VAMOSとは? わかりやすく解説

バモス

英語:vamos

「バモス」とは、行け行こう意味する表現である。英語表現である「let’s go」などと同様の意味合い持っている

「バモス」の基本的な意味

「バモス」は、行け行こうという意味になる言葉であり、英語表記では「vamos」となる。英語圏では「let’s go」や「「come on」と同様の意味で使用されている。またバモスは「頑張れ」、「やった」といった意味合い含まれている言葉である。そのため、野球サッカーなどスポーツ観戦シーンファン選手励ました応援する時に使われる事も多い。尚、バモスは疑問形として使う事もでき、英訳すると「そろそろ行きましょうか」となる「Shall we go?」と同じ意味として使用する事が可能である。

「バモス」の語源・由来

バモスはスペイン語ポルトガル語由来している言葉であり、エリアによっては「バモス」の「ス」が抜けた形で「バモ」と発音する事もある。スペイン語ポルトガル語動詞の形が主語によって変わるという特徴があり、バモスは「私たち」が主語である場合使用される「行く」という意味を持つ動詞である。バモスはスペイン語ポルトガル語公用語となっている国だけではなくアメリカイギリスなど英語が公用語となっている国ではスラング的な意味合い使用されている。理由としては、アメリカイギリスといった英語圏ヒスパニック系移民多く暮らしているという背景があると言える

「バモス(ホンダ)」とは

「バモス(ホンダ)」とは、自動車メーカーホンダ」が1970年製造・販売した軽自動車である。初代モデル1973年一度生産終了したものの、1999年に「ストリート」の後継車として2代目となる新型バモスが登場する事となる。優れた燃費性能バッテリー性能があると言われているため、中古車市場でも見かける事が多くカスタムされたバモスの中古車販売している店舗少なくない。尚、正式名称初代2代目異なっており、初代は「バモスホンダ」、2代目は「ホンダ バモス」である。バモスはリアシート畳めるようになっており、それによって広々とした荷室確保できるようになっている一方、バモスに関して特別仕様車もあり、2007年発売の「トラベルドッグバージョン」や2010年発売された「スペシャル」などがある。

「バモスホビオ(ホンダ)」とは

バモスホビオホンダ)」とは2003年ホンダから発売されたワンボックスタイプの軽自動車である。同社から既に発売されていた「バモス」の派生車種であり、高い車高広々とした荷室特徴となっている。「ユーティリティナット」や「アタッチメントフック」などが付いており、様々なカーゴアレンジが可能である。2015年発売されたモデルには5ドアタイプで4人乗りグレード追加されており、ワイパブルマットなどが標準装備されてる他、フルオープン式のウインドウ採用されている。尚、バモスホビオマイナーチェンジ繰り返した後、2018年にバモスと共に生産及び販売終えている。

「バモス」の使い方・例文

「バモス」という言葉日常生活において、人を誘う時に使うケースもある。バモスは気軽なニュアンスがある言葉であり、気軽に相手誘いたい場合には、便利な表現であると言える。またバモスは「~するつもり」という意味合い持っており、未来形として使用する事ができる。同様の意味を持つ英語表現としては「be going to~」がある。バモスは「行く」という意味を持つ動詞であるが、未来形として使用する場合は「行く」という意味は含まず、「Vamos a ~」と使う事で「~するつもり」となる。バモス(vamos)を使った主な例文としては「Vamos, to the restaurant!(レストラン行こうよ!」、「okay, vamos!(よし、じゃあ行ましょう!)」、「Well, Vamos?(じゃあそろそろ行きますか?)」、「Vamos!Finish your homework早く宿題を終わらせろ!)」などが挙げられる

バモス

別表記:vamos

 「バモス」とは、「頑張れ」や「行け!」「さあ行くぞ!」といったサッカー応援する際にサポーターチームを励ますために用い掛け声意味するスペイン語由来表現丁寧に表記すると「Nosotros vamos」となり、直訳で「さあ一緒に行きましょう」という意味となる。

バモス

バモス

主要諸元 タイプ L/
L・ローダウン
Lターボ
Lターボ・ローダウン
M Mターボ
駆動方式 2WD
後輪駆動
4WD 2WD
後輪駆動
4WD 2WD
後輪駆動
4WD 2WD
後輪駆動
4WD
660 HYPER 12-VALVE   660 HYPER 12-VALVE  
  INTERCOOLER TURBO   INTERCOOLER TURBO
車名型式 ホンダ
ABA-HM1
ホンダ
ABA-HM2
ホンダ
ABA-HM1
ホンダ
ABA-HM2
ホンダ
ABA-HM1
ホンダ
ABA-HM2
ホンダ
ABA-HM1
ホンダ
ABA-HM2
トランス
ミッション
4速オートマチック            
3速オートマチック                    
5速マニュアル                









全長(m)/全幅(m)/全高(m) 3.395/1.475/1.775<1.755>
ホイールベース(m) 2.420
トレッド(m) 前/後 1.295<1.300>/1.310<1.300>
最低地上高(m) 0.190<0.165>
車両重量kg 980 970 1,060 1,020 1,030 1,060
<1,070
980 970 1,060 1,020 1,030 1,060
<1,070
乗車定員(名) 4
客室内寸法(m) 長さ/幅/高さ 1.645/1.250/1.270



エンジン型式 E07Z
エンジン種類シリンダー数及び配置 水冷直列
3気筒横置
水冷直列
3気筒縦置
水冷直列
3気筒横置
水冷直列
3気筒縦置
水冷直列
3気筒横置
水冷直列
3気筒縦置
水冷直列
3気筒横置
水冷直列
3気筒縦置
機構 SOHC ベルト駆動 吸気2 排気2
総排気量cm3 656
内径×行程mm 66.0×64.0
圧縮比 10.5 8.5 10.5 8.5
過給機形式 ターボ ターボ
燃料供給装置形式 電子制御燃料噴射式(ホンダPGM-FI)
使用燃料種類 無鉛レギュラーガソリン
燃料タンク容量(L) 37 36 37 37 36 37 36 37 37 36

最高出力kWPS]/rpm)* 3446
/5,500
3953
/7,000
3446
/5,500
4764
/6,000
3446
/5,500
3953
/7,000
3446
/5,500
4764
/6,000
最大トルクN・mkg・m]/rpm)* 60[6.1]
/5,000
616.2
/4,000
60[6.1]
/5,000
93[9.5]
/3,700
60[6.1]
/5,000
616.2
/4,000
60[6.1]
/5,000
93[9.5]
/3,700
燃料消費率km/L10・15モード走行国土交通省審査値) 15.8 18.0 14.6 15.8 14.8 14.2 15.8 18.0 14.6 15.8 14.8 14.2
主要燃費向上対策 電動パワーステアリング
最小回転半径(m) 4.5
4.7
4.6
<4.8>
4.5
4.7
4.6
<4.8>
4.5 4.6 4.5
4.7
4.6
<4.8>








変速比 1速 2.888 4.083 2.722 4.083 2.722 2.888 4.083 2.722 4.083 2.722
2速 1.562 2.500 1.500 2.500 1.551 1.562 2.500 1.500 2.500 1.551
3速 0.976 1.680 1.027 1.680 1.027 0.976 1.680 1.027 1.680 1.027
4速 1.133 0.744 1.133 0.744 1.133 0.744 1.133 0.744
5速 0.911 0.911 0.911 0.911
後退 2.047 4.300 1.954 4.300 1.954 2.047 4.300 1.954 4.300 1.954
減速比 第一 5.750 5.714 3.185 前3.272
後6.230
3.037 5.750 5.714 3.185 前3.272
後6.230
3.037
第二 2.117・
前後
2.117 2.117
前後
2.117・
前後
2.117 2.117
前後
ステアリング装置形式 ラック・ピニオン
タイヤ前・後 145R12-6PR LT<155/70R13 75S>
ブレーキの種類形式 油圧式ディスク
油圧式リーディング・トレーリング
サスペンション方式 マクファーソン
ド・ディオン式
スタビライザー形式 トーション・バー

< >内はL・ローダウン/Lターボ・ローダウン、メーカーオプション「ローダウンパッケージ」装着車(Mターボ)の数値 ■*はネット値です。「ネット」とはエンジン車両搭載した態とほぼ同条件測定したものです。 ■新単位として、出力は「PS」から「kW」に、トルクは「kg・m」から「N・m」に切り替わってます。

