草薙流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 14:03 UTC 版)
一刹背負い投げ(いっせつせおいなげ) 使用者:草薙京、草薙柴舟、矢吹真吾、京-1、京-2 相手を背負い投げで投げたあと、相手の上に倒れ込むようにして落とす肘打ち(京)や下段突き(柴舟)で追い打ちをかける。真吾の「一刹背負い投げ 不完全」は投げたあとの追い討ちがない。 釟鉄(はつがね) 使用者:草薙京、矢吹真吾、京-1、京-2 『'96』以降、京に追加された投げ技で、掴んだ相手に裏拳を打ち吹き飛ばす。真吾も習得している。 『XIV』では、相手を引き寄せて前のめりにバランスを崩させ、延髄への肘打ちで叩き伏せる攻撃になっている。 燧槌(ひきりつち) 使用者:草薙柴舟 「弐拾五式」で転倒させた相手に「外式・砌穿ち」で追撃。 技名の由来は古代の人々が火を熾すために使っていた「燧槌」と「燧杵」という道具。ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ(以下暴走庵)の技には「燧杵」がある。
※この「草薙流」の解説は、「草薙流古武術」の解説の一部です。
「草薙流」を含む「草薙流古武術」の記事については、「草薙流古武術」の概要を参照ください。
草薙流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 14:03 UTC 版)
楔討(くさびうち) 使用者:草薙柴舟、矢吹真吾 空中から拳を振り抜き殴り付ける(真吾は技名が公表されていないが、動作が柴舟と全く同じである。なお、カウンターヒット時は自動的に2ヒットし、ダメージが増大する)。 外式・轟斧 陽(げしき・ごうふ よう) 使用者:草薙京、矢吹真吾、京-2 その場から片足での踵落としを決める。草薙流(陽)は普通の踵落としで、しゃがみガード不可(『'99』以降は、オリジナルの京のみ攻撃のモーションが変更。通常技キャンセルで出すと以前のようになる)。 真吾の場合、「陽」ではなく「カッコだけ」が付き、しゃがみガードで防がれる。 京-2のものは弱攻撃からも繋がるほど発生が速く、このあとに「毒咬み」がつながる。 外式・頭椎(くぶつち) 使用者:草薙柴舟 外回しで跳ねるように放つ踵落とし。しゃがみガード不可。 技名の由来は、刀剣の柄頭が瘤状になっていることを表す単語。 外式・轟槌(ごうつい) 使用者:草薙柴舟 前方に踏み込みながら、頭上で構えた両拳をそれぞれ両側に振り下ろす。しゃがみガード不可。 外式・奈落落とし(ならくおとし) 使用者:草薙京、京-2 空中から両の拳を組んで振り下ろす。空中で当てた相手を地面に叩き付ける効果がある。また、ヒット・ガードを問わず、この技が当たったあと、京はすぐに着地する。 跳び鳳麟(とびほうりん) 使用者:草薙京、京-1、京-2 後述の「鳳麟」を空中から繰り出す。 八拾八式 使用者:草薙京、京-2 屈んだ状態から相手の脛を蹴り、続いてもう片方の脚で横膝に蹴りを入れる。『'94』および京-2ではしゃがみ強キック、『'95』以降(『'96』では未使用)は特殊技で、弱攻撃からキャンセルで繋がるほど発生が速い(ヒット効果はのけぞり)。京-2の場合は初段が必殺技でキャンセル可能。 鳳麟 陽(ほうりん よう) 使用者:草薙京、草薙柴舟、矢吹真吾、京-1、京-2 その場で肩口から体ごとぶつかる、いわゆるショルダータックル。京と柴舟・真吾ではぶつかる肩と逆側の腕の構える位置が違っており、京は頭上、柴舟と真吾は顎下になっている。 真吾も問題なく習得しているが、「外式」の細かい意味を理解していなかったために、鳳麟をアレンジした技に「外式・駆け鳳燐」(助走を付けて鳳麟を繰り出す・超必殺技)と名付けた。以降、真吾が草薙流の技をアレンジした必殺技は「オレ式」と銘打っている(それらの元の技は草薙流の「外式」ではない)。
※この「草薙流」の解説は、「草薙流古武術」の解説の一部です。
