手斧とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 言葉 > 表現 > 手斧 > 手斧の意味・解説 

ちょうな〔てうな〕【×斧/×釿】

読み方:ちょうな

《「ておの」の音変化大工道具の一。直角に曲がった大きな平鑿(ひらのみ)に木製の柄をつけた鍬(くわ)形の斧(おの)。木材荒削りしたのち平らにするのに用いる。

手斧/釿の画像

て‐おの〔‐をの〕【手×斧】

読み方:ておの

ちょうな」に同じ。


手斧

読み方:チョウナ(chouna), テオノ(teono)

大工道具の一


手斧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 13:20 UTC 版)

ハンドアックス。刃の反対側が金槌状になっていないことに注意。
ハチェット。
旧東ドイツ製のキャンプ用手斧。

手斧(ておの)は、おもに片手で振る小型の[1]。おもに薪の小割りや枝払いなど、通常の両手で振るう斧よりも細かい作業に用いられる[1][2]ハンドアックス (hand axe)、ハチェット (hatchet) などとも称される[1]

ハチェット

英語の「hatchet」は、古フランス語の「hachete」すなわち「斧」を意味し英語の「axe」に相当する「hache」の指小辞であり、その起源はゲルマン語派に求められる。一方に鋭利な刃をもち、片手で打撃を加える道具であり、木の切断や分割に用い、刃の反対側は金槌状に加工されている。ハチェットは製材に使い、丸太の表面を平坦にするために用いられることもある。この目的用にハチェットの刃を加工したものはヒューイング・ハチェット (hewing hatchet) と称される[3]

ハンドアックスとハチェットは、しばしば同義の言い換えできる言葉として用いられるが、本来は全く同じものではない。ハンドアックスは、小型の斧で、刃の反対側には平坦な底部があるが、ハチェットは金槌の頭部が付いている[4]

ウィスコンシン歴史博物館に展示されているキャリー・ネイションの斧

中英語において、「hatchet」は戦闘用の斧を指して用いられていた[5]

脚注

  1. ^ a b c 手斧がひとつあると便利!おすすめのハンドアックス”. BE-PAL / 小学館 (2019年9月17日). 2021年4月18日閲覧。
  2. ^ キャンプで薪割りするなら手斧がイイ!おすすめ手斧12選から使い方まで”. CAMP HACK (2021年3月19日). 2021年4月18日閲覧。
  3. ^ How a Woodworker Uses a Hatchet”. Popular Woodworking. 2020年4月8日閲覧。
  4. ^ “The Difference Between an Axe And a Hatchet, Explained” (英語). Popular Mechanics. (2015年12月3日). http://www.popularmechanics.com/home/tools/how-to/a18403/whats-the-difference/ 2017年5月14日閲覧. "He defines a hatchet as simply, "a small one-hand axe used for chopping."" 
  5. ^ Results of Headword Search in Middle English Dictionary” (英語). quod.lib.umich.edu. 2017年8月18日閲覧。

関連項目

外部リンク


手斧

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/09 13:38 UTC 版)

バイオハザード7 レジデント イービル」の記事における「手斧」の解説

作業用小振りの手斧。体験版序盤一部イベントのみ使用可能。

※この「手斧」の解説は、「バイオハザード7 レジデント イービル」の解説の一部です。
「手斧」を含む「バイオハザード7 レジデント イービル」の記事については、「バイオハザード7 レジデント イービル」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「手斧」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ

手斧

出典:『Wiktionary』 (2021/08/16 00:02 UTC 版)

和語の漢字表記

 

  1. ておの参照
  2. ちょうな参照

「手斧」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。



手斧と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「手斧」の関連用語

手斧のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



手斧のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの手斧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのバイオハザード7 レジデント イービル (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Text is available under Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA) and/or GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblioに掲載されている「Wiktionary日本語版(日本語カテゴリ)」の記事は、Wiktionaryの手斧 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、Creative Commons Attribution-ShareAlike (CC-BY-SA)もしくはGNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS