纏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/21 18:30 UTC 版)
纏(まとい)とは、江戸時代に町火消の各組が用いた旗印の一種[1]。各組により様々な意匠が凝らしてある。概ね、上部に組を表す頭があり、馬簾(ばれん、上部から垂れ下がった細長い飾り)と呼ばれる紙や革製の房飾りがついて、手に持って振り上げたり回転させると踊るようになっている[2]。下部は木の棒の柄になっている。重量は15-20キログラム前後とかなり重いもので、担いで走ったり、持ったまま梯子に登る、屋根の上で振り回す等の取り扱いには、かなりの腕力が必要である。
- ^ “纒(まとい) - 一社江戸消防記念会”. www.edosyoubou.jp. 2024年2月21日閲覧。
- ^ a b のぼり、馬印、馬簾、纏の語源や歴史的な関係については、折口(1918年)に詳しい。
- ^ 内閣府中央防災会議、2004年、39頁
- ^ 臥煙については、内閣府中央防災会議(2004年、42–43頁)に若干の記述がある。
- ^ a b c d “消防雑学辞典 纏のいわれ”. 東京消防庁. 2014年6月14日閲覧。
- ^ 折口(1918年)に「まといを振りたてゝ、日傭人足の指図をした」とある。
- ^ 坪野進:金の火消は加賀の華◇伝統「加賀纏」唯一の職人 製作技術を次代につなぐ◇『日本経済新聞』朝刊2017年5月9日文化面
纏
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/25 16:31 UTC 版)
ぎぼし まとい 声の出演 - 土居裕子 新葛飾署交通課に勤務。夏春都の孫。両津勘吉の再従妹、中川圭一とは両津の弟の金次郎が中川の遠戚である霧ヶ谷景子と結婚したことにより遠い親戚の関係になっている。誕生日は4月30日。初登場時は19歳だったがすぐに誕生日を迎え20歳になった。血液型O型。身長173cm、体重50kg。スリーサイズは85・59・84。髪型はポニーテール。一人称は「あたし」。気が強く、男っぽい性格で男口調(登場初期は、女性らしい口調であった)。基本的には誰に対してもタメ口で、署長などの上司に対してもタメ口のため両津にあきれられ、言葉遣いを直すようにと夏春都からも注意された。但し、磯鷲剣之介に対しては敬語である。そのことで早矢に相談し、心が穏やかになるようにと箏と茶道を勧められ、後述の安全運転競技会の優勝でもらった署長ボーナス100万円で茶道具と箏を買い、両津に驚愕された。箏の腕は少しずつではあるが上達しているが、両津からも「女らしさに欠ける」「水着姿も色気が無い」などとよく言われる。実家は神田で寿司屋「超神田寿司」を営んでおり、兄に憂鬱(ゆううつ)、妹に檸檬(レモン)と蜜柑(ミカン)がいる。寿司屋という家柄から夜は12時就寝、朝は4時起床で、学生時代は学校にいつも一番乗りしている。化粧などはしておらず、洗髪にも卵シャンプーしか使わない。そのため身支度は両津よりも速い。制服にスニーカー姿がトレードマークで、冬服の時期でも上着を着ずに勤務している。 両津、夏春都、檸檬と比較すると常識的なほうだが、興味の無い事や身近過ぎる事には非常に無知で、時には両津を凌ぐほどの常識外れた粗暴な発言や行動をすることも多い。最新の情報機器や科学にも疎く、GoogleやLEDさえ知らなかった。そのため携帯電話は、夏春都のお古を使っていたが、機種に関するサービスが終了すると共に両津と新機種の購入を考えた結果、175-2から両津のiPhoneを永久借用している。また最初は、祭りで神輿の上に乗るという理由で浅草を田舎と称したこともある。彼女がメインヒロインを務めるエピソードは多く、しかも両津とは結婚寸前まで関係が進んだことがある(いとこ婚ならぬ「はとこ婚」)。 夏春都が彼の腕の確かさを見て薦めている事も理由の一つであるが、纏が勘吉の長所に惚れた事が最大の要因となっている(不良から纏を庇った事、いつも無愛想な檸檬を喜ばせた事など)。一方の両津も纏を意識しており、嫁よりお金に着目してしまう自分自身に疑問視していたり(+夫婦で寿司屋を営むと言った妄想も)、結婚寸前を機に今まで彼女を名字呼びしていたのを「纏」呼びに改めていたりと、お互い本気であった事が窺える。両津が両津家の人間と知った夏春都の猛反対や、さらに両津の両親(纏のいとこおじ・おば)の近親婚紛いへの困惑があるも、纏はそれでも夏春都の反対を押し切り両津と結婚しようとする。夏春都も(好きにしな)と承諾。