「草薙流」を含む「草薙流古武術」の記事については、「草薙流古武術」の概要を参照ください。
草薙流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 14:03 UTC 版)
七拾五式・改(ななじゅうごしき かい) 使用者:草薙京、京-1 顎の辺りを2回連続で蹴り上げる。『'94』では地上で放つ近距離立ち強キックの「七拾五式」であったが、『'95』以降は技名に「改」が付き、低く飛びながら蹴り上げる必殺技になった。ただし、「改」の部分は技の個別名ではないため、本来式番号が省かれる京-1らもこの技のみそのままの名前で使用している。 京-1、京-2のストライカー動作も「七拾五式・改」名義であり、本来使用しない京-2もこの時だけは使う。『2000』の真吾のアナザーストライカー「コスプレイヤー京子」は「七拾五式・改²」として同様の技を使う。ただし、京-1、京-2、京子のストライカー動作では、まずR.E.D.KicKで飛び込んできた後、ヒットした場合は追撃せずに挑発、ヒットしなかった場合のみ七拾五式・改を放つものとなっている。 百壱式・朧車(おぼろぐるま) 使用者:草薙京、矢吹真吾、京-1 空中へ飛び上がりつつ、連続で回し蹴りを繰り出す。弱は1発限りだが、強では2連続で相手の体を蹴り上げ、さらに空中踵(かかと)落としを決める。『CvsS2』では中で2段攻撃、強で締めの踵落しが追加される仕様となっている。 炎を用いない技であるため、真吾の使う「朧車 未完成」も忠実なものになっている。ただし、『'98』までは強は1回ごとに跳んでいた。さらに『'98』では、攻撃回数がランダムで2回か3回となり、その3回目の攻撃は最後の踵落としを出そうとして頭から転落するというもので、ガード不能であった。『'99』以降もランダムで3回攻撃が出るが、ガード不能という性質は無くなった。 『KOFクロニクル』の草薙京 (Another Style) が使うEX仕様は脚に炎を纏う。 百拾式・鉈車(なたぐるま) 使用者:草薙柴舟、草薙京 肩でぶつかりながら飛び上がり、空中で踵を落とす。 百拾四式・荒咬み(あらがみ) 使用者:草薙京、草薙蒼司、矢吹真吾、京-2 炎を纏った、横殴りのボディブロー。このあとは「九傷」か「八錆」に(『XI』では「轢鉄」、『XIV』では「六槌」にも)続く。『'96』以降の京を象徴する技である。 真吾が使用する「荒咬み 未完成」には続く技はなく、炎も出ない。 亜型百拾四式・種鬼灯(たねほおずき) 使用者:草薙京 (Another Style) 『KOFクロニクル』で使用。荒咬みに似たボディブローだが、火花のように小さな炎を出すのみ。京が日本チーム代表として「KOF」に参加するより前の頃に、自分なりのアレンジを研究中の段階で編み出した技。 百拾五式・毒咬み(どくがみ) 使用者:草薙京、矢吹真吾、京-2 大きく踏み込み、荒咬みとは逆の拳で炎を纏ったフックを放つ。このあとは「罪詠み」に(『ネオジオバトルコロシアム(以下『NBC』と表記)』では「荒咬み」にも)続く。 真吾の「毒咬み 未完成」は「荒咬み 未完成」と同じく続く技はないが、ヒット効果が吹き飛びダウンであるほか、『'97』では常に、『'98』ではまれに、踏み込み中の肘に攻撃判定が出現する(アッシュ編でもまれに発生する)。炎も出ないはずだが、アッシュ編では一瞬炎らしきものが出ることがまれにある。 百弐拾参式・灼焉(しゃくえん) 使用者:草薙京(『XI』のEX仕様では超必殺技) 「七瀬」で吹き飛ばした空中の相手を炎の爆発で包む。「毒咬み」→「荒咬み」→「九傷」→「七瀬」と繋いだ場合にのみ使用できる。 百弐拾四式・六槌(むのつち) 使用者:草薙京 『XIV』で追加された「荒咬み」からの派生技で、低い姿勢から相手の足元を刈るように拳を振るい相手を浮かせる。このあとは「轢鉄」か「釣瓶落とし」に続く。 