燃料消費率定められ試験条件での値です。お客様使用環境気象渋滞等)や運転方法急発進エアコン使用等)に応じて燃料消費率異なります

主要諸元道路運送車両法による型式指定申請書数値
■VAMOS、G-CON、HYPER、PGM-FIは本田技研工業株式会社登録商標です。
製造事業者本田技研工業株式会社


バモス

英語 Vamos

バモスは、スペイン語で、さあ、行こう、という意味。新し楽しさもたらすクルマありたいという願い込めた1999年6月デビューホンダでは新しい軽規格ミートし商用バンアクティ同時期に発売したが、これと基本部分共用する乗用セミキャブオーバー型のクルマ。660cc・自然吸気3気筒・46psエンジンを、リヤアクスル直前に置くミッドシップレイアウト車で駆動方式は後2輪タイプ4WDがあった。リヤサスペンションの形式ド・ディオン式燃費悪影響少な電動パワーステアリング採用2000年2月、ターボモデルを追加したインタークーラー付きで64ps(47kw)/6000rpmの最高出力発生駆動方式FRまたはリアルタイム4WDがあった。ATは自然吸気型も含めて4速進化した

2001年9月新デザイングリルバンパー付けて外観一新、フルフォールダウン機構付きリヤシート採用して使い勝手向上させるなどの改良行った同時にローダウンスポーツサスペンションと13インチアルミホイールをセットにしたSパッケージオプション設定した。

2003年4月、ホビオという新グレード追加する同時に通常モデル質感向上と装備充実はかった。ホビオは通常モデルより105mm高いハイルーフ仕様で、広いカーゴルームが特色室内には自分でカーゴアレンジができる6mmのボルト取り付け可能なユーティリティナット、アタッチメントフック類を壁面床面標準装備する。4ナンバーの“プロ”というタイプリリース

なお、ホンダには7173年(デビュー70年11月)に軽トラックとして販売したバモスというクルマがあった。オープンタイプボディに幌を着せ、「作業車に、プレイカーに、アイデアひとって楽しくたくましく働くトラックといっていた。新バモスは軽1ボックスだが、旧車通ずるものがある。

バモス

※「大車林」の内容は、発行日である2004年時点の情報となっております。

Vamos

名前 ヴァーモシュ; ヴァモシュ

ホンダ・バモス

(VAMOS から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/08 23:20 UTC 版)

バモスVAMOS)は、本田技研工業が製造・販売していた軽自動車である。

概要

初代「バモスホンダ」は1970年代に生産されていたオープンカータイプの軽トラックであった。折からのレジャーカーブームの中で市場へ投入されたが、ユニークな車体ゆえに珍車扱いされた。月産台数は2,000台を見込んでいた[1]ものの、生産台数はわずか2,500台であり、在庫も多かったという。オフロードカーのようなシンプルなスタイリングとイメージながら、当時の軽自動車の標準であった10インチタイヤに見られるように、オフロードの走破性を真剣に考慮したものではなく、4WD車が設定されなかったことなどが、不人気の要因であったと見られている。

2代目「バモス」はセミキャブオーバー型のアクティバンをベースにした、軽乗用ワンボックスワゴンであり、発売開始から18年以上たった2019年1月の終売までフルモデルチェンジされないロングライフモデルであった。

それ故に「バモスホンダ」と「バモス」の間に直接の関係はなく、軽規格と車名を除けば共通点はMRレイアウトだけである。もっともそのMRレイアウト自体、「バモスホンダ」がTN360、「バモス」がその末裔たるアクティのバンモデルをそれぞれベースとしていることによるものであり、その意味では同じ系譜上にいた。

初代 TN360型(1970-1973年)

バモスホンダ(初代)
TN360型
フロント
概要
製造国 日本
販売期間 1970年11月 - 1973年3月
ボディ
乗車定員 2/4名
ボディタイプ オープンカーピックアップトラック[2]
エンジン位置 リアミッドシップ
駆動方式 ミッドシップ
パワートレイン
エンジン TN360E型:空冷 360 cc 直2 SOHC 30 PS
変速機 4速MT
サスペンション
マクファーソンストラット+コイルスプリング
ド・ディオンアクスル+半だ円リーフスプリング
車両寸法
ホイールベース 1,780 mm
全長 2,995 mm
全幅 1,295 mm
全高 1,655 mm
車両重量 520 kg
その他
生産台数 2,500台
テンプレートを表示

