特番時代第1期(2012年1月 - 2018年3月)
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「おやすみ日本 眠いいね!」の記事における「特番時代第1期(2012年1月 - 2018年3月)」の解説
第1回 2012年1月10日未明(9日深夜)放送。実際の放送時間は0:50 - 3:08(放送時間138分、番組表上の予定終了時刻は2:50)。25万「眠いいね!」達成で放送終了となった。 出演は宮藤、又吉の他、勝地涼、細野晴臣。細野は番組途中で眠くなってしまい、途中で退場した。 企画VTRとして、大河ドラマ『平清盛』に出演する加藤あい・りょう・松雪泰子が『平清盛』出演時の衣装のまま、ひたすら羊を数えるという「眠れる声の美女」が放送された。 なお、睡眠について学問的に答えるために医学博士がスタンバイしていたが、出演者が呼ぶのを忘れ、出番が全くなかった。 「日本眠いい昔ばなし」は『魚女房』と『桃太郎』。 第2回 2012年5月6日未明(5日深夜)放送。実際の放送時間は0:55 - 3:15(放送時間140分、番組表上の予定終了時刻は2:55)。30万「眠いいね!」達成で放送終了となった。 出演は宮藤、又吉の他、中村獅童、鈴木慶一。又吉が仕事の都合で遅れたため、番組冒頭のみあべこうじが又吉の代わりに出演した。 今回は、「眠いい街角」として、都内の3箇所(新宿のバッティングセンター、馬込のラーメン店、大塚のコインランドリー)に設置した定点カメラと、都内を回遊する中継車からの車窓映像を随時挿入した。 前回一度も呼ばれなかった医学博士がこの回もスタンバイしており、前回のお詫びも兼ねて宮藤らから電話で何度も呼ばれ、睡眠に関する話をした。 「日本眠いい昔ばなし」は『なまくら太郎』。 第3回 2012年9月3日未明(2日深夜)放送。放送時間は0:10 - 1:35(放送時間85分)。 9月3日がだいたいの学校の始業式と睡眠健康推進機構(公益財団法人 精神・神経科学振興財団)の定めた「睡眠の日」にあたるため放送日に決定したが、この日がNHKが全国で定期的に実施している「放送設備の保守・点検のための放送休止」と重なってしまったため、放送時間を延長することができず、シリーズで初めて放送時間が前述の時間帯で固定されることになった。このため、放送終了時間を決める「眠いいね!」ボタンを押したときには、押された数によってスタジオの照明がだんだん暗くなるというこれまでとは違う演出が行われ、15万「眠いいね!」達成でスタジオ内が真っ暗になった(最終的に25万「眠いいね!」まで到達)。 出演は宮藤、又吉の他、田辺誠一、矢野顕子。矢野は生歌も披露した。 「日本眠いい昔ばなし」は『こんな晩』。 第4回 2013年1月7日未明(6日深夜)放送。放送時間は0:35 - 3:58(放送時間は203分、番組表上の予定終了時刻は2:35)。今回はNHK-FM放送でも同時放送し、テレビ終了後も「反省会」と称してラジオ限定の延長放送を行った(1:00から飛び乗り、反省会を含めて4:05までの放送。ラジオ深夜便は番組終了後からの短縮放送)。 出演は宮藤、又吉の他、小池徹平、早川義夫。早川は生演奏も披露した。 今回の放送では80万の「眠いいね!」を目標としたこともあり、放送時間が番組史上最長時間となり、最大放送可能時間の4:05まであとわずかまで迫った。今回の放送では目標の「眠いいね!」を達成すると、スタジオ内にシャボン玉が流れるという演出があったが、2時間半かけて50万「眠いいね!」を記録後、80万「眠いいね!」に到達する前に誤ってシャボン玉が流れるというアクシデントが起きた。なお、今回は市原悦子の声による「眠いいね!」も用意されており、運が良ければ「眠いいね!」ボタンを押して市原版を聴くことができた。 「日本眠いい昔ばなし」は香川県の『おおきな旅』。「眠いい街角」の中継は、都内の3箇所(板橋のタクシー会社、西蒲田の美容室、池袋のボウリング場)に設置した定点カメラと、都内を回遊する中継車からの車窓映像。 