外式・釣瓶落とし(つるべおとし) 使用者:草薙京 『XIV』で追加された「荒咬み」→「六槌」と繋いだ場合にのみ使用できる派生技で、宙に浮いた相手を外式・奈落落としと同じ動作で地面に叩き付ける。 百弐拾五式・七瀬(ななせ) 使用者:草薙京、京-2 鳩尾へ直蹴りを繰り出す。食らった相手は錐揉み回転して吹き飛びダウンする。 『'99』〜『2000』では腕の構え方が変更され、『2001』〜『XI』では上段回し蹴り(『2000』でのみ変更されていた遠距離立ち強キックと同じ動作)に変わっていた(京-2は変化なし)。 『XIII』のネスツスタイル京及び『XIV』では『'98』までの動作に戻っている。 百弐拾七式・八錆(やのさび) 使用者:草薙京、草薙蒼司、京-2 「荒咬み」か「九傷」からの派生技で、一歩踏み込んで、肘を手斧のように鳩尾に叩き付ける。このあとは「七瀬」か「砌穿ち」に(『XI』では「七瀬」の代わりに「轟斧 陽」や「八拾八式」に)続く(ただし、「九傷」から繋いでいた場合は不可)。 外式・砌穿ち(みぎりうがち) 使用者:草薙京、京-1 「荒咬み」→「八錆」と繋いだ場合にのみ使用できる派生技で、下段に拳を繰り出す(攻撃判定はいわゆる無段で、立ち・しゃがみ両方のガードで防がれる)。 京-1の特殊技の1つでもあり、こちらは下段判定で弱攻撃からつながるだけでなく、ダウン中の相手に対する追撃攻撃としても使用可能。 百弐拾八式・九傷(このきず) 使用者:草薙京、草薙蒼司、京-2 「荒咬み」からの派生技で、半歩踏み込み、炎を纏った肘で相手の顎をかち上げる。このあとは「八錆」か「七瀬」に(『XI』では「轢鉄」にも)続く。 四百壱式・罪詠み(つみよみ) 使用者:草薙京、京-2 「毒咬み」を放った拳をそのまま振り上げ、裏拳で攻撃する技。『CvsS』では炎を纏った裏拳を振り抜く技となっている。このあと「罰詠み」に続く。 四百弐式・罰詠み(ばつよみ) 使用者:草薙京、京-2 半回転しながらやや斜めに飛び上がり、炎を纏った肘を打ち込む。『2001』以降、このあとは「鬼焼き」にも派生できる。なお、「毒咬み」→「罪詠み」→「罰詠み」→「鬼焼き」は元々「最終決戦奥義・無式」でのみ見られた流れである。 四百弐拾七式・神懸(かむかかり) 使用者:草薙柴舟 短距離を軽く飛んで相手に体当たりをし、さらに炎を纏った拳を上段に突き上げて燃やし、吹き飛ばす。 四百弐拾七式・轢鉄(ひきがね) 使用者:草薙京 初登場となる『'99』では、その場で素早くボディブローからショートアッパーを立て続けに繰り出す。強でのみ攻撃前にステップを行い、炎が発生する。 また、ガードポイントが有ることを利用して、発生するタイミングによっては一部のMAX超必殺技(ガードポイント有りも含む)をも捌いて続け様に攻撃を打ち込める。 『2000』以降はグラフィックも性能も変わり、弱が体を捻った1回転ステップのあとに炎を纏ったボディブロー、強がその場で上半身を捻っての炎のサブマリンアッパーとなる。 「神懸」と式数が重複する上、同じ技のはずなのに『'99』とそれ以降で大きく内容が変化しているが、理由については明かされていない。 七百七式・独楽屠り(こまほふり) / R.E.D.KicK(Rainbow Energy Dynamite KicK) 使用者:草薙京、京-2 空中に飛んで、体を捻ってしなる蹴りを放つ。ヒット効果は『'96』は横方向に吹き飛ばし、『'97』以降は地面に叩き付ける。気絶値が高い。当初は京が独自に編み出した新技として「R.E.D.KicK」の名を付けたが、後に草薙流にも既に同様の技(七百七式・独楽屠り)が存在したことが判明したという設定のため、作品によっては2つの技名が併記されている。「R.E.D.」とは「レインボー・エネルギー・ダイナマイト」の略であり、最後のKが大文字なのはスタッフのミスではなく公式の設定で、京の勘違いによるものとなっている。 真吾もこれに似た技「真吾キック」を使うが、そちらは上記「R.E.D.KicK(独楽屠り)」の模倣ではなく完全な別技で、アントニオ猪木対タイガーキング(初代タイガーマスク)の試合におけるタイガーマスクのキックを真似たものという設定になっている。