名称は「バモスホンダ」で、歴代ホンダ車の正式名称では唯一車名が先となるネーミングである。二輪車では「ダックス・ホンダ」や「シャリィ・ホンダ」などに先例があり、北米をイメージさせるアイディアであったとされる。

水平横置き空冷エンジンデフ一体のトランスミッショントランスアクスル)、フロント:マクファーソンストラット、リア:ド・ディオンアクスルサスペンションブレーキなど、走りに関する面は全て「TN360」の流用である。

が座席部分のみの「バモス2」(乗車定員2名)と「バモス4」(乗車定員4名)がそれぞれ32万1,000円と35万1,000円、荷台まで幌で覆われた「バモスフルホロ」(乗車定員4名)が36万9,000円であった。

車体にみられる特徴としては、乗員用のドアは一切なく、代わりに、乗員の重心よりも高い位置に転落防止のガードパイプが備わる[3]。シートは前後ともにベンチシートで、シートベルトは2点式となっている。

開発当時、カリフォルニアで流行していたフォルクスワーゲン・タイプ2キャンパーにヒントを得たと言われる、車体前面にマウントされたスペアタイヤも外観上の特徴で、話題となった。スペアタイヤは「衝突時のショック吸収」という理由で設置されたものであった[3]

オープンカーならではの駐車時の安全、盗難対策として、ハンドルロックと、グローブボックスの鍵が備わる。また、計器やスイッチ類は防水防塵仕様となっている。

方向指示器作動表示(インジケーターランプ)は、左右の矢印ではなく、ジープのように「turn」と書かれた左右兼用のランプとなっている。

そのユニークなデザインと低価格のためか、改装を施され、 円谷プロダクションの特撮作品『ジャンボーグA』にバモスI世、II世として、また同『ウルトラマンタロウ』では、ラビットパンダとして劇中車に採用されている。

  • 1970年(昭和45年)11月1日 - 同社の軽トラックである「TN360」をベースとした多用途車として発表した。
  • 1973年(昭和48年)3月 - 道路運送車両の保安基準の改正・強化によりそれを達成することができず、そのまま製造・販売終了した。

2代目 HM1/2型(1999年6月-2018年5月)

ホンダ・アクティ > ホンダ・バモス
ホンダ・バモス(2代目)
HM1/2型
後期型12インチタイヤ車(2007年2月 - 2010年8月)
概要
製造国 日本
販売期間 1999年6月-2018年5月
ボディ
乗車定員 4人
ボディタイプ 5ドア セミキャブオーバーワンボックスカー
エンジン位置 リアミッドシップ
駆動方式 ミッドシップ / ミッドシップ四輪駆動
パワートレイン
エンジン E07Z型:660cc 直3 NA
E07Z型:660cc 直3 ICターボ
最高出力 NA(MR/4WD MT):46PS→45PS
NA(4WD AT):52PS→53PS→52PS
ターボ:64PS→2010年8月のマイナーチェンジで廃止
変速機 3速AT / 4速AT
5速MT
サスペンション
マクファーソンストラット+コイルスプリング
ド・ディオンアクスル+半だ円リーフスプリング
車両寸法
ホイールベース 2,420mm
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,755-1,775mm
車両重量 950-1,080kg
その他
生産台数 不明(メーカーにデータなし)[4]
系譜
先代 ホンダ・ストリート
後継 2代目N-BOXおよびN-VAN +STYLE COOLに統合
テンプレートを表示

