ(漢) ズ(ヅ)(呉) ト(慣) ジュウ(ヂュウ)(唐) [訓]あたま かしら こうべ かみ
〈トウ〉
1 あたま。「頭骨・頭部/出頭・台頭・低頭・点頭・禿頭(とくとう)・白頭・没頭・羊頭」
2 物の先端。上端。「頭注/咽頭(いんとう)・巻頭・舌頭・先頭・弾頭」
3 物事の初め。「初頭・年頭・劈頭(へきとう)・冒頭・話頭」
4 上に立つ人。トップ。「頭首/会頭・巨頭・地頭・船頭(せんどう)・番頭」
5 その付近。ほとり。「駅頭・街頭・枕頭(ちんとう)・店頭・路頭」
とう【頭】
かしら【頭】
読み方:かしら
[名]
1 人間や動物の首から上の部分。あたま。こうべ。「尾—つき」「—、右」「—に霜を置く」
3 物のいちばん上、または先の部分。先端。「八歳を—に三人の子持ち」
4 一団の人々を統率する人。統領。特に、鳶職(とびしょく)・大工・左官など職人の親方。
5 (「首」とも書く)人形の首から上の部分。特に、人形浄瑠璃の人形の頭部。「—を遣う」
6 能で扮装に用いる仮髪。前は顔までかかり、横は両肩に垂れ、後ろは背丈に及ぶ長いもの。黒頭・赤頭・白頭があり、役によって使い分ける。「獅子(しし)—」
がしら【頭】
かぶ【▽頭】
かぶり【▽頭】
読み方:かぶり
あたま。かしら。
じゅう【▽頭】
読み方:じゅう
⇒とう
ず〔ヅ〕【頭】
読み方:ず
あたま。かしら。
つぶり【▽頭】
読み方:つぶり
あたま。かしら。つむり。
つむ【▽頭】
読み方:つむ
「つむり(頭)」の略。→御頭(おつむ)
こうべ〔かうべ〕【▽首/▽頭】
くし【▽髪】
あたま 【頭】
頭
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/23 04:14 UTC 版)
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頭(あたま)あるいは頭部は、動物の体の前方の口器、感覚器官、中枢神経系が集中して特別に分化した部位である。目、耳といった感覚器官や、摂食器官である口器の複合した前面部分は、特に顔と呼ぶことがある。頭部の付け根はしばしば可動性を有するくびれた部分となり、首と呼ばれる。ヒトでは顔と首を除いた部分に頭髪が生えており、この部分だけを頭部の他の部分から区別して頭と呼ぶこともある。
動物と頭部の有無
動物の全てが頭部を持つとは限らない。海綿動物やコケムシ類のような固着性、群体性の動物や、刺胞動物のような放射相称の動物では口はあるが、感覚器官は特に口のある部位の周辺に集中したり、そこで特別な分化が生じていることはない。また、中枢神経系自体もなかったり、あっても口のある場所で特別に発達しているとは限らない。左右相称で口のある方向に運動する動物で、頭部の分化が生じている。動物が運動する大きな目的のひとつは、食物の獲得である。前後方向に移動して活発に餌生物を捕食するようになった動物は、口の近くに餌生物を獲得する構造体を発達させ、この部位を前方に向け、突進して食物を得るようになった。このような生活を送る動物にとって、口の周辺には食物を確認したり、危険物を察知するための感覚器が発達していると都合がよい。また、感覚器が発達すると、ここから得られる種々の情報を複合的に処理する中枢神経系がこの近傍に発達することになる。こうして、動物は口、感覚器官、中枢神経系を複合させた頭部を獲得したのである。
- 頭の具体的な構造については頭部を参照。
「頭」が付くことわざ・慣用句
- 頭が上がらない
- 負い目を感じ、対等に振る舞えない
- 頭が良い
- 賢い
- 頭が痛い
- 頭痛がする、苦悩する
- 頭が重い
- 気が重い
- 頭隠して尻隠さず
- 悪事などの一部を隠して全て隠したつもりなのを嘲って言う
- 頭が固い
- 融通が利かない
- 頭が切れる
- 頭の働きが早い
- 頭が下がる
- 敬服する
- 頭が低い
- 謙虚な姿勢
- 頭が古い
- 考えが時代にそぐわない
- 頭から水を浴びたる
- 予期せぬ事に見舞われる
- 頭から湯気を立てる
- 激怒する
- 頭熱(ごな)し
- 言い分を聞かず端から決めつける
- 頭剃るより心を剃れ
- 外見よりも中身が重要だ
- 頭でっかち尻つぼみ(尻窄り)
- 初めは勢いがよいが終わりは振るわない
- 頭に入れる
- 記憶する
- 頭に(へ)来る
- 腹が立つ
- 頭に血が上る
- 逆上する
- 頭の上の蝿も追えぬ
- 自身の始末も出来ない
- 頭の黒い鼠
- 物を盗む人間
- 頭の天辺から足の爪先まで
- 身体全体
- 頭を痛める
- 心配する
- 頭を抑える
- 勢力を力で抑える
- 頭を抱える
- 途方に暮れる
- 頭を掻く
- 照れる、恥じる
- 頭を下げる
- 御辞儀する、頼む、降参する、感心する
- 頭を搾る
- 工夫する
- 頭を突っ込む
- 関わりを持つ
- 頭を悩ます
- 思い煩う
- 頭を撥ねる
- 上前を撥ねる
- 頭を捻る
- 熱心に思考する
- 頭を冷やす
- 冷静になる
- 頭を丸める
- 出家する
- 頭を擡(もた)げる
- 思いつく、台頭する
- 頭(かぶり)を振る
- 頭を左右へ振る。転じて、否定する。
- 頭(ず)が高い
- 威張った態度
関連項目
頭(かしら)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 07:21 UTC 版)
本名は不明。鉄骨鳶一番組の頭。モヒカン。鯛(「てえ」と呼ぶ)と河豚が大好物。旬の結婚式の時には、お練りをした。江戸っ子気質の豪快な性格。いつも一番の文字が入った半纏を着ている。『寿司魂』にも登場しているが、その時は父親が頭を務める鉄骨鳶一番組の若頭だった。東京タワーと霞が関ビルの建設に携わっている。また、ヒラマサ同様、容姿の変化はほとんどない。
※この「頭(かしら)」の解説は、「江戸前の旬」の解説の一部です。
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頭
頭
頭 |
「頭」の例文・使い方・用例・文例
- 頭上の青空
- 頭字語
- 太陽のせいで頭がボーッとした
- 彼は毎日研究に没頭した
- 私って頭がいいでしょう
- 私が以前あなたに言ったように,あなたは5分間の口頭レポートを行わなければならないだろう
- はげ頭
- 私たちの部長は販売担当になって先頭に立って指揮をした
- 彼は倒れて頭をガンと打った
- 頭を使いなさい
- 今世紀初頭に
- だれかが後ろから私の頭をなぐった
- 彼女は頭上の空と足下の地について歌う
- 私は彼の頭を一発殴った
- 明晰な頭脳
- 学校で一番頭のよい子ども
- 彼はそんなに頭の切れる方だとは思わない
- その小さな男の子はテーブルに頭をぶつけた
- 頭に何かがぶつかって彼女は気絶しそうになった
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