小説版『KOF2000 STRIKERS STRIKE BACK』(コメディ編)でネーミングの悪さを指摘されて激怒した京から「だからR.E.D.KicKの名前を勝手に変えたのか」と詰め寄られたエピソードでは、真吾が同様に「タイガーマスクの技をコピーした」と語り「R.E.D.KicK」の模倣であることを否定している。 ネスツの京-2が使うものは「R,E,Dキック」とさらに誤字が入っている。こちらもスタッフのミスではなく公式の設定で、ネスツが誤ってそのように技名登録をしたためとなっている。こちらは、『2002UM』ではさらに「,」が増えて「R,E,D,キック」となっている。 七百弐拾式・炎重(ほむらがさね) 使用者:草薙柴舟 炎を纏った掌底を上段に振り上げる技で、追加コマンド入力で逆の腕を同じように振り上げる。 九百拾式・鵺摘み(ぬえつみ) 使用者:草薙京、京-2 利き腕は相手の手足を掴められるよう手を開き対の肩口に添え、対の腕は拳を握るという「さばき」の型。前に屈み込むように両腕を構え、この時に相手の通常技を受けると、「外式・虎伏せ」か「外式・龍射り」のいずれかを決める、いわゆる「当て身投げ」属性の技。相手が攻撃をしてこなかった時は、突き上げ攻撃を繰り出す。 京-1の場合は通常技(しゃがみ強パンチ)として、また京-2の場合は「荒咬み」→「八錆」とつないだ時にキックボタンを入力すると、これの当て身不成立版(ただし、京-2のみ発火)が発動する。京-2に限り相手のガードを強制的に崩す効果を持つ。外式・虎伏せ(とらふせ) 使用者:草薙京 「鵺摘み」で添えた手で相手の下段攻撃をさばき、「砌穿ち」のような下段突きで叩き伏せる。 『'96』及び『2000』の一部攻略本では後述の「龍射り」と技名が入れ替わっている。 外式・龍射り(りういり) 使用者:草薙京 「鵺摘み」で添えた手で相手の上段の拳脚をさばき、「八錆」に似た動作で吹き飛ばす(もしくは地に叩き落とす)。 弐千式・変化の壱 地撃(ちげき) 使用者:草薙京 『'99EVO』のSP京・JUSTICEのストライカー動作。プレイヤー側から突進したあと、「闇払い」→突進して「琴月」の肘部分のみで攻撃して相手を吹き飛ばす。レベルによる違いは、威力と最後の吹き飛ばし後の追撃状態。 弐千式・変化の壱 水煙(すいえん) 使用者:草薙京 『'99EVO』のSP京・DARKのストライカー動作。プレイヤー側から「七拾八式」で登場。「闇払い」→「朧車」(この「朧車」は本来の2段目と3段目の間に「七拾八式」を挟む、4回攻撃)で攻撃したあと、挑発。レベルによる違いは「朧車」の攻撃回数。 蒼鬼(あおき) 使用者:京-1 踏み込みながら低い姿勢で左の肘を打ち込み、そのまま左肘を基点に半回転しつつ上方へ飛び上がり、炎を纏った右肘を打ち込む。他の草薙流の技(「琴月」の初段、「罰詠み」)を基に京-1が編み出した技であり、正規の草薙流の技ではない。 黒咬み(くろがみ) 使用者:京-1 京-1の特殊技で、炎を出さない「荒咬み」。 穂振(ほのふり) 使用者:京-1 これも京-1の特殊技で、炎を出さない「八錆」。発生は「黒咬み」よりも遅い代わりにしゃがみガード不可。
※この「草薙流」の解説は、「草薙流古武術」の解説の一部です。
「草薙流」を含む「草薙流古武術」の記事については、「草薙流古武術」の概要を参照ください。
草薙流
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/03 14:03 UTC 版)