年表

  • 1999年平成11年)6月25日 - 「ストリート」の後継モデル[注釈 1]として「バモス」の車名を復活させた。正式名称は初代と異なり「ホンダ バモス」である。先代「ストリート」とは異なり屋根がロールーフで、競合車種より低い車高が特徴である[注釈 2]。4WDはストリートと同じリアルタイム4WDビスカスカップリング式)で、5速MT車のみの設定である。軽ワンボックスカーとしては、唯一テールランプをバックドアウインドウ横に配置しており、競合車種よりかなり高い位置にある。
ストリートには存在しなかった安全装備はもちろん快適装備(パワードアロックなど)やRV指向のオプション品もふんだんに取り入れ競合車種と引けをとらぬ内容となった。さらにはホンダの軽ワンボックスとしては初のオーディオ別体式のカーナビゲーションも設定されたが、モニターがダッシュボード中央上部に設置されるため、後付け感のあるイメージとなる。
  • 2000年(平成12年)2月9日 - ターボエンジンを搭載した「ターボ」が追加された。同時に「M」と「L」の4WD車に4速AT車を追加する[注釈 3]とともに、ターボを含む4速AT車全車にアルミホイールを装備した。また、リア・リーフスプリングの設定を変更し、乗り心地を向上した。ボディカラーは新色が追加され7色が設定された。
    • 10月26日 - 「L」をベースに、AM/FMチューナー付CDプレーヤー、専用インテリア、ハーフシェイド・フロントウィンドウ等を装備し快適性能を高めた特別仕様車「デラックス」が追加された。
  • 2001年(平成13年)
フロントグリルやバンパーを一新し、ボディカラーは新色が追加され8色が設定された。ユーザーに不評だったリアシート格納を他社と同じくフロア格納タイプに変更した[注釈 4]。「L」と「ターボ」は新たにAM/FMチューナー付CDプレーヤーを標準装備するとともに、ローダウン・スポーツサスペンション、13インチアルミホイールなどをセットにした「Sパッケージ」が追加された。さらに、「ターボ」にはEBDABSとブレーキアシストも標準装備された。また、全グレードで「優-低排出ガス(★★)」を取得した。
  • 2002年(平成14年)12月19日 - 特別仕様車「スペシャルA」を発売。「M」をベースにAM/FMチューナー付CDプレーヤー+フロント2ツイーター&2スピーカー、電波式キーレスエントリーシステム(ウェルカムランプ機能付)、メッキタイプのフロントグリル・テールゲートハンドルケースを採用しつつ、価格を抑えた。ボディカラーは専用色を含む9色を設定した。
  • 2003年(平成15年)4月24日 - ハイルーフ仕様の姉妹車バモスホビオを追加。同時に一部改良を実施。
「L」に装備されている12インチアルミホイールのデザインを変更。「M」は「スペシャルA」に装備されていたAM/FMチューナー付CDプレーヤー+フロント2ツイーター&2スピーカー、電波式キーレスエントリーシステムを新たに標準装備し、「L」・「ターボ」のオーディオはAM/FMチューナー付MD/CDプレーヤー+2ツイーター&2スピーカーに変更された[注釈 5]。電波式キーレスエントリーにはアンサーバック機能を追加し、シートとドアライニングのデザインを変更した。ボディカラーは新色4色を含む10色が設定された。なお「M」ではカーマット固定ピンは消滅した。
ターボ車のグレード構成を「Mターボ」と「Lターボ」に再編して選択肢を増やすとともに、「Sパッケージ」を全グレードに設定した。
ボディカラーの入れ替えや内装の変更を行い、左側ドアミラーにはフロントドア下部の死角を減らすサイドアンダーミラーが追加された。ターボ車にはオイル交換インジゲーターを追加し、「L」と「Lターボ」にはバモスホビオに採用されている「ワイパブルマット」がメーカーオプションに追加された。
フロント・リアのバンパーをエアロフォルムデザインに変更し、リヤコンビランプを2代目ステップワゴン後期型と共通の意匠を持つブラックスモークレンズに、アンテナをマイクロアンテナに変更、ボディカラーを一部変更するなどの、外観の変更を行った。また、オーディオレスを標準化し、「L」と「Lターボ」にはローダウンサスペンション、フォグライト、3本メッキフロントグリル、13インチアルミホイールなどを装備した「ローダウン」を追加した。
同時に特別仕様車「トラベルドッグバージョン」を発売。「L・ローダウン」・「Lターボ・ローダウン」をベースに、専用ステッカー、ワイパブルマット、ペットシートマット、撥水・消臭機能付シート表皮&撥水ドアライニング、お散歩用トートバッグ、専用機能性(制菌・防臭・防ダニ)フロアカーペットマットを装備した。2008年1月31日オーダー分まで受け付ける期間限定販売とした。
  • 2010年(平成22年)
    • 6月3日 - 「Lターボ・ローダウン」をベースに、幾何学調メッシュ柄の専用パネルを採用し、キーレスエントリー発信機を1個追加した特別仕様車「スペシャル」を発売した。
    • 8月26日 - マイナーチェンジ。内装色にベージュを追加設定し、インパネにはブラックとベージュのツートーンカラーを採用した。また、ローダウンサスペンション、13インチタイヤ(155/70R13 75S)、運転席カップホルダー(固定式)を全車に標準装備した。メーターはメタリックな金属調の文字盤とブルーリング照明を、シート表皮にはスウェード調トリコットを採用した。なお、グレード体系が見直され、ターボ車を廃止、ローダウンサスペンション標準装備化に伴い「L・ローダウン」を「L」に統合した。
  • 2012年(平成24年)6月14日 - 一部改良(発売は翌6月15日)。
グレード体系を再編し、3本メッキフロントグリル、リアバンパーガーニッシュ、13インチアルミホイールなどを標準装備しつつ、購入しやすい価格設定とした「G」のみのモノグレード体系となった。ボディカラーは新色3色を含む8色を設定した。ヘッドレストの形状も保安基準に対応するために大型化され、この頃からリアウィンドウが全開不能となる。ドレスアップやカスタムの分野でも人気があり、DIY素材で車内をアレンジできるようになっている。
  • 2015年(平成27年)3月19日 - バモスホビオと共に一部改良を行った[5]JC08モード燃費を向上したほか、ボディカラーに新色の「プレミアムスターホワイト・パール(オプションカラー)」を追加して6色に整理。新たにEBD付ABSを標準装備した。
  • 2018年(平成30年)
    • 4月末 - バモス/バモスホビオ公式サイトに、実質後継車となるN-VANのティザーサイトへのリンクが設けられた。
    • 5月21日 - ホームページへの掲載を終了。
    • 5月末 - 軽自動車規格の衝突安全基準強化のため生産終了。在庫対応分のみの販売となる[6]
    • 7月12日 - N-VANが公式発表される。+STYLEの「COOL・Honda SENSING」及び「COOL・ターボ Honda SENSING」がバモスの後継タイプにあたる[注釈 6]
  • 2024年(令和6年)6月3日 - 型式指定申請時の騒音試験おいて、不適切な事案があったことが発表された[7]