第5回 2013年4月1日未明(3月31日深夜)放送。放送時間は0:30 - 3:10(放送時間は160分、番組表上の予定終了時刻は2:30)。50万「眠いいね!」達成で放送終了となった。 出演は宮藤、又吉の他、生田斗真、遠藤賢司。遠藤は生演奏も披露した。 今回も前回同様、NHK-FM放送での同時放送を行った(1:00から飛び乗り、反省会を含めて3:20まで放送、引き続き4:00まで「おやすみ日本」のセレクトした音楽を放送)ほか、同時間帯にNHKラジオ第1放送で放送している『ラジオ深夜便』のスタジオを出演者が生訪問するコラボレーション企画を実施、この日のアンカー・明石勇が出演して一時的に3波同時放送となった。 企画VTRとして、第1回以来の「眠れる声の美女」を放送。今回は、宮藤が脚本を手がけ、放送日(4月1日)が初回となる連続テレビ小説『あまちゃん』に出演する能年玲奈と橋本愛が、羊ならぬウニを数える様子が放送された。 「日本眠いい昔ばなし」は『海の果て』。 第6回 2013年9月22日未明(21日深夜)放送。今回は編成上の都合により、放送時間が通常より遅い1:20 - 3:20(放送時間は120分、番組表上の予定終了時刻は2:50)となったことから、「おやすみ日本 眠いいね! の生予告」と題して、21日23:30 - 24:00の枠で事前告知番組を放送した。60万「眠いいね!」達成で放送終了となった。 出演は宮藤、又吉の他、片桐はいり、森山良子。森山は生演奏も披露した。 今回は宮藤が脚本を手がけた連続テレビ小説『あまちゃん』の最終週直前にあたったことから『あまちゃん』に関連した企画が複数盛り込まれ、『あまちゃん』のキャスト(小池徹平、荒川良々、村杉蝉之介)の電話による生出演があったほか、『あまちゃん』のロケ地である岩手県久慈市の人々がスタジオ内でドラマにもたびたび登場したまめぶ汁を作る企画があったほか、さらに「眠いい街角」の中継は六本木のケバブレストランからの中継であった。 「日本眠いい昔ばなし」は『桃の子太郎』。 第7回 2014年5月9日未明(8日深夜)放送。放送時間は1:00 - 3:40(放送時間は160分、番組表上の予定終了時刻は3:00)。今回から「眠いいね!」ボタンがスマートフォンやタブレット端末にも対応するようになったことから「眠いいね!」の増加の勢いがこれまでに比べて大きくなり、初の100万超えとなる130万「眠いいね!」達成で放送終了となった。90万に達した時点で、牛乳やバナナを使った、眠くなる飲み物が振る舞われた。 出演は宮藤、又吉の他、塚地武雅、由紀さおり。由紀は生歌も披露したが、これまでのゲストのような弾き語りではなく、ジャズトリオ(ピアノ:佐山雅弘、ベース:川村竜、ギター:馬場孝善)をバックにしたライブ演奏となった。 7回目にして初めて「平日(木曜日)の夜」(金曜日の未明)に放送することになった。これは、木曜日夜のコントバラエティ番組『LIFE!〜人生に捧げるコント〜『とのコラボレーション企画を行うためで、宮藤が同番組にゲスト出演した返礼として企画されたもの。『LIFE!』のレギュラーである塚地が出演するほか、『LIFE!』放送直後の22時43分から2分間の「生予告」を行う。また、内村光良が「眠れる声の美女」ならぬ「眠れる声の座長」としてVTR出演(黒子役で坪倉由幸も出演)。「眠いい街角」の中継は江戸川区の葛西臨海水族園にある、東京湾の生態系を再現した水槽からの中継であった。 「日本眠いい昔ばなし」は福井県の『猿ヶ島』。 第8回 2014年10月13日未明(12日深夜)放送。放送時間は0:50 - 3:35(放送時間は165分、番組表上の予定終了時刻は3:20)。今回からメッセージだけではなく、画像の投稿を受け付けるようになった。 台風19号が日本に接近中であり、TVのデータ放送と台風情報のL字テロップが干渉する可能性があったことから「眠いいね!」ボタンは公式サイト(PC・スマートフォン・タブレット)のみ有効とするとともに、台風情報を画面右下で表示し、毎正時には15 - 18分程度のニュースを挿入した。 