(秘奥義) 裏百八式・大蛇薙(おろちなぎ) 使用者:草薙京、草薙柴舟、京-1 力を溜めてから前方へ手を振り、体を包み込むほどの量の炎で周囲を焼き払う。京がMAX版で使用する際は全身が炎に包まれ、「秘奥義」に昇華する。1800年前、この技でオロチを倒したことからこの名がついた。 京の場合は掲げた片手の先に炎を宿してから「喰らい」と言って「闇払い」と同じ動作で「やがれ!」と叫んで炎を払い、柴舟は正面を向いて両手を合わせてから「これで」と言って広げ、両掌の間に火の玉を生み出してから「終わりじゃ!」と叫んで環状に腕を振るう。 『XIII』では、ジャンプ中にも出せる「空中大蛇薙」が追加。『XIV』では片手を掲げるまでの腕の動きが細かく描写されるようになり、その分片手を掲げたポーズで力を溜める描写が短くなっている。 亜型百八式・闇払い改(やみばらい かい) 使用者:草薙京 (Another Style) 『KOFクロニクル』で使用。巨大な闇払いを放つ。京が日本チーム代表として「KOF」に参加するより前の頃に、自分なりのアレンジを研究中の段階で編み出した技。 裏百弐拾壱式・天叢雲(あめのむらくも) 使用者:草薙京(『XIII』でのNEO MAX超必殺技) 指先から直線状に炎を飛ばし、ヒットすると自身の後方から巨大な火柱(10ヒット)を発生させる。 技名の由来は草薙の剣の別名である「天叢雲剣」。 百八拾弐式 使用者:草薙京 式番号のみで個別名称が珍しく付けられておらず、『'99』版他と『2000』版他でそれぞれ異なる技になっている。 『'99』、『EX』、『2002UM』、『頂上決戦最強ファイターズ』では「毒咬み」のように高速で踏み込んで肘を打ち込み、「轢鉄」のショートアッパーを決める2段技となっている。 『2000』、『2003』、『XI』、『EX2』、『MI2』、『MIA』、『SVC CHAOS』、『NBC』では身体を捻り力を溜めてパンチを打つ。より力を溜めるとガードブレイク性能が付く。 『XIV』では、通常版が『'99』と同様の肘打ちからのショートアッパーによる2段技。MAX版は通常版の動作に加え、吹き飛んだ相手に対して『2000』以降の身体を捻り力を溜めたパンチを叩き込むタイプで追撃を行うという、『'99』版と『2000』版を組み合わせた技になっている。 同じ技名で異なる内容になっている理由は「四百弐拾七式・轢鉄」同様に不明。 弐百七拾五式・薙鎌(なぎかま) 使用者:草薙柴舟(『NEOWAVE』のMAX2) 巨大な火柱を発生させたあと、火柱に多段の「闇払い」を7回自動発射させる。 伍百弐拾四式・神塵(かむくら) 使用者:草薙京(『2001』ではMAX超必殺技。『2002』、『NEOWAVE』、『2002UM』ではMAX2。『XI』ではリーダー超必殺技) 相手の胸倉を掴んで爆発を浴びせたあとに全身に炎を纏いながら、『2001』では2回の「毒咬み」→2回の「荒咬み」→「毒咬み」→「罪詠み」→「罰詠み」→「鬼焼き」と繋ぐ技。また『XI』では「毒咬み」と「荒咬み」を交互に2回ずつ計4回放ち、「九傷」→「八錆」→「七拾五式・改」から「大蛇薙」を決める。コマンド投げに分類され、相手を掴むまでに若干のタイムラグがある。 ライバルである庵の「八稚女」発動時の台詞を京が叫ぶ。 伍百伍拾伍式・神威(かむい) 使用者:草薙京 気合を込めてから拳を地面に打ち付け、巨大な爆炎を噴出させる。溜めることでヒット数と威力が増加する。 千百弐拾七式・都牟刈(つむがり) 使用者:草薙柴舟 「荒咬み」から「炎重」につなげ、最後に「闇払い」の動作で火柱を立てる(MAX版では全身に炎を纏い、「鳳麟」につないだあとに火柱を立てつつ「鬼焼き」で舞い上がり追撃する)。後述の無式と技の流れが似ている。 技名の由来は草薙の剣の別名である「都牟刈の大刀」。 裏千百弐拾七式・八重垣(やえがき) 使用者:草薙京(『XIV』でのCLIMAX超必殺技) 「荒咬み」からアッパー→「鳳麟」とつなげ、最後に「鬼焼き」で打ち上げる。式数や技構成には「都牟刈」(MAX版)との共通点が見られるが、全身に炎を纏ってはいない。 技名の由来は草薙の剣の別名である「八重垣剣」。 千九百九拾九式・霧焔(きりほむら) 使用者:KUSANAGI 相手を指差し、「荒咬み」→「鬼焼き」の初段の肘打ち部分→ボディブローで浮かせたあと、拳を突き上げて爆発させる。