車名の由来

  • 「さあ、行こう!」という意味のスペイン語[注釈 7]英語の Let's go と同じ[注釈 8])から取られている。お客様に新たなエンジョイをもたらすクルマでありたいという願いから命名された[8]

脚注

注釈

  1. ^ ただしバモスは2001年9月まで併売されていたストリートとは異なりハイルーフの設定が無く、2003年のバモスホビオ登場まで約1年6ヶ月の空白期間があった。また4ナンバー(軽貨物車)扱いであったストリートとは異なりバモスは5ナンバーである。
  2. ^ 低車高のため幅広に見え、「バモスホビオ」登場まで全てロールーフであった。
  3. ^ 4速AT車はエンジン、トランスミッションともに縦置きであるZのエンジンおよびミッションを流用している。
  4. ^ ただし格納するとフロントシートスライドが前半分に制約される。
  5. ^ なお、全グレードでオーディオレスの設定も可能。
  6. ^ 但し、バモスは5ナンバーのワゴンであるが、実質後継となるN-VANには5ナンバーのワゴンモデルは設定されておらず、4ナンバーのバンのみの設定である。
  7. ^ ちなみにポルトガル語の vamos も同じ意味である。
  8. ^ 厳密には Let's go ではなくて Let's 。

出典

  1. ^ バモスホンダ〈VAMOS HONDA〉新発売!”. ホンダ四輪製品ニュース (1970年10月16日). 2014年5月20日閲覧。
  2. ^ ホンダでは多用途車として発売した。
  3. ^ a b 360cc軽自動車のすべて―'50ー'70年代の軽自動車総集編!. 三栄書房. (2013). pp. 92. ISBN 9784779618963 
  4. ^ デアゴスティーニジャパン 週刊日本の名車 第70号 19ページより。
  5. ^ 軽自動車「ACTY(アクティ)」/「VAMOS(バモス)」シリーズを一部改良し発売』(プレスリリース)本田技研工業株式会社、2015年3月19日http://www.honda.co.jp/news/2015/4150319.html2015年3月19日閲覧 
  6. ^ バモス(ホンダ)のカタログ”. 株式会社リクルート (2020年1月23日). 2020年1月23日閲覧。
  7. ^ 四輪車の型式指定申請における不適切事案の判明について”. 本田技研工業 (2024年6月3日). 2024年6月4日閲覧。
  8. ^ バモスの名前の由来を教えて。”. 本田技研工業お客様相談センター. 2024年7月6日閲覧。

関連項目

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