しかし、擬宝珠家の資産に目が眩んだ両津の守銭奴ぶりを目の当たりにしたため破談になっている。作者曰く、「両さんと纏が本当に結婚したら、『こち亀』という作品自体にオチがついてしまう」「又いとこだったことを明らかにして、好き嫌いの関係とは違う身内どうしにしてしまったわけです」。作者によると、両津が誰かと結婚して家族を持ったらどうなるかというシミュレーションも兼ねてキャラクターを動かしているという(いわば疑似的な家族を持たせる目的)。 両津に対しては辛口の発言(特に超神田寿司絡みでは「口から産まれた根っからの詐欺師」「ペテン師」「言いなりになると破産する」など、半ば暴言に近い)が多いが嫌ってはおらず、2人で出かけたり、誕生日に不器用ながら手編みのマフラーを贈るなど、比較的仲は良好である。また麗子からは、大原や彼女がいない時の両津のお目付け役をたまに頼まれている。また彼女の登場に従い両津もツッコミキャラになることが多くなった。 ベーゴマ、メンコ、将棋がうまく、両津を負かすほど。少女時代は野球、学生時代はソフトボールをやっていて、ストレートは時速150kmを超える速球を投げる(両津は140kmなので彼よりも速い)。なぎなたも夏春都から教わっただけの自己流だが、磯鷲早矢と2時間以上戦っても決着が付かないほどの腕前を持っている。車の運転も得意で、パトカー、ミニパトの安全運転競技会で早矢と組んで警視庁代表となり、全国大会でも優勝している(しかし、両津の提案で葛飾署のミニパトがフェラーリ・エンツォフェラーリになったときに、右側のドアで両津の制服のズボンの裾をはさんで、そのまま20分間運転し続けた)。幼少期に民謡を習っていたため歌もまた非常に上手であるが、大人びた歌い方が恥ずかしいという理由でカラオケでは歌いたがらない。また幼少から母親に日本舞踊を習っていたという一面も持つ。逆に絵を描くのは苦手で、コーヒーカップを描かせた際は、正面と上部を同じアングルで描くという酷いもので、両津に「子供の描き方」と馬鹿にされている。『Kamedas2』には纏の描いた漫画が収録されているが、両津に「檸檬より下手」と酷評された。酒には弱く、日本酒1合で泥酔してしまう。兄の憂鬱とはプロレス技の掛け合いをしていたこともあり、酔った勢いで両津にネックロックを掛けて気絶させてしまったこともある。 名門校の桜稟大学付属高校卒。大学入試には合格していたものの、大学へ進むかどうか迷っていた。高校の卒業式の後に聖橋での白線流しをする際、御茶ノ水駅の電車のホームから川へ転落した子供を助けるため川へ飛び込み子供を無事助けた。纏は当たり前のことをしたと思っていたが感謝されて驚き、人を助けることはいいことだと感じ、早く社会に出て人のための仕事をしようと決めて警察官を選んだ。次の日交番に願書を出して、次の週試験で合格し警察学校に入学。警察から子供を救った感謝状をもらい、同署に来てくれと勧誘されたが葛飾署に卒配した。作者曰く、両津と対抗出来るライバルキャラとして登場させた。登場9年目の北京オリンピック開催時に日暮熟睡男との共演が実現しており、それまで日暮の存在を知らなかった。 第183巻第2話によれば、35年後には夏春都と共に日本橋で呉服店を営んでいる。 連続放送のアニメ終了後のスペシャルでは、夏春都や檸檬とは異なりアニメ最終回(第344話)のおまけを最後に『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE FINAL 両津勘吉 最後の日』(以下『こち亀 THE FINAL』)まで12年間登場しなかった。
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纏(テン)
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「HUNTER×HUNTER」の記事における「纏(テン)」の解説
オーラが拡散しないように体の周囲にとどめる技術。「纏」を行うと体が頑丈になり、常人より若さを保つことができる。
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「纏」の例文・使い方・用例・文例
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- あなたは昨日の議事録を纏めておいて下さい。
- 私がその資料を纏めて作成します。
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