スマートフォン・タブレットの「眠いいね!」ボタンに連打機能を実装したことから最初のニュース明け(1:17頃)の時点で680万以上の「眠いいね!」が集まるなど前回以上のハイペースで「眠いいね!」が集まったため、当初目標を4000万としたものの、途中のニュース中断や、スマートフォン画面の不具合などで勢いが鈍り、3時(前日27時)のニュース明けのタイミングで2500万に変更、そこから20分と経たずに終了した。なお、スタジオのカウンターも今回から8桁表示可能なものにリニューアルされ、目標達成時に色が変わる演出がされた。 出演は宮藤、又吉の他、Char、トリンドル玲奈。Charは生演奏も披露し、宮藤もギターで参加した。 番組後半には東京オリンピック開催から50周年を記念し、1964年当時の世相を映した映像を流した。 「眠いい街角」は1964年に完成した首都高速道路平和島パーキングエリア(上り線)の自動販売機スペースから。「日本眠いい昔ばなし」は和歌山県の『きんぷくりんとかんぷくりん』。 第9回 2015年2月15日未明(14日深夜)放送。放送時間は0:50 - 3:00(放送時間は130分、番組表上の予定終了時刻は2:50)。前回よりわずかに多い2510万「眠いいね!」達成で放送終了となった。 出演は宮藤、又吉の他、星野源、麻生久美子。星野は生演奏も披露した。 今回の「眠いい街角」は新たな企画として、都内某所(番組内で渋谷駅前であることを公表)に「眠いい電話BOX」と題した電話ボックスを設置し、スタジオの宮藤らとつないで直接「眠れない声」を聞く試みが行われた。また、「眠れない“告白”動画」として14秒の動画の投稿を受け付けたが、応募がわずか3通しかなく(うち2通は以前の回で出演した田辺誠一と中村獅童)、すべての応募者の動画が放送された。 「日本眠いい昔ばなし」は鹿児島県の『竜宮女房』。 第10回 2015年8月2日未明(1日深夜)放送。放送時間は0:50 - 3:25(放送時間は155分、番組表上の予定終了時刻は3:30)。3710万「眠いいね!」達成で放送終了となった。 出演は宮藤、又吉の他、森山直太朗、吹石一恵。森山は生演奏も披露した。 今回は「眠いいざこね」と題して、視聴者10名程度(NHKネットクラブプレミアム会員限定)をスタジオに招き、スタジオ内で“雑魚寝”してもらおうという企画が行われた。放送中のスタジオの一角に雑魚寝スペースが設けられ、宮藤らのスペースとはカーテンで仕切られていた。「眠いい電話BOX」はスタジオ内に置かれ、雑魚寝参加者と電話でつないだ。 放送10回目を記念して、「眠いいお祝い動画」として、過去の出演者の細野晴臣、Char、星野源、矢野顕子、麻生久美子、市原悦子から動画メッセージが寄せられたほか、田辺誠一から絵のメッセージが寄せられた。星野や麻生からは又吉の芥川賞受賞のお祝いも寄せられた。 「日本眠いい昔ばなし」は戦後70年関連企画の「日本眠いいちょこっと昔ばなし」として、戦後の若者文化を過去の資料映像で紹介した『太陽とタケノコと若者』。 SPで放送終了時間が予定よりも前倒しされたのは現在この回のみである。 第11回 2015年12月29日放送。放送時間は23:25 - 12月30日1:50(放送時間は145分、番組表上の予定終了時刻は12月30日1:25)。2015万「眠いいね!」達成で放送終了となった。 「モヤモヤ年忘れSP」のサブタイトルが付き、初の「日付またぎ放送」となった。第10回に続き「眠いいざこね」も行われた他、初の試みとして生放送中に番組の裏側を「まもなく眠いいね」のタイトルで動画配信した。 出演は宮藤、又吉の他、向井秀徳、桐谷健太、羽田圭介。羽田はサプライズゲスト扱いで途中から出演。 番組内でムロツヨシに関する投稿が紹介されたのを受けて、番組を見ていたムロ本人から番組に電話がかかり、のちにムロがスタジオに登場して番組途中まで飛び入り出演した。 