『'99 EVOLUTION』における「霧島 翔」のストライカー動作「ロマンチックキリシマコンビネーション」を再現したものである。なお最後の爆発は相手にヒットした時のみ発生。 最終決戦奥義・無式(さいしゅうけっせんおうぎ・むしき) 使用者:草薙京、京-2 目の前に火柱を立ててから、その中を突っ切り、炎を全身に纏いながら多段化した(攻撃判定を持つ残像を伴った)連続攻撃を繰り出す。通常版は火柱→4回の「毒咬み」。MAX版は火柱→6回の「毒咬み」→1〜3回の「罪詠み」→3〜5回の「罰詠み」→1〜2段の「鬼焼き」(『CAPCOM VS. SNK』では火柱→4回の「毒咬み」→4回の「荒咬み」→2段の「鬼焼き」)。草薙家が、オロチが再び甦ることを予測して編み出した技である。 別名として「三神技之壱」(さんじんぎのいち)(『2003』でのリーダー必殺技)があり、『NBC』においては通常版を「無式・壱之段」(むしき・いちのだん)として使用している。また、クローン京の一人である「京-2」と「KUSANAGI」はそれぞれ「無式」・「最終決戦奥義・零式」(さいしゅうけっせんおうぎ・ぜろしき)としてこの技を使用しており、前者はオリジナルに比べ、無敵時間が無い(オリジナルには少なくとも火柱発生直前まで無敵時間がある)、攻撃発生が遅い(『2002UM』にて改善)という特徴がある。 『ザ・キング・オブ・ファイターズ京』では「愛するものを守りたいという想いが極限まで高まらないと会得できない技」とされており、この技を使えない柴舟は妻である静に「なぜあなたは使えないの?」と突っ込まれていた。 『'98』までは、技名のあとに「(三神技の壱)」(こちらは、"さんしんぎのいち")と表記されており、当時の開発者のインタビューでも、三神技の弐・参を含めた「三神技」全体を「無式」と表現し全て草薙の技であるとするコメントがあった。しかし『2003』で八神、神楽の両名が残りの「三神技」を使うことになり、無式も「三神技之壱」(さんじんぎのいち)とされている。これらは設定が変わったのか、別の技として扱っているのかは不明である。 「神技」の草薙流での位置付けに関する質問に、スタッフは「『神技』は他の技(表の式、裏の式、外式)とは別次元の技です。『神話(神)なる技』『幻の技』と呼ばれています」と回答している。また、旧SNK時代に発売されたドラマCDのドラマ中では「神拳」とも呼ばれている。 通常版を決めたあとに特定のコマンドを入力すると、京が決め台詞を言う。 最終決戦秘奥義・十拳(とつか) 使用者:草薙京 (ネスツスタイル京の『XIII』でのNEO MAX超必殺技) 大きく振りかぶって片手に炎を溜め、全身に炎を纏ってパンチを繰り出す突進技。ヒットすると画面全体に炎が燃え上がったあと、相手が燃えたままダウンする演出が入る。 技名の由来は十束剣(十拳剣、とつかのつるぎ)。 天羽々斬(あめのはばきり) 使用者:草薙京-1 「大蛇薙」の溜め動作から、無式のように焔を纏った「毒咬み」につなぎ、「大蛇薙」で締める。 技名の由来は神剣・天羽々斬(あめのはばきり)。 朱天祓(しゅてんばらい) 使用者:草薙京-1 「砌穿ち」の動作で、炎を地に渦巻かせた(1ヒット)上で前方に走らせる(1ヒット)飛び道具。 技名の由来はヤマタノオロチの子と言われる酒呑童子(朱天童子、しゅてんどうじ)を祓うという意味。 火迦具槌(ひのかぐつち) 使用者:草薙京-2 「琴月」の強化版。ダッシュしての「鳳麟」から焔を纏った「琴月 陽」につなげる。 技名の由来は火の神・カグツチ。 布都御霊(ふつのみたま) 使用者:草薙京-2 垂直に螺旋上昇、8ヒットする「鬼焼き」。追加入力で炎を纏った「R.E.D.KicK」を頂点で繰り出す。 技名の由来は神剣・布都御魂(ふつのみたま)。
※この「草薙流」の解説は、「草薙流古武術」の解説の一部です。
「草薙流」を含む「草薙流古武術」の記事については、「草薙流古武術」の概要を参照ください。
- 草薙流のページへのリンク