総排出腔

デジタル大辞泉

そう‐はいしゅつこう【総排出^×腔】

読み方：そうはいしゅつこう

消化管の末端と排尿口と生殖口を兼ねる開口部。硬骨魚類以外の魚類、両生類、爬虫類(はちゅうるい)、鳥類、原始的な哺乳類の一部に見られる。糞尿などの排泄物、卵や精子が同じ穴から排出される。総排泄腔。

生物学用語辞典

総排出腔

英訳・(英)同義/類義語：cloaca

両生類、爬虫類、鳥類、単孔類などの脊椎動物の排出器官の末端部分で、消化管、輸尿管が開口するほか、交尾器官や産卵にも使われる。

ウミガメ用語集

総排出腔(そうはいしゅっこう) cloaca

消化管の終末部の腔部で、尿が通る輸尿管や卵や精子が通る生殖輸管も開口している。軟骨魚類、両生類、爬虫類、鳥類で見られる。　

ウィキペディア

総排出腔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/06/28 07:37 UTC 版)

総排出腔（そうはいしゅつこう／くう）、または総排泄腔（そうはいせつこう／くう）とは、ほとんどの軟骨魚類、両生類、爬虫類、鳥類、およびごく一部の哺乳類に見られる、直腸・排尿口・生殖口を兼ねる器官のことである。