動物一般
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 09:45 UTC 版)
巻き貝では殻の穴をふさぐ、板状の構造がある。普通は殻の外に出る体の上に張り付いており、体を殻に引っ込めたときに蓋となる。外敵に襲われた時などは、ここをふさいで防御する。ヘタとも呼ばれる。ただし蓋がない貝も存在する。カタツムリは殻の蓋がなく、乾燥時には殻に体を引っ込め、その入り口に粘液を出して蓋を作る。 同様に管状の殻や巣穴に潜って生活する動物には、引っ込んだときにそこに蓋をするようになっているものが多い。これらは巣穴に引っ込んだときに、敵から攻撃を受ける向きがそちらであり、またそこから攻撃されたときには逃げ道がない。蓋をしたくなるのはよくわかるところである。 外肛動物やトタテグモでは巣の一部が蓋になっている。カンザシゴカイやヤドカリでは体の一部を蓋として利用している。 逆に、均一に覆われていていいものに、開ける場所が決められるようになっている例もある。たとえば、カメムシ類の卵には、縦長の円筒形で、上面の周囲に切れ目がある例があり、幼虫が孵化する場合には、この部分で切り離された上の円盤を押し上げて出てくる。また、イラガの繭はやはり蛾が出るときに一端が円形にはずれるようになっている。これらのはずれる部分は、蓋に見える。
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動物一般
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/14 07:29 UTC 版)
「動物のコミュニケーション」および「en:List of animal sounds」も参照 動物の声は鳴き声と呼ばれる。平原や海中といった音を遮る障害物が少ない環境では、声は容易に遠くまで届き、動物はこれを利用したコミュニケーションを行う。例として、クジラの声は3,000km先まで届く(クジラの歌参照)。
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動物一般
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/19 14:00 UTC 版)
動物一般における歯は、口周辺、あるいは内部にある構造で、小さくて硬く、その表面に突き出ていて、その動物の摂食の際に役立つと考えられるものである。細長いものは棘などと言われ、歯として扱わない。脊椎動物以外で歯と言われる部位を持つ例としては、多毛類、ヤムシ類などがある。 また、節足動物の口器では、その硬化部分にギザギザした突起がある場合、これを歯という例もある。クモの鋏角や昆虫の大顎などに例がある。 その他、軟体動物では舌状の構造の上に歯が並ぶ歯舌を持っている。
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動物一般
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/28 05:47 UTC 版)
消化管はほとんどの動物では入り口から出口への一方通行であり、口から取り入れられた食物は途中で消化吸収されて肛門から排出される。その、排出される寸前の部分が直腸である。体外への排出のための筋肉が発達している。逆に消化吸収の機能は乏しい。
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動物一般
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/12 10:18 UTC 版)
一般的に雌性生殖器のうち、体表面と内部の子宮等の生殖器をつなぐ管状構造のこと。交尾・出産に使われる。無脊椎動物を含め、体内受精を行う動物ではこの構造を持つ例は少なくなく、下等な方では無腸動物にもその例がある。鳥類や幾つかの爬虫類、および単孔類など一部の哺乳類における膣は総排出腔(=総排泄腔)であり、昆虫や無脊椎動物においては卵管(=輸卵管)の末端部である。
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