「日本眠いい昔ばなし」は「とある国(本編では「ニッポン村」)の2015年のはなし」として『真っ白騒動』。 第12回 2016年4月10日未明(9日深夜)放送。放送時間は0:50 - 3:25(放送時間は155分、番組表上の予定終了時刻は2:50)。2016万「眠いいね!」を3:18に達成し放送終了となった。 公式サイト上では「モヤモヤ春らんまんSP」、番組表上は「春のウララの眠いいね!」のサブタイトルがつけられている。 出演は宮藤、又吉の他、坂井真紀、峯田和伸。峯田は安藤裕子に提供した『骨』(9thアルバム「頂き物」に収録)の弾き語り生演奏も披露した。ビデオコメントで長瀬智也も登場。 前々回・前回に引き続き「眠いいざこね」が行われ、指名された時に寝ていない参加者は「眠いい電話BOX」からつなぎ、参加した。当日の前座番組である『着信御礼!ケータイ大喜利』に宮藤が本番組のスタジオから出演するコラボレーションを行った。初企画『ネットde眠いいね』と題し、放送中の番組の舞台裏をあべこうじの実況により公式サイトから生配信された。 「世界眠いい昔ばなし」は『オシーン』で、日本の『浦島太郎』に似たアイルランドの話。 第13回 2016年6月19日未明(18日深夜)放送。放送時間は0:50 - 3:25(放送時間は155分、番組表上の予定終了時刻は2:50)。2018万「眠いいね!」達成で放送終了となった。 今回はNHKの18歳応援プロジェクト「ムズムズエイティーン」とのコラボレーション企画「18歳のムズムズSP」として放送され、「ムズムズ動画」として安藤サクラ・壇蜜・皆川猿時からの投稿動画が放送された。 出演は宮藤、又吉の他、長瀬智也、ROLLY。ROLLYは生ライブを披露した。 「日本眠いい昔ばなし」は『亀の遠足』。 第14回 2017年12月23日・24日に放送。放送時間は23日23:35 - 翌0:00・24日0:05 - 2:31(放送時間は中断時間の5分を除き、171分。番組表上の予定終了時刻は24日2:00)。5000万『眠いいね!』で放送終了。 1年半ぶりの放送となる今回は「実は祝5周年でしたSP」と題して、過去の出演ゲストから細野晴臣、勝地涼、鈴木慶一、中村獅童、矢野顕子、森山直太朗、羽田圭介、向井秀徳、峯田和伸、坂井真紀が出演。 市原悦子が病気療養中だったため、「眠いい昔話」の代わりにスタッフによる5年間の振り返りVTRが放送された。市原は番組内にコメントを寄せる形で参加した。 スタジオでは、ねらわれた学園による『守ってあげたい』と、森山直太朗による『どこもかしこも駐車場』の弾き語りが披露された。 第15回 2018年3月21日・22日に放送。放送時間は21日23:15 - 23:50・22日0:05 - 1:40(放送時間は中断時間の15分を除き、130分。番組表上の放送時間は21日23:15 - 23:50・22日0:05 - 1:30)。前回と同じく5000万眠いいねで放送終了。 特番としては最後の放送で、翌4月より月1回のレギュラー放送となることを記念して「レギュラー決定!おめでとうSP」と題して放送。 出演は宮藤、又吉の他、ピエール瀧、山口一郎。また、山口に急遽呼び出された藤原ヒロシが22日0時台から飛び入り参加。 山口は21日23時台に『新宝島』、放送終了が決定した22日0時台の最後に『グッドバイ』(藤原ヒロシとの共演)をそれぞれアコースティックギターでの弾き語りで披露。山口はテレビの音楽番組でアコギをほとんど用いないため、異例の演奏シーンでもあった。 第10回以降恒例となっていた「眠いいざこね」は今回は行われず、代わりにセットに足湯を設置した「眠いい足湯」が行われた。 この回の「日本眠いい昔話」ナレーション収録で市原悦子が1年5ヶ月ぶりに仕事復帰。兵庫県の民話である「亀の使い」が放送された。 第9回以来の10分延長であり、あらかじめ終了時間が固定されていた第3回を除いて、特番としての放送では最も早く放送が終了した。
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